AQUAの新型AQR-TX51Aは買い?|冷凍室の広さと年間電力量で見極める5機種
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今回比較するのはこちらの5機種
AQUA冷蔵庫 2026年モデル(AQR-TX51A)
- 発売2026年3月
- 定格内容積506L
AQUA冷蔵庫 2025年モデル(AQR-TX51R)
- 発売2025年3月
- 定格内容積506L
三菱電機置けるスマート大容量 2026年モデル(MR-GW52N)
- 定格内容積517 L
ハイアールCORISM 2025年モデル(JR-G41A)
- 定格内容積411 L
アイリスオーヤマ大凍量 2025年モデル(IRSN-HF44A)
- 定格内容積439 L
項目ごとの比較
定格内容積
定格内容積は、冷蔵室・冷凍室・野菜室など、すべての部屋を合わせた庫内の容積です。家族の人数や買い置きの量に対して、全体でどれだけ入るかを見る物差しといえます。
合計が大きいほど、買い置きや作り置きをしまう余裕は増えますよね。ただ、合計が大きいからといって冷凍室も広いとは限らない点は、この5機種で押さえておきたいところです。IRSN-HF44Aは合計ではAQR-TX51Aより67L少ないのに、冷凍室はMR-GW52NやJR-G41Aより広く取られています。
全体の量で選ぶなら、517 LのMR-GW52Nと506LのAQR-TX51A・AQR-TX51Rが上位に並び、その差は11Lにとどまります。新型のAQR-TX51Aと旧型のAQR-TX51Rは同じ容積なので、容量を理由に新型を選ぶ必要はないでしょう。
冷蔵室の容積
冷蔵室は、飲み物や作り置き、調味料など、毎日いちばん出し入れする部屋です。ここにゆとりがあれば詰め込まずに済み、奥にしまった物も見つけやすくなるわけです。
全体の容積が決まっている以上、冷蔵室を広く取れば、ほかの部屋に回る容積は少なくなりますよね。実際、冷蔵室が277Lと5機種で最も広いMR-GW52Nは冷凍室が89Lで、冷蔵室が216Lと最も狭いIRSN-HF44Aは冷凍室が208Lあります。冷蔵室の広さは、冷凍室とのかね合いで見るのが自然といえます。
冷蔵室ではMR-GW52N、AQR-TX51A・AQR-TX51R、JR-G41Aがほぼ並び、MR-GW52NとJR-G41Aの差も17Lにとどまります。冷蔵室をたっぷり使いたいならこの4機種から選び、AQR-TX51Aより48L狭くなっても冷凍室の広さを重視したいなら、IRSN-HF44Aも候補になるでしょう。
本体の大きさ
冷凍室の容積
冷凍室の容積は、冷凍食品や下味を付けた肉、作り置きのおかずなどを、どれだけ凍らせておけるかを決める値です。週末にまとめ買いする家庭ほど、ここの広さが毎日の使い勝手を左右するはずです。
IRSN-HF44Aは冷凍室が208Lあり、MR-GW52Nより119L、JR-G41Aより57L広いので、冷凍食品をまとめて買い置きしても余裕を持たせやすいでしょう。ただし、この3機種は冷凍室が広いものほど冷蔵室が狭くなっていて、IRSN-HF44Aの冷蔵室は5機種で最も小さくなります。冷凍室を取るか冷蔵室を取るか、ここは家庭ごとに答えが分かれるところですね。
冷凍食品や作り置きをたくさん凍らせる家庭ならIRSN-HF44A、冷凍は控えめにして冷蔵室を広く使いたい家庭ならMR-GW52N、その中間がJR-G41Aという見方になるでしょう。
ドア数・ドアの開き方
ドア数: 6 ドア
ドア数: 4 ドア
ドア数: 6 ドア
フレンチドア(観音開き)は、冷蔵室の扉が左右2枚に分かれて開く形のことです。ドア数は冷蔵室や冷凍室、野菜室などの扉を合わせた数で、多いほど庫内が細かい部屋に分かれていると見てよいでしょう。
ドアが多いと、食材ごとに部屋を分けて整理しやすくなる反面、部屋1つあたりは小さくなりがちです。ドアが少なければ仕切りも少なくなるので、大きな鍋や背の高い容器の置き場所を作りやすくなります。鍋ごと冷やすことが多い家庭なら、こちらの方が使いやすいかもしれません。
