2ドアの冷蔵庫 徹底比較 2026年版|入る量、冷凍の広さ、電気代で選び分ける6機種
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今回比較するのはこちらの6機種
三菱電機冷蔵庫 2025年モデル(MR-P15M)
- 定格内容積146 L
アイリスオーヤマスキマックス 2026年モデル(KUSN-SS9A)
- 定格内容積91 L
ツインバード冷蔵庫 2025年モデル(HR-E914W)
- 定格内容積140 L
AQUALOOC 2026年モデル(AQR-FD7B)
- 定格内容積72L
ハイアール冷蔵庫 2026年モデル(JR-MV20A)
- 定格内容積201 L
ハイセンス冷蔵庫 2025年モデル(HR-D260KW)
- 定格内容積257 L
項目ごとの比較
定格内容積
定格内容積は、冷蔵室や冷凍室などを合わせた庫内全体の容量を示す値です。この数字が大きいほど、食品や飲み物をまとめてしまえる量が増えるわけです。
容量が大きければ、まとめ買いや作り置きをしても詰め込まずに済みます。その反面、最も大きいハイセンス HR-D260KWは本体質量も年間消費電力量も表の中でいちばん大きく、入る量と引き換えに重さと電気の使用量を背負っているといえます。また、三菱電機 MR-P15Mの146 Lとツインバード HR-E914Wの140 Lは6 Lしか違わないので、この2機種は容量以外の項目で比べたほうが早く決まるでしょう。
家族の分までまとめてしまいたいなら、201 Lのハイアール JR-MV20Aか257 LのハイセンスHR-D260KWが候補になるでしょう。一人分の食材と飲み物が収まれば十分という人なら、72LのAQUA AQR-FD7Bのような小さめの機種でも困らないかもしれません。
冷蔵室の容積
冷蔵室の容積は、飲み物や野菜、日々の食材を冷やしておく部屋の広さを表す値です。総容量が同じくらいでも、冷凍室とどう分け合っているかで使い勝手は変わってくるのです。
冷蔵室が広ければ、作り置きのおかずや買い置きの飲み物を並べても余裕が残ります。ただ、総容量の近い機種どうしでは、冷蔵室を広く取るほど冷凍室は小さくなりやすい関係にあります。三菱電機 MR-P15Mとツインバード HR-E914Wがちょうどその例で、冷蔵室はMR-P15Mが8L広く、冷凍室はHR-E914Wが2L大きいといえます。
冷蔵側の広さを重視するなら、173Lのハイセンス HR-D260KWと133Lのハイアール JR-MV20Aが有力でしょう。飲み物と少しの食材を冷やせれば足りる一人暮らしなら、44LのAQUA AQR-FD7Bでも間に合うかもしれませんね。
冷凍室の容積
冷凍室の容積は、冷凍食品や小分けにした肉・ごはん、氷などをどれだけ保存しておけるかを示す値です。まとめ買いや作り置きを冷凍で回している家庭ほど、この数字が効いてきますよね。
冷凍室が大きければ、まとめ買いした冷凍食品や作り置きを詰め込まずにしまえるので、買い物の回数を減らしやすくなります。反対に、三菱電機 MR-P15Mやツインバード HR-E914Wのように冷凍室が表の中で小さめの機種は、冷凍食品を少し買い足しただけでいっぱいになりやすいでしょう。冷凍をどれだけ使う暮らしかによって、この差の重みはずいぶん変わってくるはずです。
冷凍室の広さを最優先するなら、91Lのアイリスオーヤマ KUSN-SS9Aが第一候補になるでしょう。それに続く84Lのハイセンス HR-D260KWや68Lのハイアール JR-MV20Aも、冷凍のストックを多めに持つ家庭なら比べてみてください。
本体質量
重い機種ほど、搬入や引っ越し、掃除のために動かすときの負担は大きくなります。最も重いハイセンス HR-D260KWと最も軽いAQUA AQR-FD7Bでは22 kgの差があり、引っ越しのたびにこの差を感じることになるでしょう。ただし重さは容量と単純には比例せず、ツインバード HR-E914Wは容量が大きいのに、アイリスオーヤマ KUSN-SS9Aより5 kg軽いのです。
引っ越しが多い人や、設置後も掃除のために動かしたい人なら、30㎏のAQUA AQR-FD7Bや34 kgのツインバード HR-E914Wが扱いやすいでしょう。入る量を優先してハイアール JR-MV20AやハイセンスHR-D260KWを選ぶなら、その重さは容量と引き換えのものと考えておくのがよさそうです。
年間消費電力量
年間消費電力量は、決められた条件で1年間使い続けたときに冷蔵庫が使う電気の量を示す値です。冷蔵庫は一日中動き続ける家電なので、ここが小さいほど毎月の電気代を抑えられるわけです。
表の中で最も小さいのはツインバード HR-E914Wの232 kWhで、最も大きいハイセンス HR-D260KWとは102 kWhの差があります。もっとも、HR-D260KWは容量も最大なので、たくさん入る分だけ電気を使うのはある程度しかたのないところです。見逃せないのは三菱電機 MR-P15Mで、容量の近いHR-E914Wより68 kWh多く、容量で上回るハイアール JR-MV20Aと比べても42 kWh多くなっています。
