徹底比較で選ぶ理由が、しっかりわかる

掃除機

三菱電機の新型TC-FJ2Fは買い?|容積・軽さ・静かさで見比べる紙パック掃除機5機種

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今回比較するのはこちらの5機種

三菱電機Be-K 2026年モデル(TC-FJ2F)

  • 発売2026年3月
  • 質量本体質量:2.5kg 標準質量:3.7kg(ホース・パイプ・タービンブラシ含む)
三菱電機Be-K 2026年モデル(TC-FJ2F)

三菱電機Be-K 2025年モデル(TC-FJ2E)

  • 発売2025年2月
  • 質量本体質量:2.4kg 標準質量:3.6kg(ホース・パイプ・タービンブラシ含む)
三菱電機Be-K 2025年モデル(TC-FJ2E)

日立かるパック 2026年モデル(CV-KP300R)

  • 発売2026年8月
  • 質量2.7(4.2)kg
日立かるパック 2026年モデル(CV-KP300R)

パナソニック掃除機 2026年モデル(MC-PJL25A)

  • 質量2.9kg(本体のみ) 4.2kg(ホース・伸縮自在延長管・床用ノズル含む)
パナソニック掃除機 2026年モデル(MC-PJL25A)

AQUA掃除機 2025年モデル(AQC-CT1A)

  • 質量2.9㎏(本体のみ) 4.3㎏(ホース、パイプ、床用ノズル含む)
AQUA掃除機 2025年モデル(AQC-CT1A)

項目ごとの比較

集じん容積

三菱電機Be-K 2026年モデル(TC-FJ2F)1.5 L節水
三菱電機Be-K 2025年モデル(TC-FJ2E)1.5 L節水
日立かるパック 2026年モデル(CV-KP300R)1.3L
パナソニック掃除機 2026年モデル(MC-PJL25A)1.3 L
AQUA掃除機 2025年モデル(AQC-CT1A)0.6L

集じん容積は、紙パック1枚にためておけるごみの量を示す値です。大きいほど交換までの間隔が延びるので、紙パックを替える手間も、買い足す回数も減らせるわけです。

三菱電機の TC-FJ2F と TC-FJ2E は1.5 L で、日立 CV-KP300R(1.3L)やパナソニック MC-PJL25A(1.3 L)より0.2 L 多くためられます。AQUA AQC-CT1A は0.6L で、三菱電機の2機種より0.9 L 少ないぶん、紙パックがいっぱいになるまでの間隔は短くなるといえます。一方で TC-FJ2F と TC-FJ2E の容積は同じですから、新型を選んでも交換の回数が減ることはありません。

紙パックの交換をできるだけ減らしたいなら、三菱電機の TC-FJ2F・TC-FJ2E が向いているでしょう。AQUA AQC-CT1A を選ぶ場合は、こまめな交換を苦にしないかどうか、一度考えてみてください。

吸込口・ヘッド

三菱電機Be-K 2026年モデル(TC-FJ2F)エアタービン式
三菱電機Be-K 2025年モデル(TC-FJ2E)エアタービン式
日立かるパック 2026年モデル(CV-KP300R)自走機能
クルッとヘッド
ペタリンコ構造
からまん機構
回転ブラシ
ワンタッチ着脱
水洗い対応
モーター駆動方式
からまんブラシ
2アングル形状
パナソニック掃除機 2026年モデル(MC-PJL25A)エアタービン式
AQUA掃除機 2025年モデル(AQC-CT1A)記載なし

エアタービン式は、吸い込む空気の流れを使ってヘッドのブラシを回す方式です。モーター駆動方式はヘッドに組み込んだモーターでブラシを回すので、吸い込む力とは別にブラシを動かせるところが大きな違いなのです。

エアタービン式の TC-FJ2F・TC-FJ2E とパナソニック MC-PJL25A は、ヘッドにモーターを持たないぶん仕組みが簡素です。その一方で、ブラシの回り方は吸い込む空気の勢いに左右されます。モーター駆動方式の日立 CV-KP300R は、弱い運転に切り替えてもブラシの回転をモーターが受け持つ点が利点といえますが、そのかわりヘッドまわりの作りは複雑になります。

TC-FJ2F と TC-FJ2E はどちらもエアタービン式なので、ヘッドの方式で2機種を分ける理由はありません。ヘッドの仕組みが簡素なほうを選ぶなら三菱電機・パナソニックの3機種、ブラシをモーターで回すほうを選ぶなら日立 CV-KP300R、と分けて考えるとわかりやすいですね。

