ソニー ヘッドホン 2025年モデルと2022年モデルの違い|WH-1000XM6とWH-1000XM5【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
ソニーヘッドホン 2025年モデル(WH-1000XM6)
WH-1000XM6はソニーのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンで、専用アプリ「Sony Sound Connect」から音質やノイズキャンセリングの設定を行えます。著名なサウンドエンジニアと共同でチューニングを重ね、本機専用に設計したドライバーユニットを搭載しているのがこだわりです。
ノイズキャンセリングには新開発のプロセッサーQN3と12個のマイクによるセンサーを組み合わせ、周囲の騒音や装着状況をリアルタイムに解析します。通話時には左右合わせて6つのマイクとAIアルゴリズムを使い、口元の声を捉えて相手に届けます。
独自の機能
- 360 Upmix for Cinemaステレオ音源をソニー独自のリアルタイム信号処理で立体的な音場に変換し、スマホやタブレットで見る映画・動画を臨場感のあるサウンドで楽しめます。
- QN3プロセッサー+マルチノイズセンサーテクノロジー新開発のプロセッサーQN3と12個のマイクを使い、周囲の騒音や装着状況をリアルタイムに分析してノイズキャンセリングを最適化します。
- 折りたたみ機構とマグネット式キャリングケース本体を折りたたんでコンパクトなキャリングケースに収納でき、ケースはマグネット式の開閉を採用しています。
- AIビームフォーミング+AIノイズリダクションによる通話機能左右計6つのマイクとAIアルゴリズムを組み合わせ、口元への指向性を高めて騒がしい場所での通話をサポートします。
ソニーWH-1000XM5
ヘッドホン内部には高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1と統合プロセッサーV1を組み合わせ、8個のマイクからの信号を処理してノイズキャンセリング性能を高めています。音質面では専用設計の30mmドライバーユニットを搭載し、Walkman(R)で培った高音質化技術をヘッドホン向けに調整しているのが特徴です。
通話時には左右4つずつ、合計8個のマイクによるビームフォーミングとAI処理を使い、雑音下でも声を捉えやすくしています。装着面では柔らかい「ソフトフィットレザー」のイヤーパッドを採用し、本体デザインも第5世代から刷新されています。
独自の機能
- オートNCオプティマイザー装着状態や周囲の環境を検知して、ノイズキャンセリングの効き方を自動で最適化します。
- スピーク・トゥ・チャットヘッドホンを外さずに話し始めると、音楽の音量が下がって会話ができます。
- アダプティブサウンドコントロールよく行く場所や行動シーンを検知して、リスニング設定を自動で切り替えます。
- マルチポイント2台の機器に同時接続できます。
項目ごとの比較
ヘッドホン部 質量4g差
質量はXM6が約254 g、XM5が約250 gで、差は約4 gです。長時間装着したときの負担は軽い方が有利ですが、この程度の差であれば、装着感の違いはヘッドバンドやイヤーパッドの作りなど別の要素の影響の方が大きくなるはずです。
重さの差はごくわずかで、この項目だけで選ぶ決め手にはなりにくい数値でしょう。
ヘッドホン部 型式
型式は、音を外に逃がしにくい密閉型か、開放型かといった、ヘッドホンの基本的な構造の分類を示す項目です。
どちらも密閉型として挙げられている点は共通しており、この項目だけから音の傾向の違いを読み取ることはできません。
ヘッドホン部 感度
- 103 dB/mW (有線接続時、POWER ON 時), 102 dB/mW (有線接続時、POWER OFF 時)
- 102 dB/mW(有線接続時、POWER ON時)
- 100 dB/mW(有線接続時、POWER OFF時)
感度は、有線で接続したときに同じ電力でどれくらいの音量が出せるかを示す数値で、数値が大きいほど小さな出力でも音量を得やすくなります。
