パナソニック 電子レンジ・オーブンは新モデルが買い?レシピ数と自動出力を比べる|NE-UBS10EとNE-UBS10C【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
パナソニックビストロ 2026年モデル(NE-UBS10E)
- 発売2026年6月
NE-UBS10Eは、冷凍ストックの食材や好きな量だけを無駄なく調理できるスチームオーブンレンジです。すばやく両面を焼き上げるグリル機能に加えて、市販の冷凍フライの調理にも対応しています。
メインのグリル料理とスープを同時に仕上げられるため、後片付けの手間も減らせるのではないでしょうか。
独自の機能
- おまかせグリル&スープヒートグリル皿に食材をのせるだけで、グリル料理とスープを一緒に仕上げます。
- おまかせ熱風フライヒートグリル皿1枚で、市販の冷凍フライを調理します。
- ワンボウルメニュー耐熱ガラス製ボウルに食材を入れるだけで調理が完了します。
- 両面グリル裏返さなくても両面にしっかり焼き目をつけます。
前モデル(NE-UBS10D・2025年発売)からの変更点
取説掲載レシピ数は305で、前モデルNE-UBS10Dの267より38多くなっています。自動メニュー数も308で、前モデルの263より45増えました。
一方で年間消費電力量は、レンジ部が59.0kWh/年で前モデルの58.0kWh/年より1.0kWh増えていますが、オーブン部は13.0kWh/年で前モデルの14.0kWh/年より1.0kWh減っているようです。
パナソニックビストロ 2024年モデル(NE-UBS10C)
- 発売2024年6月
項目ごとの比較
省エネ性能 > 省エネラベリング制度 > 年間消費電力量1.8kWh差
年間消費電力量は、決められた使い方で1年間使ったときに消費する電力量です。少ないほど、毎日の電気の使用量が抑えられます。
NE-UBS10Cが70.2kWh/年、NE-UBS10Eが72.0kWh/年で、NE-UBS10Cのほうが1年あたり1.8kWh少なくなっています。ただ、差はわずかなので、これだけでどちらかを選ぶほどの違いにはならないでしょう。
電気の使用量を少しでも抑えたい人にはNE-UBS10Cが有利です。ただ、レシピ数や手動出力の違いと比べると、この項目の優先度は低いと考えてよさそうです。
レンジ > 出力 > 自動出力 > 切り換わり後の出力100W差
1000Wでしばらく加熱したあと、自動で下がった先の出力です。長く温めるときは、後半をこの出力で仕上げることになります。
切り換わった後の出力は、NE-UBS10Cが700W、NE-UBS10Eが600Wで、NE-UBS10Cのほうが100W高くなっています。出力が高いほど、量の多い料理を温めるときに後半の加熱も強めのまま続きます。出力が低めだと、後半は穏やかに温めることになるわけです。
まとめて温めることが多く、後半も強めの出力で温めたい人にはNE-UBS10Cが合っています。一方、NE-UBS10Eの600Wは、後半を穏やかに仕上げる設定と受け取れるでしょう。
質量0.3kg差
NE-UBS10Eが約19.7kg、NE-UBS10Cが約20.0kgで、差は0.3kgです。
0.3kgの差なので、設置や掃除のために動かすときの負担はほとんど変わりません。
省エネ性能 > 省エネラベリング制度 > 省エネ基準達成率2%差
省エネ基準達成率は、国が定めた省エネ基準をどれだけ上回っているかを示す値です。100%以上であれば基準を満たしており、数値が大きいほど省エネ性能が高いことを意味します。
NE-UBS10Cが104%、NE-UBS10Eが102%で、どちらも基準を満たしています。差は2ポイントで、NE-UBS10Cがわずかに上回ります。
どちらも省エネ基準を達成しており、この項目ではNE-UBS10Cが少しだけ上回る程度の差だといえます。
省エネ性能 > 年間消費電力量 > レンジ部1kWh差
年間消費電力量のうち、電子レンジ機能で使う分です。温めや解凍を多く使う家庭ほど、この値が実際の電気の使用量に響きます。
NE-UBS10Cが58.0kWh/年、NE-UBS10Eが59.0kWh/年で、差は1.0kWhです。毎日のように温めに使っても、2機種の違いはごく小さいものにとどまります。
レンジ機能の電力量はほぼ同じなので、温め中心の使い方でもこの項目は決め手になりません。
省エネ性能 > 年間消費電力量 > オーブン部0.8kWh差
年間消費電力量のうち、オーブン機能で使う分です。パンや焼き菓子、グラタンなどをよく焼く家庭ほど、この値が関わってきます。
