パナソニック ブルーレイ・レコーダーは上位モデルが買い?チューナー構成を比べる|DMR-4T203とDMR-4T201【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
パナソニック4Kディーガ 2023年モデル(DMR-4T203)
DMR-4T203は、2TBのHDDを内蔵し、チューナーを3基搭載したブルーレイ・レコーダーです。3基のうち2基はBS4K・110度CS4Kにも対応しているため、4K放送を2番組同時に録画できます。
HDDには地上デジタルのHD放送をDR(放送画質)で約254時間録画でき、Ultra HD Blu-rayの再生にも対応しているのです。画質面では、4Kリアルクロマプロセッサ、HDR明るさ調整、MGVCといった高画質化の機能を備えています。
独自の機能
- 4K 1.3倍録4K放送を1.3倍録で録画でき、HDDには約168時間、片面25GBのBD-RE/-Rには約1時間45分録画できます。
- BD-R 4層128GBへの記録片面4層128GBのBD-Rに録画でき、地上デジタルのHD放送をDRで約15時間30分分記録できます。
- 4Kダイレクトクロマアップコンバート4K/60pと4K/24pの両方の映像に対応しています。
- 22.2ch音声の録音MPEG-4 AACの音声を最大22.2chのまま録音できます。
前モデル(DMR-4T202・2021年発売)からの変更点
前モデルのDMR-4T202(2021年発売)から、4K放送の新しい録画モードとして4K 1.3倍録が加わり、年間消費電力量は25.4kWh/年から24.6kWh/年へ0.8kWh/年少なくなりました。一方で、DMR-4T202では3基すべてが4K放送に対応していましたが、DMR-4T203で4K放送に対応するのは3基のうち2基です。
また、DMR-4T203はDVD-RAMに録画できなくなり、HDMI AV出力も2系統から1系統に減っているため、これまでDVD-RAMに番組を残していた人や、映像と音声を別々の機器へHDMIで出力していた人は気を付けておきましょう。
パナソニック4Kディーガ 2020年モデル(DMR-4T201)
DMR-4T201は、2TBのHDDを内蔵したブルーレイ・レコーダーです。チューナーは3つあり、どれも地上デジタル・BS・BS4K・CS・110度CS4Kのすべてに使えるため、4K放送を録画する場面でもチューナーの割り当てを気にせずに済むでしょう。
HDDには、地上デジタルのHD放送をDR(17Mbps)で約254時間録画できます。録画した番組は、BD-REやBD-RのほかにDVD-RAM、DVD-R、DVD-R DL、DVD-RWにも残せます。
独自の機能
- 3つの4K対応チューナー3つのチューナーのどれでも、BS4Kと110度CS4Kを含むすべての放送を受信できます。
- Ultra HD Blu-ray再生市販のUltra HD Blu-rayのディスクを再生できます。
- HDR明るさ調整HDRの映像を見るときに明るさを調整できます。
- 4Kダイレクトクロマアップコンバート4K/60pと24pの映像に対応した高画質化の機能を備えています。
項目ごとの比較
定格 > 年間消費電力量1.2kWh差
決まった使い方で1年間使ったときに消費する電力量の目安です。電源を入れている時間と待機している時間の両方を含むため、電気代を比べるときはこの値が目安になります。
DMR-4T203の方が年間で1.2kWh少なくなっています。省エネの面ではDMR-4T203がわずかに有利ですが、1年分でこの程度の差なので、決め手にするほどではないでしょう。
少しでも電力を抑えたい人にはDMR-4T203が合います。ただし差は小さいので、ほかの項目を優先して選んでみてください。
定格 > 消費電力(約)1W差
録画や再生などで動いているときに使う電力の目安です。
DMR-4T203は26W、DMR-4T201は27Wで、差は1Wです。この程度の差であれば、電気代で違いを感じることはほとんどないでしょう。
消費電力で機種を選び分ける必要はありません。ほかの項目を見て決めてかまいません。
