パナソニックと象印のオーブントースター、タイマーの細かさで選ぶべき?|NT-D700とEQ-SC22【2026年9月】
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます
今回比較するのはこちらの2機種
パナソニックビストロ 2021年モデル(NT-D700)
パナソニック NT-D700は、遠赤外線ヒーターと近赤外線ヒーターを組み合わせた「遠近トリプルヒーター」で、パンの表面と内部を同時に加熱するオーブントースターです。パンの厚みや庫内温度などの状態に応じて焼き方を変える「インテリジェント制御」を備えており、薄切りから厚切り、冷凍のパンまでメニューを選んで焼けます。
トースト以外にも、そうざいパンや焼きいもを温度調節しながら焼くメニューが用意されているのも便利です。庫内はコンパクトで、予熱なしでオーブン調理を始められるとされています。
独自の機能
- 遠近トリプルヒーター遠赤外線ヒーターで表面を焼きながら、近赤外線ヒーターで食材の内部まで熱を届けます。
- インテリジェント制御食パンの厚みや温度、庫内温度や電圧などの条件に応じて焼き方を調整します。
- 冷凍選択メニュー冷凍うすぎりトースト・冷凍あつぎりトーストをメニューから選んで焼けます。
- 温度調節機能120℃から260℃まで8段階で温度を設定できます。
象印こんがり倶楽部 2026年モデル(EQ-SC22)
温度は80℃から高温250℃まで調節できるため、ふんわりあたためる料理からこんがり焼き上げる料理まで、メニューに合わせて設定を変えられます。表面をしっかり焼き上げたいときは上火グリルを選べるのも便利です。
タイマーは30分まで設定できるので、時間のかかる調理にも対応します。とびらは取りはずせる構造になっており、庫内の気になる汚れを手軽に手入れできます。
独自の機能
- 温度調節80℃から高温250℃までメニューに合わせて温度を設定できます。
- 上火グリル表面をこんがりと焼き上げられます。
- はずせるとびらとびらを取りはずして庫内の汚れを手入れできます。
- 30分ロングタイマータイマーを30分まで設定でき、時間のかかる調理にも使えます。
項目ごとの比較
本体の大きさ
本体の大きさは、設置する際に必要な幅・奥行き・高さを示す数値です。
NT-D700は幅34.1cm・奥行き32.8cm・高さ26.9cmです。EQ-SC22は幅33.5cm・奥行き29cm・高さ26cmです。奥行きはEQ-SC22の方が3.8cm浅いので、コンロ横や棚の奥行きに余裕がない場所ではEQ-SC22の方が置きやすくなります。幅と高さの差はそれぞれ1cm未満で、設置スペースへの影響は奥行きほど大きくありません。
奥行きに余裕がない設置場所を検討している場合は、奥行き29cmのEQ-SC22の方が収まりやすいのではないでしょうか。設置場所の寸法は事前に測っておきましょう。
消費電力300W差
消費電力は、動作中に使う電力の大きさを示す数値です。数値が大きいほど、一度に多くの電力を使うことになります。
消費電力が大きいと、他の家電と同時に使ったときにブレーカーへの負荷が大きくなりやすくなりますよね。消費電力が小さいと、同時に使う家電が多いキッチンでも負荷を抑えやすくなります。
NT-D700は1300W、EQ-SC22は1000Wです。電子レンジなど他の調理家電と同じタイミングで使うことが多い場合は、消費電力の小さいEQ-SC22の方が負荷を抑えやすくなるでしょう。
タイマー
タイマーは、焼き上がりまでの時間をどのように設定できるかを示す項目です。
NT-D700は30秒~25分の範囲でデジタル設定ができるので、トーストのような短時間の調理から25分近くかかる料理まで、時間を細かく合わせられます。EQ-SC22は30分という値が示されており、こちらも短時間から時間をかけた調理まで対応できることがわかります。
焼き時間を細かく合わせたい人には、30秒単位の範囲がはっきり示されているNT-D700が候補になるのではないでしょうか。EQ-SC22は30分までの設定ができることが示されています。
庫内寸法
庫内寸法は、庫内に入れられる食材や器の大きさの目安になる数値です。幅・奥行き・高さの順で示されています。
NT-D700は26.0×25.0×9.5cm、EQ-SC22は27×23.5×11cmです。奥行きはNT-D700の方が広く、幅と高さはEQ-SC22の方が大きい数値です。庫内の高さがあると背の高い耐熱皿やグラタン皿を入れやすくなり、奥行きがあると大きめの皿を庫内の奥まで入れやすくなるでしょう。
