65型有機ELテレビ 徹底比較 2026年版|電気代・音の迫力・画質で選ぶ5機種
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今回比較するのはこちらの5機種
パナソニックVIERA 2026年モデル(TV-65Z95C)
- パネルの種類有機EL
- 画面寸法幅:1,428mm
本体のデザインは、素材や質感、形状まで細部にわたって検討し、部屋のインテリアに違和感なくつながるように作られています。パネルには「新世代プライマリーRGBタンデム」を採用しており、明るさと色表現を高めた有機ELの映像を映し出すのが魅力です。
音声面では、ラインアレイスピーカーやイネーブルドスピーカー、ワイドスピーカー、ウーハーを組み合わせて、立体感のある音を再現します。さらにFire TVを搭載しており、数多くのアプリの中から今観たい番組を見つけやすくしています。
独自の機能
- 新世代プライマリーRGBタンデム明るさと色表現を高めた有機ELパネル技術です。
- ラインアレイスピーカーによる音声構成イネーブルドスピーカーやワイドスピーカー、ウーハーと組み合わせて、立体感のある音を再現します。
- Fire TV搭載数多くのアプリの中から今観たい番組をすぐに見つけられます。
- ハンズフリー音声認識/リモコン音声認識リモコンのボタン操作だけでなく、話しかけて操作することもできます。
前モデル(TV-65Z95B・2025年発売)からの変更点
前モデルのTV-65Z95Bの年間消費電力量は210kWh/年でしたが、TV-65Z95Cでは198kWh/年になりました。1年あたり12kWh/年少なくて済むようになっているのはうれしいところです。
ソニーBRAVIA 8 II 2026年モデル(K-65XR80M2)
- パネルの種類有機ELパネル(QD-OLED)
K-65XR80M2は、プロセッサー「XR」とQD-OLEDパネルを組み合わせることで、従来の有機ELパネルよりも明るく色鮮やかな映像を描き出します。パネルには低反射フィルムを備えており、明るいリビングでも画面への映り込みを抑えながら視聴できるのです。
音については、画面自体をアクチュエーターで振動させて音を出す「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を搭載しており、被写体の位置に合わせた音が画面から届きます。スタジオの意図を再現する「スタジオ画質モード」や、映画配信サービス「SONY PICTURES CORE」も備えており、映画を楽しむための機能がそろっているといえるでしょう。
独自の機能
- アコースティック サーフェス オーディオ プラスアクチュエーターで画面を振動させ、被写体の位置に合わせた音を画面から直接届けます。
- スタジオ画質モード制作現場が意図した画づくりをそのまま再現するモードです。
- SONY PICTURES COREテレビが届いた日から映画コンテンツを楽しめるサービスです。
- Google TV with Geminiテレビとの会話でおすすめの映画やドラマを聞いたり、日常の疑問を質問したりできます。
シャープAQUOS OLED 2026年モデル(4T-65S9A)
- 画面寸法対角: 163.9cm
4T-65S9Aは、RGB Tandem有機ELパネルと、AIプロセッサーを使った画像処理エンジンMedalist S7を搭載した機種です。音の面では、天面にもスピーカーを配置したアラウンドスピーカーシステム++を備え、Dolby Atmosの立体音響に対応しています。
人の動きや周囲の環境に合わせて画質や音質を自動で調整するAIオートも搭載されていますね。OSにはGoogle TVを採用しており、複数のアプリやサブスクリプションの番組をまとめて表示できます。
独自の機能
- AQUOS AI独自の生成AI会話技術を使って、AIキャラクターと会話できる機能です。
- AIオート人の動きや周囲の環境に合わせて、画質や音質を自動で調整する機能です。
- ズーム2画面見たい番組が重なったときに、放送やHDMI入力などを2画面で同時に表示できる機能です。
- 回転式スタンド視聴する位置に合わせて、画面の角度を変えられるスタンドです。
REGZAREGZA 2025年モデル(65X9900R)
- パネルの種類4K有機ELパネル
- 画面寸法幅 142.8cm,高さ 80.4cm,対角 163.9cm