定格 > 質量(約)0.3kg差
DMR-4T203の方が0.3kg軽くなっています。設置や移動のときに多少扱いやすい程度の差で、置いてしまえば使い勝手は変わらないはずです。
重さの差は小さく、どちらを選ぶかの決め手にはなりません。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画メディア > DVD-RAM
- ×
- ○
- ※カートリッジ付きはカートリッジから取り出して記録可能
- ※VR方式でのDVD録画はDVD-RAMとDVD-R/DVD-RW/DVD-RDL(片面2層)(CPRM対応含む)で可能です。ディスクへの直接録画は予約録画時のみ可能です。
- cmDVDディスクへは記録できません。
DVD-RAMは、書き込みと消去を何度も繰り返せるDVDです。昔のレコーダーで番組を残してきた家庭では、手元にこのディスクがたまっていることもあるのではないでしょうか。
DMR-4T201はDVD-RAMへの記録が○で、カートリッジ付きのディスクもカートリッジから取り出せば記録できます。DMR-4T203はDVD-RAMへの記録が×です。DVD-RAMを使い続けたい人にとって、これはDMR-4T203の弱点になります。
DVD-RAMに番組を書き足していきたい人にはDMR-4T201が合います。ディスクに残すときはブルーレイを使う人なら、この項目で選ぶ機種は変わりません。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画メディア > DVD-R
- ※放送番組を記録するにはCPRM対応のディスクが必要です。
- ※ディスクへの予約録画はできません。ダビングはできます。
- ※VR方式でのDVD録画はDVD-RAMとDVD-R/DVD-RW/DVD-RDL(片面2層)(CPRM対応含む)で可能です。ディスクへの直接録画は予約録画時のみ可能です。
DVD-Rは一度だけ書き込めるDVDです。放送番組を記録するときは、CPRM対応のディスクを使いましょう。
DMR-4T203は、DVD-Rへの予約録画ができないと書かれています。いったんHDDに録ってからダビングする使い方になります。DMR-4T201は、ディスクへの直接録画を予約録画のときに行えると書かれているので、HDDを通さずにDVD-Rへ直接録る予約も組めます。
HDDに録ってからダビングする使い方なら、どちらを選んでも困りません。予約した番組をそのままDVD-Rに録りたい人にはDMR-4T201が合うでしょう。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画メディア > DVD-R DL
- ※放送番組を記録するにはCPRM対応のディスクが必要です。
- ※ディスクへの予約録画はできません。ダビングはできます。
- ※VR方式でのDVD録画はDVD-RAMとDVD-R/DVD-RW/DVD-RDL(片面2層)(CPRM対応含む)で可能です。ディスクへの直接録画は予約録画時のみ可能です。
DVD-R DLは、記録面を2層にして容量を増やした、一度だけ書き込めるDVDです。1枚に長い番組を入れやすくなります。
ここもDVD-Rと同じで、DMR-4T203はディスクへの予約録画ができず、ダビングで書き込みます。DMR-4T201は予約録画のときにディスクへ直接録画できます。予約した番組を2層DVDへ直接残したい人にとっては、DMR-4T203の手間が一段増えるはずです。
HDDに録ってからダビングするならどちらでも構いません。予約録画でDVD-R DLに直接残したい人にはDMR-4T201が合います。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画メディア > DVD-RW
- ※放送番組を記録するにはCPRM対応のディスクが必要です。
- ※ディスクへの予約録画はできません。ダビングはできます。
- cmDVDディスクへは記録できません。
- ※DVD-RWへのハイビジョン画質での録画およびダビングはできません。
