象印とタイガーの電気ケトル、省エネ性で選ぶべき?|CV-GD22とPIM-H220の違い【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
象印VE電気まほうびん 優湯生 2025年モデル(CV-GD22)
CV-GD22は、電気とまほうびん構造を組み合わせて保温するタイプの電気ケトルです。沸とう時の消費電力は905Wで、まとまった量のお湯を短い時間で沸かせるようにしています。
操作パネルは文字を大きくし、ボタンの配置と配色を見やすくしていて、給湯ボタンは中央に配置されているのです。液晶はグレー系の大型表示を採用しています。
独自の機能
- スピード沸とう905Wの消費電力で沸とうさせ、お湯を早く用意できます。
- まほうびん保温電気での加熱とまほうびん構造の保温を組み合わせ、消費電力量を抑えます。
- 大型グレー液晶キッチンになじみながら見やすい表示にしています。
- センターレイアウトの給湯ボタン押しやすい位置に給湯ボタンを配置しています。
タイガー蒸気レスVE電気まほうびん とく子さん 2025年モデル(PIM-H220)
ステンレス製の真空二重構造(VE)の容器を採用し、通電を切っても保温でき、プラグを抜いて2時間後でも約90度以上を保てます。沸とう時に出る蒸気を本体内部で水滴に変えて容器に戻す「蒸気キャッチャー構造」により、外部に蒸気を出さない設計になっているのです。
湯温は98・90・80・70度から選べる省エネコースを備え、給湯は指一本で注げる電動式と、電源のない場所でも使えるエアー給湯の両方に対応します。
独自の機能
- 蒸気キャッチャー構造沸とう時に出る蒸気を本体内部で冷やして水滴に戻し、蒸気を外に出さない構造です。
- 省エネコース湯温を98・90・80・70度から選べ、設定した保温温度になると湯沸かしを終了します。
- お湯計量機能注いだ給湯量をポットが自動で計量し、液晶に表示します。
- コードレスエアー給湯プラグを外した状態でも、押し板を使ったエアー給湯でお湯を注げます。
項目ごとの比較
年間消費電力量15kWh差
年間消費電力量は、一年間使い続けた場合に消費する電力量の目安を示す数値です。
象印CV-GD22は236kWh、タイガーPIM-H220は221kWhで、差は15kWhです。この差は毎日の使用を一年分積み重ねた結果なので、日々の電力量としての差はわずかでも、長く使うほど響いてくるはずです。
年間消費電力量で比べると、タイガーPIM-H220の方が15kWh少なく、日々の電力量を少しでも抑えたい人にはタイガーPIM-H220が向いています。
1日あたりの消費電力量0.04kWh差
1日あたりの消費電力量は、日々の使用でどれくらいの電力を消費するかを示す数値です。
象印CV-GD22は0.65kWh、タイガーPIM-H220は0.61kWhで、差は0.04kWhです。1日単位では小さな差ですが、毎日繰り返し使うものなので、使う日数が増えるほど積み重なっていくのです。
1日あたりの消費電力量でもタイガーPIM-H220の方が0.04kWh少なく、年間消費電力量と同じ傾向になっています。
本体の大きさ
本体の大きさは、置き場所に必要なスペースを判断するための数値です。
本体の幅や奥行、高さが小さいほど、コンロ周りや棚など置き場所の選択肢が広がります。数値が大きくなるほど、設置には余裕のあるスペースが必要になるので、事前に確かめてみてください。
象印CV-GD22は幅22cm・奥行29.5cm・高さ26cm、タイガーPIM-H220は幅21.8cm・奥行30.8cm・高さ27.9cmです。幅は象印CV-GD22の方がわずかに狭く、奥行と高さはタイガーPIM-H220の方が大きいので、置き場所の奥行や高さに余裕があるかどうかで選び方が変わってきます。
消費電力(湯沸かし時)205W差
消費電力(W)は、湯を沸かしている間に瞬間的にどれくらいの電力を使うかを示す数値です。
消費電力が大きいほど短時間で沸かせる傾向がある一方、瞬間的にブレーカーにかかる負荷は大きくなります。消費電力が小さいと瞬間的な負荷は抑えられますが、その分沸くまでの時間がかかる場合もあるでしょう。
象印CV-GD22は905W、タイガーPIM-H220は700Wで、瞬間的に使う電力の大きさに205Wの差があります。
