パナソニックと象印のコーヒーメーカー、容量の差で選ぶべき?|NC-A58とEC-KV50【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
パナソニックコーヒーメーカー 2025年モデル(NC-A58)
NC-A58は、豆を挽くところから蒸らし、抽出、そしてミルの洗浄までを自動でおこなうコーヒーメーカーです。豆の挽き方を選べるメッシュフィルターと、リッチ・マイルド・ストロングという淹れ方のコースを組み合わせることで、好みに応じた味わいのコーヒーを楽しめるのがうれしいところですね。
抽出後は自動で保温に切り替わり、保温開始から30分後に設定温度を下げることで、コーヒーが煮詰まりにくくなっています。本体の幅は15.2cmで、置き場所を選ばずに常設しやすい大きさです。
独自の機能
- ストロングコース沸騰循環によって一投目から高温で抽出し、深い苦味とコクのあるコーヒーに仕上げます。
- 挽き分け×淹れ分け2種類のフィルターによる豆の挽き分けと、リッチ・マイルド・ストロングの淹れ分けを組み合わせて、6種類のコーヒーを楽しめます。
- デカフェ豆コース蒸らしと抽出のプログラムをカフェインレス豆に合わせて調整し、コクのある一杯に抽出します。
- ミル部シャワーオートクリーニング蒸らしの前にミル部分を自動で洗浄します。
前モデル(NC-A57・2018年発売)からの変更点
消費電力は770Wで、前モデルNC-A57の800Wから30W少なくなっています。本体の寸法は幅15.2cm×奥行27.2cm×高さ34.9cmとなり、前モデルの幅22.0cm×奥行24.5cm×高さ34.5cmから形が変わったほか、一度に作れる分量も4カップ(545ml)となり、前モデルの5カップ(670ml)より少なくなっているのです。
象印珈琲通 2021年モデル(EC-KV50)
象印のEC-KV50は、抽出用のバスケットを断熱構造にすることで、コーヒー抽出中の温度低下を抑え、コクと香りを引き出す方式を採用したコーヒーメーカーです。抽出口はレバーで切り替えられ、付属のステンレスサーバーを使わずに、ステンレスマグやコーヒーカップへ直接コーヒーを注ぐこともできます。
サーバーは魔法びんと同じ構造になっており、ヒーターで保温し続けなくてもよいため、コーヒーが煮詰まりにくいのが特徴です。サーバー本体はステンレス製で割れにくく、口径約6.5cmの広口なので、注いだあとの手入れもしやすいのではないでしょうか。
独自の機能
- 断熱スイングバスケット抽出時の温度低下を抑えて、コクと香りを引き出す高温抽出を行います。
- レバー切り替え式の抽出口ステンレスサーバーとカップのどちらにも直接コーヒーを注げます。
- まほうびん構造のステンレスサーバーヒーターを使わずに保温するため、コーヒーが煮詰まりにくくなっています。
- 広口約6.5cmのステンレスサーバーサーバーの内部を洗いやすい設計です。
項目ごとの比較
消費電力120W差
消費電力は、動作しているときに機器が使う電力の大きさを示す値です。
パナソニックNC-A58は770W、象印EC-KV50は650Wで、動作中に使う電力の大きさが異なります。消費電力が大きい機種は動作時に多くの電気を使う一方、小さい機種は電気の使用量を抑えやすくなります。契約しているアンペア数が小さい家庭では、同時に使う他の家電との兼ね合いも考えておきましょう。
日々の電力使用を抑えたい人には象印EC-KV50の650Wが、消費電力の大きさよりも他の点を優先したい人にはパナソニックNC-A58の770Wが目安になるはずです。
質量0.8kg差
本体の質量が軽いと、掃除のときやコーヒーメーカー自体を動かしたいときに持ち上げやすくなります。質量が重い機種は動かすのに力が要りますが、その分どっしりと安定して置きやすい面もあるのです。
普段から本体を持ち上げて掃除したり置き場所を変えたりする機会が多い人には、質量が軽い象印EC-KV50の2.4kgが扱いやすいと考えられます。動かす頻度が少ない人であれば、パナソニックNC-A58の3.2kgでも特に気にならないでしょう。
容量(カップ数)
容量は、一度に抽出できるコーヒーの量の目安になる値です。
容量が大きいと、一度に多くの人数分を淹れられるので、来客時やまとめて作り置きしたいときに便利です。ただし少人数で使う場合は、淹れた分を飲み切れずに残ってしまうこともあるでしょう。容量が小さいと一度に淹れられる量は限られますが、必要な分だけを手早く淹れやすくなります。
象印EC-KV50は675、パナソニックNC-A58は4カップ(545ml)という値が示されています。多めに淹れたい人はEC-KV50の値を、少人数で必要な分だけ淹れたい人はNC-A58の値を目安にして選んでみてください。
一度に淹れられる量の基準が違う
容量については、NC-A58が4カップ(545ml)、EC-KV50が675という数値で示されています。この2つは表し方が違うため単純に大小だけを見るのではなく、自分の家庭で普段何人分を一度に淹れているかに照らして考える必要があるでしょう。
毎回の使用量が決まっている家庭では、NC-A58が示す4カップという基準がそのまま日々の目安になります。来客時などまとめて多く淹れる機会が多いなら、EC-KV50の675という数値がどれだけの余裕につながるかを基準に考えることになりますね。
消費電力の差はどちらが優れているとは言えない
消費電力は、NC-A58が770W、EC-KV50が650Wで、差は120Wです。数値が大きいほど劣るというものではなく、抽出の仕組みが異なれば必要な電力も変わるため、この差だけで良し悪しを決めることはできません。
ただし、電子レンジやトースターなど朝の忙しい時間帯にほかの家電と同時に使うことが多い家庭では、120Wの差はブレーカー容量やコンセントの使い方を考えるうえで押さえておきたい数値です。毎朝のルーティンで同時稼働させる家電が多い人ほど、この差を意識しておく価値があるのではないでしょうか。
本体の重さは持ち運びやすさに関わる
質量は、NC-A58が3.2kg、EC-KV50が2.4kgで、差は0.8kgです。キッチンに置いたまま動かさない使い方であれば大きな違いにはなりませんが、使うたびに棚から出し入れしたり、掃除のたびに移動させたりする使い方では、この0.8kgの差が毎回の負担として積み重なっていきます。
特に力の弱い人が日常的に持ち運ぶ場合は、軽いほうが扱いやすく感じられる場面が増えるはずです。逆に定位置に据え置いて動かさないなら、質量の差は使い勝手にほとんど影響しないでしょう。
まとめ
パナソニックNC-A58と象印EC-KV50は、容量・消費電力・質量の3点で数値が異なります。NC-A58は2025年発売、EC-KV50は2021年発売で、一度に淹れられる量と本体の軽さのどちらを優先するかで選び方が変わってきます。
どちらのメーカーを選ぶか
パナソニックNC-A58 が向く人
NC-A58は、4カップ(545ml)という容量の基準が自分の家庭の使用量に合っていて、本体を据え置いたまま動かさずに使う人に向いています。2025年発売という点も、比較的新しい仕様を確認したい人にとっては判断材料になるでしょう。
象印EC-KV50 が向く人
EC-KV50は、675という容量の数値がより多く一度に淹れたい人の目安に合っていて、消費電力を770Wより抑えたい、あるいは3.2kgより軽い2.4kgの本体を持ち運びながら使いたい人におすすめします。



