東芝 アイロン・衣類スチーマーは上位モデルが買い?スチーム切換の段数を比べる|TAS-X6とTAS-X5【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
東芝La・Coo S 2021年モデル(TAS-X6)
- 発売2021年11月
東芝 TAS-X6は、コードを外して使うことも、コードをつないで使うこともできる衣類スチーマーです。スチーム量はコードレスで使うときが最大約14g/分、コード付きで使うときが最大約20g/分で、出かける前にハンガーに掛けたままシワを伸ばす使い方に向いています。
本体質量は約0.69kg(コードレス時)で、かけ面を衣類に当てればアイロンとしても使えるのが特徴です。メーカーは、スチームを当てたときの脱臭効果や、スギ花粉・ダニ由来のアレル物質を減らす効果についても試験結果を示しています。
独自の機能
- 電動ポンプ式の連続スチームコードレスで使っているときもスチームを連続で出せて、本体を斜め下に向けても噴射できます。
- 全温度3段スチーム低・中・高のどの温度でもスチームを使えるので、高温に弱い布地にもスチームを当てられます。
- スチームラインかけ面の溝に沿ってスチームが広がるので、ムラなく当てやすくなっています。
- 置くたび適温とオートパワーオフ置き台に戻すたびに給電されて適温を保ち、置き台に置いたまま電源を切り忘れても10分後に自動で電源が切れます。
前モデル(TAS-X5・2019年発売)からの変更点
2019年発売の前モデルTAS-X5では高温・中温の2段でしかスチームを使えませんでしたが、TAS-X6では低温を含む3段すべてでスチームを使えるようになりました。コードレス時のスチーム持続時間は最長約1分30秒から最長約2分に延び、かけ面のコーティングはニッケルコートからシルバーセラミックコートに変わっています。
本体の高さは約137mmから約130mmになって7mm低くなり、本体質量も約0.71kgから約0.69kgになって0.02kg軽くなりました。
東芝La・Coo S 2019年モデル(TAS-X5)
- 発売2019年11月
TAS-X5はコードを気にせず使えるコードレス衣類スチーマーで、コード付きでの使用にも対応します。かけ面温度は低・中・高の3段階で調節でき、布地の種類に合わせて選べるのが便利です。
ハンドルはオープンハンドルの形状で、アイロンとしてもプレスに使える構造です。本体質量はコードレス時で約0.71kgとなっています。
独自の機能
- スチームラインスチームが溝に沿って広がり、かけ面全体にムラなく行き渡ります。
- 高温・中温2段スチーム布地に合わせてスチームの温度を切り替えられます。
- 置くたび適温コードレス時、置き台に置くたびに給電され、適温を保てます。
- オートバルブスチーム孔からの水もれを防ぎます。
項目ごとの比較
本体質量0.02kg差
TAS-X6は約0.69kg、TAS-X5は約0.71kgで、TAS-X6のほうが0.02kg軽くなっています。持ち上げたときにはっきり分かるほどの差ではないでしょう。
重さはほぼ同じと考えてよく、この項目で選ぶ機種が変わることはありません。
収納時質量0.03kg差
収納時質量は、本体を台やケースに収めた状態での重さです。しまう場所から出し入れするときに持つ重さになります。
TAS-X6は約1.0kg、TAS-X5は約1.03kgで、差は0.03kgです。出し入れのたびに負担が変わるほどの差ではないでしょう。
収納時の重さは2機種でほとんど変わらず、どちらを選んでも出し入れの手間は同じです。
ベース > コーティング
コーティングは、アイロンのかけ面(ベース)の表面に施された加工です。布に直接当たる部分なので、かけ面の滑り方や、使い続けたときの汚れや傷の付き方に関わります。
TAS-X6はシルバーセラミックコート、TAS-X5はニッケルコートで、かけ面の素材が違います。
