日立と東芝の冷蔵庫、省エネ性で選ぶならどちらが買い?|R-HZC54YとGR-A550FZの違い【2026年9月】
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます
今回比較するのはこちらの2機種
日立冷蔵庫 2026年モデル(R-HZC54Y)
- 定格内容積540 L
庫内の気圧を大気圧より低い約0.8気圧に保つ「真空氷温ルーム」と氷温の働きで、食材の酸化を抑えて鮮度を保ちます。冷蔵室はどの段に置いてもチルド保存ができる「まるごとチルド」を備えており、収納する場所を選ばないのがうれしいところです。
冷凍室は中央に3段の大容量スペースを設け、置くだけで食品をすばやく冷凍する「デリシャス冷凍・霜ブロック」機能も搭載しています。冷却器を2つ使う「冷蔵室独立冷却システム」により、冷蔵室専用の冷却器温度を高めてエネルギー消費を抑える設計です。
独自の機能
- 真空氷温ルーム庫内の気圧を大気圧より低い約0.8気圧に保ち、酸化を抑えて食品を保存できます。
- まるごとチルド冷蔵室のどの段に置いてもチルド保存ができます。
- デリシャス冷凍・霜ブロック冷凍室下段の1・2段目に置くだけで冷凍でき、霜の発生を抑えます。
- 冷蔵室独立冷却システム冷却器を2つ搭載し、冷蔵室専用冷却器の温度を高くしてエネルギー消費を抑えます。
東芝VEGETA 2026年モデル(GR-A550FZ)
- 発売2026年3月
- 定格内容積551L
東芝のGR-A550FZは、2026年3月発売のハイグレードモデルです。特許技術によって、野菜室に入れた野菜を約10日間シャキッとした状態に保てるとしています。
冷凍室では、食材を急速に冷凍したあと安定した温度で保存する機能と、氷の膜で生鮮食品を包んで鮮度を保つ機能を備えているのが心強いところです。さらに、暮らしに合わせて自動で節電する機能も搭載しています。
独自の機能
- 野菜の鮮度保持特許技術により、野菜室の野菜を約10日間シャキッとした状態に保ちます。
- おいしさ密封急冷凍食材を急速に冷凍し、安定した温度で保存します。
- おいしさ持続上質冷凍氷の膜で生鮮食品を包み、鮮度を保ちます。
- 自動節電暮らしに合わせて自動で節電します。
項目ごとの比較
年間消費電力量20kWh差
年間消費電力量は、この冷蔵庫を1年間使ったときの電気の使用量を表す数値ですね。
日立は252kWh/年、東芝は272kWhで、差は20kWhです。毎日使う家電なので、この差は使い続ける期間が長くなるほど積み重なっていくでしょう。
年間の使用電力量を抑えたい場合は、日立の252kWh/年が有利な数値になります。
定格内容積11L差
定格内容積は、冷蔵室・冷凍室・野菜室など庫内全体を合わせた収納スペースの大きさを表す数値です。
日立は540L、東芝は551Lで、差は11Lです。家族の人数が多い家庭や、まとめ買い・作り置きが多い家庭ほど、この差は収納の余裕として感じられやすくなるでしょう。
庫内全体の収納量を優先するなら、東芝の551Lという数値が有利な選択肢になるはずです。
本体の大きさ
日立は65cm、東芝は685mmです。本体の幅は置き場所の横幅に直接関わるので、設置予定のスペースがぎりぎりの場合はこの数値の違いが設置できるかどうかを左右するでしょう。
設置場所の横幅がぎりぎりの場合は、日立の65cm、東芝の685mmという数値を置き場所の横幅と照らし合わせておきましょう。
本体質量1kg差
日立は118kg、東芝は119kgで、差は1kgです。搬入時に人手や台車の準備を考える場合、この程度の差が作業のしやすさに影響することもあるでしょう。
本体質量の差は1kgとわずかなので、この項目だけで選択を決める必要はあまりありません。
冷蔵室の容積
- まるごとチルド
- クイック冷却
- 真空氷温ルーム
- 280L〈212L / うち、チルドルーム21L〉
