AQUAの新型AQF-FA13Aは買い?|容量の余裕と年間電力量で選ぶ1ドア冷凍庫5機種
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今回比較するのはこちらの5機種
AQUA冷蔵庫 2026年モデル(AQF-FA13A)
- 発売2026年5月
- 定格内容積134L<88L>
AQUA冷蔵庫 2025年モデル(AQF-FA13R)
- 発売2025年7月
- 定格内容積134L<88L>
アイリスオーヤマスキマックス 2026年モデル(IUGN-S8A)
- 定格内容積80 L
ハイアール冷蔵庫 2026年モデル(JF-U3B)
- 定格内容積33 L
ツインバード冷蔵庫 2026年モデル(HF-EJ07B)
- 定格内容積70 L
項目ごとの比較
定格内容積
庫内全体の容積のことで、冷凍食品や作り置きをどれだけしまっておけるかを表します。
AQF-FA13AとAQF-FA13Rの134Lは、IUGN-S8Aより54L、HF-EJ07Bより64L大きく、まとめ買いした冷凍食品や作り置きを一度に入れておけます。ただ、この表では容量の大きい機種ほど本体が重く、年間消費電力量も多くなっています。入る量の余裕は、重さと電力量を引き受けることで得られるわけです。33 LのJF-U3Bは入る量が限られるぶん、冷蔵庫の冷凍室を少し補いたい家庭に合う大きさでしょう。
収納量をいちばんに考えるなら、5機種で最も大きいAQUAの2機種が候補になりますね。新型のAQF-FA13AとAQF-FA13Rは容量が同じなので、2台の違いはほかの項目で見ることになるといえます。
冷凍室の容積
冷凍室として使える容積のことで、1ドア冷凍庫では庫内全体が冷凍室にあたります。そのためIUGN-S8AとJF-U3Bでは、定格内容積と同じ値が並んでいるわけです。
IUGN-S8AはJF-U3Bより47L多く入るので、まとめ買いした冷凍食品や作り置きを余裕をもってしまっておけます。反対にJF-U3Bは入る量が限られますが、そのぶん本体は軽く、年間消費電力量も少なくなっているのです。
IUGN-S8AとJF-U3Bで迷っているなら、ふだん冷凍しておく量が33Lに収まるかどうかを考えてみてください。収まりきらないと感じるなら、IUGN-S8Aを選んだほうが詰め込みに悩まずに済むでしょう。
本体の大きさ
設置に必要なすき間・スペース
本体のまわりに必要なすき間まで含めて、設置するのに必要なスペースの寸法を示す項目です。
新型のAQF-FA13Aは、AQF-FA13Rより50mm少ないスペースで設置できます。容量は2台とも同じなので、入る量を変えずに置ける場所の候補が広がるわけです。家具や壁のあいだに収めたい場合には、この差が効いてくるでしょう。
置き場所に698mm取れるならAQUAの2台とも候補に残りますが、648mm以上698mm未満なら選べるのはAQF-FA13Aになります。置きたい場所の寸法と見比べてみてください。
本体質量
軽い機種ほど、搬入するときや掃除で動かすときの負担が小さくなります。JF-U3Bは5機種で最も軽く、AQUAの2機種より20.7kg軽いので、置き場所を変えることがある使い方にも向いているでしょう。反対にAQUAの2機種は最も重いものの、IUGN-S8Aとの差は4kgにとどまり、それでいて入る量は大きく上回っているのです。
動かしやすさを優先するならJF-U3B、多少重くても入る量を取るならAQUAの2機種という見方になります。AQF-FA13AとAQF-FA13Rは同じ36㎏なので、重さの面では2台に差がないといえます。
年間消費電力量
一定の条件で1年間運転したときに使う電力量を示す値で、小さいほど毎年の電気代を抑えられます。
AQF-FA13AとAQF-FA13Rの年間消費電力量は、80 LのIUGN-S8Aより5 kWh多いだけです。容量では大きく上回りながら電力量はほぼ並んでいるので、入る量のわりに電力量が控えめな2台といえます。一方、最も少ないのはJF-U3Bで、AQUAの2機種より121 kWh少なく済みますが、そのぶん入る量も小さいことは押さえておきたいところです。
新型のAQF-FA13AはAQF-FA13Rと同じ値で、新しくなっても電力量は減っていません。電力量の総量をいちばん抑えたいならJF-U3B、IUGN-S8Aとほぼ同じ電力量でもっと入る冷凍庫がほしいならAQUAの2機種、という選び方になるでしょう。
