WH-CH730NとWH-CH720Nの違いを比較【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
ソニーヘッドホン 2026年モデル(WH-CH730N)
WH-CH730Nは2026年9月18日発売予定のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンです。デュアルノイズセンサーと風ノイズ低減構造を組み合わせて、周囲のノイズを抑える仕組みを備えています。
ヘッドバンドとイヤーパッドの形状を見直した折りたたみ式のデザインで、5色のカラーバリエーションが用意されているのも選びやすいポイントです。音質面では圧縮音源を補うDSEEに対応するほか、従来の5バンドから10バンドに拡張したイコライザーとゲーミングEQを新たに搭載しています。
独自の機能
- デュアルノイズセンサーと風ノイズ低減構造周囲の音を捉えるセンサーと風によるノイズを抑える構造を組み合わせて、ノイズキャンセリングを行います。
- 折りたたみ式デザインヘッドバンドとイヤーパッドの形状を見直し、折りたたんで持ち運べる設計になっています。
- 10バンドイコライザーとゲーミングEQ従来の5バンドから10バンドに拡張したイコライザーと、新たにゲーミング向けのEQを選べます。
- セーフリスニングと最大音量制限音量が上がりすぎないよう管理する機能を新たに搭載しています。
ソニーWH-CH720N
WH-CH720Nは、上位機種の1000Xシリーズと同じ統合プロセッサーV1を搭載し、ノイズキャンセリング機能と音質づくりの両方をこのプロセッサーが担っています。ヘッドバンド型のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンとしては、2023年2月22日時点でソニーとして最も軽い製品としており、長時間の装着を意識した作りになっているのがうれしいところです。
通話時には声を拾う技術を採用しており、テレワークでの利用も想定した通話品質を掲げています。2台の機器に同時接続できるマルチポイント接続にも対応しています。
独自の機能
- 統合プロセッサーV1ノイズキャンセリングの処理と音質の処理を1つのプロセッサーでまかないます。
- デュアルノイズセンサーテクノロジー2つのマイクでノイズをとらえ、ノイズキャンセリングの精度を高めます。
- アダプティブサウンドコントロールよく行く場所や行動シーンに合わせて、設定を自動で切り替えます。
- マルチポイント接続2台の機器に同時接続し、それぞれの機器で音楽と通話を受信できます。
項目ごとの比較
ヘッドホン部(その他) 充電時間0.5時間差
ヘッドホン部(その他) 電池持続時間(連続音声再生時間)
ノイズキャンセリング(NC)をオンにした場合とオフにした場合、それぞれで連続再生できる時間の目安です。
NC ON時はWH-CH730Nが最大50時間、WH-CH720Nが最大35時間で15時間の差があります。NC OFF時はWH-CH730Nが最大75時間、WH-CH720Nが最大50時間で25時間の差です。長時間の外出や旅行などで途中の充電が難しい場面ほど、この差が使える時間の余裕として表れますよね。
ノイズキャンセリングをつけたまま長時間使う予定がある人は、持続時間の数値が長いWH-CH730Nの方が充電の心配をしにくくなるはずです。
ヘッドホン部(その他) 周波数特性
再生できる音の低音から高音までの範囲を示す数値です。
WH-CH730Nは6Hz-20,000Hz、WH-CH720Nは7Hz-20,000Hzで、低音側の下限に1Hzの差があります。どちらも人の耳が聞き取れる範囲の下限(約20Hz)より低い数値なので、この1Hzの差が聞こえ方の違いとして体感されることはないでしょう。
周波数特性の数値はほぼ同じなので、この項目を基準に選ぶ必要はなさそうです。
ヘッドホン部(その他) 対応インピーダンス
- 100 Ω (1 kHzにて) (有線接続時、POWER ON 時)25 Ω (1 kHzにて) (有線接続時、POWER OFF 時)
- 325 Ω (1 kHzにて) (有線接続時、POWER ON 時)
- 31 Ω (1 kHzにて) (有線接続時、POWER OFF 時)
有線接続で使うときに、ヘッドホン側が対応するインピーダンス(電気抵抗)の数値です。有線再生に使うプレーヤーやケーブルとの相性に関わります。
電源ON時はWH-CH730Nが100Ω、WH-CH720Nが325Ωで225Ωの差があります。電源OFF時はWH-CH730Nが25Ω、WH-CH720Nが31Ωで6Ωの差です。対応インピーダンスは接続する機器の出力に見合うかという相性の話なので、数値が大きい方が一律に有利というわけではありません。