冷蔵室は日々の食品を保存する場所で、庫内に用意されている専用スペースの違いが使い勝手に関わってくるといえます。
東芝は280Lの冷蔵室の中に212Lの主スペースと21Lのチルドルームを備えています。日立はまるごとチルド、クイック冷却、真空氷温ルームといった保存機能を冷蔵室に備えており、食品に合わせた温度管理ができるようになっています。
冷蔵室の容量を数字で確認したい場合は東芝の280Lが目安になり、専用の保存機能で選びたい場合は日立の各機能を確認するとよいでしょう。
冷凍室の容積
- デリシャス冷凍(冷凍室下段1段目)/霜ブロック(冷凍室下段1・2段目)/3段ケース(冷凍室下段)
- 自動製氷(製氷皿は取りはずせません)
- 128L〈81L〉
冷凍室は買い置きの食品や作り置きをまとめて保存する場所ですね。
東芝は128Lの冷凍室のうち81Lが主なスペースとして示されています。日立はデリシャス冷凍や霜ブロック、3段ケースといった冷凍室内の仕組みと、製氷皿を取りはずせない自動製氷を備えています。
冷凍室の容量を数字で確認したい場合は東芝の128Lが目安になり、冷凍室内の機能や自動製氷の仕組みを確認したい場合は日立の内容を見るとよいでしょう。
野菜室の容積
野菜室は野菜や果物をまとめて保存する場所ですね。
東芝は123Lの野菜室のうち82Lが主なスペースとして示されています。日立は新鮮スリープ野菜室という機能を備え、下段にスペースが用意されています。
野菜室の容量を数字で確認したい場合は東芝の123Lが目安になるでしょう。
ドア数・ドアの開き方
ドアの数や開き方は、庫内のどの部分をどれだけ開けて使うかに関わる項目ですね。
東芝は6枚のドアで構成されていることが示されています。ドアの数が多いと、使う部屋だけを開けて他の部屋の温度変化を抑えやすくなるでしょう。日立はフロストガラスドアという表面の仕上げが示されているのです。
ドアの枚数を確認したい場合は東芝の6枚が目安になり、ドア表面の仕上げを確認したい場合は日立のフロストガラスドアの仕様を見るとよいでしょう。
設置に必要なすき間・スペース
- 699mm
- 設置寸法:
- ・最小必要設置スペース(単位:mm)
- 緑部分は最小設置スペースで年間消費電力量の測定条件とは異なります。
- 設置条件により若干異なる場合がありますので、10mm程度余裕をとってください。
- 据付必要奥行寸法: 702mm
設置に必要なすき間は、冷蔵庫の背面や側面に確保しておく必要がある空間の大きさです。
日立は699mm、東芝は据付に必要な奥行寸法として702mmが示されています。奥行きの差はわずかですが、東芝はこの702mmに加えて10mm程度の余裕を持たせて設置スペースを確保するよう示されているのです。
設置場所の奥行きに余裕が少ない場合は、日立の699mm、東芝の702mmとその余裕分を、置き場所の奥行きと照らし合わせておきましょう。
定格内容積はGR-A550FZの方が11L大きくなります
定格内容積は、R-HZC54Yが540L、GR-A550FZが551Lです。数値だけを見るとGR-A550FZの方が11L大きく、庫内全体としての容量に余裕があります。
11Lという差はごくわずかですが、まとめ買いや作り置きが多い家庭では、日々の収納の余裕として少しずつ積み重なっていくでしょう。庫内の広さを最優先に考えるなら、この11Lの差は確認しておきたいところですね。
冷蔵室と冷凍室、野菜室にはそれぞれ特徴があります
冷蔵室について、R-HZC54Yにはまるごとチルド、クイック冷却、真空氷温ルームといった機能があります。食材を素早く冷やしたり、氷点下で鮮度を保つ保存をしたい人には、こうした機能が日々の使い勝手に直結するでしょう。
一方でGR-A550FZの冷蔵室は280L〈212L / うちチルドルーム21L〉という容積が示されており、収納できる量を数値で確認したい人には、この情報が目安になるといえます。
