徹底比較で選ぶ理由が、しっかりわかる

加湿器

象印とシャープの加湿器、省エネ性で選ぶべき?|EE-DG50とHV-T55【2026年9月】

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今回比較するのはこちらの2機種

象印EE-DG50

スチーム式の加湿器で、水を100℃まで沸とうさせたあと、独自の冷却構造で約65℃まで冷ましてから蒸気を出す仕組みです。就寝時にも使えるよう、長時間の加湿を想定したタイプに位置づけられています。

フィルターを使わない構造で、フッ素加工を施した広口の容器を採用しており、給水や湯捨てもしやすい形になっているのがうれしいところです。しっかり手入れをしたいときのために、クエン酸を使った洗浄モードも備えています。

独自の機能

  • フィルター不要&広口容器フィルターがなく、フッ素加工の広口容器なので拭くだけで手入れでき、給水も湯捨てもしやすくなっています。
  • クエン酸洗浄モードカルシウムやミネラルによる汚れをしっかり落としたいときに使えるモードです。
  • チャイルドロックキーを3秒以上長押しすると、すべての操作ができなくなります。
  • 転倒湯もれ防止構造本体を倒してしまった場合でも、湯もれを最小限に抑える構造になっています。
象印EE-DG50

シャープ加湿器 2024年モデル(HV-T55)

HV-T55は、給水スタイルを上から注ぐ方法とトレーを取り外して注ぐ方法の2通りから選べる加湿器です。プラズマクラスターイオンで部屋の空気をきれいにする機能を備え、分解してお手入れできる構造になっているため、内部まで清潔に保てるのがうれしいところです。

ヒーターを使わずに加湿するエコモードや、温度・湿度を測るWセンサーなど、消費電力を抑えながら使える機能も搭載しています。

独自の機能

  • 選べる給水方式上から注ぐ方法と、トレーを取り外して注ぐ方法の2つのスタイルから、使う人や場面に合わせて給水できます。
  • プラズマクラスター空気浄化運転プラズマクラスターイオンで部屋の空気をきれいにします。
  • Wセンサー温度と湿度をそれぞれ測るセンサーを搭載しています。
  • エコモードヒーターを使わずに加湿するため、消費電力を抑えられます。
シャープ加湿器 2024年モデル(HV-T55)

項目ごとの比較

消費電力(強)220W差

象印EE-DG50シャープ加湿器 2024年モデル(HV-T55)
EE-DG50:410WHV-T55:190W省エネ

加湿量「強」で運転しているときに消費する電力です。この数値が小さいほど、強運転を続けたときの電気代の負担が軽くなります。

消費電力が小さいと、強運転を長時間使っても電気代を抑えやすくなります。一方で消費電力と加湿量は必ずしも比例しないため、電力が低くても加湿量は多いという組み合わせも起こるのです。

EE-DG50は410W、HV-T55は190Wで、差は220Wです。しかもHV-T55は加湿量も上回っているので、強運転を頻繁に使う家庭ほど、この電力差は積み重なっていくでしょう。

加湿量(強)70mL/h差

象印EE-DG50シャープ加湿器 2024年モデル(HV-T55)
EE-DG50:480mL/hHV-T55:550mL/h

加湿量「強」で運転したときに、1時間あたりに空気中へ放出できる水分量の最大値です。この数値が大きいほど、短い時間で部屋の湿度を上げやすくなります。

加湿量が多いほど、乾燥した部屋を早く潤したり、広い部屋でも湿度を保ちやすくなったりします。ただしその分タンクの水は早く減るため、給水の間隔は短くなりやすいです。

HV-T55は550mL/h、EE-DG50は480mL/hで、差は70mL/hです。乾燥がきつい時期にしっかり加湿したい人には、HV-T55の加湿量が向いているといえます。

本体の大きさ

象印EE-DG50シャープ加湿器 2024年モデル(HV-T55)
の幅240mm272mm
の奥行275mm220mm
の高さ365mm455mm
EE-DG50 高さ 365mm 幅 240mm 奥行 275mm
HV-T55 高さ 455mm 幅 272mm 奥行 220mm
HV-T55 のほうが 90mm 背が高くなります。

