東芝 エアコンは新モデルが買い?冷房COPと室内機の重さを比べる|RAS-V251DZとRAS-V251DR【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
東芝大清快 2026年モデル(RAS-V251DZ)
- 発売2026年2月
東芝大清快 2025年モデル(RAS-V251DR)
- 発売2025年10月
項目ごとの比較
暖房能力 > 低温暖房能力1kW差
外が冷え込んだ条件で、どれだけの暖房能力を出せるかを示す値です。エアコンは外気温が下がると暖房の力が落ちやすいので、寒い日の暖まり方の目安になります。
RAS-V251DRはRAS-V251DZより1kW高い暖房能力を出せます。冬の冷え込みが厳しい地域や、暖房をエアコンに頼る部屋では、この差が寒い朝の暖まりやすさにつながるでしょう。
冬の暖房にもエアコンをしっかり使いたい人には、RAS-V251DRが合っています。暖房は別の器具を主に使い、エアコンは冷房が中心という部屋であれば、RAS-V251DZでも用途に合うはずです。
省エネ性能 > 期間消費電力量41kWh差
決められた条件で冷房と暖房を1年間使ったときに、どれだけの電力量を使うかを示した値です。値が小さいほど、1年間に使う電気が少なくなります。
RAS-V251DRはRAS-V251DZより1年間で41kWh少ない電力量で運転できます。エアコンを長く使うほど、この差は年ごとに積み重なっていくでしょう。
1年間に使う電気の量では、RAS-V251DRが少なくなっています。エアコンを使う時間が長い家庭ほど、RAS-V251DRを選ぶ意味が大きくなりますね。
省エネ性能 > 省エネ基準達成率6%差
国が定めた2027年度の省エネ基準に対して、どこまで達しているかを示す割合です。100%で基準をちょうど満たしており、それを超えるほど基準より省エネ性能が高いことを示します。
RAS-V251DZは100%で基準をちょうど満たし、RAS-V251DRは106%で基準を6%上回っています。どちらも基準は満たしていますが、余裕を持って上回っているのはRAS-V251DRです。
基準を満たしているかどうかでは両機種に違いはありません。基準をどれだけ上回っているかまで重く見るなら、RAS-V251DRが向いているのではないでしょうか。
本体の大きさ
室内機はRAS-V251DZのほうが小さく、高さは45mm、奥行は34mm、RAS-V251DRより抑えられています。窓の上から天井までの余裕が少ない壁でも取り付けやすくなり、壁から部屋側への出っ張りも小さくなります。RAS-V251DRは高さも奥行も大きいため、取り付ける壁の上側に余裕が必要で、部屋に入ったときに室内機の存在感も大きくなるはずです。
窓の上の壁が狭い部屋や、室内機をできるだけ目立たせたくない部屋には、RAS-V251DZが合います。取り付ける壁に十分な余裕があるなら、室内機の大きさを理由にRAS-V251DRを避ける必要はないでしょう。
冷房能力 > 冷房消費電力80W差
決められた条件で冷房運転をしたときに使う電力です。値が小さいほど、同じように冷やすときの電力の負担が軽くなります。
RAS-V251DRはRAS-V251DZより80W少ない電力で冷房運転をします。夏に冷房を長い時間つける家庭ほど、この差は電気の使用量の差として積み重なっていくはずです。
冷房に使う電力を抑えたい人には、RAS-V251DRが合っています。冷房をあまり使わない部屋であれば、この差が暮らしに与える影響は小さくなるでしょう。
暖房能力 > 暖房消費電力10W差
決められた条件で暖房運転をしたときに使う電力です。値が小さいほど、暖房時の電力の負担が軽くなります。
RAS-V251DZはRAS-V251DRより10W少ない電力で暖房運転をします。ただし差は10Wにとどまるため、冷房消費電力の80Wの差と比べると、暮らしの中で意識するほどの違いにはなりにくいでしょう。
暖房の消費電力では、RAS-V251DZがわずかに少なくなっています。この項目だけでどちらかを選ぶほどの差ではないので、低温暖房能力と合わせて比べてみてください。
省エネ性能 > 年間電気代1107円差
期間消費電力量をもとに、1年間の電気代を示した値です。決められた条件での使い方を前提にしているので、両機種を同じ物差しで比べるときの手がかりになります。
RAS-V251DRはRAS-V251DZより年間の電気代が1107円少なくなっています。1年ごとの差は大きくありませんが、エアコンは何年も使い続けるものなので、使う年数が長いほど差が積み重なっていくはずです。
毎年の電気代を少しでも抑えたい人には、RAS-V251DRが合っています。使う時間が短い部屋であれば、差はこれより小さくなるでしょう。
サイズ・重量 > 室内機重量4kg差
RAS-V251DZはRAS-V251DRより4kg軽くなっています。室内機は壁に掛けて使うので、軽いほど取り付ける壁への負担が小さくなりますね。一方でRAS-V251DRの重さは、冷房・暖房の効率が高いことと引き換えになっています。