X9900Rは、新開発の高輝度広色域RGB4スタック有機ELパネルと新世代AIエンジンを搭載したREGZAのフラッグシップモデルです。重低音立体音響システムXISとレグザイマーシブサウンド360 PROにより、映像と音の両面で臨場感のある視聴体験をねらっています。
タイムシフトマシンを搭載しており、録画予約をしなくても放送済みの番組をあとから選んで視聴できます。話しかけて操作や番組探しができるレグザAIボイスナビゲーターも搭載されているのです。
独自の機能
- タイムシフトマシン録画予約をしなくても、放送済みの番組をあとから選んで視聴できます(視聴には別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスクが必要です)。
- レグザAIボイスナビゲーター話しかけることで、見たい番組を探したり操作を頼んだりできます。
- AIナチュラルフォーカステクノロジーPROミリ波レーダーで視聴者の位置を検出し、映像とサウンドを最適化します。
- ざんまいスマートアクセス好きなタレントの出演番組をすぐに見つけられます。
前モデル(65X9900N・2024年発売)からの変更点
質量はスタンド含みで30.5kg、本体のみで27.5kgとなり、前モデルの65X9900N(スタンド含み32.0kg、本体のみ29.0kg)より軽くなっています。消費電力は491W、年間消費電力量は192kWh/年で、前モデルの561W・271kWh/年から下がっており、省エネ基準達成率も119%で前モデルの84%を上回っているのがわかりますね。
無線LANはWi-Fi6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)に対応し、付属のリモコンはCT-90506に変わりました。
LGエレクトロニクステレビ 2026年モデル(OLED65G6PJB)
項目ごとの比較
パネルの種類
有機ELパネルは、バックライトを使わず画素そのものが発光する方式のパネルです。
5機種はいずれも有機ELパネルを採用しており、ソニーは方式名としてQD-OLED、REGZAは4K有機ELと表に記載しています。
画素数
画素数は、画面の横×縦に並ぶ点(画素)の数を示す数値です。3,840×2,160は4Kと呼ばれる解像度にあたります。
パナソニック・ソニー・シャープ・REGZAはいずれも3,840×2,160で同じ値です。
倍速・駆動方式
倍速駆動は、通常より多くのコマを表示することで動きの滑らかさに関わる機能です。ゲームモードのリフレッシュレートは、接続したゲーム機やPCの映像を1秒間に何回まで表示できるかを示す数値です。
ソニーは倍速駆動パネルとXR OLED モーションという独自の駆動技術を、REGZAは120Hz倍速に加えてゲームモードで144HzのVRR(可変リフレッシュレート)対応を表に記載しています。VRR対応は、対応するゲーム機やPCをつないだときに映像のカクつきを抑えたい人に関わる項目です。
駆動方式について具体的な記載があるのはソニーとREGZAです。
HDRの対応規格
・HDR 10+ ADAPTIVE
・Dolby VISION IQ
・HDR 10
・HLG HDR
HDR対応: ●
HDRは、明るい部分と暗い部分の階調をより広く表現する映像規格です。HDR10やDolby Visionなど複数の規格があり、対応する規格が多いほど、その規格で制作された配信作品や映像ソフトの階調表現をそのまま活かせます。
ソニーはHDR10・HLG・Dolby Vision、シャープはHDR10・Dolby Vision IQ・HLG、REGZAはHDR10+ ADAPTIVE・Dolby Vision IQ・HDR10・HLGと、複数の規格への対応を表に記載しています。対応する規格が多いほど、視聴するサービスや映像ソフトの規格を選ばずに階調表現を活かしやすくなるでしょう。
HDR対応規格を具体的に記載しているのはソニー・シャープ・REGZAです。
映像エンジン
映像エンジンは、入力された映像信号を画面に映す前に処理するチップやその処理機能の名称です。
映像エンジンの名称が表に記載されているのはソニー(プロセッサー「XR」)とREGZA(レグザエンジンZRα)です。
音声の実用最大出力
・2wayメインスピーカー(15W+15W+15W+15W)
・2wayサイドスピーカー(15W+15W)
・2wayトップスピーカー(15W+15W)
・2wayセンタースピーカー(15W+15W)
