幅65cmの冷蔵庫 徹底比較 2026年版|冷凍室の広さか電気代か、幅65cmの6機種で選ぶ
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今回比較するのはこちらの6機種
パナソニック冷蔵庫 2026年モデル(NR-F52BR3)
- 定格内容積515L
日立冷蔵庫 2026年モデル(R-H49Y)
- 定格内容積485 L
東芝VEGETA 2026年モデル(GR-A460FK)
- 定格内容積462L
三菱電機置けるスマート大容量 2026年モデル(MR-GW52N)
- 定格内容積517 L
シャープFit63 2026年モデル(SJ-MW46R)
- 定格内容積457L
SJ-MW46Rは、外形寸法の幅が650mmのスリムタイプの冷蔵庫です。ドアが右にも左にも開く「どっちもドア」を採用しており、ドアが約15~30°以内になると自動で閉まるオートクローズ機能も備えています。
庫内は奥行きを薄くすることで、庫内全体を見渡しやすく、奥にある食品も取り出しやすい設計になっているんです。野菜室は本体の真ん中に配置されているため、しゃがまずに立ったまま野菜を出し入れできます。
独自の機能
- オートクローズどっちもドアドアが右にも左にも開き、約15〜30°以内まで閉めると自動で閉まります。
- 雪下シャキット野菜室野菜を10日間シャキット保存できます。
- つないでもっと節電通常運転より最大約35%節電できます。
- トリプルメガアイス標準・大・特大の3つのサイズの氷をつくれます。
アイリスオーヤマ冷蔵庫 2025年モデル(IRSN-FX43A)
- 定格内容積428 L
項目ごとの比較
定格内容積
定格内容積は、冷蔵室・冷凍室・野菜室などをすべて合わせた庫内全体の容量です。まとめ買いや作り置きをどれだけ入れておけるかは、まずこの総量で決まるといえます。
いちばん大きいMR-GW52Nは517 L、いちばん小さいIRSN-FX43Aは428 Lで、89Lの差があります。ただ、総量の大小がそのまま使いやすさの差になるとは限らないのです。IRSN-FX43Aは冷凍室を大きく取っていて、総量で上回るNR-F52BR3やMR-GW52Nよりも冷凍室が広くなっています。
総量を最優先するならMR-GW52NとNR-F52BR3が候補で、両者の差は2Lしかありません。冷凍食品を多く使う家庭なら、総量よりも冷凍室の行で選びたいところですね。
冷蔵室の容積
冷蔵室は、飲み物や調味料、作り置きのおかずなどを入れる、毎日いちばん出し入れの多い室です。ここに余裕があれば、鍋ごとしまったり、大きな皿のまま入れたりもしやすくなるはずです。
冷蔵室を広く取った機種ほど、冷凍室や野菜室に回る容量は小さくなりがちです。実際、冷蔵室が277LあるMR-GW52Nは冷凍室が89Lで、NR-F52BR3やGR-A460FKより小さくなっています。反対にIRSN-FX43Aは冷蔵室が221Lと控えめで、そのかわり冷凍室を大きく取った配分といえます。
冷蔵室の広さを優先するならMR-GW52N、次いでNR-F52BR3が候補になるでしょう。冷凍室とのバランスも気になる人は、この行と冷凍室の行を並べて見てみてください。
本体の大きさ
奥行が深い本体ほど壁から前へせり出すため、通路が狭くなり、引き出しを開けたときに前の空間が窮屈になりがちです。その一方で、本体が大きいぶん、中に収める空間を取りやすいという面もあるわけです。奥行の浅い本体は食器棚やカウンターからのはみ出しを小さく抑えられ、狭いキッチンでも収まりがよいといえます。
奥行はSJ-MW46Rの630mmとNR-F52BR3の699mmで69mmの差があり、GR-A460FKの649mmはその間に入ります。高さの差は大きくても17mmなので、置き場所で効いてくるのは主に奥行です。通路に余裕のないキッチンならSJ-MW46RやGR-A460FK、前にせり出しても困らない置き場所ならNR-F52BR3も候補に残せるでしょう。
冷凍室の容積
