東芝 炊飯器は新モデルが買い?保温の電力量とふた開時の高さを比べる|RC-10MGAとRC-10MGX【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
東芝真空圧力IH 2026年モデル(RC-10MGA)
RC-10MGAは、真空圧力IHで炊き上げるトップジャー炊飯器です。かまど炊きの熱の伝わり方を参考にした連続加熱によって、ごはん全体に熱を行き渡らせます。
内釜は丸みと厚みを持たせた形状にして、旨みを引き出す工夫がされているのがわかります。カラーはグランブラックとグランホワイトの2色から選べます。
独自の機能
- 真空圧力IH内釜の中を真空にしてから圧力をかけて炊き上げる方式です。
- 連続加熱かまど炊きの熱の伝わり方にならい、炊飯中に加熱を続けます。
- 丸底の厚手内釜丸みと厚みを持たせた内釜で、旨みを引き出します。
- 自立式しゃもじ付属のしゃもじは自立する形になっているため、置き場所を選ばずに置けます。
東芝真空圧力IH 2025年モデル(RC-10MGX)
- 発売2025年8月
項目ごとの比較
年間消費電力量1kWh差
決められた使い方で、炊飯と保温を1年間続けたと想定したときの電力量です。炊飯と保温の両方を合わせて比べられる目安になり、区分は省エネ基準に照らした位置づけを表します。
年間では東芝 RC-10MGAのほうが1kWh少なくなっていますが、区分はどちらもBで同じです。保温では東芝 RC-10MGXが少なかったものの、炊飯と保温を合わせると東芝 RC-10MGAがわずかに少なくなります。
炊飯と保温を合わせた年間の電力量では、東芝 RC-10MGAがわずかに有利といえます。ただし区分は同じなので、省エネ性能はほぼ同じ水準と受け取ってよいでしょう。
1回当たりの炊飯時消費電力量(Wh)3.9Wh差
1回炊くあいだに使う電力の量です。この値が小さいほど、炊くたびにかかる電気代は少なくなります。
どちらの炊き方でも、東芝 RC-10MGAのほうが電力量は少なくなっています。差はエコ炊飯で3.9Wh、白米 匠炊き ふつうで1.1Whです。エコ炊飯を中心に使う家庭では少し差が開き、匠炊きを中心に使う家庭ではほとんど差がありません。
炊飯時の電力量を少しでも抑えたい人には東芝 RC-10MGAが合うでしょう。ただし差は小さいので、この項目だけで選ぶ理由にはなりにくいです。
1時間当たりの保温時消費電力量(Wh)0.7Wh差
炊き上がったご飯を保温しているあいだ、1時間ごとに使う電力の量です。長い時間保温するほど、この値の差が電力量に積み重なっていきます。
保温については、東芝 RC-10MGXのほうが1時間あたり0.7Wh少なくなっています。炊飯時の電力量では東芝 RC-10MGAが少なかったので、保温では有利な機種が入れ替わるわけです。炊いたらすぐに食べきる家庭ではこの差はほとんど効かず、朝炊いて夜まで保温しておく家庭ほど効いてきます。
長い時間保温することが多い人には、東芝 RC-10MGXが合うのではないでしょうか。保温をあまり使わない人には、この項目で差はつきません。
本体質量(kg)0.1kg差
個装質量(kg)0.1kg差
箱に入った状態の重さで、持ち帰るときや受け取るときの負担に関わります。
東芝 RC-10MGXのほうが0.1kg軽くなっていますが、どちらも6kg前後なので、店から持ち帰るときの負担はほぼ同じと考えてよいでしょう。
箱に入った状態の重さでも、2機種を選び分ける理由になるほどの差はありません。
形名
東芝 RC-10MGAと東芝 RC-10MGXは、この表では外形寸法の幅・奥行・高さが同じで、違いは電力量、ふたを開けたときの高さ、質量に出ています。型番はよく似ていますので、店頭や通販で選ぶときは末尾の「MGA」と「MGX」を見分けてください。
外形寸法:幅×奥行×高さ(mm)
ふたを開けたときの高さは、上に棚や吊り戸棚がある場所に置けるかどうかに関わります。ふたを閉じたときの寸法が収まっても、開けたときに上にぶつかると使いにくくなるので気をつけたいところです。
幅・奥行・高さはどちらも248×326×220で同じなので、置き場所に必要な広さは変わりません。違いはふたを開けたときの高さだけで、東芝 RC-10MGXのほうが6mm低くなっています。
