日立 洗濯機は新モデルが買い?洗濯時の電力の大きさと1回分の電力量の逆転を比べる|BW-V70MとBW-V70K【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
日立ビートウォッシュ 2025年モデル(BW-V70M)
- 発売2025年6月
- 基本的な性能 洗濯・脱水容量7kg
- 基本的な性能 洗濯~乾燥・乾燥容量ー
日立 BW-V70Mは、洗濯・脱水容量が7kgの全自動洗濯機「ビートウォッシュ」です。洗い始めに少ない水で洗剤を溶かして濃い洗剤液をつくり、衣類にすばやく染み込ませます。
繊維の奥の汚れを浮かせたあとは、たっぷりの水で流し落とします。駆動方式はインバーター式で、運転を効率よく制御して消費電力量を抑えるわけです。
さらに、洗濯のたびに洗濯槽の見えない部分まで自動で洗い流すので、手入れの手間を減らせます。
独自の機能
- つけおきナイアガラ ビート洗浄つけおきを組み合わせた洗い方で、衣類の黄ばみを落とします。
- シワ低減洗濯コース柔軟剤の効果を高める洗い方で、洗い上がりのシワを抑えます。
- パワフルコース洗剤液の循環を促して衣類をよく動かし、水彩絵の具のような落ちにくい汚れを浮かせて落とします。
- 洗濯槽自動おそうじ洗濯のたびに、すすぎのあとできれいな水道水を上から流し、洗濯槽の裏側などに付いた汚れを洗い流します。
日立ビートウォッシュ 2024年モデル(BW-V70K)
- 発売2024年6月
- 基本的な性能 洗濯・脱水容量7kg
- 基本的な性能 洗濯~乾燥・乾燥容量ー
日立 BW-V70Kは、洗濯・脱水容量が7kgの全自動洗濯機で、スペック表ではコンパクトタイプに分類されています。濃い洗剤液を衣類にすばやく染み込ませ、たっぷりの水で洗い流す仕組みで汚れを落とし、あわせて布傷みも抑えるとメーカーは説明しているのです。
衣類の出し入れや日々のお手入れがしやすい形にしてあり、洗濯のたびに洗濯槽の見えない部分を水道水で洗い流す機能も備えています。
独自の機能
- 衣類長もちナイアガラ ビート洗浄高濃度の洗剤液と大流量のシャワーで洗い、汚れを落としながら布傷みも抑えます。
- つけおきナイアガラ ビート洗浄衣類の黄ばみを落とすための洗い方で、黄ばみが気になる衣類に使えます。
- シワ低減洗濯コース柔軟剤の効果を高める洗い方をして、シワを抑えた状態で洗い上げます。
- 洗濯槽自動おそうじ洗濯のたびに、すすぎのあとできれいな水道水を上から流し、洗濯槽の裏側などに付く汚れを洗い流します。
前モデル(BW-V70J・2023年発売)からの変更点
BW-V70Kは2024年6月発売で、2023年発売のBW-V70Jより新しいモデルです。BW-V70Kのスペック表では、お湯取機能を使うには別売のお湯取ホースが必要と示されており、洗濯槽のお手入れコースは11時間と3時間の2種類の槽洗浄と槽乾燥に分けて書かれています。
化繊2kgまでを対象にした機能は、BW-V70Jのスペック表ではエアジェット、BW-V70Kでは風脱水という名前になったので、呼び方の違いに戸惑わないよう覚えておきましょう。
項目ごとの比較
仕様・性能 > 消費電力 > 洗濯80W差
洗濯時の消費電力は、洗濯中にいちばん多く使う瞬間の電力の大きさです。ほかの家電と同時に使ったときに、ブレーカーが落ちやすいかどうかに関わります。
BW-V70Kは140Wで、BW-V70Mより80W小さく済みます。電子レンジやドライヤーと同じ時間帯に洗濯機を回すことが多い家庭では、BW-V70Kのほうが電気の容量に余裕を持たせやすくなるでしょう。ただし、この値は瞬間の大きさです。1回の洗濯で使う電気の量は、次の消費電力量の項目で逆転します。
契約アンペアが小さい家や、朝の家電が集中する時間に洗濯機を回す家庭には、BW-V70Kが合うのではないでしょうか。新モデルのBW-V70Mは、この点では旧モデルより数値が大きくなっています。
