東芝 扇風機・サーキュレーター、床に座って使うなら下位モデルが買い?|TF-30DL29とTF-30DL27【2026年9月】
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます
今回比較するのはこちらの2機種
東芝扇風機 2026年モデル(TF-30DL29)
- 発売2026年4月
東芝扇風機 2024年モデル(TF-30DL27)
- 発売2024年4月
東芝 TF-30DL27は、羽根径30cmで7枚羽根のDCモーター扇風機です。ACタイプより低い回転数で運転できるDCモーターを使っており、定格消費電力は16Wです。
風量は4段で切り替えられ、一定の風ではなく強さが変わる風を送るランダム風モードも2種類から選べます。高さは670~860mmの範囲で変えられるので、床に座っているときにもソファに腰かけているときにも風の高さを合わせられるでしょう。
独自の機能
- 2種類のランダム風モード強さが揺らぐ「ゆらぎ風」とやわらかな「ふわり風」の2つから、その場に合う風を選べます。
- ホコリ防止加工の羽根静電気でホコリが付くのを抑える加工がされているので、季節の終わりに羽根を掃除する手間を減らせます。
- LCD表示付きリモコン(ホルダー付)風量や首振りなどの運転状態を手元の画面で確認でき、使わないときはホルダーにしまっておけます。
- ツインタイマー切タイマーと入タイマーを組み合わせて使えるので、寝ている間に一度止めて、明け方にまた運転を始めるといった使い方ができます。
前モデル(TF-30DL26・2023年発売)からの変更点
TF-30DL27は2024年発売で、2023年発売の前モデルTF-30DL26より新しいモデルです。羽根の加工が、前モデルの「帯電防止」から「ホコリ防止加工」に変わりました。
ランダム風は前モデルでは「2段」、TF-30DL27では「2種類」として示されていて、ゆらぎ風とふわり風の2つのモードから選ぶ形になっているのが違いです。
項目ごとの比較
本体の大きさ
いちばん低くしたときの高さは、TF-30DL27の方がTF-30DL29より50mm低くなります。背が低いぶん、窓際や家具の間に置いても目立ちにくく、床に近い位置から風を送れます。
床に座って使う人や、低い場所に置きたい人にはTF-30DL27が合うはずです。高さを低く抑えることにこだわらないなら、この項目で差を気にする必要はありません。
リモコン
リモコンがあると、座ったままや寝転んだままで風量や首振りを切り替えられます。LCDリモコンは、手元の画面で設定内容を確かめながら操作できるリモコンです。
TF-30DL27のLCDリモコンなら、本体まで目を向けなくても、いまの設定を手元で確かめられますね。どちらのリモコンにもホルダーが付いているので、使わないときは決まった場所に置いておけます。
どちらもホルダー付きのリモコンで操作できるため、リモコンの有無でどちらかを外す必要はありません。手元で設定を確かめたい人には、TF-30DL27のLCDリモコンが目安になるでしょう。
首振り角度 > 左右首振り
左右首振りの角度が広いほど、1台で風を届けられる横方向の範囲が広がります。
「約」が付くかどうかの表記が違うだけで、値はどちらも85°です。首振りの広さでは、2機種に差はありません。
角度調整(手動) > 右向き
本体を手で動かして、風の向きを右へずらせる角度です。首振りを止めたまま、風を当てたい方向に合わせるときに使います。
TF-30DL29は約-15°、TF-30DL27は約15°と書かれていますが、向きの表し方が違うだけで、角度はどちらも15°です。この項目で2機種を選び分ける必要はないでしょう。
角度調整(手動) > 左向き/右向き
本体を手で動かして、風の向きを左右へずらせる角度です。首振りを使わずに、決まった方向へ風を送りたいときに役立ちます。
表記が違うだけで値は同じで、どちらも左右それぞれ約15°動かせます。左右の向きの調整では、2機種に差はありません。
角度調整(手動) > 下向き
風を下へ向けられる角度です。床に座っている人や寝ている人に風を当てたいときに使います。
TF-30DL29は約-20°、TF-30DL27は約20°と書かれていますが、向きの表し方が違うだけで、角度はどちらも20°です。下向きに送れる範囲では、2機種に差はありません。
角度調整(手動) > 上向き/下向き
風の向きを上下に変えられる角度です。上へ向ければ部屋の空気を回しやすくなり、下へ向ければ低い位置にいる人に風を当てやすくなります。
表記が違うだけで値は同じで、どちらも上下それぞれ約20°です。上下の向きの調整では、2機種に差はありません。
風量可変 > 連続
一定の強さで風を送るときに選べる風量の段階です。段階が多いほど、ちょうどよい強さに細かく合わせられます。
TF-30DL29は7段、TF-30DL27は4段で、TF-30DL29の方が3段多く選べます。弱すぎる、強すぎると感じたときに、TF-30DL29なら間の強さに合わせやすくなるはずです。一方でTF-30DL27は段階が少ないぶん、ボタンを押す回数が少なく、目当ての強さにすぐ切り替えられます。
寝るときや体が冷えやすいときに風の強さを細かく合わせたい人には、TF-30DL29が合います。強・中・弱くらいの切り替えで足りる人なら、TF-30DL27の4段でも困りにくいですよね。
風量可変 > ランダム
風の強さが自動で変わる運転です。同じ強さの風を当て続けるより、体への当たり方がやわらかく感じられます。
TF-30DL29では、弱めの風量1〜3の間で切り替わるふわり風と、風量1〜7の全体で切り替わるゆらぎ風の2つが選べます。穏やかに変えたいときと、強弱をはっきり付けたいときで使い分けられるでしょう。TF-30DL27も2種類から選べます。
