東芝 エアコン 2026年モデルと2025年モデルの違い|RAS-V221DXとRAS-V221DR【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
東芝大清快 2026年モデル(RAS-V221DX)
東芝大清快 2025年モデル(RAS-V221DR)
- 発売2025年10月
項目ごとの比較
暖房能力 > 低温暖房能力1.3kW差
低温暖房能力とは、外気温が低い環境下でも発揮できる暖房出力を示す値で、真冬の厳しい寒さの中でどれだけ暖房の力を保てるかの目安になります。
この数値が高いほど、外気温が下がっても暖房能力が落ちにくく、真冬でも部屋をしっかり暖め続けられます。数値が低い機種は、寒さが厳しい日に暖まりにくさを感じやすくなるかもしれません。
低温暖房能力はRAS-V221DXが2.8kW、RAS-V221DRが4.1kWで、1.3kWの差があります。冬の冷え込みが厳しい地域や部屋で使うなら、低温時の暖房力に余裕があるRAS-V221DRの方が向いています。
省エネ性能 > 省エネ基準達成率19%差
省エネ基準達成率とは、国が定めた省エネ基準に対してどれだけ達成しているかを示す割合で、100%を超えると基準を上回っていることを意味します。
達成率が高いほど、国の省エネ基準に対して余裕を持って上回っていることになります。100%を下回っていても使用に支障が出るわけではありませんが、基準からの余裕度に違いが表れるのです。
省エネ基準達成率はRAS-V221DXが87%、RAS-V221DRが106%で、19%の差があります。RAS-V221DRは基準を上回る水準にあり、RAS-V221DXは基準にやや届いていない水準です。
省エネ性能 > 期間消費電力量123kWh差
期間消費電力量とは、一定の使用条件のもとで1年間に消費すると試算される電力量の目安です。
数値が小さいほど、年間を通じてより少ない電力量で運転できていることになります。数値が大きい機種は、同じように使っても年間の電力の使われ方が多くなるわけです。
期間消費電力量はRAS-V221DXが717kWh、RAS-V221DRが594kWhで、123kWhの差があります。年間を通じて使う電力量を抑えたいなら、数値が小さいRAS-V221DRの方が有利です。
暖房能力 > 暖房能力0.3kW差
暖房能力とは、標準的な条件で発揮できる暖房出力(定格能力)を示す値で、数値が大きいほど部屋を暖める力が強いことを意味します。
暖房能力が高いほど、部屋を暖めるのにかける力に余裕が生まれ、寒い日でも室温を保ちやすくなります。常にこの能力をフルに使うわけではないため、日々の使用感の差は部屋の広さや外気温によっても変わってくるでしょう。
暖房能力はRAS-V221DXが2.2kW、RAS-V221DRが2.5kWで、0.3kWの差があります。同じ部屋で使うなら、暖める力に余裕があるRAS-V221DRの方が寒い時期でも安心して使えますね。
本体の大きさ
室内機・室外機のどちらも、RAS-V221DXの方がRAS-V221DRよりひとまわり小さくまとまっています。設置スペースが限られている住宅では、この差が設置のしやすさに直結するのではないでしょうか。
本体サイズ全体で見てもRAS-V221DXの方がコンパクトで、設置スペースに制約がある家庭に向いています。
冷房能力 > 冷房消費電力130W差
冷房消費電力とは、冷房運転を続けたときに使われる電力(定格)を示す値です。
効率の良し悪しを見るには、このあとのCOPの数値と合わせて確認してみてください。
冷房消費電力はRAS-V221DXが550W、RAS-V221DRが420Wで、130Wの差があります。この項目単独では優劣を判断せず、次のCOPの項目とあわせて見るのがこの表の使い方です。
暖房能力 > 暖房消費電力5W差
暖房消費電力とは、暖房運転を続けたときに使われる電力(定格)を示す値です。
消費電力の大小だけでは効率の良し悪しは判断しきれず、暖房能力とあわせて見る必要があります。消費電力がほぼ同じでも、暖房能力に差があれば電力に対して得られる暖房の力は変わってくるのです。