省エネ基準達成率
国の省エネ基準で定められた目標値をどれだけ達成しているかを示す割合で、100%なら基準ちょうど、上回るほど基準より少ない電力で動くことを表します。
年間消費電力量が5機種で最も少ないJF-U3Bが、この項目では100%にとどまっています。基準値は冷凍庫の大きさなどに応じて決まるため、達成率は大きさのわりに効率がよいかを示す値で、実際に使う電力の総量とは別の物差しになるのです。達成率の高いHF-EJ07BやIUGN-S8Aは効率で上回る一方、電力の総量ではJF-U3Bより多く使うといえます。
大きさのわりに効率のよい機種を選びたいなら、HF-EJ07BとIUGN-S8Aがほぼ同じ水準で並んでいます。電気代の総額が気になるなら、年間消費電力量の欄もあわせて見ておきたいところですね。
新型AQF-FA13Aは容量を変えずに設置スペースを小さくしました
AQF-FA13Aは2026年5月21日発売の新型で、2025年発売の前モデルAQF-FA13Rとは、定格内容積も本体質量も年間消費電力量も同じ値になっています。目に見えて変わったのは設置に必要なすき間・スペースで、AQF-FA13Rの698mmに対してAQF-FA13Aは648mmと、前モデルより小さくなりました。
入る量はそのままに、置くための場所を50mm減らしたわけです。
裏を返すと、新型になっても年間消費電力量は235/235kWh/年のままで、5機種の中で最も多いことに変わりはありません。電気の使用量を減らしたくて買い替えを考えている人にとっては、新型を選ぶ決め手になりにくいのです。
前モデルと比べて得られる変化は、置き場所にかかわる部分だと考えておくとよいでしょう。
どちらにするか迷ったら、まず置きたい場所の寸法を測ってみましょう。698mmを取れるなら、容量と電気の使用量ではどちらを選んでも差はありません。
698mmに届かない場所なら、648mmで収まる新型のほうが置きやすいはずです。
容量が大きいほど電気を多く使うとは限りません
5機種を定格内容積の小さい順に並べると、年間消費電力量も同じ順に増えていきます。ところが増え方は均等ではなく、IUGN-S8AとAQUAの2機種を比べると、定格内容積には54Lの差があるのに、年間消費電力量の差は5kWhにとどまります。
たくさん入れたい人にとっては、AQUAの2機種は容量のわりに電気の使用量が増えにくい選択肢といえます。
一方でJF-U3Bは、定格内容積が33 Lと小さいぶん、年間消費電力量でもほかの4機種から大きく離れています。入れるものが少ないと分かっているなら、容量を思い切って小さくすることが、そのまま電気の使用量を抑えることにつながるわけです。
自分の家で冷凍しておきたいものがどれくらいあるか、一度思い浮かべてみてくださいね。
本体質量も容量に沿って重くなり、JF-U3Bの15.3 kgからAQUAの2機種の36㎏まで開きがあります。搬入や置き場所の変更を自分でする予定があるなら、この重さの差も頭に入れておきたいところです。
省エネ基準達成率と年間消費電力量は別の物差しです
省エネ基準達成率は、HF-EJ07Bが130%(2021年度)、IUGN-S8Aが129%(2021年度)、JF-U3Bが100%(2021年度)です。この数字だけを見ると、HF-EJ07Bがいちばん電気を使わないように思えますよね。
ところが年間消費電力量で比べると、達成率が100%(2021年度)のJF-U3Bが114 kWhで最も少なく、HF-EJ07Bより94kWh少なくなっています。達成率は省エネの基準をどれだけ上回っているかを示す値で、毎年使う電気の量そのものを表しているわけではないのです。
毎年の電気代に直接かかわるのは、年間消費電力量のほうです。電気代を抑えることを第一に考えるなら、達成率の高さよりも年間消費電力量の少なさで選ぶのが確実でしょう。
まとめ
家族の食材をまとめて入れたいならAQUAのAQF-FA13AかAQF-FA13R、冷凍食品をたくさん入れたいならアイリスオーヤマのIUGN-S8A、電気代を抑えたいならハイアールのJF-U3Bを選ぶとよいでしょう。新型のAQF-FA13Aは、容量も年間消費電力量も前モデルと同じ値のまま、設置に必要なスペースを小さくしています。
置き場所に余裕がないなら新型を選び、余裕があるなら容量の面ではどちらでも変わらないといえます。
