日立の新型CV-KP300Rは買い?|ごみ捨ての手間と静かさで選ぶ5機種
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今回比較するのはこちらの5機種
日立かるパック 2026年モデル(CV-KP300R)
- 発売2026年8月
- 質量2.7(4.2)kg
日立かるパック 2025年モデル(CV-KP300P)
- 発売2025年6月
- 質量2.9(4.4)kg
三菱電機Be-K 2026年モデル(TC-FJ2S)
- 発売2026年3月
- 質量本体質量:2.5kg 総質量:3.7kg(ホース・伸縮パイプ・タービンブラシ含む)
パナソニック掃除機 2026年モデル(MC-PJL25A)
- 質量2.9kg(本体のみ) 4.2kg(ホース・伸縮自在延長管・床用ノズル含む)
ツインバード掃除機 2025年モデル(YC-DY15B)
- 質量5.8kg(本体のみ・キャスター取付時) 6.8kg(ホース・伸縮式延長パイプ・床用吸込口・キャスター取付時)
項目ごとの比較
集じん容積
集じん容積は、ごみをためられるダストケースの大きさを示す数値です。数値が大きいほど、満杯になるまでの掃除回数が増え、ごみ捨ての頻度を減らせます。
集じん容積が大きいほどごみ捨ての手間は減らせますが、その分ダストケース自体が大きくなりやすい傾向があります。こまめに掃除機をかける家庭では差を感じにくい一方、掃除の間隔が空きがちな家庭ほど、この数値の差が実際の手間に直結するでしょう。
日立CV-KP300RとCV-KP300P、パナソニックMC-PJL25Aは1.3Lで並び、三菱TC-FJ2Sは1.5Lとやや上回ります。ツインバードYC-DY15Bは12Lとこの5機種の中で際立って大きく、ごみ捨ての手間を最優先したい人はまず確認したい機種ですね。
吸込口・ヘッド
クルッとヘッド
ペタリンコ構造
からまん機構
回転ブラシ
ワンタッチ着脱
水洗い対応
モーター駆動方式
からまんブラシ
2アングル形状
クルッとヘッド
ペタリンコ構造
からまん機構
回転ブラシ
ワンタッチ着脱
水洗い対応
モーター駆動方式
からまんブラシ
2アングル形状
吸込口(ヘッド)は、床に押し当ててごみをかき込む部分です。自走式かどうかや、ブラシが回転する方式かどうかで、操作の軽さやかき込み方が変わります。
日立の2機種は自走機能や回転ブラシ、ワンタッチ着脱、水洗い対応など、ヘッドの操作性や手入れのしやすさに関わる機能を備えています。三菱とパナソニックはエアタービン式で、モーターではなく吸い込む風の力でブラシを回す方式です。方式が異なるため単純な優劣はつけられませんが、ヘッドの手入れのしやすさを重視するなら、水洗いやワンタッチ着脱に対応した構成かどうかを確認しておきたいところです。
ヘッドまわりの機能を細かく比べてみたいなら、自走機能や水洗い対応など複数の機能が示されている日立CV-KP300R・CV-KP300Pが目安になるはずです。三菱TC-FJ2Sとパナソニックはエアタービン式という共通点があります。
運転音
運転音は、掃除機が動作しているときに出る音の大きさをdB(デシベル)で示した値です。数値が大きいほど音は大きく、運転モード(強さ)によって変わる幅として示されています。
稼働音は使う場所や時間帯によって気になり方が変わります。数値に幅がある機種は、運転モードを切り替えることで静かな設定と吸引力を優先した設定を使い分けられることを示しているのです。
日立CV-KP300R・CV-KP300Pは67~約60dB、三菱TC-FJ2Sは58~65dB、パナソニックMC-PJL25Aは60~65dBの幅を持ち、ツインバードYC-DY15Bは75dBです。早朝や夜間に使う頻度が高い人は、モードを切り替えたときにどこまで音を下げられるかを目安にしてみてください。
フィルター・排気
フィルター:
①ナノテクプレミアム衛生フィルター(消臭、抗菌加工)
②抗菌フィルター
③ウレタンフィルター
②抗菌フィルター
③ウレタンフィルター
フィルターは、掃除機が吸い込んだ空気を外に出すときにほこりを取り除く部品です。丸洗いに対応していると、フィルターを水で洗って清潔さを保ちやすくなります。