仕様・性能 > 消費電力量 > 洗濯(標準コース)4Wh差
消費電力量は、標準コースで1回洗濯したときに使う電気の総量です。電気代に直接つながるのはこちらの値になります。
BW-V70Mは36Whで、BW-V70Kより1回あたり4Wh少なく済みます。瞬間の電力はBW-V70Mのほうが大きい一方で、1回の洗濯全体ではBW-V70Mのほうが電気を使いません。1回あたりの差は小さいので、毎日回す家庭で少しずつ積み重なる程度の差として受け取るのがよさそうです。
毎日の電気の使用量を少しでも減らしたい人には、BW-V70Mが合います。ブレーカーの心配があるならBW-V70K、1回の総量を重視するならBW-V70Mというように、消費電力の項目とあわせて比べてみてください。
基本的な性能 > 駆動方式
インバーター式は、モーターの回転の速さを細かく変えられる駆動方式です。洗濯物の量や工程に合わせて回し方を調整できます。
BW-V70MとBW-V70Kは表記が違うだけで、どちらもインバーター式です。この項目ではどちらを選んでも同じといえます。
洗濯 > 洗浄機能
- パワフルコース
パワフルコースは、泥汚れや汗じみのような落ちにくい汚れを洗うためのコースです。
BW-V70Mでは、洗浄機能の欄にパワフルコースが書かれています。部活の練習着や作業着をよく洗う家庭では、汚れの強い日にこのコースを選んで洗ってみましょう。
しっかり洗うためのコースがあるかを気にする人は、BW-V70Mでパワフルコースが示されている点を確認しておけます。普段の洗濯が中心なら、この欄で選ぶ機種が変わることは少ないでしょう。
洗濯 > 節水機能
節水循環水流式は、槽の中の水をくみ上げて循環させながら洗う方式です。少ない水でも洗濯物全体に水が行き渡るようにします。
BW-V70MとBW-V70Kは表記が違うだけで、同じ節水循環水流式です。この項目は選ぶ決め手にはならないでしょう。
洗濯 > お湯取機能
お湯取機能は、お風呂の残り湯をくみ上げて洗濯に使う機能です。水道代を抑えたい家庭で役に立ちます。
BW-V70MもBW-V70Kも、お湯取機能を使うにはお湯取ホースを別に買う必要があり、条件は同じです。BW-V70Mでは、対応するホースの型番がFHS-4Aと示されています。
コース・機能 > 洗濯コース
- パワフル 4.2kg
- デリケート 3kg
コース名の後ろの重さは、そのコースで一度に洗える洗濯物の量を示しています。
BW-V70Mでは、パワフルコースで4.2kgまで洗えることが示されています。BW-V70Kでは、おしゃれ着などを洗うデリケートコースで3kgまで洗えることが示されています。汚れ物をまとめて洗いたいのか、傷みやすい服を洗いたいのかによって、それぞれの値の役立ち方が変わってくるわけです。
汚れの強い衣類を一度に多く洗いたい人は、BW-V70Mの4.2kgを目安にできます。おしゃれ着をまとめて洗う機会が多い人は、BW-V70Kの3kgを目安にしてみてください。
コース・機能 > 清潔コース
- 槽乾燥(風脱水 30分)
- 槽乾燥
槽乾燥は、洗濯槽の中を乾かしてカビが生えにくくするためのコースです。
BW-V70Mでは、槽乾燥が風脱水を使って30分で行われることが示されています。所要時間がはっきりしているので、洗濯の後に続けて回すときに終わる時刻の見当がつけやすくなりますね。
BW-V70MもBW-V70Kも、清潔コースとして槽乾燥が挙がっています。この項目では、どちらを選んでも洗濯槽を乾かす手入れができます。
違いは洗濯時の電力に集まっています
BW-V70MとBW-V70Kは、公式スペック表の47項目が完全に同じです。駆動方式はどちらもインバーター式で、節水機能もどちらも節水循環水流式なので、洗濯機としての基本的な作りは共通していると受け取ってよいでしょう。