NE-UBS10Cが12.2kWh/年、NE-UBS10Eが13.0kWh/年で、差は0.8kWhです。オーブンをよく使う家庭でも、差はわずかにとどまります。
オーブン機能の電力量もほとんど変わらないため、この項目で2機種の選び方が変わることはないでしょう。
レンジ > 出力 > 自動出力 > 最高出力
- 1000W
- 1000W※
- (※高周波出力1000Wは最大5分で、その後自動的に700Wに切り換わります。これは「あたため」などの限定したメニューで働きます)
自動出力の最高出力は、「あたため」などのおまかせメニューで一時的に使われる、いちばん強いレンジの出力です。高いほど、短い時間で食品を温められます。
最高出力はどちらも1000Wで同じです。NE-UBS10Cの表には、1000Wで動くのは最大5分で、その後は自動で700Wに切り換わると書き添えられています。
レンジ > 出力 > 手動出力
手動出力は、自分でワット数を選んで温めるときに使える出力の段階です。市販の冷凍食品や加工食品のパッケージに書かれたワット数に合わせたいときに、この段階が役に立ちます。
手動で選べるいちばん上の出力は、NE-UBS10Eが1000W、NE-UBS10Cが800Wで、200Wの差があります。1000Wを指定した温め方をそのまま再現したい場合は、NE-UBS10Eの段階が合っています。600W以下の段階と300Wスチームは、どちらも同じ並びです。
パッケージの表示どおり1000Wで手早く温めたい人には、NE-UBS10Eが向いているのではないでしょうか。ふだん600Wや500Wで温めることが多いなら、この項目で2機種の差はほとんど出ません。
解凍 > 解凍方法
- 芯までほぐせる解凍(全解凍・半解凍)
- 芯までほぐせる解凍(全解凍・半解凍)※
- ※食材や形状、環境などにより出来栄えは異なります。
冷凍した肉や魚を、芯までほぐせる状態に戻す解凍方法です。すべてを解かす「全解凍」と、包丁が入る程度に戻す「半解凍」を使い分けられます。
表記が違うだけで、どちらも芯までほぐせる解凍(全解凍・半解凍)で同じです。
取説掲載レシピ数
取扱説明書に載っているレシピの数です。数が多いほど、本体に付いてくる料理の手引きが充実していることを意味します。
掲載レシピはNE-UBS10Eが305、NE-UBS10Cが267で、NE-UBS10Eのほうが38多くなっています。レシピを見ながら新しい料理に挑戦したい人にとっては、手元の選択肢が広がるでしょう。反対に、温めや決まった料理にしか使わない人にとっては、この差が使い勝手に響くことはあまりありません。
取扱説明書のレシピを頼りに献立の幅を広げたい人には、NE-UBS10Eをおすすめします。
お手入れ > 自動お手入れコース
自動お手入れコースは、庫内の汚れやにおい、スチーム用の水回りを、ボタン操作で手入れできるコースです。手で拭く手間を減らしたい人にとって、使い続けやすさに関わってきます。
どちらにも、庫内の手入れ、脱臭、洗浄・水抜き、クエン酸洗浄が並んでいます。NE-UBS10Eには、庫内の手入れにスピードとしっかりの2通りがあることと、排水ありであることが書かれています。NE-UBS10Cには、天井のオートクリーンが書かれています。
どちらも日常の手入れから水回りのクエン酸洗浄までをコースで任せられるため、この項目は選ぶ決め手にはなりにくいでしょう。
手動で選べる最高出力が1000Wに上がっています
手動で選べる出力の段階は、NE-UBS10Eが1000・600・500・300・150W(相当)・300Wスチーム、NE-UBS10Cが800・600・500・300・150W(相当)・300Wスチームです。600Wから下の段階と300Wスチームは同じで、違うのはいちばん上の段階だけです。
コンビニ弁当や冷凍食品のパッケージには、1000Wでの加熱時間が書かれていることがありますよね。NE-UBS10Eならその時間をそのまま入力できるので、ワット数を読み替える手間がかかりません。
NE-UBS10Cでは手動のいちばん上が800Wなので、1000W指定の食品を温めるときは、800Wでの時間を目安にすることになります。手動でいちばん強い出力を使う場面が多い人ほど、NE-UBS10Eに替える意味は大きくなるはずです。
自動加熱で出力が切り換わったあとの値が違います
自動で加熱するときの最高出力は、どちらも1000Wです。ただし、途中で切り換わったあとの出力は、NE-UBS10Eが600W、NE-UBS10Cが700Wで、100Wの差があります。