・ウーファー×2 (30W)省エネ
実用最大出力は、スピーカーが再生できる音量の目安になる数値で、単位はWです。数値が大きいほど、大音量で再生したときの余裕につながります。
REGZAは合計180W、パナソニックは170Wで、シャープの120W、ソニーの50Wより数値が大きくなっています。出力が大きいスピーカーほど、音量を上げたときに音が歪みにくく、部屋全体に音を届けやすくなるはずです。
音の大きさや迫力を数値で重視するなら、180Wと表記されたREGZA、または170Wのパナソニックが候補になります。
スピーカーの構成
イネーブルドスピーカー:2個
ワイドスピーカー:2個
ウーハー:1個
・2wayサイドスピーカー(フルレンジ2個、ツィーター2個
・2wayトップスピーカー(フルレンジ2個、ツィーター2個)
・2wayセンタースピーカー(フルレンジ2個、ツィーター2個)
・ウーファー2個
合計 18個
スピーカー構成は、テレビに内蔵されているスピーカーの種類と数を示す項目です。ツィーターやウーハーなど役割の異なるユニットを組み合わせることで、高音から低音までの再生に関わります。
スピーカーの種類が多く分かれているほど、高音・中音・低音をそれぞれ専用のユニットで再生しやすくなりますが、実際に聞こえる音の広がり方は設置場所や部屋の環境にも左右されるでしょう。
パナソニックはイネーブルドスピーカーを含む構成、シャープはツィーターとハイトツィーターを含む構成、REGZAはメイン・サイド・トップ・センターの4方向にスピーカーを配置した構成を表に記載しています。
Dolby Atmos
Dolby Atmosは、音に高さの方向を加えて立体的に聞こえるようにする音響規格です。
Dolby Atmosに対応したソフトや配信作品を視聴する場合、対応スピーカーがあると音の高さ方向の広がりを感じやすくなります。
表にDolby Atmos対応が記載されているのはソニーとREGZA(5.1.2ch対応)です。
BS4K・110度CS4Kチューナー数
チューナー数は、同時に受信できる放送の系統数を示す数値です。数が多いほど、視聴中の番組とは別の4K番組を同時に録画するといった使い方がしやすくなります。
ソニーは3、パナソニック・シャープ・REGZAは2です。チューナー数が多いほど、4K放送の裏番組録画や視聴の自由度が上がるといえます。
4Kチューナー数が最も多いのはソニーの3です。
地上デジタルチューナー数
地上デジタルチューナーの数は、地上波放送を同時に何系統受信できるかを示す数値です。
REGZAは9と他の機種より数値が大きく、パナソニック・ソニー・シャープは3です。チューナー数が多いほど、視聴中の番組とは別に複数の地上波番組を同時録画しやすくなります。
地上デジタルチューナー数はREGZAが9と際立って多く、他の3機種は3です。
BS・110度CSデジタルチューナー数
BS・110度CSデジタルチューナーの数は、BS放送やCS放送を同時に何系統受信できるかを示す数値です。
ソニー・シャープ・REGZAはいずれも3で同じ値です。
録画機能
外付けHDD裏番組録画: ●(2番組同時録画)
USBハードディスク録画 (2): BSも地デジも3チューナーW録
録画機能は、外付けのUSBハードディスクなどをつないで番組を録画できるか、また何番組を同時に録画できるかを示す項目です。
ソニーとシャープは2番組同時録画、REGZAは4Kと地デジ・BSの組み合わせでの裏番組録画が表に記載されています。同時に録画できる番組数が多いほど、見たい番組と録りたい番組が重なったときに両方をカバーしやすくなるでしょう。
2番組同時録画が明記されているのはソニーとシャープです。REGZAは4Kダブルチューナーウラ録やBS・地デジ3チューナーW録と記載されており、パナソニックはUSBハードディスク録画対応と記載されています。
HDMI入力の数・規格
入力3、4のみ4K120/144Hz対応、VRR/ALLM対応、32:9/21:9表示対応
HDMI端子は、レコーダーやゲーム機、サウンドバーなど外部機器をつなぐための差し込み口です。数が多いほど、機器をつなぎ替えずに使えます。
端子の数はどの機種も4系統ですが、シャープの4T-65S9Aは入力3と4に限り4K/120Hz・144Hzやeारc/ARC、VRR・ALLMに対応することが書かれています。REGZAの65X9900Rも4系統の端子にeARC/ARC対応が明記されており、つなぐ機器によっては対応する端子を選ぶ必要が出てきます。