暖房消費電力はRAS-V221DXが455W、RAS-V221DRが460Wで、5Wの差とわずかです。ほぼ同じ電力を使いながら、RAS-V221DRの方が暖房能力(2.5kW)は大きい点があわせて確認できます。
省エネ性能 > 年間電気代3321円差
年間電気代は、統一された条件で1年間運転した場合にかかる電気料金の目安です。
RAS-V221DXは19359円、RAS-V221DRは16038円で、差は3321円です。毎年の運転にかかる電気代がこの分だけ変わりますので、長く使い続けるほどこの差は積み重なっていくでしょう。
年間の電気代をできるだけ抑えたい人にはRAS-V221DRが選びやすく、電気代の差よりも他の性能や機能を重視したい人はRAS-V221DXも選択肢になりますね。
サイズ・重量 > 室内機重量4kg差
室内機重量は、壁掛け設置する室内機本体の重さです。壁面の強度や設置金具の選定に関わります。
RAS-V221DXは13.5kg、RAS-V221DRは17.5kgで、差は4kgです。室内機が軽いほど壁への負担が小さくなり、設置できる壁の種類の選択肢も広がりやすくなりますね。
壁への負担をより軽くしたい人にはRAS-V221DXが向いています。
サイズ・重量 > 室外機重量12kg差
室外機重量は、屋外に設置する室外機本体の重さです。設置場所の床や架台の耐荷重を確認する際の目安になります。
RAS-V221DXは20kg、RAS-V221DRは32kgで、差は12kgです。室外機が軽いほど、ベランダの床や壁掛け用の架台にかかる負担が小さくなり、設置場所の選択肢が広がりやすくなるでしょう。
設置場所の耐荷重に制約がある人にはRAS-V221DXが選びやすい重さです。
冷房能力 > 冷房COP
COPとは、使った電力に対してどれだけの冷房の力を生み出せるかを示す効率の指標で、数値が大きいほど少ない電力で効率よく冷やせることを意味します。
COPが高い機種は、同じように冷やすために使う電力が少なくて済む傾向にあります。ただしCOPは決まった条件のもとで算出された指標であり、実際の部屋の広さや設置環境によって体感の効き方は変わってくるでしょう。
COPはRAS-V221DXが4、RAS-V221DRが5.24です。効率の指標としてはRAS-V221DRの方が高い数値を示しており、先ほどの消費電力が少なかった理由がここで裏付けられます。
暖房能力 > 暖房対応畳数(目安)
暖房対応畳数の目安とは、標準的な条件で快適に暖房できるとされる部屋の広さの目安です。
対応畳数が広い機種は、同じ部屋で使ったときに暖まるまでの余裕が生まれやすくなります。対応畳数が狭い機種でも、目安どおりの広さの部屋であれば十分に使えるはずです。
暖房対応畳数はRAS-V221DXが5~6畳、RAS-V221DRが6~7畳です。設置する部屋が6畳前後で余裕を持たせたい場合は、RAS-V221DRの方が目安の範囲に収まりやすくなります。
暖房能力 > 暖房(木造和室目安)*1
木造和室目安とは、断熱性が比較的低い木造住宅の和室を想定した場合の、暖房が効くとされる部屋の広さの目安です。
この畳数が大きいほど、木造住宅の和室でも暖まりやすい部屋の範囲が広がります。数値が小さい機種で広めの和室を暖めようとすると、部屋の隅々まで暖気が届きにくくなることもあるでしょう。
木造和室目安はRAS-V221DXが5畳、RAS-V221DRが6畳です。木造住宅で6畳前後の和室に設置するなら、目安に余裕があるRAS-V221DRの方が向いています。
暖房能力 > 暖房(鉄筋洋室目安)*1
鉄筋洋室目安とは、断熱性の高い鉄筋コンクリート住宅の洋室を想定した場合の、暖房が効くとされる部屋の広さの目安です。
この畳数が大きいほど、鉄筋住宅の洋室でも余裕を持って暖められる部屋の範囲が広がります。木造和室目安より数値が大きくなるのは、鉄筋住宅の方が熱が逃げにくいためです。
鉄筋洋室目安はRAS-V221DXが6畳、RAS-V221DRが7畳です。鉄筋住宅で7畳前後の洋室に設置するなら、目安に余裕があるRAS-V221DRの方が向いているといえます。