質量0.6kg差
質量が軽いと、お湯を注ぐときや持ち運ぶときの負担が小さくなります。重いモデルは注ぐ際にしっかりとした重みを感じられる一方、片手で扱う場面での負担は増えるでしょう。
象印CV-GD22は2.7kg、タイガーPIM-H220は3.3kgです。軽さを重視するなら象印CV-GD22、注ぐ際の安定感を重視するならタイガーPIM-H220が選択肢になるのではないでしょうか。
消費電力量の差は毎日の使用で効いてきます
湯沸かし時の消費電力はCV-GD22が905W、PIM-H220が700Wで、差は205Wです。この差だけでは沸騰までの速さは分かりませんが、電気ケトルを他の家電と同時に使うことが多い家庭では、消費電力の大きさがブレーカーへの負荷として関わってきます。
一方、年間消費電力量で見るとCV-GD22が236kWh、PIM-H220が221kWhで、PIM-H220の方が15kWh少なく抑えられています。1日あたりの消費電力量でもCV-GD22が0.65kWh、PIM-H220が0.61kWhとなっており、差は0.04kWhです。
1日あたりでは0.04kWhというわずかな差でも、毎日繰り返し使う家電だからこそ、年間で見ると15kWhという形で積み上がってきます。毎日何度も湯を沸かす家庭ほど、この省エネ性の差は無視できないものになっていくのではないでしょうか。
本体サイズの数センチが置き場所を左右します
本体の幅はCV-GD22が22cm、PIM-H220が21.8cmで、差は2mmとわずかです。奥行はCV-GD22が29.5cm、PIM-H220が30.8cmで13mmの差、高さはCV-GD22が26cm、PIM-H220が27.9cmで19mmの差があります。
いずれも1台単位で見ればほぼ同等の大きさですが、幅の差はごくわずかである一方、奥行と高さではPIM-H220がやや大きめになります。キッチンの棚や作業台に置く場合は、この数センチの差が置けるかどうかを左右することもあるので、設置スペースは事前に測っておきましょう。
質量の0.6kgが日々の使用感に関わります
質量はCV-GD22が2.7kg、PIM-H220が3.3kgで、差は0.6kgです。水を満たした状態で持ち上げたり注いだりする動作を考えると、本体そのものの重さは毎回の使用感に関わってきます。
軽い方が扱いやすいと感じる人もいれば、ある程度の重さを安定感として受け止める人もいるでしょう。この0.6kgの差をどう受け止めるかは、使う人の手や腕の感覚、普段の使い方次第で変わってきます。
まとめ
年間消費電力量はCV-GD22が236kWh、PIM-H220が221kWhで、PIM-H220の方が15kWh少なく済みます。1日あたりの消費電力量でもPIM-H220が0.04kWh少なく、毎日使うほどこの差が積み重なっていきます。
本体サイズや質量にもそれぞれ差がありますが、どちらが優れているとは言えない範囲にとどまるでしょう。
いちばん差が出る項目
年間消費電力量
PIM-H220 のほうが 15kWh、省エネです。
| 象印 CV-GD22 | 236kWh |
|---|---|
| タイガー PIM-H220 | 221kWh/年 |
1日あたりの消費電力量
PIM-H220 のほうが 0.04kWh、省エネです。
| 象印 CV-GD22 | 0.65kWh |
|---|---|
| タイガー PIM-H220 | 0.61kWh/日 |
どちらのメーカーを選ぶか
象印CV-GD22 が向く人
象印のCV-GD22は、湯沸かし時の消費電力が905Wで年間消費電力量や1日あたりの消費電力量ではPIM-H220よりやや多くなりますが、質量は2.7kgとPIM-H220より0.6kg軽く仕上がっています。水を満たした状態で持ち上げたり注いだりする動作が多く、本体の軽さを重視したい人に向いているでしょう。
タイガーPIM-H220 が向く人
タイガーのPIM-H220は、年間消費電力量が221kWh、1日あたりの消費電力量が0.61kWhと、CV-GD22よりそれぞれ15kWh、0.04kWh少なく抑えられています。毎日何度も湯を沸かす家庭で、少しでも消費電力量を抑えたい人におすすめします。