端子数は4系統で並びますが、対応機能まで端子ごとに書かれているのはシャープの4T-65S9AとREGZAの65X9900Rです。ゲーム機やレコーダーを複数つなぐ人は、この2機種の端子ごとの対応内容を確認しておくと接続で困りにくくなるはずです。
ゲーム向け機能(4K120p・VRR・ALLM)
VRR(バリアブル・リフレッシュ・レート)対応: ●
ALLM設定: ●
HDMI 2.1規格対応機能: 4K144p、4K120p、VRR、eARC、ALLM
4K/120p出力やVRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード)は、対応するゲーム機を高画質かつ滑らかな映像でつなぐための機能です。
ソニーのK-65XR80M2は4K/120fpsとVRR、ALLMに加えて、SBTMという独自のトーンマッピング機能が書かれています。REGZAの65X9900Rは4K/120Hz入力とゲームモードでの144Hz VRR対応、ALLM設定に加えて、4K144pを含むHDMI2.1関連機能がまとめて書かれています。
ゲーム向け機能が具体的に書かれているのはソニーのK-65XR80M2とREGZAの65X9900Rです。144Hzまでの対応が書かれているREGZAは、高フレームレートに対応したゲーム機を持つ人が比較しやすい機種といえるでしょう。
ネット動画・OS
ネット動画配信サービスを見る機能や、テレビに搭載されている基本ソフト(OS)についての項目です。
ソニーのK-65XR80M2はOSとしてGoogle TVを搭載することが書かれています。
OSの名称まで書かれているのはソニーのK-65XR80M2です。普段からGoogleのアプリやサービスを使っている人には、その対応が分かりやすい情報になるのではないでしょうか。
無線LAN
無線LANは、LANケーブルをつながなくてもインターネットに接続できる機能です。
シャープの4T-65S9AはWi-Fi6E、REGZAの65X9900RはWi-Fi6と、対応する通信規格の世代まで書かれています。新しい規格に対応したルーターと組み合わせれば、より安定した通信が期待できるでしょう。
無線LANの規格まで具体的に書かれているのはシャープの4T-65S9AとREGZAの65X9900Rです。
Bluetooth
Bluetooth対応プロファイル: HID/HOGP/SPP/A2DP/AVRCP
Bluetoothは、ワイヤレスイヤホンやスピーカーなどを線をつながずに接続する機能です。
ソニーのK-65XR80M2は対応するプロファイル(接続方式の種類)まで書かれており、HIDに対応しているためキーボードなど操作機器も接続できます。シャープの4T-65S9Aは音声について出力のみと書かれているため、テレビの音をイヤホンやスピーカーに送ることはできても、Bluetoothマイクからの音声入力には使えません。
年間消費電力量
年間消費電力量は、一般的な使い方を想定して1年間に使う電力量の目安です。数値が小さいほど、電気代の負担は軽くなります。
最も小さいのはシャープの4T-65S9Aの146kWhで、ソニーの190kWh/年、REGZAの192kWh/年、パナソニックの198kWh/年と続きます。テレビを毎日長時間つける家庭ほど、この差は年間の電気代の差として積み重なっていくのではないでしょうか。
年間消費電力量が最も小さいのはシャープの4T-65S9Aです。電気代を抑えたい人が比較の目安にしやすい項目です。
消費電力(定格)
リモコンまたは本体の電源ボタンで電源「切」時:約 0.5W
定格消費電力は、テレビが動作しているときに使う電力の大きさです。あわせて、電源を切ったときや待機時、機能動作時など状態ごとの消費電力が書かれている機種もあります。
パナソニックのTV-65Z95Cは定格543Wで、電源「切」時は約0.5Wと書かれています。REGZAの65X9900Rは定格491Wで、待機時0.4W、機能動作時17Wと、複数の状態に分けて書かれています。
定格消費電力と状態ごとの消費電力の両方が書かれているのはパナソニックのTV-65Z95CとREGZAの65X9900Rです。どの状態の数値かを合わせて見ると、実際の使い方に近い比較ができるはずです。
省エネ基準達成率
省エネ基準達成率は、国が定めた省エネの目標基準に対して、どれだけ達成しているかを示す割合です。100%を超えているほど、基準よりも省エネ性能が高いことになります。