運転音

三菱電機Be-K 2026年モデル(TC-FJ2F)58~65 dB
三菱電機Be-K 2025年モデル(TC-FJ2E)58~65 dB
日立かるパック 2026年モデル(CV-KP300R)67~約60dB
パナソニック掃除機 2026年モデル(MC-PJL25A)60~65 dB
AQUA掃除機 2025年モデル(AQC-CT1A)68db

運転音は、掃除機が動いているときの音の大きさを dB で表した値で、数値が小さいほど静かです。幅のある値は、運転の強さによって変わる音の範囲を表しているわけです。

三菱電機の TC-FJ2F・TC-FJ2E は58~65 dB で、静かな側の値は5機種の中でもっとも小さく、パナソニック MC-PJL25A(60~65 dB)を2 dB 下回ります。大きいほうの値を見ると、日立 CV-KP300R は67dB、AQUA AQC-CT1A は68db で、どちらも三菱電機の2機種の上限を上回っています。ただ、静かな側の値は弱い運転のときのものですから、しっかり吸わせたい場面では大きい側に近い音になると考えておきましょう。

早朝や夜に掃除することが多い人や、集合住宅で音が気になる人には、静かな側の値がもっとも小さい TC-FJ2F・TC-FJ2E が候補になるでしょう。新型と TC-FJ2E は運転音も同じ値なので、この項目で2機種に差はつきません。

フィルター・排気

三菱電機Be-K 2026年モデル(TC-FJ2F)フィルター丸洗い: ○
三菱電機Be-K 2025年モデル(TC-FJ2E)フィルター丸洗い: ○
日立かるパック 2026年モデル(CV-KP300R)きれいな排気: (0.3~10㎛)
フィルター:
①ナノテクプレミアム衛生フィルター(消臭、抗菌加工)
②抗菌フィルター
③ウレタンフィルター
パナソニック掃除機 2026年モデル(MC-PJL25A)フィルター丸洗い: ○
AQUA掃除機 2025年モデル(AQC-CT1A)記載なし

フィルター丸洗いは、フィルターを水で洗って汚れを落とし、繰り返し使えることを示しています。㎛は、ごく細かいちりの大きさを表すときに使う単位です。

三菱電機の TC-FJ2F・TC-FJ2E とパナソニック MC-PJL25A はフィルターを丸洗いできるので、汚れてきたら洗って使い続けられるのが利点といえます。ただし洗ったあとは乾くまで待つ必要があり、掃除の直前に洗うと、取り付けられるまで時間がかかってしまいますよね。日立 CV-KP300R は、消臭・抗菌加工のフィルター、抗菌フィルター、ウレタンフィルターの3つで構成され、きれいな排気の項目には0.3~10㎛ という値が添えられています。

TC-FJ2F・TC-FJ2E・MC-PJL25A を選ぶなら、フィルターは汚れたら洗って繰り返し使うものと考えておけばよいでしょう。日立 CV-KP300R を選ぶなら、消臭・抗菌加工のものを含む3つのフィルターの組み合わせだと押さえておくと、手入れの段取りを思い描きやすいはずです。

質量

三菱電機Be-K 2026年モデル(TC-FJ2F)本体質量:2.5kg 標準質量:3.7kg(ホース・パイプ・タービンブラシ含む)
三菱電機Be-K 2025年モデル(TC-FJ2E)本体質量:2.4kg 標準質量:3.6kg(ホース・パイプ・タービンブラシ含む)
日立かるパック 2026年モデル(CV-KP300R)2.7(4.2)kg
パナソニック掃除機 2026年モデル(MC-PJL25A)2.9kg(本体のみ) 4.2kg(ホース・伸縮自在延長管・床用ノズル含む)
AQUA掃除機 2025年モデル(AQC-CT1A)2.9㎏(本体のみ) 4.3㎏(ホース、パイプ、床用ノズル含む)

TC-FJ2F は本体質量2.5kg、ホースやパイプ、タービンブラシを含めた標準質量3.7kg で、TC-FJ2E とともにこの5機種でいちばん軽い2台です。本体のみ2.9kg のパナソニック MC-PJL25A や、2.9㎏ の AQUA AQC-CT1A と比べると0.4kg 軽いので、2階へ運ぶなど本体を持ち上げる機会が多い家庭ほど、この差が効いてくるでしょう。一方で TC-FJ2F は TC-FJ2E より本体・標準質量とも0.1kg 重く、軽さに限っていえば新型がわずかに譲っているわけです。