冷凍室の容積は、冷凍食品やまとめ買いした肉・魚、凍らせた作り置きをどれだけストックしておけるかを表します。買い物の回数を減らしたい家庭ほど、ここの広さが効いてくるはずです。
IRSN-FX43Aの152Lは、GR-A460FKの104Lより48L大きく、冷凍食品のストックにかなりの余裕があります。その一方で、IRSN-FX43Aは野菜室がNR-F52BR3・GR-A460FK・MR-GW52Nより小さく、冷凍室を取るか野菜室を取るかの選択になるわけです。冷凍食品と野菜のどちらを多く買うかを思い浮かべると、決めやすいですよね。
冷凍食品をたくさんストックしたい人には、IRSN-FX43Aが有力な候補になるでしょう。NR-F52BR3とGR-A460FKは1Lしか違わないため、冷凍室の広さでは横並びと見てよいはずです。
野菜室の容積
野菜室の容積は、白菜や大根のようにかさのある野菜をどれだけ入れておけるかに関わります。野菜を丸ごと買うことが多いなら、ここの広さは気になるところですよね。
NR-F52BR3の104LとMR-GW52Nの98Lでは6Lしか違わず、GR-A460FKを含めた3機種の野菜室に大きな開きはありません。一方でIRSN-FX43Aは55Lと、NR-F52BR3より49L小さくなります。冷凍室を大きく取った配分で、野菜をまとめ買いする家庭には手狭に感じられるかもしれません。
野菜をよく買う家庭なら、NR-F52BR3・GR-A460FK・MR-GW52Nのどれを選んでも、野菜室の広さで困ることは少ないでしょう。IRSN-FX43Aは、野菜より冷凍食品を多く使う暮らしに合った配分といえます。
ドア数・ドアの開き方
ドア数: 6 ドア
ドアタイプ:
オートクローズどっちもドア(メタルドア)
オートクローズ(ドアが約15~30°以内になると自動で閉まる)
ドア数: 5 ドア
ドア数は庫内がいくつの室に分かれているかを表し、開き方は冷蔵室の扉の開け方を表します。フレンチドア(観音開き)は、左右に分かれた扉を中央から開く方式のことです。
6ドアのGR-A460FKとMR-GW52Nは室が細かく分かれているぶん、食品を種類ごとに分けて入れやすい反面、どこに何を入れたかを覚えておく手間は増えるでしょう。フレンチドアのMR-GW52NとIRSN-FX43Aは片側だけ開ければ用が足りるので、冷蔵庫の前が狭い台所でも扉を開けやすい形といえます。SJ-MW46Rの「どっちもドア」は左右どちらからでも開けられ、オートクローズでドアが約15~30°以内になると自動で閉まるため、半ドアを防ぎやすくなっています。
室を細かく分けて使いたいならGR-A460FKかMR-GW52Nの6ドア、室の数はほどほどでよいならSJ-MW46RかIRSN-FX43Aの5ドアという見方になるでしょう。扉の開き方は、冷蔵庫の横に壁があるか、どちら側から近づくかといった台所の動線に合わせて考えてみてください。
設置に必要なすき間・スペース
・最小必要設置スペース(単位:mm)
緑部分は最小設置スペースで年間消費電力量の測定条件とは異なります。
設置条件により若干異なる場合がありますので、10mm程度余裕をとってください。
据付必要奥行寸法: 652mm
最小必要設置スペース: 幅660mm×奥行637mm×高さ1,888mm
設置に必要なスペースは、本体の大きさに加えて、壁や周りの家具とのあいだに空けておく分まで含めた寸法です。置き場にあまり余裕がない家では、本体の外形よりもこちらの値で入るかどうかが決まるといえます。
SJ-MW46Rは、幅660mm×奥行637mm×高さ1,888mmのスペースがあれば置けて、壁ぎわに置くときは壁から20mm以上離す必要があります。GR-A460FKは、据付に必要な奥行が652mmとされています。置き場の寸法に余裕がない家ほど、この値を満たせるかどうかで候補が絞られてくるでしょう。
冷蔵庫置き場の幅・奥行・高さを先に測っておき、この行の値と見比べてみてください。収まるかどうかがこの行の結論で、収まる機種どうしならほかの項目で選べばよいわけです。
本体質量