シャープの4T-65S9Aは156%と最も高く、ソニーのK-65XR80M2は120%、REGZAの65X9900Rは119%(2026年度基準)と続きます。基準達成率が高いほど、消費電力の面で余裕を持って基準をクリアしていることになるでしょう。
省エネ基準達成率が最も高いのはシャープの4T-65S9Aの156%です。
本体幅
質量(スタンド込み)
最も軽いのはソニーのK-65XR80M2の22.9kg(壁掛け用金具などを含む場合は24.2kg)で、最も重いのはREGZAの65X9900Rの30.5kgです。軽いほど設置場所を変えたり壁に掛けたりする作業がしやすくなりますが、重い機種は据え置いたときの安定感につながることもあるでしょう。
質量が最も軽いのはソニーのK-65XR80M2、最も重いのはREGZAの65X9900Rです。設置や持ち運びのしやすさを重視する人は、この差を確認しておいてください。
画面寸法
高さ:804mm
対角:1,639mm
画面サイズ(横×縦 / 対角): 142.8×80.4/163.9cm
パナソニックのTV-65Z95Cとシャープの4T-65S9A、REGZAの65X9900Rは、単位の表記が違うだけで幅・高さ・対角ともに同じ値です。
音の作りこみとスピーカー構成
音声の実用最大出力を見ると、65X9900Rが合計180W(同時駆動)、TV-65Z95Cが170W(80W+15W+15W+15W+15W+30W)、4T-65S9Aが120W(10W+10W+10W+10W+20W+20W+20W+10W+10W)、K-65XR80M2が50W(15+15+10+10)と並びます。スピーカーの構成も、65X9900Rはメイン・サイド・トップ・センターの2wayスピーカーにウーファー×2、TV-65Z95Cはラインアレイスピーカーとイネーブルドスピーカー、ワイドスピーカー、ウーハーの組み合わせ、4T-65S9Aはツィーターとミッドレンジを4個ずつに加えてハイトツィーター、ハイトミッドレンジを2個ずつ備えています。
数字が大きいほどスピーカーの数も多くなっており、映画やライブ映像を大音量で楽しみたい部屋には65X9900RやTV-65Z95Cが合っているといえます。K-65XR80M2は50Wとスピーカー内蔵での出力は控えめですが、アクチュエーター×2とサブウーファー×2という構成で、Dolby Atmosにも対応しています。
4T-65S9Aは120Wで、ツィーターとミッドレンジを複数配置した構成のため、音の方向感を重視する使い方にも向いているのではないでしょうか。
画質エンジンとゲーム機能
K-65XR80M2はプロセッサー「XR」を搭載し、HDR10・HLG・Dolby Visionに対応しています。65X9900RはレグザエンジンZRαを搭載し、HDR10+ ADAPTIVEやDolby Vision IQ、HDR10、HLGに対応しているほか、120Hz倍速駆動でゲームモード時は144HzのVRRにも対応しています。
4T-65S9AはHDR10・Dolby Vision IQ・HLGに対応しています。
ゲーム機を4K/120fpsで接続したい場合、K-65XR80M2は4K/120fps、eARC、VRR、ALLM、SBTMに対応しており、65X9900Rは対応するHDMI端子で4K144p・4K120p・VRR・eARC・ALLMに対応しています。4T-65S9AもHDMI入力の3番目と4番目が4K120/144Hz対応でVRR・ALLMに対応しているため、最新のゲーム機を1台つなぐだけでなく、複数台つなぎ替えたい人にも使いやすい仕立てといえるでしょう。
チューナー数と録画、本体の大きさ
地上デジタルチューナーの数は、65X9900Rが9基、TV-65Z95C・K-65XR80M2・4T-65S9Aがそれぞれ3基です。BS4K・110度CS4Kチューナーは65X9900RとTV-65Z95C、4T-65S9Aが2、K-65XR80M2が3となっています。
録画機能は、K-65XR80M2と4T-65S9Aが2番組同時録画に対応しており、65X9900Rは4Kダブルチューナーでのウラ録りやBS・地デジ合わせて3チューナーでのW録に対応しています。
