徹底比較で選ぶ理由が、しっかりわかる

炊飯器

東芝 炊飯器は新モデルが買い?炊飯と保温で逆になる電力量の差を比べる|RC-10MGAとRC-10MGW【2026年9月】

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今回比較するのはこちらの2機種

東芝真空圧力IH 2026年モデル(RC-10MGA)

RC-10MGAは、真空圧力IHで炊き上げるトップジャー炊飯器です。かまど炊きの熱の伝わり方を参考にした連続加熱によって、ごはん全体に熱を行き渡らせます。

内釜は丸みと厚みを持たせた形状にして、旨みを引き出す工夫がされているのがわかります。カラーはグランブラックとグランホワイトの2色から選べます。

独自の機能

  • 真空圧力IH内釜の中を真空にしてから圧力をかけて炊き上げる方式です。
  • 連続加熱かまど炊きの熱の伝わり方にならい、炊飯中に加熱を続けます。
  • 丸底の厚手内釜丸みと厚みを持たせた内釜で、旨みを引き出します。
  • 自立式しゃもじ付属のしゃもじは自立する形になっているため、置き場所を選ばずに置けます。
東芝真空圧力IH 2026年モデル(RC-10MGA)

東芝真空圧力IH 2024年モデル(RC-10MGW)

  • 発売2024年7月

東芝 RC-10MGWは、真空圧力IH方式を採用した1.0L炊き(約0.5~5.5合)の炊飯器です。丸い底と厚みのある内釜で釜の中に大きな熱の対流を起こし、圧力のコントロールと組み合わせて加熱を進めることで、米を一粒ずつふっくらと炊き上げることを目指しています。

炊く前にお米を水にひたす工程を重視しているほか、銘柄米ごとの個性に合わせて炊き上がりを変えられるのがうれしいですね。毎日のお手入れのしやすさと、見た目の美しさにも配慮した設計で、色はグランブラックとグランホワイトの2色から選べます。

独自の機能

  • 丸底と厚みのある内釜丸い底と厚みによって釜の中に大きな熱対流を起こし、ごはんを一粒ずつふっくら炊き上げます。
  • 圧力コントロール釜の中の圧力を制御して加熱を進め、熱対流とあわせて炊き上がりを高めます。
  • 銘柄米に合わせた炊き分けお米の銘柄ごとの個性に合わせて、炊き上がりを変えられます。
  • 内釜コーティングの保証保証期間内に内釜内側のフッ素樹脂コーティングがはがれた場合は、新品に取り替えてもらえます。
東芝真空圧力IH 2024年モデル(RC-10MGW)

項目ごとの比較

年間消費電力量1.4kWh差

東芝真空圧力IH 2026年モデル(RC-10MGA)東芝真空圧力IH 2024年モデル(RC-10MGW)
RC-10MGA:85.2kWh/年 区分:B省エネRC-10MGW:86.6kWh/年 区分:B

決められた回数の炊飯と保温を1年間続けたと想定して計算した電力量です。炊飯と保温を合わせた、ふだん使いの総合的な目安として読めます。

年間ではRC-10MGAのほうが1.4kWh少なく、炊飯時の差が保温時の差を上回った結果になっています。ただ、区分はどちらもBで、年間で見た差はわずかです。保温を長く使う家庭では、この差はさらに縮まるでしょう。

表の想定どおりに使うならRC-10MGAがわずかに有利です。ただ、電力量の差が大きくないため、これだけで選ぶ決め手にはなりにくい項目といえます。

1回当たりの炊飯時消費電力量(Wh)3.9Wh差

東芝真空圧力IH 2026年モデル(RC-10MGA)東芝真空圧力IH 2024年モデル(RC-10MGW)
RC-10MGA:178.5(エコ炊飯)188.4(白米 匠炊き ふつう)RC-10MGW:182.4(エコ炊飯)193.1(匠炊き ふつう)

1回ごはんを炊くのに使う電気の量です。炊飯器は1日に1〜2回炊くのが普通なので、炊く回数が多い家庭ほどこの値が電気代に効いてきます。

エコ炊飯ではRC-10MGAが3.9Wh、匠炊き ふつうでは4.7Wh少なく、どちらの炊き方でもRC-10MGAのほうが炊飯の電力を抑えられるのです。ただし保温ではこの関係が逆になり、RC-10MGWのほうが少なく済みます。そのため、炊飯のたびの差だけを見てRC-10MGAのほうが省エネだと決めつけることはできません。