部屋から部屋へ掃除機を持ち運ぶことが多いなら、三菱電機の2機種が向いているでしょう。軽さをとことん優先したい人は、新型の TC-FJ2F だけでなく TC-FJ2E も並べて比べてみてください。

集じん容積は三菱電機の2機種が頭ひとつ抜けています

紙パック式の掃除機を選ぶとき、交換の手間を左右するのが集じん容積ですよね。5機種のあいだでは、もっとも大きい1.5 Lと、もっとも小さい0.6Lとで0.9Lの開きがあります。

容積は紙パックを替えるまでの余裕そのものですから、まずはここから見ていきましょう。

三菱電機のTC-FJ2FとTC-FJ2Eがもっとも大きく、日立のCV-KP300RとパナソニックのMC-PJL25Aが0.2Lの差で続いています。0.2Lは一度の掃除では意識しにくい差かもしれません。

それでも、紙パックを替えるたびに少しずつ積み重なっていくはずです。一方でAQC-CT1Aはほかの4機種よりはっきり小さいので、交換の回数は増えやすいと考えておくのがよいでしょう。

新型TC-FJ2Fと前モデルの違いは質量の0.1kgに表れています

TC-FJ2FとTC-FJ2Eを並べると、集じん容積、運転音、ヘッドの方式は同じで、フィルターを丸洗いできる点も共通しています。違いが出ているのは質量だけで、本体質量も標準質量も新型のTC-FJ2Fのほうが0.1kg重くなっているのです。

新しいモデルなら、何かしら良くなっていると期待したくなりますよね。ところがスペックを見比べるかぎり、新型が前モデルを上回っている項目はありません。

0.1kgはわずかな差ですが、数値の上では前モデルのTC-FJ2Eのほうが軽いわけです。スペックで選ぶ人にとっては、TC-FJ2Eでも見劣りしないといえるでしょう。

運転音は上限65 dBの3機種と、それを上回る2機種に分かれます

掃除機の音は、家族が寝ている時間帯や集合住宅での掃除で気になるところですよね。下限を見るとTC-FJ2FとTC-FJ2Eの58 dBが5機種でいちばん小さく、MC-PJL25Aの60 dBとは2 dBの差があります。

上限はこの3機種がそろって65 dBなので、三菱電機とパナソニックはほぼ同じ水準にいるといえます。

CV-KP300Rは上限側が67dBで、65 dBの3機種より2 dB大きくなっています。AQC-CT1Aの68dbは、5機種の中でいちばん大きな数値です。

早朝や夜に掃除機をかけることが多い家庭なら、運転音の上限がどこにあるかも見比べておきましょう。

質量でも三菱電機の2機種がいちばん軽くなっています

キャニスター型は本体を引きながら部屋を移動するので、重さは階段の上り下りや部屋の行き来で効いてきますよね。本体質量はTC-FJ2Eが2.4kg、TC-FJ2Fが2.5kgで、本体のみで2.9kgのMC-PJL25AやAQC-CT1Aと比べると、TC-FJ2Fで0.4kg、TC-FJ2Eで0.5kg軽く済んでいます。

ホースやパイプ、ヘッドまで含めた質量でも、TC-FJ2Fの3.7kgに対してMC-PJL25Aは4.2kg、AQC-CT1Aは4.3㎏で、差はそれぞれ0.5kgと0.6kgになります。CV-KP300Rは2.7(4.2)kgで、こちらも三菱電機の2機種より重い側に入るわけです。

目を引くのは、集じん容積がもっとも大きい三菱電機の2機種がもっとも軽く、容積がもっとも小さいAQC-CT1Aが、ホースなどを含めた質量ではもっとも重いことです。容積が大きければ本体も重くなるという関係は、この5機種には当てはまりません。

容積と軽さのどちらかを諦める必要はなさそうですね。

ヘッドはエアタービン式とモーター駆動方式に分かれます

床に当てるヘッドは、TC-FJ2F・TC-FJ2E・MC-PJL25Aがエアタービン式、CV-KP300Rがモーター駆動方式です。エアタービン式は吸い込む空気の流れで、モーター駆動方式はモーターの力でブラシを回します。