どちらもランダムに変わる風を2種類持っているので、種類の数では差がありません。風量1〜3の弱い範囲だけで変わる風を使いたい人には、中身が示されているTF-30DL29が選びやすいはずです。
製品寸法
幅と奥行きはどちらも360mm×350mmで、床に置いたときに占める広さは変わりません。違うのは高さで、いちばん低くしたときはTF-30DL27が50mm低く、いちばん高くしたときはTF-30DL29が10mm高くなります。低く抑えられるTF-30DL27は窓際や棚の下にも収めやすく、TF-30DL29は背の高い位置から風を送りたいときにわずかに有利です。
置き場所の広さでは差がないので、決め手は高さです。低い場所に置きたい人や床に座って使う人には、TF-30DL27を確かめてみてください。
高さ調節範囲
本体の高さを変えられる範囲です。下限が低いほど床に座った人や寝ている人の近くから風を送れ、上限が高いほどいすやベッドの上にいる人にも風を届けやすくなります。
TF-30DL27は下限がTF-30DL29より50mm低いので、床に座ったときの顔や体の高さに風を合わせやすくなるでしょう。上限はTF-30DL29の方が10mm高いものの、差は小さいため、いすに座って使う場合はどちらでも大きく変わりません。
床に座る、布団で寝るといった低い位置で使うことが多い人には、TF-30DL27が合います。いすやソファで使うのが中心なら、高さ調節の範囲でどちらかを選ぶ理由はほとんどないのではないでしょうか。
風量の選びやすさは上位のTF-30DL29が上回ります
通常の風量は、TF-30DL29が風量1から風量7までの7段階、TF-30DL27が4段です。段階が3つ多いので、TF-30DL29は弱い風から強い風までの間を細かく刻んで選べます。
この違いは、夜に弱い風を体に当て続けたいときや、部屋の空気をゆるく回したいときに効いてくるのではないでしょうか。段階が少ないと、1段の変化が大きくなり、ちょうどよい強さの手前や先で止まってしまうことがあります。
7段階あれば、そうした中途半端さを感じにくくなるはずです。
反対に、「弱・中・強くらいに切り替えられれば十分」という使い方なら、4段のTF-30DL27でも困る場面は多くありません。風の強さに細かくこだわるかどうかが、上位モデルを選ぶかどうかの分かれ目になりますね。
低い位置で使うならTF-30DL27のほうが合います
高さ調節の範囲は、TF-30DL29が720~870mm、TF-30DL27が670~860mmです。いちばん低くしたときの差は50mmで、下位のTF-30DL27のほうが低く構えられます。
上位モデルのほうが劣る数少ない点なので、見落とさないようにしてください。
床に座って過ごすリビングや、布団を敷いて寝る部屋では、送風口が低いほど顔や体に風が届きやすくなります。低い姿勢で風を受けることが多い家庭では、この50mmの差が使い心地を左右するかもしれません。
いちばん高くしたときはTF-30DL29のほうが10mm高いものの、差はわずかです。椅子やソファに座って使う場合は、どちらを選んでも高さで不満が出ることは少ないでしょう。
ランダムな風はどちらも2種類を選べます
風の強さが自動で変わるランダム運転は、TF-30DL27が2種類とされています。TF-30DL29は、風量1から3を自動で切り換えるふわり風3段と、風量1から7を自動で切り換えるゆらぎ風7段の2種類です。
ふわり風は弱めの範囲だけで強さが変わるので、寝るときや体に直接当てたいときに向いています。ゆらぎ風は強い風まで含めて変わるので、暑い日中に自然の風に近い変化を求める場面で役立つはずです。
どちらのモデルもランダムな風を2種類から選べるので、ランダム運転があるかどうかで迷う必要はありません。2機種の差は、あくまで通常の風量の段階数と高さの範囲にあるといえます。
床に置いたときの広さは2機種とも同じです
製品寸法は、2機種とも幅360mm×奥行350mmです。床に置いたときに占める広さは変わらないので、「この隙間に置けるのはどちらか」で悩む必要はありません。
2機種で違うのは高さだけで、どちらも高さを調節できます。置き場所ではなく、どのくらいの高さで風を受けたいかを基準に選んでみてください。
まとめ
上位のTF-30DL29は、風量を風量1から風量7までの7段階で選べます。4段のTF-30DL27より細かく風の強さを合わせられることが、いちばん大きな違いといえます。
一方で、いちばん低くしたときの高さはTF-30DL27のほうが50mm低いので、床に座ったり寝転んだりして風を受けることが多いなら、下位モデルにも選ぶ理由があります。
上位機と下位機、どちらを買うか
東芝TF-30DL29 が向く人
TF-30DL29は、風の強さを細かく合わせたい人に向いています。風量を7段階で選べるので、寝るときに弱い風をちょうどよい強さで当て続けたい人や、季節や時間帯で強さをこまめに変えたい人ほど、4段との差を感じやすくなるでしょう。
椅子やソファに座って使うことが多く、いちばん低い高さが720mmでも困らない家庭なら、上位モデルを選んで後悔しにくいはずです。
東芝TF-30DL27 が向く人
TF-30DL27は、床に座ったり布団で寝たりして、低い位置で風を受けたい人に向いています。いちばん低くしたときは上位モデルより50mm低くなるので、低い姿勢でも風が顔や体に届きやすくなります。
風量は4段でも十分で、ランダムな風を2種類選べれば満足という人なら、下位モデルでも不足を感じる場面は少ないのではないでしょうか。