- ※VR方式でのDVD録画はDVD-RAMとDVD-R/DVD-RW/DVD-RDL(片面2層)(CPRM対応含む)で可能です。ディスクへの直接録画は予約録画時のみ可能です。
- cmDVDディスクへは記録できません。また、DVD-RWへのハイビジョン画質での録画およびダビングはできません。
DVD-RWは書き換えができるDVDです。どちらの機種でも、ハイビジョン画質での録画とダビングはできず、cmDVDディスクにも記録できません。
両機種ともDVD-RWにはハイビジョン画質で残せないので、画質を保ちたい番組はブルーレイに回すことになりますよね。違いは録り方にあります。DMR-4T203はディスクへの予約録画ができずダビングで書き込むのに対し、DMR-4T201は予約録画のときにディスクへ直接録画できます。
DVD-RWを予約録画の書き込み先にしたい人にはDMR-4T201が合います。HDDからダビングして使うなら、この項目での差はありません。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画時間 > BD-RE/-R(片面25GB)
- 4K 1.3倍録:約1時間45分、4K 1.5倍録:約2時間15分、4K 1.6倍録:約2時間25分、4K 1.8倍録:約2時間45分、4K 2倍録:約3時間、4K 2.3倍録:約3時間30分、4K 2.5倍録:約3時間45分、4K 2.7倍録:約4時間10分、4K 3倍録:約4時間30分、4K 3.5倍録:約5時間15分、4K 4倍録:約6時間、4K 4.5倍録:約6時間45分、4K 5倍録:約7時間30分、4K 5.5倍録:約8時間15分、4K 6倍録:約9時間、4K 7倍録:約10時間30分、4K 8倍録:約12時間、おまかせ長時間 4K8~12倍録:約12時間~約18時間
- 4K 1.5倍録:約2時間15分、4K 1.6倍録:約2時間25分、4K 1.8倍録:約2時間45分、4K 2倍録:約3時間、4K 2.3倍録:約3時間30分、4K 2.5倍録:約3時間45分、4K 2.7倍録:約4時間10分、4K 3倍録:約4時間30分、4K 3.5倍録:約5時間15分、4K 4倍録:約6時間、4K 4.5倍録:約6時間45分、4K 5倍録:約7時間30分、4K 5.5倍録:約8時間15分、4K 6倍録:約9時間、4K 7倍録:約10時間30分、4K 8倍録:約12時間、おまかせ長時間 4K8~12倍録:約12時間~18時間
1枚25GBのブルーレイに、4K放送をどれだけ入れられるかを録画モードごとに示した値です。倍率が小さいほど画質が優先され、入る時間は短くなります。たとえば4K 3倍録なら約4時間30分入ります。
両機種に並んでいる4K 1.5倍録以降のモードでは、入る時間がすべて同じです。DMR-4T203には4K 1.3倍録の値もあり、25GBに約1時間45分入ります。映画1本を画質優先で1枚に収めたいときの目安になるでしょう。
両機種に共通する録画モードでは、ディスク1枚に入る時間は同じです。この項目で機種の優劣は付きません。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画時間 > BD-RE/-R DL(片面2層 50GB)
- 4K 1.3倍録:約3時間45分、4K 1.5倍録:約4時間30分、4K 1.6倍録:約4時間50分、4K 1.8倍録:約5時間30分、4K 2倍録:約6時間、4K 2.3倍録:約7時間、4K 2.5倍録:約7時間30分、4K 2.7倍録:約8時間20分、4K 3倍録:約9時間、4K 3.5倍録:約10時間30分、4K 4倍録:約12時間、4K 4.5倍録:約13時間30分、4K 5倍録:約15時間、4K 5.5倍録:約16時間30分、4K 6倍録:約18時間、4K 7倍録:約21時間、4K 8倍録:約24時間、おまかせ長時間 4K8~12倍録:約24時間~約36時間