電気代をできるだけ抑えたいならツインバード HR-E914Wがいちばん有利で、大きめの容量も欲しい場合はハイアール JR-MV20Aが容量と電気の使い方のつり合いがよいといえます。三菱電機 MR-P15Mは、容量のわりに電気を多く使う機種として受け止めておくとよいでしょう。
省エネ基準達成率
省エネ基準達成率は、国が定めた省エネ基準をどこまで達成しているかを示す割合で、100%なら基準をちょうど満たしていることになります。年間消費電力量が電気の量そのものを示すのに対し、こちらは容量などに応じて決められた基準と比べた効率を表すのです。
達成率が高い機種ほど、その大きさの冷蔵庫としては電気を効率よく使えていると読めます。表の中ではツインバード HR-E914Wの130%が最も高く、アイリスオーヤマ KUSN-SS9Aの124%、ハイアール JR-MV20Aの123%がそれに続きます。一方、三菱電機 MR-P15Mの101%とハイセンス HR-D260KWの100%は基準を満たす水準にとどまり、効率の面では見劣りするといえます。
大きさの割に電気を効率よく使う機種を選びたいなら、HR-E914W、KUSN-SS9A、JR-MV20Aの3機種から考えるとよいでしょう。なかでもJR-MV20Aは容量が大きいうえに達成率も高く、入る量と省エネを両立させたい人に向くはずです。
持ち運びやすさは容量ではなく本体質量で見ましょう
定格内容積と本体質量を並べると、おおむね容量の大きい機種ほど重くなっています。いちばん軽いAQR-FD7Bは30㎏、いちばん重いHR-D260KWは52 kgで、両者の差は22kgあります。
定格内容積が201 LのJR-MV20Aも44 kgあり、大きめの2機種はどちらもひとりで動かすには重い部類に入るといえるでしょう。
ただし、この傾向には例外があります。KUSN-SS9Aは定格内容積が91 Lと小さめなのに本体質量は39 kgで、定格内容積の大きいMR-P15M(35 kg)やHR-E914W(34 kg)より重くなっています。
容量が小さければ軽いとは限らない、というわけですね。
一人暮らしだと、引っ越しの機会も多いですよね。運び出しや運び込みの負担を気にするなら、容量の数字ではなく本体質量を見比べておくのが確実でしょう。
大きい冷蔵庫ほど電気を多く使うとは限りません
冷蔵庫は小さいほど電気代も安いと考えがちですよね。ところが年間消費電力量がいちばん少ないのは定格内容積140 LのHR-E914Wで、いちばん小さいAQR-FD7Bよりも8kWh少ないのです。
同じことは、もう少し大きい機種どうしでも起きています。定格内容積201 LのJR-MV20Aは年間消費電力量が258 kWhで、146 LのMR-P15Mより42kWh少なく、省エネ基準達成率も123%(2021年度)と101%(2021年度)で大きく開いています。
容量が55L大きいのに電気の使用量は抑えられているわけですから、大きさを理由に省エネをあきらめる必要はないといえます。
反対に、いちばん大きいHR-D260KWは年間消費電力量も6機種で最も多く、入る量と電気の使用量の両方で並んだ機種の先頭に立っています。容量で候補を絞ったら、次に年間消費電力量を見比べる順番で選んでみましょう。
冷凍室の大きさは定格内容積の順番どおりではありません
冷凍室の容積を大きい順に見ると、KUSN-SS9Aの91L、HR-D260KWの84L、JR-MV20Aの68Lと続きます。定格内容積では6機種中5番目のKUSN-SS9Aが先頭に立っているのは、少し意外ですよね。
定格内容積と冷凍室の容積が同じ91 Lという、冷凍を中心に据えた機種だからこそといえます。
定格内容積が近いMR-P15MとHR-E914Wでも、中身の振り分け方は少し違います。定格内容積はMR-P15Mのほうが6L大きいものの、冷凍室はHR-E914Wのほうが2L大きく、冷蔵室はMR-P15Mのほうが8L大きくなっています。
差はわずかですが、冷蔵側に容量を寄せたMR-P15Mと、冷凍側に少し余裕を持たせたHR-E914Wという違いが読み取れるわけです。
冷蔵の食材が多いか、冷凍の買い置きが多いかは、暮らし方によって変わります。ふだんの買い物かごに冷凍品がどれくらい入っているかを思い浮かべながら、定格内容積だけでなく冷凍室の容積にも目を向けてみてください。
まとめ
家族の食材をまとめて入れたいなら定格内容積が257 LのHR-D260KW、冷凍食品をたくさん入れたいなら冷凍室の容積が91LのKUSN-SS9Aを選ぶとよいでしょう。電気代を抑えたいなら、年間消費電力量が232 kWhと6機種でいちばん少ないHR-E914Wが第一候補になります。
ただし容量がいちばん大きいHR-D260KWは年間消費電力量もいちばん多いため、たっぷり入ることと電気代の少なさのどちらを優先するかで答えが分かれるといえます。