上の棚との間にあまり余裕がない場所に置くなら、ふたを開けたときに低い東芝 RC-10MGXのほうが収まりやすいはずです。上に余裕がある場所なら、この項目で差はありません。
違いは電力量と寸法の数値だけに限られます
RC-10MGAとRC-10MGXは、公式スペック表の項目のうち14項目が完全に同じです。違いがあるのは、消費電力量の3項目と、ふたを開けたときの高さ、本体質量、個装質量だけです。
炊き方や容量にかかわる項目では差がないため、この2機種の比較は、電気の使い方と置き場所の条件で判断することになります。新しいRC-10MGAは2026年モデルですが、新しいからといってすべての数値が良くなっているわけではない点を押さえておくと、選びやすくなるはずです。
炊飯は新モデルが少なく、保温は前モデルが少なくなっています
1回の炊飯にかかる消費電力量は、エコ炊飯でRC-10MGAの方が3.9Wh少なく、白米の匠炊き(ふつう)でもRC-10MGAが188.4Wh、RC-10MGXが189.5Whで、RC-10MGAの方が1.1Wh少なくなっています。炊飯そのものについては、新しいモデルの方がわずかに電気を使わずに済むといえます。
しかし、保温では逆の関係になります。エコ炊飯での1時間あたりの保温時消費電力量は、RC-10MGXの方が0.7Wh少なく、新しいRC-10MGAの方が多くなっているのです。
そのため、炊いたらすぐ食べきる家庭や、残ったご飯を冷凍する家庭では、RC-10MGAの炊飯時の少なさが生きます。反対に、一度炊いたご飯を長時間保温して何回かに分けて食べる家庭では、保温の時間が長くなるほどRC-10MGXの有利さが大きくなっていくでしょう。
年間の消費電力量はわずかにRC-10MGAが有利です
年間消費電力量は、RC-10MGAの方が1kWh少なく、区分はどちらもBです。年間を通した標準的な使い方の条件では、新しいRC-10MGAの方がわずかに省エネという結果になっています。
ただし、1年で1kWhという差は、ご自身の使い方によっては保温時の差で埋まってしまう程度の大きさです。年間の数値だけで決めるよりも、ふだん保温を長く使うかどうかを考えた方が、実際の家庭に合った選び方になるのではないでしょうか。
置き場所で気にするのはふたを開けたときの高さです
外形寸法は、幅248mm、奥行326mm、高さ220mmで、2機種とも同じです。違うのはふたを開けたときの高さで、RC-10MGAの方が6mm高い439mmになっています。
今使っている炊飯器の置き場所の上に棚がある場合は、ふたを全開にしたときに当たらないかを439mmで確かめておきましょう。上の空間に余裕があるなら、この差は気にしなくて構いません。
本体質量はRC-10MGAが約5.5kg、RC-10MGXが約5.4kgで、RC-10MGAの方が0.1kg重くなっています。お手入れのたびに本体を動かす場合でも、体感で違いが分かるほどの差ではないため、選ぶ決め手にはならないはずです。
まとめ
RC-10MGAとRC-10MGXは、公式スペック表の14項目が同じで、違うのは電力量と寸法・重さのわずかな数値だけです。新しいRC-10MGAは、炊飯時と年間の消費電力量が少し少なくなりました。
その一方で、1時間あたりの保温時消費電力量はRC-10MGAの方が多く、ふたを開けたときの高さもRC-10MGAの方が高くなっています。
新型と旧型、どちらを買うか
東芝RC-10MGA が向く人
RC-10MGAは、炊いたご飯をすぐ食べきるか冷凍し、保温をあまり使わない人に向いています。炊飯1回あたりの消費電力量と年間消費電力量が前モデルより少ないため、その差を素直に受け取れる使い方だからです。
東芝RC-10MGX が向く人
RC-10MGXは、一度に炊いたご飯を長い時間保温しておき、何回かに分けて食べる人に向いています。1時間あたりの保温時消費電力量が新モデルより0.7Wh少なく、保温の時間が長いほどその差が効いてくるはずです。
また、ふたを開けたときの高さが433mmと低いため、炊飯器の上の空間にあまり余裕がない場所に置く人にも合っています。