炊いたらすぐ食べきり、保温をほとんど使わない家庭なら、炊飯時の電力が少ないRC-10MGAのほうが合っているといえます。

1時間当たりの保温時消費電力量(Wh)0.4Wh差

東芝真空圧力IH 2026年モデル(RC-10MGA)東芝真空圧力IH 2024年モデル(RC-10MGW)
RC-10MGA:14.3Wh(エコ炊飯)RC-10MGW:13.9Wh(エコ炊飯)

炊いたごはんを温かいまま保つあいだに、1時間ごとに使う電気の量です。朝に炊いて夜まで保温するなど、保温の時間が長い家庭ほどこの値の影響が大きくなります。

保温ではRC-10MGWが1時間あたり0.4Wh少なく、炊飯時とは逆にRC-10MGWのほうが有利です。1時間あたりの差は小さいものの、保温を長く続けるほど積み重なり、炊飯時のRC-10MGAの有利さを少しずつ埋めていくでしょう。

まとめて炊いて何時間も保温しておく使い方が多いなら、保温時の電力が少ないRC-10MGWの良さが生きてくるのではないでしょうか。

本体質量(kg)0.1kg差

東芝真空圧力IH 2026年モデル(RC-10MGA)東芝真空圧力IH 2024年モデル(RC-10MGW)
RC-10MGA:約5.5kgRC-10MGW:約5.4kg

RC-10MGWのほうが0.1kg軽いものの、持ち上げたり動かしたりするときに違いを感じるほどの差ではないでしょう。

重さはほぼ同じなので、この項目でどちらかを選ぶ理由にはなりません。

個装質量(kg)0.1kg差

東芝真空圧力IH 2026年モデル(RC-10MGA)東芝真空圧力IH 2024年モデル(RC-10MGW)
RC-10MGA:約6.1kgRC-10MGW:約6.0kg

箱に入った状態の重さで、持ち帰るときや配送で受け取るときの重さにあたります。

RC-10MGWのほうが0.1kg軽いものの、持ち帰るときの負担はほとんど変わらないでしょう。

箱に入れた重さもほぼ同じなので、店から持ち帰る場合でもどちらを選んで構いません。

形名

東芝真空圧力IH 2026年モデル(RC-10MGA)東芝真空圧力IH 2024年モデル(RC-10MGW)
RC-10MGA:RC-10MGARC-10MGW:RC-10MGW

RC-10MGAとRC-10MGWは、末尾の1文字が違うだけのよく似た型番です。取り違えやすいので、下の電力量や寸法の差を見ながら、どちらの型番を選ぶのかをはっきりさせてから探してみてください。

外形寸法:幅×奥行×高さ(mm)

東芝真空圧力IH 2026年モデル(RC-10MGA)東芝真空圧力IH 2024年モデル(RC-10MGW)
RC-10MGA:248×326×220(ふた開時 高さ:439)RC-10MGW:248×326×220(ふた開時 高さ:433)

ふたを閉じたときの本体の大きさと、ふたを開けたときの高さです。棚やスライド式の台に置く場合は、ふたを開けたときの高さが上の棚に当たらないかが大事になります。

ふたを閉じたときの寸法は同じで、置き場所に必要な幅・奥行・高さは変わりません。ふたを開けたときの高さはRC-10MGWのほうが6mm低いので、上の棚との隙間が少ない場所ではRC-10MGWのほうがわずかに余裕があるでしょう。

上に棚があって、ふたを開けたときの高さがぎりぎりになる場所に置くなら、RC-10MGWのほうが収まりやすくなります。それ以外の置き場所では、どちらを選んでも変わりません。

炊飯1回あたりの電力量は新モデルのRC-10MGAが少なくなっています

エコ炊飯で炊いたときの消費電力量は、RC-10MGAが178.5Wh、RC-10MGWが182.4Whです。匠炊きのふつうで炊いたときはRC-10MGAが188.4Wh、RC-10MGWが193.1Whで、こちらは4.7Whの差になります。