いちばん重いMR-GW52Nは116 kg、いちばん軽いNR-F52BR3は91㎏で、25kgの差があります。重さが効いてくるのは主に搬入や引っ越しのときで、階段で運び上げる住まいや搬入経路が狭い住まいなら、少しでも軽いほうが安心ですよね。一方で、据え付けたあとは毎日動かすものではないので、ふだんの使い勝手が重さで変わることはあまりないでしょう。
搬入経路に不安があるなら、NR-F52BR3、SJ-MW46R、R-H49Yの軽めの3機種が扱いやすいでしょう。置いたら動かさない家庭なら、重さを理由に候補から外す必要はあまりないといえます。
年間消費電力量
年間消費電力量は、決められた条件で1年間使ったときに消費する電力量で、電気代の差を見るための物差しになります。
いちばん小さいSJ-MW46Rの255kWh/年と、いちばん大きいNR-F52BR3の286kWh/年では、1年で31kWhの差になります。冷蔵庫は買い替えるまで一日中動き続ける家電ですから、この差は使う年数のぶんだけ積み重なっていくわけです。ただし、容量が上位のNR-F52BR3とMR-GW52Nは年間消費電力量も大きめで、省エネを優先するほど庫内の広さとのかね合いを考えることになるでしょう。
電気代を抑えたいならSJ-MW46R、次いでGR-A460FKが有力で、両者の差は9kWhにとどまります。容量より毎年の電気代を重く見る人は、この2機種から比べ始めてみてはいかがでしょうか。
定格消費電力
電熱装置 175/175
電熱装置165 / 165(W)省エネ
定格消費電力は、モーター(電動機)や霜取りなどに使うヒーター(電熱装置)が動いているときの電力の大きさを表します。1年を通してどれだけ電気を使うかを示す年間消費電力量とは、測っているものが違うのです。
R-H49YとSJ-MW46Rを比べると、電動機・電熱装置ともにSJ-MW46Rの値のほうが小さくなっています。ただ、これは動いている瞬間の電力の大きさなので、電気代の差として受け取るなら年間消費電力量のほうが直接的といえます。
R-H49YとSJ-MW46Rで迷っているなら、年間消費電力量とあわせて見ても、SJ-MW46Rのほうが電気の面で有利と読めます。電気代で選ぶときは、この行より年間消費電力量の行を優先して見ましょう。
省エネ基準達成率
省エネ基準達成率は、国が定めた省エネの目標値をどれだけ達成しているかを示す割合です。100%を上回るほど、基準よりも省エネが進んでいるといえます。
SJ-MW46Rは105%で、NR-F52BR3・R-H49Y・MR-GW52N・IRSN-FX43Aの100%を上回っています。この4機種どうしではこの行で差がつかず、たとえば年間消費電力量はR-H49YのほうがNR-F52BR3より10kWh小さくなっています。達成率だけで選ぶと、こうした差を見落としてしまうかもしれません。
省エネ性能を重視するなら、達成率が100%を上回り、年間消費電力量も6機種で最も小さいSJ-MW46Rが第一候補になるでしょう。ほかの機種どうしを比べるときは、年間消費電力量の行で見比べてみましょう。
製氷
・速氷機能
・まるごと洗える製氷皿
・給水経路 抗菌処理
貯氷数: 約140
製氷おそうじ: ●
はずして洗える製氷皿: ー
急速製氷: ○
自動製氷
トリプルメガアイス
おいそぎ製氷
製氷皿清掃
Ag⁺イオン加工製氷ユニット
貯氷数:
標準氷 約80個
大氷 約50個
特大氷 約24個
急速製氷: ○
自動製氷は、タンクに水を入れておけば氷を作ってためておいてくれる機能です。急速製氷は、来客や暑い日など氷がすぐ要るときに、作る速さを上げるための機能を指します。
自動製氷は氷を切らさずに済む便利な機能ですが、水の通り道や製氷皿を清潔に保つ手入れは欠かせませんよね。SJ-MW46Rは氷の大きさごとに貯氷数が分かれていて、標準氷なら約80個、特大氷なら約24個と、大きな氷ほどためておける数は少なくなるわけです。
NR-F52BR3・R-H49Y・MR-GW52N・SJ-MW46R・IRSN-FX43Aはいずれも自動製氷で、急いで氷を作る機能もそれぞれ挙がっています。製氷は機種の決め手にはなりにくく、容量や電気代で絞り込んだあとに見る項目といえるでしょう。