取り付ける壁の強さに不安がある場合は、軽いRAS-V251DZが向いているでしょう。壁の強さに問題がなければ、重さよりも省エネ性能や暖房能力を優先して選んで構いません。
サイズ・重量 > 室外機重量0.5kg差
室外機の重さは、RAS-V251DZが33 kg、RAS-V251DR が33.5 kgです。差は0.5 kgで、室外機全体の重さからすると、置き場所や設置のしかたを変えるほどの差ではありません。
室外機の重さは、どちらを選んでもほぼ同じです。この項目でどちらかに決める必要はないでしょう。
基本仕様 > 電源
エアコンの電源プラグの形です。電圧が同じでも、壁のコンセントの差し込み口がプラグの形に合っていないと、そのままでは挿せません。
RAS-V251DZは平行型のプラグで、エアコン用として一般的な形のコンセントにそのまま挿せます。RAS-V251DRはアイエル型のプラグなので、取り付ける部屋のコンセントがアイエル型に対応していない場合は、コンセントの交換工事が必要になるでしょう。
どちらも100Vですが、プラグの形が違います。取り付ける部屋のエアコン用コンセントの形を先に確かめておくと、どちらの機種をそのまま設置できるかが分かりますよ。
冷房能力 > 冷房COP
冷房の効率を表す値で、使った電力に対してどれだけ冷やせるかを示しています。値が大きいほど、少ない電力で効率よく冷やせます。
RAS-V251DRは5、RAS-V251DZは4.31で、RAS-V251DRのほうが0.69高くなっています。冷房の効率ではRAS-V251DRが上回っており、RAS-V251DZを選ぶ場合は、同じように冷やすのにより多くの電力を使うことになるわけです。
冷房の効率を重く見るなら、RAS-V251DRが向いています。夏場の冷房がエアコンの主な使い道になる部屋ほど、この差は大きな意味を持つのではないでしょうか。
省エネ性能 > 多段階評価点(2027年度)
2027年度の省エネ基準をもとに、省エネ性能を段階的に評価した点数です。点数が高いほど、省エネ性能が高い製品として評価されています。
RAS-V251DRは3.9、RAS-V251DZは3で、RAS-V251DRのほうが0.9高い評価を受けています。店頭の省エネラベルなどでもこの点数が示されるので、省エネ性能を一目で比べたいときの手がかりになりますよ。
省エネの評価ではRAS-V251DRが上回っています。電気の使用量を抑えることを重く見る人には、RAS-V251DRが合っているでしょう。
省エネ性能 > APF(通年エネルギー消費効率)
冷房と暖房を1年を通して使ったときの効率を示す値です。季節ごとの使い方を想定して計算されており、値が大きいほど1年を通して少ない電力で運転できます。
RAS-V251DRは7、RAS-V251DZは6.6で、RAS-V251DRのほうが0.4高くなっています。冷房だけ、暖房だけではなく、1年を通した効率でもRAS-V251DRが上回っているわけです。
夏も冬もエアコンを使う部屋では、RAS-V251DRのほうが1年を通して効率よく運転できます。通年の電気の使用量を抑えたい人には、RAS-V251DRが合っているはずです。
サイズ・重量 > 室内機サイズ
壁に取り付ける室内機の外形の大きさです。幅は取り付ける壁の横の余裕、高さは天井やカーテンレールとのすき間、奥行きは壁からの張り出しに関わります。
幅は両機種とも798mmで同じですが、RAS-V251DRはRAS-V251DZより高さが45mm、奥行きが34mm大きくなっています。RAS-V251DZは天井やカーテンレールとのすき間が狭い壁にも収まりやすく、壁からの張り出しも小さく済みます。RAS-V251DRは本体が大きいぶん、取り付ける場所に余裕が必要になるわけです。
エアコンの上下に余裕が少ない壁や、部屋での圧迫感を抑えたい場合は、RAS-V251DZが合っています。取り付け場所に十分な余裕があれば、RAS-V251DRでも設置に困ることはないでしょう。
新モデルは室内機が小さく軽くなっています
RAS-V251DZの室内機は幅798x高さ250x奥行352mmで、RAS-V251DRの幅798x高さ295x奥行386mmと比べると、高さが45mm、奥行きが34mm小さくなっています。幅は同じなので、横の余裕で困ることは変わりません。
違いが出るのは、上下の余裕と、壁から部屋側への出っ張りです。
窓やドアの上にエアコンを付ける場合、天井との間に十分な高さが取れないことがあります。そうした壁でも、新モデルは高さが抑えられているので収まりやすいはずです。
奥行きも浅いため、ベッドや机の上に室内機がかぶさる配置でも、圧迫感を減らしやすくなります。
室内機の重さは、RAS-V251DZが13.5 kg、RAS-V251DRが17.5 kgで、4kgの差があります。石膏ボードの壁など、重いものを掛けることに不安がある場所では、新モデルの軽さが取り付けやすさにつながるでしょう。