MR-GW52N、JR-G41A、IRSN-HF44Aはいずれもフレンチドアで、違いはドアの数にあります。食材を細かく分けてしまいたいなら6ドアのMR-GW52NかIRSN-HF44A、仕切りの少なさを取るなら4ドアのJR-G41Aを選んでみてください。
設置に必要なすき間・スペース
設置に必要なすき間・スペースは、本体を置いて使うために確保しておく寸法のことです。置き場所の寸法がこの値に届いているかどうかで、そもそも置けるかどうかが決まるのです。
AQR-TX51AとAQR-TX51Rは表記が違うだけで、値は同じ670mmです。新型と旧型のどちらを選んでも、この項目で置き場所の条件が変わることはありません。
本体質量
本体が軽いほど、搬入のときや、掃除で動かすときの負担は小さくなりますよね。AQR-TX51AとAQR-TX51Rは126kgでこの5機種の中で最も重く、合計の容積では上回るMR-GW52Nよりも10kg重いのです。新型のAQR-TX51Aを選ぶなら、この重さは受け入れることになります。
軽さを優先するなら、AQR-TX51Aより26kg軽いJR-G41Aや、22kg軽いIRSN-HF44Aが候補になるでしょう。AQR-TX51Aに近い容量のまま少しでも軽くしたいなら、MR-GW52Nという選び方もあります。
年間消費電力量
年間消費電力量は、決められた条件で冷蔵庫を1年間使ったと想定したときの電力量で、小さいほど電気を使わずに済みます。冷蔵庫は一日中動き続ける家電ですから、使う年数が長いほどこの差は積み重なっていくのです。
最も少ないのはJR-G41Aで、AQR-TX51Aより9kWh少なく済むものの、合計の容積はこの中で最も小さい機種ですね。一方、IRSN-HF44Aは合計の容積がAQR-TX51Aより小さいのに、電力量は13kWh多くなっています。容積の近いMR-GW52Nとの差も2kWhにすぎず、AQR-TX51Aは容量のわりに電力量が抑えられているといえます。
電力量を最優先するならJR-G41Aですが、大きな容量も欲しいなら、AQR-TX51AとMR-GW52Nはほぼ横並びと見てよいでしょう。新型のAQR-TX51Aと旧型のAQR-TX51Rは同じ値なので、消費電力の面では新型を選ぶ決め手になりません。
野菜室の機能
野菜室の機能は、野菜がしおれたり傷んだりするのを抑えるために、野菜室の中の湿度や温度を整える仕組みのことです。
野菜をまとめ買いしてしばらく置いておく家庭なら、野菜室で鮮度をどう保てるかは気になるところですよね。反対に、買った野菜をすぐに使い切る家庭では、ここよりも冷蔵室や冷凍室の広さの方が使い勝手を左右するでしょう。
MR-GW52Nは「新鮮野菜室」、IRSN-HF44Aは「うるうま鮮度キープ」という野菜室を備えています。この項目を決め手にするより、冷蔵室と冷凍室の配分で候補を絞ってから見るくらいで十分かもしれません。
冷凍室の機能
解凍モード: ○
急速冷凍は、冷やす力を一時的に強めて食材を短い時間で凍らせる機能で、買ってきた肉や魚、作り置きを一度に凍らせたいときに使います。解凍モードは、凍らせた食材を調理しやすい状態に戻すための機能です。
急速冷凍は、まとめて買った肉や、多めに作ったおかずを一度に凍らせる家庭ほど出番が多くなるでしょう。MR-GW52N、JR-G41A、IRSN-HF44Aはいずれも急速冷凍に○が付いているので、この3機種の間では、凍らせる機能よりも冷凍室にどれだけ入るかの方が差になるわけです。
MR-GW52Nは解凍モードにも○が付いていますが、冷凍まわりで選ぶなら、まずは冷凍室の容積を見比べてみてください。
チルド・冷蔵室の機能
肉・魚の長期保存: 切れちゃう瞬冷凍 氷点下ストッカーD
チルド室は、冷蔵室より低い温度で、肉や魚、乳製品などを凍らせずに冷やしておく部屋です。凍らせないぶん、数日のうちに使う食材を解凍の手間なしで調理に回せるところが便利なのです。
チルド室はすぐ使える手軽さがある一方で、凍らせて保存するほど長くは持たせられません。長く置きたい肉や魚は冷凍室に回すことになるので、チルド室と冷凍室をどう使い分けるかを思い描いておくと選びやすくなるでしょう。
