東芝 エアコンは新モデルが買い?外が寒い日の暖房力を比べる|RAS-V402DZとRAS-V402DR【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
東芝大清快 2026年モデル(RAS-V402DZ)
- 発売2026年2月
東芝大清快 2025年モデル(RAS-V402DR)
- 発売2025年10月
項目ごとの比較
暖房能力 > 低温暖房能力2.1kW差
低温暖房能力は、外の気温が低いときにどれだけの暖房の力を出せるかを示す値です。外が冷え込む日でも部屋を暖めきれるかどうかは、この値で判断できますね。
RAS-V402DRは8.9 kWで、RAS-V402DZより2.1kW大きい力を出せます。冬の朝に外が冷え込む地域や、寒い日に早く部屋を暖めたい家庭では、この差がそのまま暖まり方の違いになります。一方で、RAS-V402DZは冬の冷え込みが穏やかな地域なら、暖房の力に不足を感じにくいはずです。
外が寒い日の暖房力を重視するなら、RAS-V402DRを選ぶのが順当でしょう。
省エネ性能 > 省エネ基準達成率23%差
省エネ基準達成率は、国が定めた2027年度の省エネ基準をどれだけ満たしているかを示す割合です。100%以上なら基準を満たしていることになりますね。
RAS-V402DRは107%で基準を上回っていますが、RAS-V402DZは84%で基準に届いていません。両機種の差は23%あり、省エネ性能は同じ4.0kWクラスでも別の水準にあります。
2027年度の省エネ基準を満たす機種を選びたい人には、RAS-V402DRが当てはまるでしょう。
省エネ性能 > 期間消費電力量285kWh差
期間消費電力量は、決められた条件で冷房と暖房を1年間使ったときの電力量です。値が小さいほど、1年間で使う電気が少なくなりますね。
RAS-V402DRは1066kWhで、RAS-V402DZより1年あたり285kWh少なく済みます。何年も使い続ける家電ですから、この差は使う年数の分だけ積み重なっていくでしょう。
1年間に使う電気の量を抑えたい人には、RAS-V402DRが合います。
本体の大きさ
室内機の高さと奥行は、エアコンを取り付ける壁の上の余白や、壁からの出っ張りに関わる寸法です。室外機の幅・高さ・奥行は、ベランダや建物の外で室外機が占める場所の大きさを表しています。
RAS-V402DZは室内機の高さが45mm低く、奥行も34mm浅いため、窓の上やカーテンレールの上など、高さに余裕が少ない壁にも収めやすくなります。室外機も、RAS-V402DZの方が幅で83mm、高さで163mm、奥行で30mm小さく、ベランダの通路や物干しのスペースを削りにくい大きさです。反対に、RAS-V402DRは室内機・室外機ともにひと回り大きくなっています。そのため、新モデルに買い替えるときは、今の設置場所に収まるかを先に測っておきましょう。
室内機の上の余白が少ない部屋や、ベランダが狭い住まいには、室内機・室外機ともに小さいRAS-V402DZが合います。RAS-V402DRを選ぶなら、特に高さが163mm大きくなる室外機を置けるだけの場所があることが前提になります。
冷房能力 > 冷房消費電力185W差
冷房消費電力は、決められた条件で冷房運転したときにエアコンが使う電力です。値が小さいほど、同じ冷房運転で電気を使わずに済みますね。
RAS-V402DRはRAS-V402DZより185W少ない電力で冷房運転します。夏に長い時間つけっぱなしにする部屋ほど、この差が電気の使用量として積み重なっていくでしょう。
冷房で使う電力を抑えたい人には、RAS-V402DRが合います。
暖房能力 > 暖房消費電力160W差
暖房消費電力は、決められた条件で暖房運転したときにエアコンが使う電力です。値が小さいほど、同じ暖房運転で電気を使わずに済みます。
RAS-V402DRはRAS-V402DZより160W少ない電力で暖房運転します。RAS-V402DRは低温暖房能力も大きいため、暖房の力が大きいうえに電気の使用量も少ないという関係になっているのです。
暖房で使う電力の面でも、RAS-V402DRのほうが有利です。
省エネ性能 > 年間電気代7695円差
年間電気代は、期間消費電力量をもとに1年間の電気代を金額で示したものです。電気の使用量の差を、家計への影響として比べられます。
RAS-V402DRは28782 円で、RAS-V402DZより1年あたり7695円少なくなります。毎年かかり続ける費用ですから、使う年数が長いほどこの差は大きくなっていくといえます。
毎年の電気代を抑えたい人には、RAS-V402DRが合います。
