シャープ 冷蔵庫・冷凍庫は新モデルが買い?年間消費電力量を比べる|SJ-MF46RとSJ-MF46P【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
シャープFit63 2026年モデル(SJ-MF46R)
- 定格内容積457L
SJ-MF46Rは幅650mmのスリムタイプの冷蔵庫で、キッチンの限られた幅にも設置しやすい作りです。センターピラーのないピラーレスフレンチドアを採用しており、ドアの開閉がスムーズで、ドアポケットも広く使えます。
野菜室が本体の真ん中に配置されているため、立ったままの姿勢で大きな野菜を出し入れできるんです。あわせて、標準・大・特大の3種類の氷を作れるトリプルメガアイスや、冷蔵室内を清潔に保つプラズマクラスターも搭載しています。
独自の機能
- トリプルメガアイス標準氷・大氷・特大氷の3種類の氷を作ることができます。
- 雪下シャキット野菜室野菜を10日間シャキットとした状態で保存できます。
- ピラーレスフレンチドアセンターピラーがない構造で、ドアの開閉がスムーズになり、ドアポケットも広く使えます。
- つないでもっと節電通常運転より最大約35%の節電になります。
シャープFit63 2025年モデル(SJ-MF46P)
- 定格内容積457L
SJ-MF46Pは奥行き63cmの薄型ボディを持つ冷蔵庫で、定格内容積は457Lです。ドアはセンターピラーのないピラーレスフレンチドアで、開閉のしやすさとドアポケットの広さを両立しています。
野菜室を庫内の真ん中に置くレイアウトを採用しており、立ったままの姿勢で野菜を出し入れできるのです。冷蔵室にはプラズマクラスターを搭載し、庫内の清潔さと食材の鮮度保持を図っています。
独自の機能
- つないでもっと節電無線LAN接続を使い、通常運転より最大約35%の節電運転ができます。
- ピラーレスフレンチドア(オートクローズ機構)センターピラーのない構造で、ドアの開閉がスムーズになり、ドアポケットも広く使えます。
- 雪下シャキット野菜室(真ん中レイアウト)野菜室を庫内の真ん中に配置し、立ったまま大物野菜を出し入れできます。
- プラズマクラスター集中シャワーモード冷蔵室内にプラズマクラスターを集中的に放出し、清潔さと鮮度保持を図るモードです。
項目ごとの比較
年間消費電力量(508kWh差
年間消費電力量は、その冷蔵庫を1年間使用した場合に消費する電力量の目安です。数値が小さいほど、日々の稼働にかかる電力が少ないことを表します。
この数値は毎日の稼働で積み重なるため、1回あたりの差が小さく見えても、使用年数が長くなるほど積算での影響は大きくなるでしょう。
SJ-MF46Rは255kWh、SJ-MF46Pは263kWhで、差は8kWhです。年間の消費電力量を少しでも抑えたい場合は、SJ-MF46Rの方が数値の上では有利です。
年間消費電力量(50/60Hz) (JIS C 9801-3:2015)8kWh差
この数値はJIS C 9801-3:2015という統一された試験条件のもとで測定した年間消費電力量です。試験条件がそろっているため、機種をまたいで比較しやすい数値になっています。
JIS規格にもとづく数値でも、SJ-MF46Rが255kWh/年、SJ-MF46Pが263kWh/年で、前項の年間消費電力量と同じ8kWhの差が確認できますね。
質量2kg差
質量が軽いほど搬入や設置場所の変更はしやすくなりますが、この2機種の質量差は2kgで、住宅の床の耐荷重や搬入経路への影響としては大きな差ではありません。
SJ-MF46Rは92kg、SJ-MF46Pは90kgです。搬入経路が狭い住宅では、軽いSJ-MF46Pの方が確認の手間はわずかに少なく済むでしょう。
省エネ基準達成率4%差
省エネ基準達成率は、国が定める省エネルギー基準に対して、その製品がどれだけの水準を満たしているかを示す割合です。数値が大きいほど、基準に対する余裕が大きいことを表します。
この数値は測定方法や容量クラスなど複数の条件をふまえて算出されるため、数値の大小だけで効率の優劣が単純に決まるとは限りません。基準達成の度合いを見る参考値として捉えておきましょう。
SJ-MF46Rは105%、SJ-MF46Pは101%で、どちらも基準の100%を上回っています。この項目はこの表では優劣を決める指標としては扱われていません。
主な特長 > ドアタイプ