- 4K 1.5倍録:約4時間30分、4K 1.6倍録:約4時間50分、4K 1.8倍録:約5時間30分、4K 2倍録:約6時間、4K 2.3倍録:約7時間、4K 2.5倍録:約7時間30分、4K 2.7倍録:約8時間20分、4K 3倍録:約9時間、4K 3.5倍録:約10時間30分、4K 4倍録:約12時間、4K 4.5倍録:約13時間30分、4K 5倍録:約15時間、4K 5.5倍録:約16時間30分、4K 6倍録:約18時間、4K 7倍録:約21時間、4K 8倍録:約24時間、おまかせ長時間 4K8~12倍録:約24時間~36時間
2層で50GBのブルーレイに、4K放送をどれだけ入れられるかを示した値です。容量は25GBの2倍あるので、連続ドラマをまとめて1枚に残したいときに向いています。
両機種に並んでいる4K 1.5倍録以降のモードでは、入る時間は同じです。たとえば4K 2倍録なら約6時間入ります。DMR-4T203の4K 1.3倍録では約3時間45分で、画質を優先するほど1枚に入る時間は短くなるわけです。
共通する録画モードでは時間がそろっているので、この項目は機種を選ぶ決め手になりません。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画時間 > BD-RE/-R(片面3層 100GB)
- 4K 1.3倍録:約8時間、4K 1.5倍録:約9時間15分、4K 1.6倍録:約10時間、4K 1.8倍録:約11時間10分、4K 2倍録:約12時間20分、4K 2.3倍録:約14時間20分、4K 2.5倍録:約15時間30分、4K 2.7倍録:約16時間40分、4K 3倍録:約18時間30分、4K 3.5倍録:約21時間35分、4K 4倍録:約24時間40分、4K 4.5倍録:約27時間45分、4K 5倍録:約30時間50分、4K 5.5倍録:約33時間55分、4K 6倍録:約37時間、4K 7倍録:約43時間10分、4K 8倍録:約49時間20分、おまかせ長時間 4K8~12倍録:約49時間20分~約74時間
- 4K 1.5倍録:約9時間15分、4K 1.6倍録:約10時間、4K 1.8倍録:約11時間10分、4K 2倍録:約12時間20分、4K 2.3倍録:約14時間20分、4K 2.5倍録:約15時間30分、4K 2.7倍録:約16時間40分、4K 3倍録:約18時間30分、4K 3.5倍録:約21時間35分、4K 4倍録:約24時間40分、4K 4.5倍録:約27時間45分、4K 5倍録:約30時間50分、4K 5.5倍録:約33時間55分、4K 6倍録:約37時間、4K 7倍録:約43時間10分、4K 8倍録:約49時間20分、おまかせ長時間 4K8~12倍録:約49時間20分~74時間
3層で100GBのブルーレイに、4K放送をどれだけ入れられるかを示した値です。1シーズン分の番組を1枚にまとめたいときに役立ちます。
両機種に並んでいる4K 1.5倍録以降のモードでは、入る時間は同じです。たとえば4K 3倍録なら約18時間30分入ります。DMR-4T203の4K 1.3倍録では約8時間で、画質を優先した分だけ1枚に入る時間は短くなります。
共通する録画モードでは時間が同じなので、100GBディスクに残す人にとっても、この項目で機種の差はないといえます。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画時間 > DVD-R DL(片面2層 8.5GB)
- 【ハイビジョン画質】
- 【DVD画質】
- XPモード:約1時間45分、SPモード:約3時間35分、LPモード:約7時間10分
2層のDVDに、DVD画質でどれだけ入るかを示した値です。DMR-4T203では、XPモードで約1時間45分、SPモードで約3時間35分、LPモードで約7時間10分です。
XPモードは画質を優先するぶん、1枚に入るのは映画1本分ほどの時間です。LPモードにすると1枚に長い時間が入りますが、そのぶん画質は落ちてしまいます。残したい番組の長さと画質のどちらを優先するかで、モードを選ぶことになるでしょう。
DVD-R DLに番組を残す人は、DMR-4T203の値をモード選びの目安にしてみてください。この値は、2機種の優劣を付ける項目ではありません。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画時間 > DVD-RW(片面4.7GB)