サイズ・重量 > 室内機重量4kg差
RAS-V402DRの室内機はRAS-V402DZより4kg重くなっています。壁に掛ける機器ですから、取り付ける壁にはその重さを支えられる強さが求められるでしょう。
室内機を軽くしたい場合はRAS-V402DZ、重さが問題にならない壁ならRAS-V402DRを選べます。
サイズ・重量 > 室外機重量13.5kg差
室外機の重さは、ベランダの床に置く場合だけでなく、壁面や屋根に金具で固定する設置のときにも関わる値です。重い室外機ほど、設置する場所や金具にかかる負担が大きくなりますね。
RAS-V402DZは35.5 kgで、RAS-V402DRより13.5 kg軽くなっています。軽いRAS-V402DZは、壁掛けや屋根置きなど床置き以外の設置も検討しやすくなるでしょう。一方でRAS-V402DRは、新しい方でありながら室外機が重くなっているため、設置場所に余裕があるかを先に確かめてみてください。
室外機を壁面や屋根に取り付ける予定の家庭には、軽いRAS-V402DZが合います。ベランダの床や地面に置ける家庭なら、RAS-V402DRの重さも受け入れやすくなります。
冷房能力 > 冷房COP
冷房COPは、使った電力1あたりでどれだけ冷やせるかを示す値です。値が大きいほど、少ない電気で効率よく部屋を冷やせるわけです。
RAS-V402DRは4.15で、RAS-V402DZより0.67高い値です。冷房の効率はRAS-V402DRのほうが良く、同じだけ冷やしたときの電気の使用量に差が出ます。
冷房の効率で選ぶなら、RAS-V402DRが上といえます。
省エネ性能 > 多段階評価点(2027年度)
多段階評価点は、2027年度の省エネ基準に照らしてエアコンの省エネ性能を点数で示したものです。点数が高いほど、省エネ性能の高い機種といえます。
RAS-V402DRは4で、RAS-V402DZの1.7より2.3高い評価です。同じ4.0kWクラスの中でも省エネ性能にははっきりした開きがあり、長く使うほど電気の使用量に差が出てくるでしょう。
省エネ性能を重視するなら、評価点の高いRAS-V402DRが合います。
省エネ性能 > APF(通年エネルギー消費効率)
APFは、冷房と暖房を1年を通して使ったときの効率を示す値です。値が大きいほど、1年間で使う電気が少なくて済みます。
RAS-V402DRは7.1で、RAS-V402DZより1.5高い値です。冷房と暖房の両方をよく使う部屋ほど、この効率の差が1年分の電気の使用量に表れるはずです。
1年を通した効率で比べると、RAS-V402DRが上です。
サイズ・重量 > 室内機サイズ
幅はどちらも798mmで同じですが、RAS-V402DRはRAS-V402DZより高さが45mm、奥行が34mm大きくなっています。RAS-V402DZは天井とカーテンレールの間が狭い壁や、壁から出っ張らせたくない部屋に収めやすい大きさです。RAS-V402DRは取り付ける壁の上下に、その分の余裕が必要になるでしょう。
取り付ける壁のスペースに余裕が少ない部屋にはRAS-V402DZ、スペースに余裕があればRAS-V402DRも候補になります。
サイズ・重量 > 室外機サイズ
RAS-V402DRの室外機は、RAS-V402DZより幅が83mm、高さが163mm、奥行が30mm大きくなっています。RAS-V402DZはベランダが狭い住まいや、室外機の置き場が限られる場所に収めやすい大きさです。RAS-V402DRは設置場所に広さが必要ですが、その分、暖房の力や省エネ性能で上回っているわけです。
室外機の置き場所が狭い住まいにはRAS-V402DZ、置き場所に余裕があるならRAS-V402DRを選べます。
省エネ性能は前モデルのRAS-V402DRが大きく上回っています
新しい方のRAS-V402DZが省エネ性能では前モデルに及ばないことが、この2機種を比べるうえでいちばん大事な点です。省エネ基準達成率は、RAS-V402DZが84%(2027年度)、RAS-V402DRが107%(2027年度)で、前モデルは基準を上回り、新モデルは届いていません。
多段階評価点も、RAS-V402DZの1.7に対してRAS-V402DRは4で、差は2.3あります。
期間消費電力量で比べると、RAS-V402DRはRAS-V402DZより1年あたり285kWh少なく済みます。年間電気代の差は7695円なので、エアコンを付けている時間が長い家庭ほど、前モデルを選んだほうが毎月の電気代が軽くなるでしょう。
冷房COPも、RAS-V402DZが3.48、RAS-V402DRが4.15で、前モデルが0.67上回っています。夏の冷房でも冬の暖房でも、同じ電気でより多く働くのはRAS-V402DRです。