有線接続で使う予定がある人は、組み合わせる機器のインピーダンスとこの数値を照らし合わせて確かめてみてください。
Bluetooth 通信方式
対応しているBluetoothの通信規格のバージョンです。
WH-CH730NはVersion6.0、WH-CH720NはVer.5.2に対応しており、対応する規格のバージョンが異なります。組み合わせるスマートフォンなどの機器が対応するBluetoothバージョンとの相性にも関わるわけです。
手持ちの機器が対応するBluetoothバージョンを踏まえて選びたい人は、この数値を確認材料にしてみてください。
電池の持ちはWH-CH730Nが大きくリードします
連続で音声を再生できる時間には、はっきりとした差があります。ノイズキャンセリングをオンにした状態では、WH-CH730Nが最大50時間、WH-CH720Nが最大35時間で、その差は15時間です。
ノイズキャンセリングをオフにした状態では、WH-CH730Nが最大75時間、WH-CH720Nが最大50時間となり、こちらの差は25時間に広がります。
どちらの条件でも、上位モデルであるWH-CH730Nのほうが長く使えます。毎日の通勤や出張など、こまめに充電する余裕がない使い方をする人にとっては、この差が実際の使い勝手に直結するのではないでしょうか。
逆に自宅や職場で頻繁に充電できる環境であれば、この差が問題になる場面は少ないはずです。
充電時間と再生周波数帯域はほとんど変わりません
満充電までにかかる時間は、WH-CH730Nが約3時間、WH-CH720Nが約3.5時間です。差は0.5時間ですから、充電のたびに感じる待ち時間としては、どちらを選んでもほぼ同じと考えて差し支えないでしょう。
再生周波数帯域についても、WH-CH730Nが6Hz-20000Hz、WH-CH720Nが7Hz-20000Hzと、低音側の下限が1Hz違うだけです。この程度の差は聴こえ方の判断材料にはならないため、音質を決め手にするならほかの共通スペックを基準に考えたほうが現実的といえます。
Bluetoothの通信方式はWH-CH730Nのほうが新しい規格です
無線接続に使うBluetoothの規格は、WH-CH730NがBluetooth標準規格Version6.0、WH-CH720NがBluetooth標準規格Ver.5.2です。数字が大きいWH-CH730Nのほうが新しい世代の規格に対応しています。
スマートフォンなど接続先の機器も新しい規格に対応していく流れにあるため、長く使い続けることを考えると、より新しい規格に対応しているWH-CH730Nのほうが将来的な互換性の面で安心材料になるでしょう。ただし現行のBluetooth機器同士であれば、日常的な接続や音楽再生の場面で困ることは基本的にありません。
有線接続時のインピーダンス値にも違いがあります
有線でつないだときの入力インピーダンスは、WH-CH730NがPOWER ON時100Ω、POWER OFF時25Ωです。WH-CH720NはPOWER ON時325Ω、POWER OFF時31Ωとなっており、数値の立て方が異なります。
この数値は接続する機器側のアンプとの相性に関わる項目で、どちらが優れているとは単純に言えません。有線接続をメインで使う予定があるなら、この数値差も選択の材料のひとつにしてみてください。
まとめ
WH-CH730NとWH-CH720Nは、ソニーの同じシリーズに属する上位モデルと下位モデルです。両者の公式スペックの違いは、電池持続時間、充電時間、再生周波数帯域、Bluetoothの通信方式、有線接続時のインピーダンスの5項目に集約されます。
中でも電池持続時間の差がもっとも大きく、上位モデルのWH-CH730Nのほうが長く使えます。
上位機と下位機、どちらを買うか
ソニーWH-CH730N が向く人
長時間の外出や出張でノイズキャンセリングを使いながら音楽を聴く機会が多い人には、WH-CH730Nが向いています。ノイズキャンセリングをオンにした状態で最大50時間、オフにした状態で最大75時間と、WH-CH720Nより長く使い続けられるため、充電を気にする頻度を減らせるはずです。
Bluetoothの規格もVersion6.0と新しく、今後長く使い続けたい人にもおすすめします。
ソニーWH-CH720N が向く人
外出時間がそれほど長くなく、こまめに充電できる環境で使う人には、WH-CH720Nでも十分でしょう。電池持続時間はWH-CH730Nより短いものの、満充電までの時間は約3.5時間とほぼ同水準で、日常的な使用に大きな支障はありません。