なお、室外機の重さは33 kgと33.5 kgで、差は0.5kgしかないため、室外機の置き場所で選び分けるほどの違いはありません。
電気代と省エネ性能は前モデルの方が上です
通年での効率を示すAPFは、RAS-V251DZが6.6、RAS-V251DRが7で、前モデルの方が0.4高くなっています。期間消費電力量は717kWhと676kWhで、前モデルの方が41kWh少なく済みます。
新しいモデルの方が効率が高いと考えがちですが、この2機種では逆になっているという点が、選ぶうえでいちばん大事なポイントではないでしょうか。
年間電気代に直すと、RAS-V251DZが19359 円、RAS-V251DRが18252 円で、1107円の差があります。エアコンは一度付けたら何年も使う家電なので、この差は毎年くり返し家計に表れるわけです。
省エネ基準達成率は、RAS-V251DZが100%(2027年度)、RAS-V251DRが106%(2027年度)で、多段階評価点も3と3.9です。新モデルは基準をちょうど満たす水準、前モデルは基準を上回る水準にあると読めます。
省エネラベルの評価を重視して選びたい人にとっては、前モデルの方が条件を満たしやすいでしょう。
冷房は前モデル、寒い日の暖房も前モデルが有利です
冷房時の消費電力は、RAS-V251DZが580W、RAS-V251DRが500Wです。冷房COPも4.31と5で、前モデルの方が少ない電力で効率よく冷やせる設計になっています。
夏の日中から夜まで冷房をつけている時間が長い家庭ほど、この80Wの差が効いてくるはずです。
暖房時の消費電力は、RAS-V251DZが550W、RAS-V251DRが560Wで、ここだけは新モデルの方が10W少なくなっています。とはいえ差は小さく、冷房側の80Wの差や年間の電気代の差と比べると、選ぶ決め手にはなりにくい数字といえます。
外が冷え込んだときの低温暖房能力は、RAS-V251DZが4 kW、RAS-V251DRが5 kWです。前モデルの方が1kW大きいので、真冬の朝など外気温が下がった状況でも、部屋を暖める力に余裕があります。
暖房をエアコン1台に任せたい部屋では、この差をしっかり確かめておく価値があります。
電源プラグの形が違うので、部屋のコンセントで決まる場合があります
電源は、RAS-V251DZが100V 平行型、RAS-V251DRが100V アイエル型です。電圧はどちらも100Vですが、プラグの形が違うため、差し込めるコンセントも変わってきます。
取り付けを予定している部屋のエアコン用コンセントがどちらの形なのかを見れば、そのまま使える機種がわかるでしょう。性能の差で迷っているときでも、コンセントの形が合っている方を選べば、取り付けの際に余計な工事をせずに済みます。
まとめ
新しいRAS-V251DZは、室内機の高さが45mm、奥行きが34mm小さく、重さも4kg軽くなっています。一方で、冷房COP、APF、期間消費電力量、外が冷え込んだときの暖房能力は、前モデルのRAS-V251DRの方が上回っています。
取り付ける壁の余裕を取るなら新モデル、毎年の電気代と冬の暖房力を取るなら前モデルが合うでしょう。
いちばん差が出る項目
暖房能力 > 低温暖房能力
RAS-V251DR のほうが 1kW違います。
| RAS-V251DZ | 4 kW |
|---|---|
| RAS-V251DR | 5 kW |
省エネ性能 > 期間消費電力量
RAS-V251DR のほうが 41kWh、省エネです。
| RAS-V251DZ | 717kWh(JIS C 9612:2013) |
|---|---|
| RAS-V251DR | 676kWh(JIS C 9612:2013) |
省エネ性能 > 省エネ基準達成率
RAS-V251DR のほうが 6%違います。
| RAS-V251DZ | 100%(2027年度) |
|---|---|
| RAS-V251DR | 106%(2027年度) |
新型と旧型、どちらを買うか
東芝RAS-V251DZ が向く人
RAS-V251DZが向いているのは、窓の上など天井までの余裕が少ない壁に付けたい人や、室内機の出っ張りと重さをできるだけ抑えたい人です。高さが45mm、奥行きが34mm小さく、重さも4kg軽いので、取り付ける場所の制約が厳しいほど選ぶ意味が大きくなります。
部屋のコンセントが100V 平行型であることも、選ぶ条件の一つになるでしょう。
東芝RAS-V251DR が向く人
RAS-V251DRが向いているのは、毎年の電気代を少しでも抑えたい人や、寒い日でも暖房がしっかり効いてほしい人ですよね。年間電気代は1107円安く、冷房COPやAPFも高いうえ、低温暖房能力も1kW上回っています。
室内機を取り付ける壁に十分な余裕があり、コンセントが100V アイエル型の部屋であれば、前モデルを選んだ方が性能面での満足度は高くなるはずです。