背の高い器を使いたい場合は、高さ11cmのEQ-SC22の方が入れやすくなります。奥行きのある皿を使いたい場合は、奥行き25.0cmのNT-D700の方が入れやすいはずです。
受け皿・トレーの内寸
受け皿の内寸は、天板に乗せられるパンや食材の大きさの目安になる数値です。
NT-D700の受け皿は23.4×23.4cmで、幅と奥行きがほぼ同じ正方形に近い形です。EQ-SC22は22.7×20cmです。幅と奥行きのどちらもNT-D700の方が大きいので、受け皿に乗せられる食材の広さにはNT-D700の方が余裕があるといえます。
食パンを複数枚並べたり、大きめの調理皿をそのまま置きたい場合は、受け皿が広いNT-D700の方が扱いやすいでしょう。
消費電力の差は良し悪しを決める数字ではありません
消費電力はNT-D700が1300W、EQ-SC22が1000Wで、300Wの差があります。ワット数は主にヒーターの出力に関わる数値で、他の家電と同時に使う場面でブレーカーが落ちないかを確認する際の目安になるでしょう。
特に電子レンジや炊飯器など消費電力の大きい家電と同じタイミングで使う家庭では、1300Wと1000Wという300Wの差が、契約アンペアに対する余裕として効いてきます。単独で使うことが多い場合は、この差を気にする必要は小さくなるはずです。
タイマーの設定幅に違いがあります
タイマーは、NT-D700がデジタル表示で30秒〜25分の範囲に対応しているのに対し、EQ-SC22は30分までの設定になっています。NT-D700は30秒刻みで時間を合わせられるため、トーストの焼き色を秒単位で追い込みたい人に向いた仕様といえます。
一方のEQ-SC22は上限が30分と、NT-D700の25分より5分長く設定できます。焼き菓子の温めなど、トースト以外の調理でやや長めに加熱したい場面では、この5分の差が使い勝手に影響してくるでしょう。
庫内とトレーの寸法で入るものが変わります
庫内寸法は、NT-D700が26.0×25.0×9.5cm、EQ-SC22が27×23.5×11です。幅と高さはEQ-SC22の方が大きく、奥行きはNT-D700の方が大きいという結果になっています。
EQ-SC22は庫内の高さがある分、背の高い器や食材を入れやすくなるはずです。一方でNT-D700は奥行きに余裕があるため、奥行きのある角皿や大きめの食パンなどを入れる際に扱いやすくなります。
受け皿・トレーの内寸は、NT-D700が23.4×23.4×1.8cm、EQ-SC22が22.7×20です。NT-D700の一辺は23.4cmでEQ-SC22の22.7cmより大きく、トレーに並べて焼ける食材の大きさに違いが出ます。
本体サイズの差は設置スペースに影響します
本体の外形寸法は、幅がNT-D700 34.1cm・EQ-SC22 33.5cmで6mmの差があります。奥行はNT-D700 32.8cm・EQ-SC22 29cmで38mmの差、高さはNT-D700 26.9cm・EQ-SC22 26cmで9mmの差です。
数値としてはいずれも大きな違いではありませんが、設置スペースが数センチ単位でぎりぎりのキッチンでは、この差が置けるかどうかを左右します。
特に奥行きの差は、幅や高さの差より大きく、壁際やコンロ横など奥行きに制約がある場所に置く場面では確認しておきたいポイントです。設置場所の寸法に余裕が少ない場合ほど、この差が選択の分かれ目になるのではないでしょうか。
まとめ
パナソニックのNT-D700と象印のEQ-SC22は、消費電力や本体サイズの差はわずかですが、タイマーの設定幅と庫内・トレーの寸法には違いがあります。NT-D700は30秒刻みで25分まで設定できるデジタルタイマーを備えており、細かく時間を追い込みたい人に向いています。
EQ-SC22はタイマーが30分までとなっており、庫内の寸法や本体の奥行きもNT-D700とは異なる数値です。
どちらのメーカーを選ぶか
パナソニックNT-D700 が向く人
焼き色を秒単位で細かく調整したい人や、庫内・トレーの奥行きに余裕がある方が使いやすいと感じる人には、NT-D700が向いているでしょう。30秒刻みのデジタルタイマーと23.4×23.4cmのトレー内寸は、こまめな調整や大きめの食材を扱う場面で生きてきます。
象印EQ-SC22 が向く人
本体の奥行きを抑えてコンパクトに置きたい人や、庫内の高さを生かして背の高い器を使いたい人にはEQ-SC22が向いているといえます。奥行き29cmという本体サイズと、庫内寸法の高さ11cmは、設置スペースが限られるキッチンや背の高い調理器具を使いたい場面で役立つはずです。