この項目では優劣を付けず、かけ面の加工が違う2機種だと受け取ってください。機種を選ぶときは、スチームまわりや大きさの差を見て決めるのが合っているでしょう。
スチーム > スチーム持続時間
- 最長 約2分(コードレス時)
- (高・スチーム設定時)
- 最長 約1分30秒(コードレス時)
- 最長 約7分10秒(コード付時)
スチーム持続時間は、スチームを出し続けられる時間です。コードレスで使うときは、本体にためた熱で蒸気を出すので、この時間が長いほど途中で台に戻して温め直す回数が減ります。
コードレス時で比べると、TAS-X6は最長約2分、TAS-X5は最長約1分30秒で、TAS-X6のほうが30秒長く続きます。シャツの前身ごろやスカートのひだなど、スチームを当て続けたい場面では、この30秒の差で温め直しを待つ回数が減るはずです。TAS-X5にはコード付時の値として最長約7分10秒も示されているので、コードをつないで使う人はこちらの値を見て判断できます。
コードレスで長くスチームを当てたい人にはTAS-X6が合っているでしょう。コードをつないでスチームを長く使いたい人は、TAS-X5のコード付時の約7分10秒を基準に考えてみてください。
スチーム > スチーム切換
スチーム切換は、出す蒸気の量を何段階から選べるかを表します。段数が多いほど、生地の厚さやシワの強さに合わせて蒸気の量を細かく変えられるのです。
TAS-X6は全温度で3段のスチームを切り換えられるので、どの温度で使うときも蒸気の量を細かく合わせられます。TAS-X5は高温と中温で2段のスチームで、選ぶ段階が少ないぶん、設定に迷わず使えるでしょう。
蒸気の量を生地ごとに細かく変えたい人にはTAS-X6が合っています。強弱の2つを選べれば十分という人は、TAS-X5でも困りません。
使いやすさ > 電源切り忘れ
オートパワーオフは、電源を切り忘れたまま置いておくと、自動で電源が切れる機能です。
表記が違うだけで、どちらもオートパワーオフを備えています。この項目は機種選びの決め手にはならないでしょう。
使いやすさ > 水もれ防止
水もれ防止は、スチーム孔から水がしたたって衣類をぬらさないようにするしくみです。温度が十分に上がっていないときにスチームを出そうとすると、蒸気にならなかった水が出ることがあり、それを防ぎます。
TAS-X6はマイコン制御でスチーム孔からの水もれを防ぎ、TAS-X5はオートバルブで防ぎます。しくみは違いますが、衣類に水じみを作らないという目的は同じなのです。
この項目では優劣を付けず、どちらも水もれを防ぐしくみを持っていると受け取ってください。選ぶ理由はスチームの段数や持続時間に置くのが合っているでしょう。
本体寸法(長さ×幅×高さ)
長さと幅は同じで、高さだけTAS-X6が7mm低くなっています。握ったときの手の位置がわずかに変わる程度の差なので、使い勝手を大きく左右する差ではないでしょう。
本体の大きさはほぼ同じと考えてよく、この項目でどちらかに決める必要はありません。
収納時寸法(長さ×幅×高さ)
収納時寸法は、アイロンを台やケースに収めた状態で、しまう場所に必要な大きさです。
長さと幅は同じで、高さはTAS-X6のほうが11mm低くなっています。棚の段の間隔がぎりぎりの場所にしまう場合は、この11mmの差で収まるかどうかが変わることもあるでしょう。
しまう場所の高さに余裕がない人はTAS-X6が収めやすくなっています。収納場所に余裕があれば、この差は気にしなくてかまいません。
スチームの切り換え方は上位のTAS-X6のほうが細かく設定できます
2機種でいちばん大きく違うのは、スチームの切り換え方です。TAS-X6は全温度で3段階に切り換えられ、TAS-X5は高温・中温の2段スチームです。
TAS-X6は、温度とスチームの強さの組み合わせを多く選べます。
この差がいちばん効いてくるのは、低めの温度で扱いたい衣類にスチームを使う場面でしょう。全温度でスチームを使えると明記されたTAS-X6なら、素材に合わせて温度を下げたまま、スチームの強さだけを段階的に変えられます。