外が冷え込んだ日の暖房はRAS-V402DRの方が力強く働きます
外の気温が低い日にどれだけ暖められるかを示す低温暖房能力は、RAS-V402DZが6.8 kW、RAS-V402DRが8.9 kWです。前モデルの方が2.1kW高いので、真冬の朝など外がいちばん冷え込む時間帯でも、部屋を暖める力に余裕があります。
寒冷地にお住まいの方や、冬の暖房をエアコン1台でまかなう方にとって、この差は軽く見られません。ストーブやヒーターを併用せずに冬を越したいなら、RAS-V402DRの方が頼りになるはずです。
逆に、冬の冷え込みがそれほど厳しくない地域で、暖房は補助的にしか使わない家庭なら、この差が暮らしに影響する場面は少なくなります。その場合は、次に説明する本体の大きさの違いを優先して考えてもよいでしょう。
新モデルのRAS-V402DZは室内機も室外機もひと回り小さくなっています
RAS-V402DZの強みは、本体がコンパクトで軽いことです。室内機は幅が798mmで同じですが、高さが45mm低く、奥行が34mm浅くなっています。
天井と窓のすき間が狭い部屋でも付けやすく、壁から出っ張る量も抑えられるので、部屋の圧迫感が少なくなるでしょう。
室外機の違いはさらに大きく、RAS-V402DZはRAS-V402DRより幅が83mm、高さが163mm、奥行が30mm小さくなっています。ベランダが狭い集合住宅や、室外機の横に物干しや通路のスペースを残したい家では、この小ささがはっきり役に立ちます。
重量も、室内機は4kg、室外機は13.5kg、RAS-V402DZの方が軽くなっています。壁の強度が気になる場所に室内機を付ける場合や、室外機を壁面や屋根に据え付ける場合には、軽いほうが設置の選択肢が広がりますね。
効率を取るか、コンパクトさを取るかで選ぶ機種が決まります
公式スペック表のうち29項目は2機種で同じなので、違いは運転効率・低温暖房能力と、本体の大きさ・重さの2つに絞られます。新しい方が効率で劣り、その代わりに小さく軽くなっているのが、この2機種の関係です。
そのため、どちらを選ぶかは、設置場所に余裕があるかどうかで決まるといえます。RAS-V402DRの室内機と室外機がそのまま収まる場所なら、電気代が安く寒い日の暖房にも強い前モデルを選ぶ理由がはっきりしています。
RAS-V402DRでは大きすぎて置けない、または置けても窮屈になる場所なら、RAS-V402DZを選ぶ意味があるでしょう。
まとめ
運転効率と、外が冷え込んだときの暖房力を重視するなら、前モデルのRAS-V402DRが有利です。年間電気代はRAS-V402DRの方が7695円安く、低温暖房能力も2.1kW高くなっています。
一方で新モデルのRAS-V402DZは室内機も室外機も小さく軽くなっているので、設置スペースに余裕がない家に向いています。
いちばん差が出る項目
暖房能力 > 低温暖房能力
RAS-V402DR のほうが 2.1kW違います。
| RAS-V402DZ | 6.8 kW |
|---|---|
| RAS-V402DR | 8.9 kW |
省エネ性能 > 省エネ基準達成率
RAS-V402DR のほうが 23%違います。
| RAS-V402DZ | 84%(2027年度) |
|---|---|
| RAS-V402DR | 107%(2027年度) |
省エネ性能 > 期間消費電力量
RAS-V402DR のほうが 285kWh、省エネです。
| RAS-V402DZ | 1351kWh(JIS C 9612:2013) |
|---|---|
| RAS-V402DR | 1066kWh(JIS C 9612:2013) |
新型と旧型、どちらを買うか
東芝RAS-V402DZ が向く人
RAS-V402DZは、ベランダが狭い、窓の上のスペースが限られているなど、設置場所に余裕がない方に向いています。室外機は高さが163mm低く13.5kg軽く、室内機も高さと奥行が小さいので、前モデルでは収まりにくい場所にも付けやすくなります。
冬の冷え込みが厳しくない地域で、使う時間もそれほど長くないなら、効率の差より設置のしやすさを優先してよいでしょう。
東芝RAS-V402DR が向く人
RAS-V402DRは、エアコンを長い時間使う方や、冬の暖房をエアコンでまかなう方に向いています。年間電気代が7695円安く、低温暖房能力も2.1kW高いので、使うほど差が出て、寒い朝でも暖房に余裕があるはずです。
室内機と室外機を置くスペースに余裕があるなら、こちらを選ぶ理由がはっきりしています。