本体幅は65X9900Rが144.2cmと4機種の中でいちばん小さく、TV-65Z95Cが1,448mm、K-65XR80M2が144.3cm、4T-65S9Aが144.4cmと、並べてみるとどの機種も大きな差はありません。質量はスタンド込みで65X9900Rが30.5kg、TV-65Z95Cが約29.0kg、K-65XR80M2が22.9kg[24.2]となっており、設置場所までの運び入れを考えるときの目安にしてみてください。
まとめ
5機種を並べたとき、1年の電気代を抑えたい人には4T-65S9Aが向いています。スピーカーの迫力を重視するなら65X9900Rが有力な候補です。
パナソニック、ソニー、LGの3機種は、画質エンジンやゲーム機能、音の作りこみといった別の軸で選ぶことになるでしょう。
目的別に選ぶなら
1年の電気代を抑えたい
シャープ AQUOS OLED 2026年モデル(4T-65S9A)
| 年間消費電力量 | 146kWh |
|---|
1年間の消費電力量は4T-65S9Aが146kWhで、次に電気代を抑えられるK-65XR80M2の190kWhより44kWh少なくなっています。テレビは毎日長い時間つけている家電なので、この44kWhの差は使い続けるほど積み重なっていくのではないでしょうか。
省エネ基準達成率も156%と高く、電気代を意識する家庭に向いています。
スピーカーの迫力を重視したい
REGZA REGZA 2025年モデル(65X9900R)
| 音声の実用最大出力 | 合計 180W(同時駆動) |
|---|
音声の実用最大出力は65X9900Rが合計180W(同時駆動)で、次に大きいTV-65Z95Cの170Wより10W上回っています。2wayのメイン・サイド・トップ・センタースピーカーにウーファー×2を組み合わせた構成で、Dolby Atmosの5.1.2chにも対応しているため、大画面で映画やライブ映像を楽しみたい人に向いた仕立てといえるでしょう。
どれを選ぶべきか
パナソニックVIERA 2026年モデル(TV-65Z95C)
TV-65Z95Cは音声の実用最大出力が170W(80W+15W+15W+15W+15W+30W)で、ラインアレイスピーカーやイネーブルドスピーカーを組み合わせた厚みのある音づくりです。年間消費電力量は198kWh/年で、数値が示されている4機種の中では最も大きくなっています。
画づくりや音づくりにこだわりたい人に向いていますが、電気代を重視する人は他の機種と見比べておきましょう。
ソニーBRAVIA 8 II 2026年モデル(K-65XR80M2)
K-65XR80M2はQD-OLEDパネルとプロセッサー「XR」を搭載し、HDR10・HLG・Dolby Visionに対応しています。ゲーム機能も4K/120fpsやVRR、ALLM、SBTMに対応しており、最新のゲーム機を接続して使いたい人に向いた仕立てです。
一方で音声の実用最大出力は50W(15+15+10+10)で、数値が示されている4機種の中では最も小さく、迫力のある音を求めるならサウンドバーなどの組み合わせも検討したくなるかもしれません。
シャープAQUOS OLED 2026年モデル(4T-65S9A)
4T-65S9Aは年間消費電力量が146kWhで、数値が示されている4機種の中で最も小さく、省エネ基準達成率も156%と高くなっています。HDMI入力の3番目と4番目は4K120/144Hz対応でVRRやALLMにも対応しており、ゲーム用途にも使えます。
音声の実用最大出力は120W(10W+10W+10W+10W+20W+20W+20W+10W+10W)で、電気代を抑えながら音にもこだわりたい人に向いているといえます。
REGZAREGZA 2025年モデル(65X9900R)
65X9900Rは地上デジタルチューナーを9基搭載しており、複数番組の裏録画をしっかりこなせる仕立てです。本体幅は144.2cmで、数値が示されている4機種の中でいちばん小さくなっています。
音声の実用最大出力は合計180W(同時駆動)で音の面でも存在感がありますが、質量はスタンド込みで30.5kgと数値が示されている3機種の中でいちばん重く、設置の際は人手を確保しておいてください。
LGエレクトロニクステレビ 2026年モデル(OLED65G6PJB)
OLED65G6PJBは、今回並べた5機種のうちLGエレクトロニクスから選んだ65型有機ELテレビです。国内4社に加えてLGも候補に入れて横並びで検討したい人向けの選択肢になります。
目的別の選び方や数値での比較は、パナソニック・ソニー・シャープ・REGZAの4機種を中心に進めてみてください。