- 【DVD画質】
片面4.7GBのDVD-RWに記録するときの画質区分です。DMR-4T203の値は【DVD画質】です。
録画メディアの項目にあるとおり、両機種ともDVD-RWにはハイビジョン画質で残せません。DVD-RWは手軽に書き換えられる反面、画質を保ちたい番組の保存先には向かないでしょう。
DVD-RWはDVD画質で気軽に書き換える用途に使い、高画質で残す番組はブルーレイに回すと考えてください。この項目で2機種の差は付きません。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 録画時間 > HDD録画時間
- 4K 1.3倍録:約168時間、4K 1.5倍録:約195時間、4K 1.6倍録:約210時間、4K 1.8倍録:約235時間、4K 2倍録:約260時間、4K 2.3倍録:約300時間、4K 2.5倍録:約325時間、4K 2.7倍録:約355時間、4K 3倍録:約390時間、4K 3.5倍録:約455時間、4K 4倍録:約520時間、4K 4.5倍録:約585時間、4K 5倍録:約650時間、4K 5.5倍録:約715時間、4K 6倍録:約780時間、4K 7倍録:約910時間、4K 8倍録:約1040時間、おまかせ長時間 4K8~12倍録:約1040時間~約1560時間
- 4K 1.5倍録:約195時間、4K 1.6倍録:約210時間、4K 1.8倍録:約235時間、4K 2倍録:約260時間、4K 2.3倍録:約300時間、4K 2.5倍録:約325時間、4K 2.7倍録:約355時間、4K 3倍録:約390時間、4K 3.5倍録:約455時間、4K 4倍録:約520時間、4K 4.5倍録:約585時間、4K 5倍録:約650時間、4K 5.5倍録:約715時間、4K 6倍録:約780時間、4K 7倍録:約910時間、4K 8倍録:約1040時間、おまかせ長時間 4K8~12倍録:約1040時間~1560時間
内蔵HDDに4K放送をどれだけ録りためられるかを、録画モードごとに示した値です。倍率を上げるほど長く録れますが、画質は圧縮される方向になります。
両機種に並んでいる4K 1.5倍録以降のモードでは、録れる時間はすべて同じです。たとえば4K 2倍録なら約260時間です。DMR-4T203の4K 1.3倍録では約168時間で、画質を優先すると録りためられる量は大きく減ってしまいます。
共通する録画モードでは録画時間が同じなので、HDDにどれだけ録りためられるかで2機種の差は付きません。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー録画機能、仕様 > 放送受信 > チューナー数
- (地上デジタル/BS/BS4K/CS/CS110度4K 共用×2_地上デジタル/BS/CS 共用×1)
- (地上デジタル/BS/BS4K/CS/CS110度4K 共用×3)
番組を同時にいくつ録画できるかを決めるのがチューナーです。4K放送は、BS4K/CS110度4Kに対応したチューナーでしか受けられません。
どちらもチューナーは3つですが、中身が違います。DMR-4T201は3つすべてが4K放送に対応しています。DMR-4T203は4K対応が2つで、残りの1つは地上デジタル/BS/CSに限られます。そのため4K放送を同時に扱えるのは、DMR-4T201が3番組、DMR-4T203が2番組までです。
この点は、DMR-4T203がDMR-4T201より劣っているところといえます。
4K放送を3番組同時に録りたい人にはDMR-4T201が合います。4Kを同時に録るのは2番組までで、3つ目は地デジやBSで足りる人なら、DMR-4T203でも困らないはずです。
高音質 > 再生対応フォーマット
- WAV(最大384KHz,32bit,2ch)
- FLAC(最大192kHz,24bit,5.1ch)
- DSD(11.2MHz,2ch、5.6MHz/2,8MHz,最大5.1ch)