本体の幅や奥行、高さは、置き場所に置いたときの余裕や周囲の家具との隙間に関わります。奥行や高さに制約がある置き場所では、それぞれの寸法をあらかじめ確かめておきましょう。

EE-DG50は幅24cm・奥行27.5cm・高さ36.5cm、HV-T55は幅272mm・奥行220mm・高さ455mmです。置きたい場所の寸法と照らし合わせて選んでみてください。

質量2.3kg差

象印EE-DG50シャープ加湿器 2024年モデル(HV-T55)
EE-DG50:2.9kgHV-T55:約5.2kg

質量が軽いほど、部屋から部屋へ持ち運んだり、給水のために動かしたりする際の負担が小さくなります。重いほど設置時の安定感は増しますが、タンクごと運ぶ場面では負担が大きくなるはずです。

EE-DG50は2.9kg、HV-T55は約5.2kgです。置き場所をこまめに変えたい人には、軽いEE-DG50の方が扱いやすい数値といえます。

適用床面積(木造和室)

象印EE-DG50シャープ加湿器 2024年モデル(HV-T55)
EE-DG50:~8畳(13㎡)HV-T55:9畳(15㎡)

木造和室で使ったときに、加湿の効果が届く目安となる部屋の広さを畳数と平米数で示した数値です。木造の部屋は気密性が低いため、後に出てくるプレハブ洋室の数値よりも狭い畳数になっています。

この畳数を超える広い部屋で使うと、隅々まで湿度が届きにくくなったり、加湿に時間がかかったりすることがあります。逆に目安より狭い部屋で使えば、余裕を持って加湿できるでしょう。

EE-DG50は~8畳、HV-T55は9畳が目安です。和室として使う部屋の広さに照らして選んでみてください。

適用床面積(プレハブ洋室)

象印EE-DG50シャープ加湿器 2024年モデル(HV-T55)
EE-DG50:~13畳(22㎡)HV-T55:15畳(25㎡)

プレハブ洋室で使ったときに、加湿の効果が届く目安となる部屋の広さです。プレハブ洋室は木造和室より気密性が高いため、同じ機種でも畳数の目安は大きくなります。

この畳数より広い部屋では加湿が行き渡りにくくなることがあり、狭い部屋で使えば余裕を持って加湿できるはずです。

EE-DG50は~13畳、HV-T55は15畳が目安です。使う部屋の広さと照らし合わせて選んでみましょう。

連続加湿時間(強)

象印EE-DG50シャープ加湿器 2024年モデル(HV-T55)
EE-DG50:8HV-T55:約7.2h

満水の状態から加湿量「強」で運転し続けたときに、タンクの水がなくなるまでの時間の目安です。この時間が長いほど、給水の回数を減らせます。

連続加湿時間が長いと、就寝中や外出中に給水を気にせず使い続けられます。短いと給水の手間は増えますが、その分タンク自体を軽くコンパクトにできることもあるでしょう。

EE-DG50は8、HV-T55は約7.2hです。夜間など長時間運転させたい場合は、この数値を目安に給水のタイミングを考えてみてください。

加湿量と消費電力の両方でHV-T55が効率よく上回ります。

「強」運転で加湿できる量は、EE-DG50が480mL/h、HV-T55が550mL/hで、HV-T55の方が70mL/h多く加湿できます。同じ「強」設定でこれだけの差があるので、部屋の乾燥が気になりやすい季節には、加湿の立ち上がりの速さとして体感されやすい部分ではないでしょうか。

消費電力についても、「強」運転でEE-DG50が410W、HV-T55が190Wとなっていて、220Wの差があります。加湿器を長時間つけたままにする使い方をする家庭ほど、この電力差は積み重なっていくので、日々の電気の使用量を気にする人には見過ごせない数字といえます。

加湿量が多いうえに消費電力は少ないという組み合わせは、この2項目に関してはHV-T55の方が効率良く仕上がっていることを示しています。ただし、この効率の良さだけで2機種の優劣がすべて決まるわけではなく、後述するサイズや重さの違いとあわせて見ていきましょう。

対応する部屋の広さの目安はHV-T55がやや上回ります。

木造和室での適用床面積の目安は、EE-DG50が~8畳(13㎡)、HV-T55が9畳(15㎡)です。プレハブ洋室では、EE-DG50が~13畳(22㎡)、HV-T55が15畳(25㎡)となっていて、どちらの部屋タイプで見てもHV-T55の方がやや広い畳数まで対応する目安になっています。