三菱TC-FJ2S、パナソニックMC-PJL25A、ツインバードYC-DY15Bはフィルターの丸洗いに対応していると示されており、こまめに水洗いして清潔さを保ちたい人には扱いやすい仕様です。日立CV-KP300RとCV-KP300Pは、消臭・抗菌加工のナノテクプレミアム衛生フィルターを含む3層構成のフィルターを備えており、においや雑菌の抑制を意識した作りになっているのですね。
においや抗菌加工を重視するなら、ナノテクプレミアム衛生フィルターを含む日立CV-KP300R・CV-KP300Pの構成が参考になります。手入れのしやすさとして丸洗いを重視するなら、丸洗いに対応している三菱TC-FJ2S、パナソニックMC-PJL25A、ツインバードYC-DY15Bを比べてみてください。
質量
質量は、本体だけの重さと、ホースや延長パイプなどを含めた使用時に近い状態の重さの2種類が示されています。実際に持ち上げたり操作したりするときの負担は、使用時に近い方の数値のほうが実感に近くなるでしょう。
本体のみの質量が近い数値でも、ホースや延長パイプを含めた質量になると差が広がる機種があります。日常的に持ち上げて移動させたり、階段や高い場所を掃除したりする頻度が高い人ほど、この数値の差が体感に直結します。
本体のみで比べると、日立CV-KP300Rが2.7kg、CV-KP300Pが2.9kg、三菱TC-FJ2Sが2.5kg、パナソニックMC-PJL25Aが2.9kgと近い範囲に収まっていますが、ツインバードYC-DY15Bは5.8kgとこの中では重い部類に入ります。ホースなどを含めた質量まで見ても、ツインバードは6.8kgと他の4機種より重くなっており、購入前に一度この数値を比べておきましょう。
新型CV-KP300Rは旧型からどう変わったか
日立の新型CV-KP300Rは、旧型CV-KP300Pと比べて本体質量が2.9kgから2.7kgへ、ホースなどを含めた総質量が4.4kgから4.2kgへ、それぞれ0.2kg軽くなりました。毎日掃除機を持ち上げて階段や部屋を移動しながら使う家庭では、この0.2kgの差が積み重なり、腕や肩への負担の軽さとして実感しやすい部分ではないでしょうか。
ヘッドの構成は自走機能付きのクルッとヘッド、ペタリンコ構造、からまん機構、回転ブラシ、ワンタッチ着脱、水洗い対応と、新型・旧型ともに同じ項目が並んでいます。フィルターについてもナノテクプレミアム衛生フィルター(消臭、抗菌加工)と抗菌フィルターは両モデル共通で、CV-KP300Rにはきれいな排気の目安として0.3〜10㎛という数値が示されています。
運転音は67〜約60dBで新型・旧型とも変わらず、静かさを重視して買い替えを検討している人にとっては、そこが決め手にはならない数値です。
ヘッドの方式で掃除のしやすさが変わります
日立の2機種は自走機能付きのヘッドを採用しており、ヘッドそのものが前進する力を使うぶん、押す・引くという動作にかかる力を減らせます。三菱電機のTC-FJ2Sとパナソニックのモデル MC-PJL25Aはどちらもエアタービン式のヘッドで、床を吸い込む風の力でブラシを回転させる仕組みです。
フィルターの丸洗いについては、TC-FJ2S、MC-PJL25A、YC-DY15Bの3機種で対応が明記されています。日立の2機種はヘッド部分が水洗いに対応しており、床を這わせるノズルを清潔に保ちやすい作りといえます。
汚れやすい部分を丸ごと洗える点は共通しており、清潔さを保つ工夫として役立つはずです。
集じん容積の違いがごみ捨ての手間を左右します
集じん容積は、日立の2機種とパナソニックのMC-PJL25Aが1.3L、三菱電機のTC-FJ2Sが1.5Lと、4機種はいずれも1.3〜1.5Lの範囲に収まっています。この中ではTC-FJ2Sが0.2L多く入る計算になり、わずかながらごみ捨ての間隔を延ばせる余地があります。
これに対してツインバードのYC-DY15Bは集じん容積12Lで、次に大きいTC-FJ2Sの1.5Lより10.5L多い数値です。掃除のたびにダストカップを空にする手間を減らしたい人にとっては、この差は毎回の掃除のしやすさに直結するのではないでしょうか。
ただし前述の通りYC-DY15Bは本体質量5.8kg、総質量6.8kgと5機種の中で最も重く、容量の大きさは重さとのトレードオフになっています。
運転音と重さはトレードオフになっています