- ALAC(最大192kHz,32bit,5.1ch)
- AIFF (最大384KHz,32bit,2ch)
- AAC(最大48kHz,320kbps,2ch)
- MP3(最大48kHz,320kbps,2ch)
- WAV(最大384KHz、32bit)
- FLAC(最大192kHz,24bit)
- DSD(11.2MHz、5.6MHz、2,8MHz)
- ALAC(最大192kHz,32bit)
- AIFF (最大384KHz、32bit)
- AAC(最大48kHz,320kbps)
- MP3(最大48kHz,320kbps)
USB機器などに入れた音楽ファイルのうち、どの形式をどこまでの音質で再生できるかを示した項目です。サンプリング周波数とビット数が大きいほど、より細かい音の情報を扱えます。
WAVとAIFFは最大384KHz/32bit、FLACは最大192kHz/24bit、ALACは最大192kHz/32bitで、上限は両機種とも同じです。DMR-4T203の表には、FLACとALACが最大5.1ch、DSDが最大5.1chと、チャンネル数まで書かれています。
音楽ファイルの形式と音質の上限では、2機種の差は付きません。5.1chのマルチチャンネル音源を再生したい人は、DMR-4T203の表に書かれたチャンネル数を参考にしてみてください。
入出力端子 > HDMI AV出力
HDMI AV出力は、レコーダーからテレビやAVアンプへ映像と音声を送る端子です。数が多いほど、同時につなげる機器を増やせます。
DMR-4T201はHDMI AV出力が2つで、DMR-4T203より1つ多くなっています。テレビのほかにAVアンプなども別の端子につなぎたい場合は、端子が多い方がつなぎ方を選べますよね。テレビ1台につなぐだけなら1つで足り、この差が使い勝手に響くことはありません。
AVアンプなど、テレビ以外の機器にもHDMIでつなぐ予定がある人にはDMR-4T201が合います。テレビ1台につなぐだけの人は、どちらを選んでも困らないでしょう。
定格 > 待機時消費電力
- ※クイックスタート「切」/節電待機「モード2」、時計表示消灯、地上デジタルアッテネーター:「入」、BS・110度CSデジタルアンテナ電源:「切」、BS・CS110度デジタルアンテナ出力「切」、無線LAN:未接続、外部接続端子〔LAN、USB〕:未接続の場合。
- ※クイックスタート「切」/節電待機「モード2」(時計時刻消灯)、地上デジタルアッテネーター:「入」、BS・110度CSデジタルアンテナ電源:「切」、BS・CS110度デジタルアンテナ出力「切」、無線LAN:未接続、外部接続端子〔LAN、USB〕:未接続の場合。
電源を切って待機しているときの消費電力について、どの設定で測ったかという条件が示されています。クイックスタートを「切」にしたり、無線LANやLANを未接続にしたりと、待機中の電力をできるだけ抑えた状態で測った条件です。
2機種の条件は、時計表示の書き方が少し違うだけで中身は同じです。この項目で2機種に差はありません。
定格 > 本体寸法(幅×高さ×奥行)
幅はどちらも430mmで同じです。DMR-4T203の方が高さが17mm低く、奥行も20mm短いので、テレビ台の棚の間隔が狭い場合や、奥行の浅いラックにも置きやすくなります。DMR-4T201は一回り大きいので、置き場所には少し余裕が必要でしょう。
テレビ台やラックのすき間が限られている人にはDMR-4T203が合います。置き場所に余裕があれば、大きさの違いは気にしなくてかまいません。
4K放送を同時に録れる数はDMR-4T201の方が多くなります
チューナーは、どちらのモデルも3基ずつ積んでいます。ただし中身は違い、DMR-4T201は3基すべてが地上デジタル・BS・BS4K・CS・110度CS4Kを受けられます。
一方のDMR-4T203で4K放送に対応しているのは2基で、3基目は地上デジタル・BS・CS用です。
違いが表に出るのは、4K放送の番組が同じ時間帯に3つ重なったときです。DMR-4T201なら3つとも4K対応のチューナーで受けられますが、DMR-4T203は4K対応のチューナーが2基しかないため、3つ目を4K放送のまま受けることができません。