野菜室の機能
・Wシャキシャキ野菜室プラス
新鮮スリープ野菜室: ー
うるおい野菜室: ●
深浅スライドケース
お手入れトレー
野菜室の機能は、野菜のしおれや傷みを抑えて、鮮度を長く保つための工夫を指します。野菜室が冷蔵庫のどの高さにあるかも、毎日の出し入れのしやすさを左右するところです。
NR-F52BR3とSJ-MW46Rは野菜室が真ん中にあり、腰をかがめずに野菜を出し入れできるのが利点といえます。その反面、真ん中の段を野菜室が使うぶん、冷凍室などほかの室は上か下の段に回ることになります。野菜と冷凍食品のどちらをよく出し入れするかで、この配置の向き不向きは変わってくるでしょう。
この行は優劣をつけるための行というより、各機種が野菜の鮮度のためにどんな工夫をしているかを知るための行です。野菜をたくさん買う家庭は、まず野菜室の容積の行で広さを比べ、そのうえでこの行を見てみてください。
冷凍室の機能
・奥まで見えるフルオープン(ベアリング式高耐荷重レール)
・霜つき抑制冷凍(運転制御)
上段冷凍室: ・急凍機能
急速冷凍(冷凍室下段1段目)/霜ブロック(冷凍室下段1・2段目)/3段ケース(冷凍室下段)
自動製氷(製氷皿は取りはずせません)
デリシャス冷凍: ー
急速冷凍: ●(下段1段目)
解凍モード: ○
快速冷凍(下段冷凍室2段目)
パラパラ冷凍(下段冷凍室2段目)
味しみ冷凍(下段冷凍室2段目)
4切り名人
冷凍室の機能は、食品を短い時間で凍らせる、霜がつくのを抑える、解凍を手伝う、引き出しの奥まで見渡せるようにするといったものです。どれも、凍らせた食品の状態と出し入れのしやすさにかかわります。冷凍室を開ける回数が多い家庭ほど、毎日の使い勝手に響いてくるところといえます。
SJ-MW46Rは、下段冷凍室の2段目に快速冷凍・パラパラ冷凍・味しみ冷凍を集めています。食材や用途に合わせて凍らせ方を選べる反面、どれを使うかを覚えるひと手間はかかるでしょう。NR-F52BR3は奥まで見えるフルオープンの引き出しとベアリング式高耐荷重レールを備えているので、重くなりがちな冷凍室でも、奥にしまった食品を探しやすい作りなのです。R-H49Yは自動製氷の製氷皿を取りはずせないため、製氷皿を外して洗いたい人には気になる点かもしれません。
この項目は優劣で選ぶところではありません。まとめ買いした食品を急いで凍らせたいのか、凍らせ方を食材ごとに変えたいのか、奥まで見渡して整理したいのかを考え、自分の冷凍室の使い方に照らして読むとよいでしょう。ふだん冷凍室に何をどれだけ入れているか、一度思い浮かべてみてください。
チルド・冷蔵室の機能
・差替え棚(2段目)
・わけられるん棚(3段目)
・うるおい冷却
・チルドルーム
・天面照明
・コントロールパネル:庫内
・ドア開放アラーム大きめ
まるごとチルド
クイック冷却
特鮮氷温ルーム
まるごとチルド: ●
クイック冷却: ●
スポット冷蔵(3・4段目): ー
特鮮氷温ルーム: ●
肉・魚の長期保存: 切れちゃう瞬冷凍 氷点下ストッカーD
プラズマクラスター集中シャワーモード
うるおいチルド
低温作りおきルーム
折りたたみトレー
高さ調節トレー
側取りポケット
出し入れラクラクライン
ナノ低温脱臭触媒
ガラス棚
棚全段取りはずし
LED照明(天面)
肉・魚の長期保存: 長持ちほんのり凍結室
チルド室は冷蔵室より低い温度に保たれた場所で、肉や魚、乳製品などを凍らせずに日持ちさせたいときに使います。棚の差し替えや照明、操作パネルの位置といった冷蔵室の作りは、ものの出し入れや整理のしやすさを左右するところです。
NR-F52BR3は操作パネルが庫内にあるため、扉の表面はすっきりする一方で、設定を変えるたびに扉を開けることになります。SJ-MW46Rには折りたたみトレー、高さ調節トレー、棚全段取りはずしが並んでいて、背の高い容器や大皿に合わせて中を組み替えられるのが利点です。肉や魚を長く置いておく部屋としては、MR-GW52Nが切れちゃう瞬冷凍 氷点下ストッカーD、IRSN-FX43Aが長持ちほんのり凍結室を挙げています。まとめ買いした肉や魚を何日かに分けて使う家庭ほど、こうした部屋の出番は増えるでしょう。