反対に、綿のシャツやハンカチのように高温・中温でかけるものが中心なら、TAS-X5の2段スチームでも普段の使い方はまかなえるはずです。自分がふだんアイロンをかける衣類の素材を思い浮かべると、この差が必要かどうかを判断しやすくなりますよ。
コードレスで続けてかけられる時間はTAS-X6のほうが長くなります
コードレス時のスチーム持続時間は、TAS-X6が最長約2分(高・スチーム設定時)、TAS-X5が最長約1分30秒です。TAS-X6のほうが30秒長く、コードを外して動かせる時間に余裕があります。
コードレスのアイロンは、スチームが弱まったら台に戻して温め直しながら使うものです。持続時間が長いほど、シャツ1枚をかける途中で台に戻す回数が減り、作業が途切れにくくなるでしょう。
30秒の差は大きくありませんが、襟から袖、身ごろへと続けてかけるときには、この余裕が手の止まる回数に表れます。コードレスで使う時間が長い家庭ほど、TAS-X6を選ぶ意味は大きくなるのではないでしょうか。
本体の高さが低くなり、しまう場所に収まりやすくなりました
本体寸法は長さ・幅が同じで、高さだけが違います。TAS-X6は約130mm、TAS-X5は約137mmで、TAS-X6のほうが7mm低くなっています。
収納時の寸法も同じく高さだけが違い、TAS-X6のほうが11mm低くなっているのです。
長さと幅が同じなので、床や棚に置いたときの広さは変わりません。変わるのは上方向の余裕で、棚の段の間や引き出しの深さに余裕がない場所にしまうなら、TAS-X6のほうが収まりやすいでしょう。
本体質量はTAS-X6が約0.69kg、TAS-X5が約0.71kg(コードレス時)で、差は0.02kgです。収納時質量の差も0.03kgで、重さはどちらを選んでもほぼ同じと考えてかまいません。
かけ面の素材と水もれ防止のしくみが違います
かけ面のコーティングは、TAS-X6がシルバーセラミックコート、TAS-X5がニッケルコートです。かけ面は毎回衣類に直接触れる部分なので、仕上げの違いを気にする人は、この素材の違いを判断材料にしてみてください。
水もれを防ぐしくみも違います。TAS-X6はマイコン制御でスチーム孔からの水もれを防ぎ、TAS-X5はオートバルブで水もれを防ぎます。
しくみは違いますが、どちらも水もれへの対策をとっているので、衣類に水滴が落ちるのを気にする人はどちらを選んでも大丈夫でしょう。
電源の切り忘れにも、両機種ともオートパワーオフで対応しています。かけ終わったあとに電源を切り忘れても自動で切れるので、この点で差はありません。
まとめ
TAS-X6は、スチームを全温度で3段階に切り換えられます。コードレス時のスチーム持続時間も、TAS-X5より長く示されているのです。
一方で、本体の幅・長さ・重さはほぼ同じで、違いは本体の高さが少し低くなった程度でしょう。低い温度で扱う衣類にもスチームを使いたい人や、コードを外して長めにかけたい人にはTAS-X6が向いています。
高温・中温でのスチームが中心の人は、TAS-X5でも使い方の幅はあまり変わりません。
上位機と下位機、どちらを買うか
東芝TAS-X6 が向く人
TAS-X6は、ポリエステルやウールのような低めの温度でかける衣類にもスチームを使いたい人に向いています。全温度で3段階に切り換えられるので、素材に合わせて温度とスチームを細かく調整できるでしょう。
コードレスでのスチーム持続時間も長く、本体も少し低いので、コードを外して長めにかけたい人や、しまう場所の高さに余裕がない人にもおすすめします。
東芝TAS-X5 が向く人
TAS-X5は、綿のシャツなど高温・中温でかける衣類が中心の人に向いています。高温・中温での2段スチームで普段の用途はまかなえますし、本体の長さ・幅や重さはTAS-X6とほぼ同じです。
スチームを細かく切り換える必要がなければ、使いやすさの面で大きく劣ることはないでしょう。



