パナソニックとシャープの扇風機・サーキュレーター、風量段階とタイマーで選ぶべき?|F-C337DとPJ-U3ASの違い【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
パナソニック扇風機 2026年モデル(F-C337D)
- 発売2026年4月
パナソニックのDCリビング扇F-C337Dは、蓼科高原に吹く風を計測・分析して再現したという「1/fゆらぎ」の風を送る機能を備えています。羽根は流線型デザインの7枚羽根を採用しており、空気抵抗を抑えることでなめらかな風を送り出します。
高さは770mmから980mmの範囲で調節でき、椅子に座ったときや立っているときなど、姿勢に合わせて風向きの高さを変えられるのはうれしいところです。リモコンは本体のベース部分に収納できる作りになっています。
独自の機能
- 1/fゆらぎ蓼科高原で計測・分析した風を再現し、ゆらぎのある自然な風を5段階で送ります(設定が必要です)。
- 7枚羽根羽根全体を流線型デザインにして空気抵抗を減らし、なめらかな風を作ります。
- 高さ調節770mmから980mmの範囲で高さを変えられ、椅子に座った姿勢や立った姿勢に合わせられます。
- リモコン収納ベースの中にリモコンを収納できます。
シャープ扇風機 2026年モデル(PJ-U3AS)
7枚羽根を採用したシンプル設計の扇風機で、プラズマクラスター機能を搭載しています。風量は3段階に加えてリズム風を選べ、就寝時に使いやすいおやすみモードも備えているのがポイントです。
操作音やランプの明るさも切り替えられるため、部屋の使い方に合わせて設定を変えられます。
独自の機能
- プラズマクラスター壁際に置いて風量最大で運転したとき、約10畳(約17㎡)を目安にイオンを行き渡らせます。
- リズム風自然の風のような風の変化を、通常運転より抑えた消費電力で再現します。
- おやすみモード就寝時の使用に向けた運転モードを備えています。
- チャックルドロック誤操作を防ぐロック機能を備えています。
項目ごとの比較
左右の首振り10°差
左右の首振り角度は、運転中に扇風機が首を振って風を届ける範囲の広さを表します。角度が大きいほど、左右に広い範囲へ風を送れます。
F-C337Dの首振り角度は85°、PJ-U3ASは約75°で、差は約10°です。角度が広いほど、部屋の中で風を届けられる範囲は広くなります。一方で角度が狭いほど、決まった方向に風を集中させやすくなるのです。
部屋全体に広く風を行き渡らせたい人にはF-C337D、特定の方向に風を集めたい人にはPJ-U3ASの角度が近い選択肢になります。
質量0.3kg差
F-C337Dの質量は3.6kg、PJ-U3ASは約3.3kgで、差は約0.3kgです。部屋の間で持ち運んだり移動させたりする機会が多い場合、軽い方が負担は少なくなるでしょう。一方で重さがある方が、風を受けたときに安定しやすい場合もあります。
持ち運ぶ頻度が高い人には約3.3kgのPJ-U3AS、置きっぱなしで使うならこの差はほとんど気にならない範囲です。
消費電力
- [ノッチ 5(強)]
- 50/60Hz:15W
- 44W / 48W[26W / 27W]
消費電力は、運転中にモーターが使う電力の大きさを表す値です。設定する風の強さによって数値は変わります。
F-C337Dは50Hz・60Hzとも共通の15Wという1つの数値で示されています。PJ-U3ASは44Wと48Wの2つの数値に加えて、括弧内に26Wと27Wという数値も示されています。示されている数値の数が違うため、この項目だけで日々使うときの電力の大きさを単純に比べることはできません。
消費電力の数値を確認したい場合は、F-C337Dは15Wの一点、PJ-U3ASは44W・48Wと26W・27Wの4つの数値を目安にしてください。
風量の段階
風量の段階は、手元で選べる風の強さの数を表しています。段階が多いほど、風の強さを細かく調整できます。
F-C337Dは5段階の中から風の強さを選べます。PJ-U3ASは3段階に加えてリズム風という設定も選べます。選べる段階の数だけで見るとF-C337Dの方が多く、細かく調整したい人に向いているといえます。
風の強さを細かく段階で選びたい人にはF-C337D、段階に加えてリズム風という設定も選びたい人にはPJ-U3ASが候補になるでしょう。
上下の角度
- 俯仰角(手動): 上:20°・下:20°
- 俯仰角(自動): ー
- 上約21° / 下約21°(手動)
上下の角度は、風を送る向きを上下にどれだけ動かせるかを表す角度です。角度が大きいほど、上下に広い範囲へ風を届けられます。
F-C337Dは手動で上下とも20°まで動かせます。PJ-U3ASは手動で上下とも約21°まで動きます。差は約1°で、上下に動かせる範囲としてはどちらも近い値です。
上下の角度はどちらの機種も近い数値なので、この項目だけを決め手にする必要は大きくなさそうです。
タイマー
タイマーは、設定した時間で運転が自動的に切れる機能で、選べる時間の長さの候補を表しています。
F-C337Dは1時間・2時間・4時間から選べます。PJ-U3ASは1時間・2時間・6時間から選べ、同時設定はできないという注記が添えられています。選べる時間の長さの組み合わせが違うため、長めに運転させたい場面と短めにこまめに切りたい場面とで、選びやすい候補が変わってくるでしょう。
4時間程度で切りたい人にはF-C337D、6時間まで伸ばしたい人にはPJ-U3ASが候補になります。
そのほかの機能