省エネ性能 > 多段階評価点(2027年度)
多段階評価点とは、省エネ性能の高さを統一基準で数値化した指標で、数値が大きいほど省エネ性能が高いとされています。
評価点が高いほど、統一された基準の中で省エネ性能が高いと評価されていることになります。この評価点はあくまで基準に基づく相対的な指標であり、使い方や設置環境によって実際の効果は変わってくるでしょう。
多段階評価点はRAS-V221DXが2、RAS-V221DRが3.9です。差の理由は、このあとの省エネ基準達成率やAPFの数値にも表れています。
省エネ性能 > APF(通年エネルギー消費効率)
APFとは、1年間を通じた冷房・暖房の運転を想定して算出される省エネ性能の指標で、数値が大きいほど年間を通じて効率よく運転できることを意味します。
APFが高いほど、季節を通じた運転で無駄なく能力を発揮できていることになります。ただし実際の効率は、住んでいる地域の気候や使い方によっても変わってくるでしょう。
APFはRAS-V221DXが5.8、RAS-V221DRが7です。数値が大きいRAS-V221DRの方が、年間を通じた運転効率の指標としては高い水準を示しています。
サイズ・重量 > 室内機サイズ
室内機サイズは、壁に取り付ける室内側ユニットの幅・高さ・奥行きの寸法です。設置する壁面や窓、カーテンとの干渉に関わります。
RAS-V221DXは高さ250mm・奥行352mmで、RAS-V221DRの高さ295mm・奥行386mmより高さで45mm、奥行きで34mm小さくなっています。室内機が低く薄いほど壁面からの出っ張りが抑えられ、窓の開け閉めやカーテンレールとの干渉が起きにくくなるでしょう。幅はどちらも798mmで共通です。
室内機をできるだけ壁にすっきり収めたい人にはRAS-V221DXが向いています。
サイズ・重量 > 室外機サイズ
室外機サイズは、屋外に設置する室外機の幅・高さ・奥行きの寸法です。設置場所に必要なスペースを確認する際に使います。
RAS-V221DXは幅660mm・高さ530mm・奥行240mmで、RAS-V221DRの幅780mm・高さ550mm・奥行290mmより幅で120mm、高さで20mm、奥行きで50mm小さくなっています。室外機が小さいほど、ベランダや室外機置き場が狭い住宅でも設置しやすくなるはずです。
設置スペースに余裕がない人にはRAS-V221DXが選びやすいサイズです。
暖房まわりの数値には新旧ではっきりした差があります
暖房でどれだけの広さをカバーできるかの目安は、RAS-V221DXが暖房6畳まで(5~6畳)、RAS-V221DRが暖房7畳まで(6~7畳)です。木造和室の目安もRAS-V221DXが5畳、RAS-V221DRが6畳、鉄筋洋室の目安もRAS-V221DXが6畳、RAS-V221DRが7畳と、いずれも1畳分の差があります。
実際の暖房能力もRAS-V221DXが2.2kW、RAS-V221DRが2.5kWで、RAS-V221DRの方が0.3kW上回ります。気温が下がったときに効いてくる低温暖房能力では、RAS-V221DXが2.8kW、RAS-V221DRが4.1kWとなり、差は1.3kWまで広がるのです。
真冬に室温を保つ力を重視して選ぶ場合、この低温時の数値は見ておきたいところです。
一方で暖房時の消費電力はRAS-V221DXが455W、RAS-V221DRが460Wで、差は5Wにとどまります。暖房の力自体はRAS-V221DRの方が高いのに、消費電力はほぼ同じ水準という組み合わせは、購入前に押さえておきたいポイントではないでしょうか。
省エネ性能と電気代の数字を比べます
省エネの度合いを表す多段階評価点(2027年度)は、RAS-V221DXが2、RAS-V221DRが3.9です。通年の効率を示すAPF(通年エネルギー消費効率)もRAS-V221DXが5.8、RAS-V221DRが7で、冷房時のCOPもRAS-V221DXが4、RAS-V221DRが5.24と、いずれもRAS-V221DRの数値の方が高く出ています。