目的別に選ぶなら
家族の食材をまとめて入れたい
ハイセンス 冷蔵庫 2025年モデル(HR-D260KW)
| 定格内容積 | 257 L |
|---|
HR-D260KWの定格内容積は257 Lで、2番目に大きいJR-MV20Aとも56Lの差があります。冷蔵室が173L、冷凍室が84Lとどちらにも余裕があるので、週末にまとめ買いした食材や作り置きを冷蔵と冷凍に振り分けても、詰め込みすぎずに収められるでしょう。
二人暮らしで自炊が多い家庭や、これから家族が増える見込みのある家庭なら、この余裕が買い物の回数を減らす助けになるはずです。
冷凍食品をたくさん入れたい
アイリスオーヤマ スキマックス 2026年モデル(KUSN-SS9A)
| 冷凍室の容積 | 91L <66L> |
|---|
KUSN-SS9Aの冷凍室の容積は91Lで、2番目に大きいHR-D260KWとの差は7Lです。定格内容積が257 LあるHR-D260KWよりも冷凍室は大きいわけですから、冷凍に使える容量を何より優先した機種といえます。
定格内容積の91 Lと冷凍室の容積が同じ値なので、冷凍食品や小分けにした肉・ごはんをまとめてストックしておく1台として考えるとよいでしょう。
電気代を抑えたい
ツインバード 冷蔵庫 2025年モデル(HR-E914W)
| 年間消費電力量 | 232 kWh |
|---|
HR-E914Wの年間消費電力量は232 kWhで、2番目に少ないAQR-FD7Bとは8kWh、いちばん多いHR-D260KWとは102kWhの差があります。省エネ基準達成率も130%(2021年度)と並んだ機種の中で最も高く、省エネ性能の高さはどちらの数字にも表れているわけです。
冷蔵庫は一年中電源を入れたまま使う家電ですから、この差は毎月の電気代に少しずつ積み重なっていくでしょう。
どれを選ぶべきか
三菱電機冷蔵庫 2025年モデル(MR-P15M)
定格内容積は146 Lで、冷蔵室はHR-E914Wより8L大きい100Lあるため、冷蔵の食材を中心に入れたい一人暮らしや二人暮らしに向くでしょう。弱いところは省エネ面で、年間消費電力量は300 kWhと6機種で2番目に多く、定格内容積の近いHR-E914Wより68kWh多いうえ、省エネ基準達成率も101%(2021年度)にとどまります。
冷凍室も46LとHR-E914Wより2L小さいので、冷凍食品をよく買う人はほかの機種の冷凍室と見比べてみてください。
アイリスオーヤマスキマックス 2026年モデル(KUSN-SS9A)
冷凍食品やまとめ買いした肉・魚を凍らせてストックしておきたい人に向く機種です。ただ本体質量は39 kgあり、定格内容積が91 Lと小さめなわりに、146 LのMR-P15Mや140 LのHR-E914Wより重くなっています。
年間消費電力量は264 kWh、省エネ基準達成率は124%(2021年度)で、電気代の面では6機種の中ほどといえます。
ツインバード冷蔵庫 2025年モデル(HR-E914W)
毎月の電気代をできるだけ抑えたい人に、まず検討してほしい機種です。年間消費電力量と省エネ基準達成率はどちらも並んだ機種の中で最も良く、本体質量も34 kgとAQR-FD7Bに次いで軽いのは心強いところです。
一方で冷凍室は48Lなので、冷凍食品を多めに買い置きする使い方では手狭に感じる場面があるかもしれません。
AQUALOOC 2026年モデル(AQR-FD7B)
定格内容積は72Lで6機種の中でいちばん小さい代わりに、本体質量も30㎏といちばん軽く、引っ越しのときの運び出しの負担が少ない機種といえます。年間消費電力量もHR-E914Wに次いで少なく、その差は8kWhにとどまります。
冷蔵室は44Lなので、毎日自炊する人には手狭かもしれませんが、飲み物や少しの食材を冷やせれば十分という人にはちょうどよいでしょう。
ハイアール冷蔵庫 2026年モデル(JR-MV20A)
定格内容積は201 Lで6機種の中で2番目に大きいのに、年間消費電力量は258 kWhと、定格内容積146 LのMR-P15Mより42kWh少なく済みます。省エネ基準達成率も123%(2021年度)あり、たっぷり入ることと電気代の両方を気にする二人暮らしに向く機種といえるでしょう。
弱いところは本体質量で、44 kgとHR-D260KWに次いで重いため、引っ越しの多い人には運び出しの手間が気になるかもしれません。
ハイセンス冷蔵庫 2025年モデル(HR-D260KW)
二人暮らしで自炊やまとめ買いが多い家庭や、これから家族が増える見込みのある人に向く機種でしょう。ただし年間消費電力量は334 kWhで6機種の中で最も多く、省エネ基準達成率も100%(2021年度)で、MR-P15Mの101%(2021年度)と並んで低めの値です。
本体質量も52 kgといちばん重いので、入る量の多さと引き換えに、電気代と運びやすさを譲る1台といえます。