運転音は三菱電機のTC-FJ2Sが58〜65dB、パナソニックのMC-PJL25Aが60〜65dBと、範囲の下限が60dB前後に収まっています。日立の2機種は67〜約60dBで、上限がやや高い数値です。
静かな時間帯に掃除機をかけることが多い家庭では、この上限の数値が気になる場面があるかもしれません。
ツインバードのYC-DY15Bは75dBという単一の数値が示されており、他の4機種が示す運転音の範囲の中で最も高い67dBよりも高い数値です。集じん容積12Lという数値と合わせてみると、質量・運転音のどちらも5機種の中で最大となっています。
ごみ捨ての回数を減らすことを優先するか、運転音や持ち運びの軽さを優先するかで、選ぶ機種は変わってきますね。
まとめ
ごみ捨ての回数を減らしたいなら、集じん容積12LのYC-DY15Bが際立って有利です。次に良い機種との差は10.5Lあり、他の4機種はいずれも1.3〜1.5Lの範囲に収まっています。
日立の新型CV-KP300Rは旧型CV-KP300Pより本体・総質量とも0.2kg軽くなっており、毎日持ち運んで使う人には扱いやすさの面で意味のある変化といえます。
目的別に選ぶなら
ごみ捨ての回数を減らしたい
ツインバード 掃除機 2025年モデル(YC-DY15B)
| 集じん容積 | 12 L |
|---|
YC-DY15Bの集じん容積は12Lで、次に大きいTC-FJ2Sの1.5Lより10.5L多く入ります。ダストカップを開ける回数そのものを減らせるので、掃除の頻度が高い家庭や、こまめにごみを捨てるのが手間だと感じている人におすすめします。
その分、本体質量は5.8kg(キャスター取付時)、ホースや延長パイプを含めた総質量は6.8kgと5機種の中で最も重く、容量の大きさが重さにも表れています。
どれを選ぶべきか
日立かるパック 2026年モデル(CV-KP300R)
CV-KP300Rは自走機能付きのクルッとヘッドやペタリンコ構造、からまん機構を備えており、部屋の隅や家具の下まで力を入れずに掃除機をかけたい人に向いています。質量は本体2.7kg、ホースなどを含めた総質量は4.2kgで、旧型CV-KP300Pの2.9kg・4.4kgよりそれぞれ0.2kg軽くなりました。
一方で集じん容積は1.3Lのままで旧型から変わっておらず、ごみ捨ての頻度を減らしたい人にとっては物足りない数値かもしれません。
日立かるパック 2025年モデル(CV-KP300P)
CV-KP300Pは新型CV-KP300Rと同じ自走機能付きのクルッとヘッドやからまん機構を備えており、基本的な掃除のしやすさは新型と変わりません。集じん容積1.3L、運転音67〜約60dBという数値も新型と同じで、機能面での違いはほとんどないモデルといえます。
ただし質量は本体2.9kg、総質量4.4kgと新型より0.2kg重く、日常的に持ち上げて使う場面では新型のほうが軽い分だけ扱いやすくなっています。
三菱電機Be-K 2026年モデル(TC-FJ2S)
TC-FJ2Sは本体質量2.5kg、ホースや伸縮パイプ、タービンブラシを含めた総質量3.7kgと、比較した5機種の中で最も軽い数値です。運転音も58〜65dBと下限が低く、静かに使いたい人に向いているといえるでしょう。
集じん容積は1.5Lで一般的な範囲に収まっており、YC-DY15Bの12Lと比べるとごみ捨ての回数はどうしても増えます。
パナソニック掃除機 2026年モデル(MC-PJL25A)
MC-PJL25Aはエアタービン式のヘッドを採用し、フィルターは丸洗いに対応しているため、お手入れのしやすさを重視する人に向いています。運転音は60〜65dBで、比較した機種の中でも静かな部類に入ります。
集じん容積は1.3Lとなっており、日立の2機種と同じ数値にとどまるため、ごみ捨ての頻度を減らす目的では選びにくいモデルではないでしょうか。
ツインバード掃除機 2025年モデル(YC-DY15B)
YC-DY15Bは集じん容積12Lという他の4機種を大きく上回る数値を持ち、ごみ捨ての回数を減らしたい人に最も向いています。その一方で運転音は75dBで、他の4機種が示す運転音の範囲の上限である67dBよりも高い数値です。
質量も本体5.8kg、キャスターやホース、延長パイプを含めた総質量6.8kgと5機種の中で最も重く、容量の大きさと引き換えに重さと音の面では負担が増えるといえます。