省エネ基準達成率はRAS-V221DXが87%(2027年度)、RAS-V221DRが106%(2027年度)で、19%の差があります。1年間に使う電力量の目安となる期間消費電力量も、RAS-V221DXが717kWh、RAS-V221DRが594kWhで、RAS-V221DRの方が123kWh少なく収まる数値です。
冷暖房を毎日使う家庭ほど、この電力量の差は積み重なっていくでしょう。
冷房時の消費電力はRAS-V221DXが550W、RAS-V221DRが420Wで130Wの差があります。年間電気代の目安もRAS-V221DXが19359円、RAS-V221DRが16038円で、3321円の開きがあり、電気の使い方を気にする人にとっては比較材料になりますよね。
本体サイズと重さはRAS-V221DXの方がひとまわり小さくなっています
室内機のサイズは、RAS-V221DXが幅798×高さ250×奥行352mm、RAS-V221DRが幅798×高さ295×奥行386mmです。幅は同じですが、高さは45mm、奥行は34mmRAS-V221DXの方が小さく、壁に取り付ける室内機の出っ張りが気になる部屋では、この差が見た目の印象に関わってきます。
室外機のサイズは、RAS-V221DXが幅660(+56)×高さ530×奥行240(+57)mm、RAS-V221DRが幅780(+70)×高さ550×奥行290(+52)mmです。幅で120mm、高さで20mm、奥行で50mmの差があり、いずれもRAS-V221DXの方がコンパクトになっています。
室外機を置くスペースが限られているベランダなどでは、この差が設置できるかどうかの分かれ目になることもあるでしょう。
重さも室内機がRAS-V221DXで13.5kg、RAS-V221DRで17.5kgと4kgの差があり、室外機はRAS-V221DXが20kg、RAS-V221DRが32kgと12kgの差があります。設置や搬入の作業のしやすさに関わる数値なので、工事を依頼する際の参考にしてみてください。
まとめ
RAS-V221DXは2026年モデル、RAS-V221DRは2025年モデルで、東芝の同じシリーズの新旧にあたります。暖房能力や省エネ性能を示す数値はRAS-V221DRの方が高く出ている一方、本体サイズと重さはRAS-V221DXの方がひとまわり小さくなっています。
冷房消費電力や年間電気代は差はあるものの、どちらが優れているとは言い切れない項目です。
いちばん差が出る項目
暖房能力 > 低温暖房能力
RAS-V221DR のほうが 1.3kW違います。
| RAS-V221DX | 2.8 kW |
|---|---|
| RAS-V221DR | 4.1 kW |
省エネ性能 > 省エネ基準達成率
RAS-V221DR のほうが 19%違います。
| RAS-V221DX | 87%(2027年度) |
|---|---|
| RAS-V221DR | 106%(2027年度) |
省エネ性能 > 期間消費電力量
RAS-V221DR のほうが 123kWh、省エネです。
| RAS-V221DX | 717kWh(JIS C 9612:2013) |
|---|---|
| RAS-V221DR | 594kWh(JIS C 9612:2013) |
新型と旧型、どちらを買うか
東芝RAS-V221DX が向く人
室内機や室外機を置くスペースに余裕がなく、少しでもコンパクトで軽い本体を選びたい人にはRAS-V221DXが向いています。暖房の対応畳数や低温時の暖房能力では控えめな数値になりますが、設置場所の制約を優先したい場合には有力な選択肢ではないでしょうか。
東芝RAS-V221DR が向く人
寒い時期の暖房の効きや、省エネ性能を示す数値を重視するならRAS-V221DRが向いています。暖房対応畳数、低温暖房能力、省エネ基準達成率、期間消費電力量のいずれもRAS-V221DXより高い数値が出ているため、本体サイズが多少大きくなっても性能面の数値を優先したい人におすすめします。