冷凍室では、R-HZC54Yにデリシャス冷凍(冷凍室下段1段目)や霜ブロック(冷凍室下段1・2段目)、3段ケース(冷凍室下段)があり、自動製氷は製氷皿を取りはずせないタイプです。冷凍食品を段ごとに整理して使いたい人には、こうした作りが収納のしやすさにつながるのではないでしょうか。
GR-A550FZの冷凍室は128L〈81L〉という容積が示されており、冷凍室にどれだけ入るかを数値で把握したい人にはこちらが参考になるはずです。
野菜室は、R-HZC54Yが新鮮スリープ野菜室という区画で、下段スペースを使う仕組みです。GR-A550FZは野菜室の容積が123L〈82L〉と示されています。
野菜をまとめ買いする家庭にとっては、この123Lという数値が収納量をイメージする手がかりになるでしょう。
ドアと設置スペース、本体の大きさを確認します
ドアについて、R-HZC54Yはフロストガラスドアという素材の情報が示されており、GR-A550FZは6枚というドアの枚数が示されています。見た目や質感を重視する人にはR-HZC54Yのフロストガラスという仕上げが、開閉や収納の分かれ方を重視する人にはGR-A550FZの6枚ドアという構成が、それぞれ判断材料になるでしょう。
本体幅は、R-HZC54Yが65cm、GR-A550FZが685mmで、差は35mmです。この35mmは、置き場所の間口がぎりぎりの台所では冷蔵庫を置けるかどうかを左右する差になるかもしれません。
どちらが優れているというより、自宅の設置スペースの実寸と照らし合わせて確認しておきたいところですね。
設置に必要なスペースについては、R-HZC54Yが699mm、GR-A550FZの据付に必要な奥行寸法が702mmという数値で示されています。実際に置く場所の奥行きを測るときには、この数値を目安にしておくとよいでしょう。
本体質量は、R-HZC54Yが118kg、GR-A550FZが119kgで、差は1kgです。搬入経路や設置の負担という点では、どちらを選んでもほとんど変わらないといえるでしょう。
年間消費電力量はR-HZC54Yの方が20kWh少なく済みます
年間消費電力量は、R-HZC54Yが252kWh/年、GR-A550FZが272kWh/年です。差は20kWhで、R-HZC54Yの方が消費電力量は少なくなっています。
冷蔵庫は一年中電源を入れたままにする家電なので、20kWhという差は使うほど、そして年数を重ねるほど積み重なっていくでしょう。日々の電気代を少しでも抑えたい人には、この差が選ぶ理由になるかもしれません。
まとめ
日立のR-HZC54Yと東芝のGR-A550FZは、どちらも2026年に登場した冷蔵庫ですね。定格内容積はGR-A550FZの方が11L大きく、年間消費電力量はR-HZC54Yの方が20kWh少なく済みます。
本体幅や質量の差はわずかなので、容積の余裕を取るか電気代の少なさを取るかで選び方が分かれるでしょう。
いちばん差が出る項目
年間消費電力量
R-HZC54Y のほうが 20kWh、省エネです。
| 日立 R-HZC54Y | 252kWh/年 |
|---|---|
| 東芝 GR-A550FZ | 272(kWh |
定格内容積
GR-A550FZ のほうが 11L、節水です。
| 日立 R-HZC54Y | 540 L |
|---|---|
| 東芝 GR-A550FZ | 551L |
どちらのメーカーを選ぶか
日立R-HZC54Y が向く人
日々の消費電力をできるだけ抑えたい人や、まるごとチルド、クイック冷却、真空氷温ルームといった冷却機能を活用したい人にはR-HZC54Yが向いているでしょう。年間消費電力量が252kWh/年とGR-A550FZより20kWh少なく、長く使うほどこの差が効いてきます。
東芝GR-A550FZ が向く人
庫内の容量を少しでも多く確保したい人にはGR-A550FZが向いているでしょう。定格内容積が551LとR-HZC54Yより11L大きく、冷蔵室や冷凍室、野菜室それぞれの容積も数値で確認できます。