チルドと冷蔵室の機能も優劣を付ける項目ではありません。R-H49Yのまるごとチルドや特鮮氷温ルーム、SJ-MW46Rの低温作りおきルームのように、何をどの温度で置き分けたいかに合わせて読むのがよいでしょう。冷蔵室を開けてから閉めるまでの自分の動きを思い浮かべると、必要な機能を絞りやすくなりますね。
清潔・脱臭
清潔・脱臭の機能は、庫内にこもるにおいや、食品どうしのにおい移りを抑え、庫内を清潔に保つためのものです。においの強い食品をよくしまう家庭ほど、気にかけたい項目でしょう。
NR-F52BR3はWクリーンフィルター、R-H49Yはトリプルパワー脱臭を挙げていて、SJ-MW46Rにもナノ低温脱臭触媒があります。キムチや干物のようににおいの強い食品と、バターのようににおいを吸いやすい食品を同じ庫内に置く家庭では、こうした機能が働く場面が多くなるでしょう。反対に、においの出るものは密閉容器に入れてしまう習慣があるなら、この項目の重みは小さくなるはずです。
清潔・脱臭は優劣で選ぶ項目ではなく、冷蔵庫のにおいにどれだけ困っているかで重みが変わるところです。いまの冷蔵庫でにおいが気になった経験があるなら、各機種の欄に挙がった機能に目を通しておきましょう。
スマホ連携・アプリ
COCORO HOMEアプリ対応
COCORO KITCHENレシピサービス対応
サイズミックス製氷
つないでもっと節電
ソーラー家電連携
おひさま除霜
生成AIアプリ「NIAH」(ニア)
スマホ連携は、冷蔵庫を無線LANにつないで、アプリで情報を受け取ったり運転を切り替えたりできるようにする機能です。食品を冷やす働きとは別に、冷蔵庫の使い方を広げるための項目といえます。
SJ-MW46Rには、COCORO HOMEアプリとCOCORO KITCHENレシピサービスへの対応に加えて、つないでもっと節電、ソーラー家電連携、おひさま除霜と、電気の使い方にかかわる機能が並んでいます。太陽光発電のある家や、家電をアプリでまとめて管理している家では、これらを生かせる場面が増えるでしょう。一方で、つないで使うことが前提の機能なので、最初に無線LANとアプリを設定する手間がかかる点は見ておきたいところです。
スマホ連携は優劣を付ける項目ではなく、アプリや太陽光発電と冷蔵庫をつないで使いたいかどうかで読み方が変わります。使う予定がなければ比べる必要はありません。使いたい人は、SJ-MW46Rの欄に並ぶ機能に自分の暮らしで出番があるか、一つずつ照らし合わせてみてください。
総容量が大きい機種ほど冷凍室も大きい、とは限りません
定格内容積がいちばん大きいのはMR-GW52Nの517 Lで、いちばん小さいIRSN-FX43Aの428 Lとは89Lの開きがあります。数字だけを見ると、大きいMR-GW52Nを選んでおけば何でも入りそうな気がしますよね。
ところが、部屋ごとの容積まで見ていくと話は少し変わってきます。
冷凍室の容積を比べると、総容量がいちばん小さいIRSN-FX43Aが152Lあるのに対して、総容量がいちばん大きいMR-GW52Nは89Lにとどまり、その差は63Lにもなります。総容量の大きさが、そのまま冷凍室の大きさを表しているわけではないのです。
冷凍食品のストックが多い家庭ほど、総容量より先に冷凍室の数字を見たほうが、買ってから「入らない」と困ることを防ぎやすいでしょう。
反対に、冷蔵室と野菜室に余裕があるのは別の機種です。冷蔵室ならMR-GW52Nの277L、野菜室ならNR-F52BR3の104LやGR-A460FKの103Lが大きく、冷凍室を広く取ったIRSN-FX43Aはこの2つの部屋が控えめになっています。
ふだん冷凍室・冷蔵室・野菜室のどこがいちばん先に満杯になるか、一度思い出してみてください。
消費電力量は容量の順にきれいには並びません
年間消費電力量は、少ない順にSJ-MW46R、GR-A460FK、R-H49Y、IRSN-FX43A、MR-GW52N、NR-F52BR3と並びます。少ないほうの2機種は定格内容積が457Lと462Lで、6機種の中では小さいほうに入るのです。