AQR-TX51AとAQR-TX51Rは17Lで、新型と旧型で同じ値です。MR-GW52Nは肉・魚の長期保存として「切れちゃう瞬冷凍 氷点下ストッカーD」を挙げていますが、ここだけで決めず、冷凍室の広さと合わせて肉や魚の置き場所を考えてみましょう。
新型AQR-TX51Aは前モデルと同じ数値を受け継いでいます
AQUAの新型AQR-TX51Aと前モデルAQR-TX51Rを並べると、定格内容積、冷蔵室の容積、年間消費電力量、本体質量がすべて同じ数値です。設置に必要なすき間・スペースもどちらも670mmで、置き場所の条件まで共通しているといえます。
新型と聞くと、どこかの数値が伸びていることを期待したくなりますよね。
ところが、容量や電力量の面で新型を選んで得をする部分はありません。裏を返せば新型に劣る点もないわけで、新旧どちらを手に取っても、容量と電力量では同じ冷蔵庫を選ぶことになるのです。
発売時期の違いにとらわれず、AQUAの数値がほかのメーカーの機種と比べて自分の暮らしに合うかどうかに目を向けましょう。
そのAQUAの2機種は、定格内容積506LでMR-GW52Nに次ぐ大きさを持ち、年間消費電力量もJR-G41Aに次いで少なくなっています。冷蔵室は264Lで、MR-GW52Nとの差は13Lにとどまります。
大きな容量と電力量の少なさのどちらもあきらめたくない人にとって、釣り合いの取れた候補になるでしょう。
全体の容量より冷凍室と冷蔵室の配分を見ましょう
冷凍食品をよく使う人ほど、定格内容積の大きさだけで選ぶのは避けたいところです。MR-GW52Nは定格内容積が5機種でいちばん大きいのに、冷凍室の容積はJR-G41AやIRSN-HF44Aを下回ります。
一方のIRSN-HF44Aは定格内容積がMR-GW52Nより78L小さいものの、冷凍室にはずっと多くの容量を割り当てているのです。
つまり冷蔵庫の使い勝手は、全体の大きさよりも、冷蔵室と冷凍室にどう容量を振り分けているかで大きく変わるわけです。JR-G41Aは定格内容積が5機種で最も少ないものの、冷蔵室は260LあってAQUAの2機種との差は4Lしかありません。
全体の容量は小さめでも、冷蔵室の広さでは大容量の機種と肩を並べる配分になっているといえます。
今使っている冷蔵庫で、冷凍室がいつもぎゅうぎゅうなのか、冷蔵室の棚が足りないのかを思い出してみてください。困っているのがどちらの部屋かによって、同じくらいの容量の冷蔵庫でも満足度は大きく変わってくるはずです。
容量が大きいほど電気を多く使うとは限りません
大きな冷蔵庫を選ぶと電気代がかさむのでは、と気になる方も多いですよね。ところが年間消費電力量の並びを見ると、定格内容積がいちばん少ないJR-G41Aが最も少ない一方で、いちばん大きいMR-GW52Nは282 kWhと中ほどに位置しています。
容量が大きければそのぶん電気を多く使う、とは単純にいえないわけです。
とくに目を引くのがIRSN-HF44Aで、定格内容積はMR-GW52Nより小さいにもかかわらず、年間消費電力量は11kWh多くなっています。冷凍室の広さを決め手にこの機種を選ぶなら、電力量の多さも合わせて受け入れることになるといえます。
一方、AQUAの2機種とMR-GW52Nの差は2kWhしかなく、この2社の間では電力量はほとんど決め手になりません。電力量の少なさを最優先するならJR-G41A、そこまでこだわらないなら容量や配分で選ぶ、という順番で考えると迷いにくいでしょう。
本体の重さと扉の数も確かめておきましょう
本体質量は、AQUAの2機種が126kgで最も重く、JR-G41Aが100 kgで最も軽くなっています。MR-GW52Nは116 kg、IRSN-HF44Aは104 kgで、AQUAの2機種はMR-GW52Nより定格内容積が11L小さいのに10kg重いという関係です。
設置したあとは動かす機会の少ない家電とはいえ、搬入や引っ越しのときにはこの重さの違いが効いてくるでしょう。
扉の構成を見ると、MR-GW52NとIRSN-HF44Aは6ドア、JR-G41Aは4ドアで、いずれもフレンチドア(観音開き)です。扉が多ければ区画ごとに分けて開け閉めでき、少なければ一つひとつの区画を大きくまとめて使えるという違いになるでしょう。