- マイコン: ○
- チャイルドロック機能: ○
- メモリー機能: ○
- チャックルドロック: ◯
- 操作音入 / 切: ◯
- ランプ明 / 暗切換: ◯
そのほかの機能は、風の強さやタイマー以外に用意されている機能をまとめた項目です。
F-C337Dの表にはマイコンやチャイルドロック、メモリーといった機能が挙げられています。PJ-U3ASの表にはチャイルドロックや操作音の入/切、ランプの明暗切り替えといった機能が挙げられています。どちらの表にもチャイルドロック機能が挙げられている点は共通していますね。
誤操作を防ぐチャイルドロックは両方の表に挙げられているので、その点での違いはありません。そのほかの機能で気になるものがあれば、それぞれの表に挙げられている項目を比べてみてください。
風量の段階数と運転モードに、それぞれの個性があります
風量の段階は、F-C337Dが5段階、PJ-U3ASが3段階とリズム風という構成です。同じ「風の強さを切り替える」機能でも、選べる刻みの数はF-C337Dのほうが多くなっています。
PJ-U3ASのリズム風は、決まった段階とは別に用意された、風の当たり方を変えるモードです。決まった強さを細かく選びたいなら、段階の数が多いF-C337Dのほうが選びやすいでしょう。
なお、F-C337Dの仕様欄には風量段階とは別に「1/fゆらぎ(5段)」という運転モードも記載されています。揺らぎのある風を求める場合は、どちらの機種にもそれぞれの形で揺らぎ的な運転モードが用意されている点をふまえて選ぶとよさそうです。
首振りの角度は、左右も上下もわずかな差にとどまります
左右の首振り角度は、F-C337Dが85°、PJ-U3ASが約75°(自動)です。差は10°で、どちらが優れているとは言えない範囲の違いといえます。
上下方向は、F-C337Dが手動で上20°・下20°、PJ-U3ASが手動で上約21°・下約21°です。数字はほぼ近く、どちらも手動で上下の角度を調整できる点は共通しています。
左右・上下とも大きな開きではないので、首振りの範囲だけを決め手にする必要はなさそうです。部屋の中でどのくらいの範囲に風を届けたいかをイメージしながら、他の項目とあわせて検討してみてください。
タイマーの上限時間に、はっきりした違いがあります
タイマーは、F-C337Dが1・2・4時間、PJ-U3ASが1/2/6時間(同時設定不可)です。上限の時間だけを見ると、PJ-U3ASのほうが長い時間まで設定できます。
就寝時など長い時間つけっぱなしにしたい場面では、6時間まで設定できるPJ-U3ASの方が、切れるまでの時間を気にせずに使えるでしょう。一方で、短い時間で切りたい場面が多いなら、1・2・4時間という刻みのF-C337Dでも十分に対応できます。
PJ-U3ASは同時設定ができないとの記載があるので、複数の時間を組み合わせて予約したいという使い方は想定されていません。単純に何時間後に切りたいかを一つ選ぶ使い方であれば、この制約は特に気にならないはずです。
本体の重さは僅差で、高さの情報はF-C337Dのみ確認できます
質量は、F-C337Dが3.6kg、PJ-U3ASが約3.3kgです。差は0.3kgで、どちらが優れているとは言えない範囲の違いといえます。
F-C337Dの仕様欄には、本体の高さが770mm〜980mmという記載もあります。設置する場所の高さに余裕があるかどうかを確認する際は、この数値が目安になるでしょう。
また、F-C337Dには待機時消費電力が約0.5W、リモコンがホルダーなしで付属するという記載があり、PJ-U3ASの仕様欄には、モーターがACモーターだと記載されています。コンセントを差しっぱなしにする時間が長い家庭では、待機時消費電力の数値も一つの目安として確かめておきましょう。
細かい操作性の機能は、それぞれのメーカーで持ち味が異なります
そのほかの機能として、F-C337Dの仕様欄にはマイコンとメモリー機能が記載されています。メモリー機能があると、前回使っていた設定を次に使うときも呼び出しやすくなります。
PJ-U3ASの仕様欄には、操作音の入/切とランプの明/暗切換が記載されています。操作音を切れる機能があると夜間など音を立てたくない場面で操作しやすくなり、ランプの明るさを切り替えられると、就寝時に表示の明るさが気になりにくくなるでしょう。
なお、チャイルドロックに相当する機能は両方の仕様欄に記載があります。小さな子どもがいる家庭でも、どちらの機種でも誤操作を防ぐ機能を備えている点は共通していますね。
まとめ
F-C337DとPJ-U3ASは、どちらも2026年に登場したパナソニックとシャープの扇風機・サーキュレーターです。風量の段階数やタイマーの上限時間など、使い方に直結する項目でいくつかの違いが見られます。
首振りの角度や質量はわずかな差にとどまるため、決め手になりやすいのは風量の刻みとタイマーの長さでしょう。
どちらのメーカーを選ぶか
パナソニックF-C337D が向く人
風量を5段階で細かく切り替えたい人や、前回の設定を呼び出せるメモリー機能を使いたい人にF-C337Dが向いています。待機時消費電力や本体の高さといった設置に関わる情報を事前に細かく確認しておきたい人にもおすすめします。
シャープPJ-U3AS が向く人
タイマーを最大6時間までかけて長く運転させたい人や、操作音・ランプの明るさを場面に応じて切り替えたい人にPJ-U3ASが向いています。約3.3kgというわずかに軽い本体を持ち運びたい人にとっても、選びやすいポイントになるでしょう。