NE-UBS10Cでは、1000Wでの加熱は最大5分で、その後自動的に700Wに切り換わります。これは「あたため」などの限られたメニューで働く仕組みです。
NE-UBS10Eは、切り換わったあとはNE-UBS10Cより低い600Wで加熱を続けます。
この差は、どちらが優れているというものではありません。自動メニューで量の多いものを温めるとき、後半をどの強さで仕上げるかの設定が、世代によって変わっていると受け取るのがよいでしょう。
取説に載っているレシピは38品多くなっています
取説に載っているレシピの数は、NE-UBS10Eが305、NE-UBS10Cが267です。新しいNE-UBS10Eのほうが38品多く載っています。
スチームオーブンレンジを買っても、実際に作る料理は取説のレシピから選ぶという家庭は少なくありません。そうした使い方をするなら、38品の上乗せは毎日の献立の選択肢が増えることを意味します。
反対に、あたためと解凍が中心で、オーブン料理はあまりしないという使い方なら、この差はそれほど効いてきません。自分がレシピを見て料理する頻度に合わせて、この差を評価してみてください。
お手入れコースの中身が組み替えられています
自動お手入れコースは、どちらの機種にも用意されています。NE-UBS10Eは「庫内(スピード・しっかり)/脱臭/洗浄・水抜き(排水あり)/クエン酸洗浄」、NE-UBS10Cは「庫内/天井(オートクリーン)・脱臭/洗浄・水抜き/クエン酸洗浄」と示されています。
NE-UBS10Eでは庫内のお手入れが「スピード」と「しっかり」に分かれているので、汚れの程度に合わせてコースを選べます。軽い汚れは短く済ませ、しばらく使ったあとはしっかりと掃除する、という使い分けがしやすくなるでしょう。
NE-UBS10Cには、天井のオートクリーンが脱臭と組み合わせて示されています。スチームやオーブンを使ったあとに庫内の上側の汚れや匂いが気になる人にとっては、分かりやすい構成だといえます。
省エネの数値は前モデルのほうがわずかに良くなっています
年間消費電力量は、NE-UBS10Eが72.0kWh/年、NE-UBS10Cが70.2kWh/年です。前モデルのNE-UBS10Cのほうが1.8kWh少なく、新しいNE-UBS10Eはこの点でわずかに後退しています。
内訳をみると、レンジ部はNE-UBS10Eが59.0kWh/年でNE-UBS10Cより1kWh多く、オーブン部はNE-UBS10Eが13.0kWh/年でNE-UBS10Cより0.8kWh多くなっています。省エネ基準達成率も、NE-UBS10Eが102%、NE-UBS10Cが104%で、2%の差があります。
どちらも差は小さく、レンジ部とオーブン部のどちらか一方が大きく増えているわけではありません。それでも、電気の使用量を少しでも抑えたい人にとっては、前モデルを選ぶ理由のひとつになるのではないでしょうか。
本体の重さは0.3kg軽くなっています
本体の質量は、NE-UBS10Eが約19.7kg、NE-UBS10Cが約20.0kgです。新しいNE-UBS10Eのほうが0.3kg軽くなっています。
どちらも20kg前後なので、設置するときや、掃除のために少し動かすときの負担はほとんど変わりません。重さを理由にどちらかを選ぶ必要はないと考えてよいでしょう。
まとめ
NE-UBS10Eは、手動で選べる出力のいちばん上が1000Wになり、取説に載っているレシピも38品増えています。その一方で、年間消費電力量や省エネ基準達成率は前モデルのNE-UBS10Cのほうがわずかに良い数値です。
1000Wを手動で使いたいかどうかと、レシピの多さにどれだけ価値を感じるかで、選ぶ機種が決まってきます。
新型と旧型、どちらを買うか
パナソニックNE-UBS10E が向く人
NE-UBS10Eは、冷凍食品やお弁当を1000W指定の時間どおりに手動で温めたい人に向いています。取説のレシピも305品と多いので、レシピを見ながらいろいろな料理を作りたい人にも合うのではないでしょうか。
庫内のお手入れをスピードとしっかりで使い分けたい人にとっても、選ぶ価値があります。
パナソニックNE-UBS10C が向く人
NE-UBS10Cは、年間消費電力量が70.2kWh/年で、新モデルより少しでも電気の使用量を抑えたい人に向いています。手動のいちばん上が800Wでも困らず、取説のレシピも267品あれば十分という人なら、機能面で不足を感じる場面は少ないはずです。
自動あたためで切り換わったあとも700Wで加熱を続ける設定を好む人にも合うでしょう。