POWER ON時の感度はXM6が103 dB/mW、XM5が102 dB/mWで、差は1 dBです。POWER OFF時はXM6が102 dB/mW、XM5が100 dB/mWで、差は2 dBに広がります。バッテリーが切れた状態で有線接続に頼る場面では、数値が大きいXM6の方が音量を確保しやすい方向の違いになるでしょう。
有線接続時の感度はどちらもわずかな差ですが、POWER OFF時はXM6の方が数値が大きくなっています。
ヘッドホン部 インピーダンス
- 48 Ω (1 kHzにて) (有線接続時、POWER ON 時), 16 Ω (有線接続時、POWER OFF 時)
- 48 Ω(1 kHzにて)(有線接続時、POWER ON時)
- 16 Ω(1 kHzにて)(有線接続時、POWER OFF時)
インピーダンスは、有線接続時にアンプ側から見た電気的な負荷の大きさを表す数値です。
POWER ON時は48 Ω、POWER OFF時は16 Ωと、どちらの機種も同じ数値になっています。表記の細かさに違いはありますが、値そのものは共通ですね。
ヘッドホン部(その他) 充電方法
表記の違いだけで、どちらもUSBによる充電に対応しています。
ヘッドホン部(その他) 電池持続時間(連続通話時間)
電池持続時間は、フル充電の状態から、ノイズキャンセリング機能のオン・オフによって使用できる時間がどう変わるかを示す数値です。
NC ON時はXM6、XM5ともに最大24時間で、この条件では差がありません。NC OFF時はXM6が最大28時間、XM5が最大32時間で、差は4時間です。ノイズキャンセリングを切って長時間使う場面が多い人にとっては、この4時間の差が積み重なっていくのではないでしょうか。
ノイズキャンセリングを常にオンで使うなら差はなく、オフで長く使う機会が多い人にはXM5の数値の方が余裕があります。
ヘッドホン部(その他) 対応インピーダンス
- 48 Ω (1 kHzにて) (有線接続時、POWER ON 時), 16 Ω (有線接続時、POWER OFF 時)
- 48 Ω(1 kHzにて)(有線接続時、POWER ON時)
- 16 Ω(1 kHzにて)(有線接続時、POWER OFF時)
対応インピーダンスも、有線接続時の電気的な負荷を示す数値です。
POWER ON時は48 Ω、POWER OFF時は16 Ωと、こちらも両機種で同じ数値です。
Bluetooth 通信方式
Bluetoothの通信方式は、対応している規格のバージョンを示す項目です。
XM6はBluetooth標準規格Version5.3、XM5はVer.5.2に対応しています。バージョンが新しいXM6の方が、通信まわりの土台となる規格としては新しい世代のものを採用していることになりますね。
対応するBluetoothのバージョンはXM6の方が新しくなっています。
Bluetooth 最大通信距離
最大通信距離は、ヘッドホンと接続機器が離れたときに、通信が途切れずに届く目安の距離です。
XM6が約10m、XM5が10mと、表記の違いはあるものの数値としては同じといえます。
Bluetooth 対応Bluetoothプロファイル
対応プロファイルは、Bluetoothで音楽再生や通話など、どの用途の通信規格に対応しているかを示す一覧です。
A2DP、AVRCP、HFP、HSPの4つは両機種の一覧に共通して挙げられています。XM6の一覧にはこれに加えてTMAPとPBPが挙げられていますが、XM5の一覧にはこの2つの表記はありません。
基本のプロファイルは共通しており、TMAPとPBPの表記があるかどうかがXM6とXM5の一覧の違いです。気になる人は用途に合わせて確かめてみてください。
Bluetooth 対応コーデック
対応コーデックは、音声データを圧縮して送るときの方式の種類を示す項目です。
SBC、AAC、LDACの3つは両機種の一覧に共通しています。XM6の一覧にはこれに加えてLC3が挙げられていますが、XM5の一覧にはLC3の表記はありません。