どちらの炊き方でも、新しいRC-10MGAの方が少ない電力で炊き上がるわけです。

ただし、どちらの差も1回あたり数Whにとどまります。毎日炊く家庭では回数の分だけ積み重なりますが、この差だけで買い替えを決めるほどの開きではありません。

炊飯の電力量は、新モデルを選ぶときに少しだけ後押しになる材料と考えるのがよいでしょう。

保温の電力量は前モデルのRC-10MGWの方が少なくなっています

1時間あたりの保温時消費電力量は、RC-10MGAが14.3Wh、RC-10MGWが13.9Whです。炊飯とは逆に、保温では前モデルのRC-10MGWの方が0.4Wh少なくなっています。

新しい方がすべての面で省エネになったわけではない、という点は知っておきたいところです。

この差がかかわるのは、保温している時間の長さです。朝炊いて夜まで保温しておく家庭のように保温の時間が長いほど、1時間あたりの差が効いてくるでしょう。

反対に、炊いたらすぐ食べ切ったり、残りを冷凍したりする家庭では、ほとんど気にならない差です。

年間消費電力量で見ると差は1.4kWhにとどまります

年間消費電力量は、RC-10MGAが85.2kWh/年、RC-10MGWが86.6kWh/年で、RC-10MGAの方が1.4kWh少なくなっています。炊飯と保温を合わせた1年分の目安で見ると、新しい方が少しだけ有利になるわけです。

ただ、区分はどちらもBで、省エネの格付けは変わっていません。炊飯では新モデル、保温では前モデルがそれぞれ少ない電力量なので、年間の数値の差も小さくなっています。

電気の使い方の面では、2機種はほぼ同じ水準だと考えてよいでしょう。

本体の大きさは同じで、ふたを開けた高さと重さだけが違います

外形寸法は、どちらも幅248mm×奥行326mm×高さ220mmで同じです。そのため、今RC-10MGWを置いている場所に、そのままRC-10MGAを置けます。

違うのはふたを開けたときの高さで、RC-10MGAが439mm、RC-10MGWが433mmと、新しい方が6mm高くなるのです。

6mmの差が問題になるのは、炊飯器の上に棚があり、ふたを開ける空間がぎりぎりの場合です。そうした場所に置くなら、ふたを開けた高さに収まるかどうかを置き場所の寸法と照らし合わせてみてください。

上に余裕のある台に置くなら、気にしなくてよい差でしょう。

本体質量はRC-10MGAが約5.5kg、RC-10MGWが約5.4kgで、個装質量もRC-10MGAが約6.1kg、RC-10MGWが約6.0kgです。どちらも0.1kgの差なので、使い勝手に響くほどではありません。

まとめ

RC-10MGAとRC-10MGWは、本体の外形寸法を含む多くの項目が同じです。違うのは消費電力量、ふたを開けたときの高さ、質量だけです。

新しいRC-10MGAは炊飯1回あたりと年間の消費電力量が少なく、前モデルのRC-10MGWは1時間あたりの保温の消費電力量が少なくなっています。どの差も小さいため、炊いてすぐ食べるか、長く保温しておくかという使い方で選ぶと決めやすいでしょう。

新型と旧型、どちらを買うか

東芝RC-10MGA が向く人

RC-10MGAは、炊いたご飯を早めに食べ切る家庭や、残りを冷凍に回す家庭に向いています。炊飯1回あたりの消費電力量と年間消費電力量がRC-10MGWより少なく、保温時間が短いほどこの長所を生かせるでしょう。

ふたを開けたときの高さは6mm高くなるので、上の空間に余裕のある場所に置く人の方が選びやすい機種です。

東芝真空圧力IH 2026年モデル(RC-10MGA)

東芝RC-10MGW が向く人

RC-10MGWは、炊いたご飯を長い時間保温しておく家庭に向いています。1時間あたりの保温時消費電力量がRC-10MGAより0.4Wh少ないので、保温の時間が長いほどその差が積み重なるはずです。

ふたを開けたときの高さも6mm低いため、上に棚がある狭い場所に置きたい人にも合っています。

東芝真空圧力IH 2024年モデル(RC-10MGW)

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