目的別に選ぶなら
冷凍食品をたくさん入れたい
アイリスオーヤマ スキマックス 2026年モデル(IUGN-S8A)
| 冷凍室の容積 | 80L <55L> |
|---|
IUGN-S8Aの冷凍室の容積は80L <55L>で、JF-U3Bの33L <31L>より47L大きくなっています。市販の冷凍食品や作り置きのおかずを切らさずに買い置きしておきたい人なら、この差はそのままストックできる量の差として効いてくるでしょう。
冷蔵庫の冷凍室がいつも満杯で、冷凍食品専用の冷凍庫をもう1台足したいと考えているなら、まず候補に入れてみてください。
電気代を抑えたい
ハイアール 冷蔵庫 2026年モデル(JF-U3B)
| 年間消費電力量 | 114 kWh |
|---|
JF-U3Bの年間消費電力量は114 kWhで、次に少ないHF-EJ07Bの208 kWhより94kWh少なく済みます。冷凍庫は一年中電源を入れたままにしておく家電ですから、毎年使う電気の量が少ないことは、長く使うほど差になって表れるわけです。
ただし定格内容積は33 Lと5機種の中でいちばん小さいので、アイスや少しの冷凍食品をしまう補助用として選ぶのがよいでしょう。
家族の食材をまとめて入れたい
AQUA 冷蔵庫 2026年モデル(AQF-FA13A)
AQUA 冷蔵庫 2025年モデル(AQF-FA13R)
| 定格内容積 | 134L<88L> |
|---|
AQF-FA13AとAQF-FA13Rの定格内容積はどちらも134L<88L>で、次に大きいIUGN-S8Aの80 Lより54L多く入ります。特売の肉や魚をまとめ買いして小分けに冷凍しておく家庭なら、この余裕はありがたいですよね。
そのぶん年間消費電力量は235/235kWh/年と5機種の中で最も多く、たっぷり入る代わりに電気も多めに使う機種といえます。
どれを選ぶべきか
AQUA冷蔵庫 2026年モデル(AQF-FA13A)
前モデルと同じ134L<88L>の容量を持ちながら、設置に必要なスペースを前モデルより小さい648mmに抑えているので、家族の食材をまとめて冷凍したいけれど置き場所に余裕が少ない人に向いているといえます。ただし年間消費電力量の235/235kWh/年と本体質量の36㎏は前モデルから変わっておらず、どちらも5機種の中でいちばん大きい値です。
新型になったからといって電気の使用量が減ったわけではない点は、知っておきたいところです。
AQUA冷蔵庫 2025年モデル(AQF-FA13R)
定格内容積、年間消費電力量、本体質量はいずれもAQF-FA13Aと同じ値なので、家族の食材をまとめて冷凍しておきたい人には新型と同じように応えてくれるでしょう。弱いところは、設置に必要なスペースが698mmで、新型より50mm多く場所を取ることです。
電気の使用量が5機種で最も多い点も新型と共通していますから、この2機種のどちらにするかは、置き場所に698mmを取れるかどうかで決めるとよいかもしれません。
アイリスオーヤマスキマックス 2026年モデル(IUGN-S8A)
冷凍食品や作り置きをいつもストックしておきたい人に向く、定格内容積80 Lの機種です。気になるのは年間消費電力量で、230 kWhとAQUAの2機種より5kWh少ないだけなのに、定格内容積は54L小さいのです。
入れたい量が80 Lで足りるかどうかを、ふだんの買い物の量から考えてみてください。
ハイアール冷蔵庫 2026年モデル(JF-U3B)
年間消費電力量が114 kWhと5機種の中で最も少なく、電気代を抑えたい人に向く機種です。本体質量も15.3 kgと5機種でいちばん軽いため、搬入や置き直しの負担は小さく済むでしょう。
その一方で定格内容積は33 Lと最も小さいので、まとめ買いの受け皿というより、保冷剤やアイス、少量の作り置きを入れておく2台目と考えるのがよいかもしれません。
ツインバード冷蔵庫 2026年モデル(HF-EJ07B)
定格内容積は70 Lで、IUGN-S8Aより10L小さい一方、年間消費電力量は208 kWhと22kWh少なくなっています。ある程度の量を冷凍しながら電気の使用量も抑えたいという、両方のほどよいところを狙う人に向いているでしょう。
ただ、容量ではIUGN-S8Aに、電気の使用量ではJF-U3Bに届かないので、どちらか一方をはっきり重視するなら、そちらを選んだほうが満足しやすいかもしれません。