容量を少し控えめにすると消費電力量も下がりやすい、という傾向は読み取れますね。
ただ、この傾向は一直線ではありません。定格内容積がいちばん小さいIRSN-FX43Aの年間消費電力量は277 kWhで、57L大きいR-H49Yの276kWh/年とほぼ並んでいますよね。
NR-F52BR3も、定格内容積で上回るMR-GW52Nより年間消費電力量が多くなっています。小さい機種を選べば電気代も自然に下がる、とは考えないほうがよいといえます。
省エネ基準達成率で見ても、SJ-MW46Rは105%で、NR-F52BR3やMR-GW52Nなどの100%より一段高い値です。年間消費電力量がいちばん少なく、達成率も100%を上回っているのですから、電気代を軸に選ぶならSJ-MW46Rを基準にして、ほかの機種がそこからどれだけ離れているかを見比べてみましょう。
置き場所で差が出るのは、高さより奥行と重さです
本体高さはGR-A460FKが1,833mm、SJ-MW46Rが1,838mm、NR-F52BR3が1850mmです。この3機種でいちばん差の大きいGR-A460FKとNR-F52BR3でも17mmしか違わないので、高さで機種を絞り込む場面はあまり多くないでしょう。
とはいえ、吊り戸棚の下に置くなら、わずかな差でも気になりますよね。
はっきり差が出るのは奥行のほうです。SJ-MW46Rの630mmに対して、GR-A460FKは649mm、NR-F52BR3は699mmで、NR-F52BR3はSJ-MW46Rより69mm手前にせり出します。
通路が狭いキッチンなら、この差が冷蔵庫の前に立ったときの窮屈さとして表れるかもしれません。またSJ-MW46Rの最小必要設置スペースは幅660mm×奥行637mm×高さ1,888mmで、壁ぎわに置くなら壁から20mm以上空けることになっています。
本体質量はNR-F52BR3の91㎏がもっとも軽く、MR-GW52Nの116 kgがもっとも重くなっています。両者の差は25kgで、ほかの4機種は92kgから103 kgのあいだに収まるわけです。
掃除のために冷蔵庫を少し動かしたい場面は意外とありますよね。搬入の手間や動かしやすさまで考えるなら、重さも選ぶときの材料になるはずです。
容量が近いNR-F52BR3とMR-GW52Nは、部屋の配分で選び分けましょう
定格内容積がいちばん大きい2機種、MR-GW52NとNR-F52BR3の差は2Lしかなく、総容量だけでは決め手になりませんよね。違いが出るのは部屋ごとの配分です。
冷蔵室はMR-GW52NがNR-F52BR3より15L大きい一方で、冷凍室はNR-F52BR3のほうが14L大きくなっています。野菜室もNR-F52BR3が6L上回るので、冷凍と野菜を厚くしたのがNR-F52BR3、冷蔵室を厚くしたのがMR-GW52Nだといえます。
この2機種で迷っているなら、冷蔵室をよく使う家庭はMR-GW52N、冷凍室と野菜室も同じくらい使う家庭はNR-F52BR3と考えると整理しやすいでしょう。ただしNR-F52BR3は年間消費電力量がMR-GW52Nより4kWh多く、MR-GW52Nは本体質量が6機種でいちばん重いという弱みがあります。
どちらの弱点なら気にならないか、毎日の使い方に当てはめてみると答えが見えてくるはずですよ。
まとめ
冷凍食品をたくさん入れたいならアイリスオーヤマのIRSN-FX43A、電気代を抑えたいならシャープのSJ-MW46Rを選ぶのがよいでしょう。IRSN-FX43Aは冷凍室が152Lと大きい代わりに野菜室と冷蔵室は控えめです。
SJ-MW46Rは年間消費電力量が255kWh/年と少ない代わりに、定格内容積は457Lにとどまります。総容量の大きさだけで決めずに、冷凍・冷蔵・野菜のどこに余裕がほしいかから考えると選びやすくなりますよ。
目的別に選ぶなら
冷凍食品をたくさん入れたい
アイリスオーヤマ 冷蔵庫 2025年モデル(IRSN-FX43A)
| 冷凍室の容積 | 152L |