この畳数の目安は、置く部屋の広さに対してどれだけ余裕を持って加湿できるかを判断する材料になります。普段使う部屋の広さがこの目安の上限に近い場合には、HV-T55の方が余裕を持って加湿量を確保しやすいといえるでしょう。

連続で加湿し続けられる時間はEE-DG50の方がわずかに長い目安です。

連続で加湿し続けられる時間の目安として、EE-DG50は8、HV-T55は約7.2hという数値が示されています。数字を比べると、EE-DG50の方がわずかに長く運転を続けられる目安になっていて、給水の頻度を減らしたい人には気になるポイントですよね。

夜間など長時間つけっぱなしにする使い方をする人ほど、この差は実際の使い勝手に関わってきます。

この目安はどちらも「強」運転を基準にしたものです。加湿量が多い分だけタンクの水を早く使い切る可能性もあるので、加湿量の違いと連続運転時間の違いをあわせて確かめておくと、自分の使い方に合っているかを見極めやすくなります。

本体のサイズと重さは設置場所や持ち運びやすさに関わってきます。

本体の外形寸法は、幅がEE-DG50は24cm、HV-T55は272mmで32mmの差、奥行きはEE-DG50が27.5cm、HV-T55が220mmで55mmの差、高さはEE-DG50が36.5cm、HV-T55が455mmで90mmの差があります。設置を考えている場所にこの2機種を置き比べる場合は、幅・奥行き・高さそれぞれの差が、棚やテーブルの上に収まるかどうかの判断材料になるはずです。

質量は、EE-DG50が2.9kg、HV-T55が約5.2kgで、2.3kgの差があります。部屋から部屋へ持ち運んで使いたい人にとっては、この重さの差が日常の扱いやすさに直結してきます。

HV-T55の表には運転音や電気代の目安、主な機能も記載されています。

HV-T55の仕様表には、いちばん弱い運転での加湿量が200mL/h、消費電力が12Wという数値も示されています。運転音についても「強」運転で37dB、いちばん静かな運転で23dBという目安が記載されており、就寝時など静かに使いたい場面の参考になるでしょう。

電気代については、「強」運転で1時間あたり約5.9円という目安が示されています。主な機能としては、温度・湿度のWセンサー、静音運転、プラズマクラスター空気浄化運転、水位表示ランプ、湿度表示ランプ、お手入れランプ、切タイマー、フィルター乾燥、転倒自動停止装置が挙げられています。

まとめ

加湿量と消費電力を比べると、HV-T55の方が多く加湿できるうえに消費電力は少なく済みます。一方でEE-DG50は質量が2.9kgとHV-T55より2.3kg軽く仕上がっていて、扱いやすさの面での良さがあります。

どちらを選ぶかは、加湿の効率を優先するか、本体の軽さを優先するかで変わってくるでしょう。

いちばん差が出る項目

消費電力(強)

HV-T55 のほうが 220W、省エネです。

象印 EE-DG50410W
シャープ HV-T55190W

加湿量(強)

HV-T55 のほうが 70mL/h違います。

象印 EE-DG50480mL/h
シャープ HV-T55550mL/h

どちらのメーカーを選ぶか

象印EE-DG50 が向く人

設置スペースに大きな余裕がなく、本体をできるだけ軽く持ち運びたい人にはEE-DG50が向いています。質量は2.9kgとHV-T55より2.3kg軽いので、置き場所を頻繁に変えたり給水のたびに持ち上げたりする使い方でも扱いやすいはずです。

適用床面積の目安も~8畳(13㎡)前後の部屋で使うのであれば十分に収まります。

象印EE-DG50

シャープHV-T55 が向く人

加湿量を多めに確保しながら消費電力を抑えたい人には、HV-T55が向いています。「強」運転でEE-DG50より70mL/h多い550mL/hを加湿しつつ、消費電力はEE-DG50より220W少ない190Wに抑えられているので、広めの部屋で長時間使う人ほどこの効率の良さを活かせるでしょう。

運転音や電気代の目安、プラズマクラスター空気浄化運転などの機能もあわせて確認してみてください。

シャープ加湿器 2024年モデル(HV-T55)

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