そのうえで数値としてはっきり差が出ているのは、洗濯中の消費電力と、標準コースの消費電力量の2つです。しかもこの2つは、有利な機種が入れ替わっています。
どちらを選ぶかは、この電力の差をどう受け取るかで決まるわけです。
1回分の電力量はBW-V70Mが少し少なくなります
標準コースで洗濯したときの消費電力量は、BW-V70Mが36Wh、BW-V70Kが40Whです。電力量は1回の運転で実際に使った電気の合計なので、電気代に直接つながるのはこちらの数値になります。
とはいえ、差は1回あたり4Whにとどまります。洗濯の回数が多い家庭ほど差は積み重なっていきますが、この差だけを理由に買い替えを急ぐほどの開きではありません。
新しいモデルで少し改善された点として受け取るのがちょうどよさそうです。
洗濯中の消費電力はBW-V70Mが80W大きくなっています
洗濯中の消費電力は、BW-V70Mが220W、BW-V70Kが140Wです。新しいBW-V70Mの方が大きくなっており、ここは新モデルが不利になっている点といえます。
この数値は運転中に一度に使う電力の大きさを表しているので、1回分の電気代よりも、ほかの家電と同時に使ったときの余裕に関わってきます。洗面所のコンセントが電子レンジやドライヤー、暖房器具などと同じ系統につながっていて、ブレーカーが落ちやすい家庭では、BW-V70Kの方が扱いやすいでしょう。
一方で、ブレーカーに余裕がある家庭なら、この差を気にする場面はあまりありません。その場合は、1回分の電力量が少ないBW-V70Mの方が理にかなっています。
お湯取機能はどちらも別売のホースを用意します
お湯取機能は2機種とも備えていますが、どちらもお湯取ホースは付属していません。風呂の残り湯を洗濯に使うには、別売のお湯取ホースを買い足す必要があります。
BW-V70Mの場合、必要なホースは別売のお湯取ホースFHS-4Aとされています。残り湯を使うつもりの人は、本体と同時にホースも手配しておくと、届いたその日から使い始められるはずです。
まとめ
BW-V70MとBW-V70Kは公式スペック表の大部分が同じで、はっきりした差は洗濯時の電力に出ています。標準コース1回分の消費電力量は新しいBW-V70Mが4Wh少ない一方で、洗濯中の消費電力はBW-V70Mが80W大きくなっています。
1回の電気代に近いのは電力量の方ですが、その差は小さいため、どちらを選んでも大きな違いにはなりにくいと考えてよいでしょう。
いちばん差が出る項目
仕様・性能 > 消費電力 > 洗濯
BW-V70K のほうが 80W、省エネです。
| BW-V70M | 220W |
|---|---|
| BW-V70K | 140W |
仕様・性能 > 消費電力量 > 洗濯(標準コース)
BW-V70M のほうが 4Wh、省エネです。
| BW-V70M | 36Wh |
|---|---|
| BW-V70K | 40Wh |
新型と旧型、どちらを買うか
日立BW-V70M が向く人
BW-V70Mは、標準コース1回分の消費電力量を少しでも抑えたい人に向いています。1回あたり4Wh少ないという差は小さいものの、洗濯の回数が多い家庭ほど積み重なっていきます。
洗面所のコンセントまわりのブレーカーに余裕があり、洗濯中の220Wという消費電力が気にならないなら、こちらを選ぶ理由があるでしょう。
日立BW-V70K が向く人
BW-V70Kは、洗濯中に一度に使う電力を小さく抑えたい人に向いています。消費電力は140WでBW-V70Mより80W小さいので、ほかの家電と同じ系統で使っていてブレーカーが落ちやすい家庭でも扱いやすくなるはずです。
標準コース1回分の電力量の差は4Whにとどまるため、この点を重視するならBW-V70Kを選んでも損は小さいといえます。