- オートクローズ(ドアが約30°以内になると自動で閉まる)
- オートクローズ機構
オートクローズは、ドアを完全に閉めきらなくても途中から自動で閉まる機構です。閉め忘れによる庫内の温度上昇を防ぐ役割があります。
SJ-MF46Rの説明にはドアが約30°以内になると自動で閉まるという動作の目安が添えられていますが、SJ-MF46Pも同じオートクローズ機構を備えており、表記の詳しさが違うだけで機能としては同じなんです。
主な特長 > 冷凍室
- パラパラ冷凍(下段冷凍室2段目)
- 味しみ冷凍(下段冷凍室2段目)
- 作りおき急冷(上段冷凍室)
冷凍室の特長は、食材を凍らせる工程や温度を工夫することで、解凍後の食感や味の変化を抑えることを目的とした機能です。
SJ-MF46Rは下段冷凍室の2段目に、パラパラ冷凍と味しみ冷凍という2つの機能を備えています。一方SJ-MF46Pは上段冷凍室に作りおき急冷という機能を備えており、搭載されている場所も機能の名称も異なります。冷凍室が上段にあるか下段にあるかによって、日々の出し入れのしやすさも変わってきますよね。
小分け保存を重視するならSJ-MF46Rの、上段での急冷を重視するならSJ-MF46Pの表記を確認してみてください。
主な特長 > 製氷室
- トリプルメガアイス
製氷室は自動で氷を作る専用スペースで、氷のサイズ展開などの仕様がここに記載されます。
SJ-MF46Rはトリプルメガアイスという氷のサイズ展開を備えていると明記されています。ただし後述の貯氷数の項目ではSJ-MF46Pにも約104個という数値が示されており、製氷機能そのものは備えているわけです。
「なし」という表記は、トリプルメガアイスという名称の機能が公式表に記載されていないことを示すだけです。氷のサイズを複数使い分けたい場合は、名称が明記されているSJ-MF46Rの仕様を参考にしてみてください。
主な特長 > 貯氷数
- 標準氷 約80個
- 大氷 約50個
- 特大氷 約24個
- 約104個
貯氷数は、製氷室にためておける氷のおおよその個数です。作った氷を使い切るまでの製氷の頻度に関わります。
SJ-MF46Rは標準氷・大氷・特大氷の3種類に分けて個数が示されており、用途に応じて氷のサイズを使い分けられる仕様です。SJ-MF46Pは氷のサイズを分けず、約104個という一つの数値で示されています。表の区分が異なるため、両者を単純に足し合わせて比べることはできません。
氷のサイズごとの個数を確認したい場合はSJ-MF46Rの内訳を、まとめての貯氷量を目安にしたい場合はSJ-MF46Pの約104個という数値を参考にするとよいでしょう。
主な特長 > AIoT
- サイズミックス製氷
- 生成AIアプリ「NIAH」(ニア)
AIoTは、スマートフォンアプリなどと連携して製氷や献立提案といった機能を利用できる仕組みを指します。
SJ-MF46Rにはサイズミックス製氷と生成AIアプリ「NIAH」(ニア)が記載されています。
この項目の記載があるのはSJ-MF46Rのみで、公式のスペック表からはSJ-MF46Pにアプリ連携機能があるかどうかは判断できないんです。
主な特長 > 安心 省エネ 環境配慮 その他
- 静音設計
この項目には、安全機能や静音性、環境配慮などその他に分類される特長がまとめて記載されます。
SJ-MF46Pには静音設計が記載されています。
この項目の記載があるのはSJ-MF46Pのみで、公式のスペック表からはSJ-MF46Rの静音性がどうかは判断できかねます。
質量は2kgの差で、設置環境の確認材料になります
SJ-MF46Rの質量は92kg、SJ-MF46Pの質量は90kgで、差は2kgです。冷蔵庫は搬入経路や設置場所の床が重量に耐えられるかどうかが関わる家電なので、この2kgの差は搬入前に把握しておく価値があります。
ただし2kgという差は、どちらか一方が明確に有利と言えるほど大きな数値ではありません。搬入業者への事前連絡や、賃貸住宅で床の耐荷重を気にする場面では、実際の数値をそのまま伝えておくと確認がスムーズになるはずです。
ドアの自動閉機能は、スペック表の書き方が違うだけです
ドアタイプの項目を見ると、SJ-MF46Rのスペック表には「オートクローズ(ドアが約30°以内になると自動で閉まる)」という記載があり、SJ-MF46Pのスペック表には「オートクローズ機構」という記載があります。どちらもドアを自動で閉める仕組みを指す言葉ですが、SJ-MF46Rの方には閉まり始める角度が約30度以内であることまで書かれているんです。