食材を細かく分けてしまいたいのか、大きな区画にざっくり入れたいのか、普段の片付け方と照らし合わせてみてください。
まとめ
冷凍食品をたっぷり買い置きしたいならIRSN-HF44A、毎年の電気代を抑えたいならJR-G41Aを選ぶのが近道です。AQUAの新型AQR-TX51Aは、定格内容積や年間消費電力量が前モデルAQR-TX51Rとそろって同じなので、新旧どちらを選んでも容量や電力量の面で差は生まれないといえます。
目的別に選ぶなら
冷凍食品をたくさん入れたい
アイリスオーヤマ 大凍量 2025年モデル(IRSN-HF44A)
| 冷凍室の容積 | 208L <127L> |
|---|
IRSN-HF44Aの冷凍室は208Lあり、JR-G41Aの151Lより57L、MR-GW52Nの89Lより119L広く取られています。週末のまとめ買いや作り置きを冷凍室に詰め込みたい家庭なら、この余裕は頼もしいですよね。
ただし冷蔵室は216LとMR-GW52Nより61L小さいので、冷蔵品の多い家庭は配分が合うかどうかも見ておきたいところです。
電気代を抑えたい
ハイアール CORISM 2025年モデル(JR-G41A)
| 年間消費電力量 | 271 kWh |
|---|
JR-G41Aの年間消費電力量は271 kWhで、AQUAの2機種より9kWh、IRSN-HF44Aより22kWh少なく済みます。冷蔵庫は買い替えるまで毎日休まず動き続ける家電ですから、小さな差でも年を重ねるごとに積み上がっていくわけです。
そのぶん定格内容積は5機種でいちばん少ないため、容量よりも日々の電力量を重く見る人に向いた選択でしょう。
どれを選ぶべきか
AQUA冷蔵庫 2026年モデル(AQR-TX51A)
定格内容積506Lの容量を持ちながら、年間消費電力量を280/280kWh/年に抑えた機種を新しいモデルで選びたい人に向く一台です。前モデルAQR-TX51Rとは容量・年間消費電力量・本体質量の数値がそろって同じで、新型になったことによる数値の上積みはありません。
本体質量は126kgと5機種でいちばん重く、JR-G41Aより26kg重いため、搬入や引っ越しの負担は大きめと考えておくとよいでしょう。
AQUA冷蔵庫 2025年モデル(AQR-TX51R)
新型AQR-TX51Aと容量や年間消費電力量の数値が同じなので、発売年の新しさにこだわらない人なら、こちらを選んでも大きさや電力量の面で見劣りすることはありません。定格内容積はMR-GW52Nに次ぐ大きさで、大容量を求める人の条件はこちらでも満たせるといえます。
弱いところも新型と共通で、本体質量は新型と並んで5機種の中でいちばん重い値になっています。
三菱電機置けるスマート大容量 2026年モデル(MR-GW52N)
定格内容積517 L、冷蔵室277Lと、どちらも5機種でいちばん大きな値を持つ機種です。飲み物や作り置きのおかずなど、冷蔵で保存するものが多い家庭に向くでしょう。
その一方で冷凍室は89LとJR-G41Aより62L小さく、冷凍食品を多く買い置きする家庭には物足りないかもしれません。
ハイアールCORISM 2025年モデル(JR-G41A)
年間消費電力量が271 kWhと5機種で最も少なく、毎年の電気代を少しでも抑えたい人に向いています。冷凍室は151L、冷蔵室は260Lあり、全体の容量のわりに両方の部屋へほどよく容量が配られているといえます。
弱いところは定格内容積で、411 LはMR-GW52Nの517 Lより106L少なく、大容量を求める人には物足りない値です。
アイリスオーヤマ大凍量 2025年モデル(IRSN-HF44A)
冷凍室の容積でJR-G41AやMR-GW52Nを大きく上回り、冷凍食品や作り置きを大量にストックしたい人にいちばん向く機種です。その代わり冷蔵室はAQUAの2機種より48L小さいため、冷蔵品が多い家庭には窮屈に感じられるかもしれません。
年間消費電力量も293 kWhと5機種で最も多く、毎年の電気代にじわじわ響いてくるところです。