ヘッドは床に直接当たる部分なので、方式の違いは気になるところですよね。

CV-KP300Rのヘッドの仕様には、自走機能やからまん機構、回転ブラシ、ワンタッチ着脱、水洗い対応といった項目が並んでいます。水洗いできるとされているので、ヘッドまわりの汚れを洗って落としたい人には分かりやすい特徴といえるでしょう。

まとめ

ごみ捨ての回数を減らしたいなら、集じん容積が1.5 Lある三菱電機のTC-FJ2FかTC-FJ2Eを選ぶのがいちばんの近道でしょう。ただし新型のTC-FJ2Fは、容積も運転音も前モデルと同じ値です。

質量はむしろ0.1kg重くなっているため、スペックで選ぶならTC-FJ2Eでも十分といえます。

目的別に選ぶなら

ごみ捨ての回数を減らしたい

三菱電機 Be-K 2026年モデル(TC-FJ2F)
三菱電機 Be-K 2025年モデル(TC-FJ2E)

集じん容積1.5 L

TC-FJ2FとTC-FJ2Eの集じん容積はどちらも1.5 Lで、次に大きいCV-KP300RやMC-PJL25Aより0.2L、AQC-CT1Aより0.9L多くごみをためられます。同じペースで掃除をしても、紙パックがいっぱいになるまでの余裕が大きいわけです。

交換の手間を少しでも減らしたい家庭には、ありがたい差でしょう。新旧の2機種で容積は変わらないので、この目的ならどちらを選んでも答えは同じになりますね。

どれを選ぶべきか

三菱電機Be-K 2026年モデル(TC-FJ2F)

容量の大きな紙パック式を、新しいモデルで選びたい人に向いているでしょう。集じん容積1.5 Lと58~65 dBの運転音は、どちらも5機種の中で有利な側にあります。

ただ、前モデルのTC-FJ2Eと比べると、本体質量2.5kg・標準質量3.7kgはどちらも0.1kg重くなっています。スペックの上で前モデルを上回る項目は見当たらないので、そこを承知したうえで選びたいところです。

三菱電機Be-K 2026年モデル(TC-FJ2F)

三菱電機Be-K 2025年モデル(TC-FJ2E)

新型と同じ1.5 Lの集じん容積と58~65 dBの運転音を備えながら、本体質量2.4kg・標準質量3.6kgと、TC-FJ2Fより0.1kgずつ軽くなっています。ごみ捨ての回数の少なさと軽さを両方求める人には、5機種の中でもっとも条件のそろった選択肢といえるでしょう。

弱点らしい弱点はスペックの中に見当たりませんが、新型との差は0.1kgとわずかです。軽さの違いを大きく見積もりすぎないようにしましょう。

三菱電機Be-K 2025年モデル(TC-FJ2E)

日立かるパック 2026年モデル(CV-KP300R)

ヘッドにモーター駆動方式を選びたい人が、候補に入れる機種でしょう。ただし集じん容積は1.3Lで、三菱電機の2機種より0.2L少なくなっています。

運転音も67~約60dBで、上限側は65 dBの3機種より2 dB大きい値です。紙パックの交換回数や運転音の数値を重く見るなら、この2点は差し引いて考えておきたいところです。

日立かるパック 2026年モデル(CV-KP300R)

パナソニック掃除機 2026年モデル(MC-PJL25A)

運転音の上限が三菱電機の2機種と同じ65 dBに収まっているので、音の数値を気にしながら他社の紙パック機も比べたい人には有力な候補でしょう。一方で集じん容積は1.3 LとTC-FJ2Fより0.2L少なく、質量も本体のみで2.9kgと0.4kg重くなっています。

スペックを並べると三菱電機の2機種を上回る項目は無いため、パナソニックの製品から選びたい人向けの選択肢といえます。

パナソニック掃除機 2026年モデル(MC-PJL25A)

AQUA掃除機 2025年モデル(AQC-CT1A)

集じん容積は0.6Lで、三菱電機の2機種より0.9L、CV-KP300RやMC-PJL25Aより0.7L少なくなっています。運転音は68dbで5機種の中でいちばん大きく、ホースなどを含めた質量も4.3㎏でもっとも重い値です。

スペックの上では、ほかの4機種に及ばない項目が目立ちます。ごみを溜め込まず、こまめに紙パックを替えることが苦にならない人なら、この容積でも使っていけるかもしれません。

AQUA掃除機 2025年モデル(AQC-CT1A)

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