この違いは、機能そのものが新しく追加されたというより、スペック表に書き込まれている情報量の違いと捉えるのが妥当でしょう。ドアの閉まり方の具体的な条件まで知っておきたい人にとっては、SJ-MF46Rの記載の方が判断材料は多くなります。
冷凍室・製氷室・AIoT欄には、項目名が異なる機能が並びます
冷凍室の欄には、SJ-MF46Rのスペック表にパラパラ冷凍と味しみ冷凍(いずれも下段冷凍室2段目)が記載され、SJ-MF46Pのスペック表には作りおき急冷(上段冷凍室)が記載されています。製氷室の欄では、SJ-MF46Rのスペック表にトリプルメガアイスという項目があります。
AIoTの欄には、SJ-MF46Rのスペック表にサイズミックス製氷と生成AIアプリ「NIAH」が記載されています。安心・省エネ・環境配慮・その他の欄では、SJ-MF46Pのスペック表に静音設計という項目があります。
冷凍室の使い方や氷の作り方、スマートフォン連携の仕組みにこだわりがある場合は、それぞれのスペック表に載っている項目名を見比べてみてください。
貯氷数は、氷のサイズ別と合計とで表示の仕方が違います
貯氷数の欄を見ると、SJ-MF46Rのスペック表には標準氷 約80個、大氷 約50個、特大氷 約24個と、氷のサイズごとに個数が記載されています。一方でSJ-MF46Pのスペック表には約104個という合計の数字だけが記載されているんですね。
表示の単位がサイズ別と合計とで異なるため、これらの数字をそのまま並べて量の大小を比べることはできません。製氷機能で氷のサイズにこだわりがある場合は、SJ-MF46Rのようにサイズ別の内訳がわかる記載の方が、使い方をイメージしやすくなるでしょう。
年間消費電力量は8kWh、SJ-MF46Rの方が少なく済みます
省エネ基準達成率は、SJ-MF46Rが105%、SJ-MF46Pが101%で、差は4%です。達成率は算出条件によって変わる指標であり、この4%の差だけで省エネ性能の優劣が決まるわけではありません。
一方で年間消費電力量は、SJ-MF46Rが255kWh、SJ-MF46Pが263kWhで、差は8kWhです。JIS C 9801-3:2015に基づく50/60Hzの測定でも255kWh/年と263kWh/年という同じ8kWhの差が出ており、測定条件を変えても数値の関係は変わりません。
年間8kWhの差は、毎日使う冷蔵庫だからこそ、使い続ける年数が長いほど積み重なっていく数字です。日々の電気代を少しでも抑えたい人にとっては、SJ-MF46Rの方が有利な項目といえます。
まとめ
SJ-MF46RとSJ-MF46Pは同じシャープの冷蔵庫・冷凍庫で、SJ-MF46Rが新しい方のモデルです。公式スペック表で異なるのは質量や貯氷数の表示方法、年間消費電力量など10項目で、年間消費電力量はSJ-MF46Rの方が8kWh少なく済みます。
省エネ基準達成率はSJ-MF46Rが105%、SJ-MF46Pが101%ですが、この項目だけで優劣が決まるものではありません。
いちばん差が出る項目
年間消費電力量(50
SJ-MF46R のほうが 8kWh、省エネです。
| SJ-MF46R | 255kWh |
|---|---|
| SJ-MF46P | 263kWh |
年間消費電力量(50/60Hz) (JIS C 9801-3:2015)
SJ-MF46R のほうが 8kWh、省エネです。
| SJ-MF46R | 255kWh/年 |
|---|---|
| SJ-MF46P | 263kWh/年 |
新型と旧型、どちらを買うか
シャープSJ-MF46R が向く人
年間の消費電力量を少しでも抑えたい人や、トリプルメガアイス、サイズミックス製氷、生成AIアプリ「NIAH」といった新しい世代の機能欄に魅力を感じる人にはSJ-MF46Rが向いています。冷凍室でパラパラ冷凍や味しみ冷凍を使いたい人、貯氷数を氷のサイズ別に把握しておきたい人にも合うのではないでしょうか。
シャープSJ-MF46P が向く人
SJ-MF46Rより質量が2kg軽いことを設置環境の面で重視する人や、上段冷凍室での作りおき急冷という使い方を想定している人にはSJ-MF46Pが選択肢になります。年間消費電力量の8kWhの差やAIoT関連の項目差を大きな決め手と考えない人であれば、SJ-MF46Pでも十分に選択肢に入るはずです。