|---|
IRSN-FX43Aの冷凍室は152Lあり、冷凍室の容積が104LのGR-A460FKと比べても48L多く入ります。冷凍食品をまとめ買いする家庭や、作り置きを小分けにして凍らせておく家庭なら、この余裕で買い物の回数を減らせるはずです。
その分、野菜室は55Lと小さめなので、野菜を箱でまとめて買う家庭には配分が合わないかもしれません。
電気代を抑えたい
シャープ Fit63 2026年モデル(SJ-MW46R)
| 年間消費電力量 | 255kWh/年 |
|---|
SJ-MW46Rの年間消費電力量は255kWh/年で、2番目に少ないGR-A460FKより9kWh、いちばん多いNR-F52BR3より31kWh少なくなります。冷蔵庫は一年中電源を入れたまま使う家電ですから、この差は買い替えるまで毎年積み重なっていくわけです。
容量は6機種の中では控えめなので、容量よりも毎日の電気代を優先したい家庭に向いているのではないでしょうか。
どれを選ぶべきか
パナソニック冷蔵庫 2026年モデル(NR-F52BR3)
定格内容積が515Lと大きく、野菜室も104Lと広いので、野菜も冷凍食品もまんべんなく買い置きしたい家庭に合うでしょう。いっぽうで年間消費電力量は286kWh/年と6機種でいちばん多く、電気代の面では不利になります。
本体奥行も699mmあるため、キッチンの通路が狭い家では手前へのせり出しが気になるかもしれません。
日立冷蔵庫 2026年モデル(R-H49Y)
定格内容積は485 L、年間消費電力量は276kWh/年と、どちらも6機種の中ほどに収まる機種です。MR-GW52NやNR-F52BR3ほどの容量は要らないけれど、SJ-MW46RやGR-A460FKでは少し足りないと感じる人には、ちょうどよい落としどころになるかもしれません。
ただ、容量ではMR-GW52Nに32L、消費電力量ではSJ-MW46Rに21kWh及ばないため、どちらかを突き詰めたい人には決め手に欠けるといえます。
東芝VEGETA 2026年モデル(GR-A460FK)
年間消費電力量は264kWhで、SJ-MW46Rの次に少なくなっています。冷凍室104L、野菜室103Lと配分の偏りも小さいので、電気代を気にしながら冷凍も野菜もそれなりに入れたい人には、ちょうどよい1台ではないでしょうか。
本体高さは1,833mmと低めですが、NR-F52BR3やSJ-MW46Rとの差はわずかで、高さを決め手にするほどの違いではありません。冷蔵室が237Lで、MR-GW52Nより40L少ない点は弱いところです。
三菱電機置けるスマート大容量 2026年モデル(MR-GW52N)
定格内容積は517 Lで6機種の中でいちばん大きく、冷蔵室も277Lあるので、飲み物や作り置きのおかずを冷蔵室にたっぷり並べたい家庭に合うでしょう。その反面、冷凍室は89Lなので、冷凍食品をたくさんストックする家庭には窮屈に感じられるかもしれません。
本体質量も116 kgと6機種でいちばん重く、搬入するときや掃除で動かすときの負担は大きくなります。
シャープFit63 2026年モデル(SJ-MW46R)
年間消費電力量が6機種でいちばん少なく、本体奥行も630mmと浅いので、電気代を抑えながらキッチンへのせり出しも小さくしたい人に向くでしょう。その代わり定格内容積は457Lで、MR-GW52Nより60L少なく、6機種の中ではIRSN-FX43Aの次に小さい容量です。
まとめ買いの量が多い家庭は、いまの冷蔵庫がどれくらい埋まっているかと照らし合わせてみてください。
アイリスオーヤマ冷蔵庫 2025年モデル(IRSN-FX43A)
冷凍室が152Lと大きいので、冷凍食品や小分けにした作り置きをたくさんストックしたい家庭なら、この配分がそのまま使いやすさにつながるはずです。反面、定格内容積は428 Lと6機種でいちばん小さく、野菜室はNR-F52BR3より49L少ない55L、冷蔵室も221Lと、冷凍室以外は控えめです。
年間消費電力量は277 kWhで、容量がいちばん小さいわりに6機種の中ほどにとどまるといえます。