反対に、同時に録るのは地上デジタルやBSのハイビジョン放送が中心で、4K放送が重なるのはせいぜい2番組という家庭なら、DMR-4T203でも困る場面はあまりないでしょう。この差は上位モデルのDMR-4T203の方が劣る点なので、4K放送をどれだけ録るかで判断してみてください。
つなぎ方とディスクの使い方ではDMR-4T201の方が融通が利きます
HDMI AV出力は、DMR-4T201が2系統、DMR-4T203が1系統です。テレビにつなぐだけなら1系統で足ります。
しかし、テレビとは別の機器にもHDMIで信号を送りたい場合は、DMR-4T201でないとそのつなぎ方ができません。
DVDの扱いにも差があります。DMR-4T201はDVD-RAMに記録でき、DVD-R・DVD-R DL・DVD-RWには予約録画に限ってディスクへ直接録画できます。
DMR-4T203はDVD-RAMに記録できず、DVD-R・DVD-R DL・DVD-RWへは予約録画ができないので、ディスクに残すにはダビングを使うことになります。
手元にDVD-RAMが残っている人や、番組をDVDへ直接予約録画する習慣がある人には、DMR-4T201の方が向いているといえます。録画はハードディスクに任せて、ディスクはダビング用と割り切るなら、DMR-4T203でも困ることはないでしょう。
本体の小ささではDMR-4T203の方が有利です
本体の幅はどちらも430mmです。高さはDMR-4T203が49mm、DMR-4T201が66mmで、DMR-4T203の方が17mm低くなっています。
奥行きもDMR-4T203が179mm、DMR-4T201が199mmで、20mmの差があります。
テレビ台の棚の高さが限られている場合や、奥行きの浅いラックに置く場合は、この差がそのまま収まるかどうかを分けますよね。質量もDMR-4T203が2.2kg、DMR-4T201が2.5kgで、DMR-4T203の方が0.3kg軽くなっています。
置き場所の寸法がぎりぎりの家庭なら、DMR-4T203を選ぶ理由として十分なはずです。棚に余裕があれば、この差が決め手になることはありません。
消費電力の差は選ぶ理由になるほど大きくありません
動作時の消費電力は、DMR-4T203が26W、DMR-4T201が27Wで、差は1Wです。年間消費電力量は、DMR-4T203が24.6kWh/年、DMR-4T201が25.8kWh/年で、DMR-4T203の方が1.2kWh少なくなっています。
数字の上ではDMR-4T203の方が有利です。ただ、1年を通しても1.2kWhの差なので、家計への影響はごくわずかといえます。
チューナーの構成やHDMI出力の数、置き場所の寸法といった差の方が、どちらを選ぶかに大きく関わってくるのではないでしょうか。
まとめ
4K放送を重ねて録る使い方や、DVDへ直接予約録画する使い方をするなら、DMR-4T201の方が合っています。DMR-4T203は、本体の高さと奥行きが小さく、年間消費電力量もわずかに少ないので、置き場所に余裕がない家庭に向いているといえます。
上位モデルのDMR-4T203の方が劣る点もあるので、自分の録り方と照らし合わせて選ぶのが確実です。
上位機と下位機、どちらを買うか
パナソニックDMR-4T203 が向く人
DMR-4T203は、同時に録る4K放送が2番組までで足り、テレビとの接続もHDMI 1系統で間に合う人に向いています。本体が低く奥行きも浅いので、テレビ台の棚に高さや奥行きの余裕がない家庭では置きやすさがはっきり違うはずです。
DVDはダビング用と割り切り、録画はハードディスクに任せる使い方なら、弱点が表に出ることはないでしょう。
パナソニックDMR-4T201 が向く人
DMR-4T201は、4K放送の番組が3つ重なっても3基のチューナーすべてで受けたい人に向いています。HDMI出力が2系統あるので、テレビ以外の機器にもHDMIでつなぎたい人にも合うでしょう。
DVD-RAMに記録したい人や、DVDへ直接予約録画したい人は、このモデルを選ぶ必要があります。