主要な3つのコーデックの対応は共通していて、LC3の表記があるかどうかがXM6とXM5の一覧の違いです。
Bluetooth 伝送帯域(A2DP)
伝送帯域は、Bluetooth接続で送ることができる音の周波数の範囲を示す数値です。
44.1kHzサンプリング時は20Hz-20,000Hz、LDACの96kHz 990kbps時は20Hz-40,000Hzと、いずれの条件でも両機種の数値は同じになっています。
連続通話時間はノイズキャンセリングをオフにするとWH-1000XM5の方が長く続きます
連続通話時間を比べると、ノイズキャンセリングをオンにした状態はWH-1000XM6もWH-1000XM5も最大24時間で同じです。差が出るのはノイズキャンセリングをオフにしたときで、WH-1000XM6が最大28時間、WH-1000XM5が最大32時間です。
この項目だけを見ると、新しいWH-1000XM6よりも旧モデルのWH-1000XM5の方が4時間長く使えることになります。通話をよくする人で、しかもノイズキャンセリングをオフにする場面が多い人にとっては、見過ごせない差ではないでしょうか。
Bluetoothの規格とコーデック、対応プロファイルはWH-1000XM6の方が新しく広がっています
Bluetoothの通信方式は、WH-1000XM6がVersion5.3、WH-1000XM5がVer.5.2で、WH-1000XM6の方が新しい規格に対応しています。対応コーデックもWH-1000XM6はSBC、AAC、LDACに加えてLC3に対応しており、WH-1000XM5はSBC、AAC、LDACの3種類にとどまります。
対応するBluetoothプロファイルも、WH-1000XM6はA2DP、AVRCP、HFP、HSPに加えてTMAP、PBPを備えており、WH-1000XM5はA2DP、AVRCP、HFP、HSPの4つです。最大通信距離はWH-1000XM6が約10m、WH-1000XM5が10mで、この点はどちらも大きく変わらないようです。
本体の質量と有線接続時のスペックにわずかな違いがあります
本体の質量は、WH-1000XM6が約254g、WH-1000XM5が約250gで、差は4gです。装着して長く使う人にとって、この程度の差は個人の感じ方によるところが大きく、一概にどちらが快適とはいえません。
有線接続時の感度は、WH-1000XM6がPOWER ON時103dB/mW・POWER OFF時102dB/mW、WH-1000XM5がPOWER ON時102dB/mW・POWER OFF時100dB/mWです。インピーダンスはどちらもPOWER ON時48Ω(1kHzにて)、POWER OFF時16Ωで、こちらの値に大きな違いはありません。
まとめ
WH-1000XM6は2025年発売、WH-1000XM5は2022年発売のソニーのヘッドホンです。Bluetoothの通信規格やコーデック、対応プロファイルの幅はWH-1000XM6の方が広がっていますが、ノイズキャンセリングをオフにしたときの連続通話時間はWH-1000XM5の方が長く保たれます。
本体の質量にもわずかな差があります。
上位機と下位機、どちらを買うか
ソニーWH-1000XM6 が向く人
Bluetoothの新しい規格やLC3を含む対応コーデック、TMAP・PBPを含む対応プロファイルの広さを重視する人にはWH-1000XM6が向いています。発売が2025年と新しく、通信まわりの仕様を優先したい人におすすめします。
ただし、ノイズキャンセリングをオフにしたときの連続通話時間はWH-1000XM5より短くなるので、通話中心の使い方をする人はその点を踏まえておくとよいでしょう。
ソニーWH-1000XM5 が向く人
ノイズキャンセリングをオフにした状態での連続通話時間を優先するなら、最大32時間使えるWH-1000XM5が向いています。本体の質量もWH-1000XM6よりわずかに軽く、約250gです。
Bluetoothの対応コーデックやプロファイルの幅はWH-1000XM6より狭いので、その点より通話時間や軽さを優先する人向けといえるでしょう。



