Dolby Atmos対応のサウンドバー 徹底比較 2026年版|出力とチャンネル構成で選ぶ6機種比較
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今回比較するのはこちらの6機種
アイリスオーヤマIHT-S301
TVS REGZAREGZAサウンドシステム 2026年モデル(RA-B200)
TCLサウンドバー 2026年モデル(A65K)
LGエレクトロニクスLG SoundBar 2024年モデル(SG10TY)
ヤマハサウンドバー 2025年モデル(SR-X90A)
JBLBAR 2026年モデル(300MK2)
項目ごとの比較
チャンネル数・スピーカー構成
チャンネル数の表記は、メインスピーカーの数と低音専用スピーカー(サブウーファー)の数、上向きスピーカーの数を並べたもので、数字が増えるほど音の出る方向が増えることを示します。
チャンネル数が多いほど、天井方向や左右方向など音の広がりを感じやすくなりますが、部屋の反響や設置環境によって効果の出方は変わります。チャンネル構成がシンプルなモデルは、そのぶん設置や接続がシンプルになりやすい面もあるといえます。
3.1.2chのTCL A65Kと3.1chのLGエレクトロニクスSG10TYは高さ方向や低音用のスピーカーがある構成として表に記載されています。
実用最大出力(合計)
実用最大出力は、スピーカー全体が安定して出せる音量の目安になる数値です。
出力が大きいほど、広い部屋でも音量に余裕を持たせやすく、大音量再生時の歪みも抑えやすくなります。出力が小さいモデルでも、部屋の広さと求める音量によっては十分な場合があるでしょう。
実用最大出力はJBL 300MK2の450Wが最も大きく、アイリスオーヤマIHT-S301の100Wとの差は350Wです。
対応音声フォーマット
DTS: ○
DTS: ○
DTS: ○
DTS: ○
DTS: ○
対応音声フォーマットは、動画配信や再生機器が送り出す音声信号の種類を、サウンドバー側が処理できるかを示す項目です。
対応するフォーマットが多いほど、動画配信サービスやBlu-rayなど、音源側の形式に合わせて再生できる幅が広がります。表に記載されているフォーマットの組み合わせは機種によって異なるので、普段よく見るコンテンツの音声形式と照らし合わせてみてください。
TVS REGZA RA-B200、TCL A65K、LGエレクトロニクスSG10TY、ヤマハSR-X90A、JBL 300MK2の表にはDolby DigitalとDTSの両方が○として記載されています。アイリスオーヤマIHT-S301の表にはDolby Digitalのみが記載されています。
Bluetoothコーデック
Bluetoothコーデックは、Bluetoothで音を飛ばすときの圧縮方式を示すもので、対応するコーデックによって音質や通信の安定性の傾向が変わります。
LC3は比較的新しいコーデックで、SBCより効率よく音声データを送れる方式として知られています。SBCは幅広い機器に対応している分、多くのスマートフォンやパソコンと接続しやすいという面があるのです。
TVS REGZA RA-B200はSBCに加えてLC3が表に記載されており、ヤマハSR-X90Aは受信側にSBCとMPEG4 AAC、送信側にSBCが記載されています。
Wi-Fi・ネットワーク
LAN: ○
Wi-Fi・ネットワークの対応は、無線LANやアプリ経由での接続・操作に関わる項目です。
Wi-FiやLANに対応していると、Bluetoothより通信が安定しやすく、アプリを使った操作や設定がしやすくなる場合があります。その分、無線LANルーターとの接続設定など、最初のセットアップに手間がかかることもあるでしょう。
ヤマハSR-X90AはWi-FiとLANの両方が○として記載されており、JBL 300MK2もWi-Fi・ネットワークの対応が○として記載されています。
バー本体の質量
本体が軽いほど壁掛けの設置がしやすくなり、棚の上に置く場合も置き場所の自由度が高くなります。重量があるモデルはサブウーファーを別体で備えていることが多く、バー本体とは別に置き場所を確保することになるので、購入前に測っておきましょう。
サウンドバー本体の質量は、TCL A65Kの1.15kgが最も軽く、ヤマハSR-X90Aの11kgとの差は9.85kgです。TCL A65KとSR-X90Aはサブウーファーも別に備えており、それぞれ5.35kg、12.7kgです。
チャンネル構成と出力でみる音の厚みの違い
6機種のチャンネル表記を見ると、最初の数字がフロント側のch数、真ん中の数字がサブウーファーのch数、最後の数字が高さ方向のスピーカーのch数を表しています。IHT-S301の2.0.2chとA65Kの3.1.2chは、この最後の数字が2になっていて、天井方向への反射音を作るスピーカーを備えた構成です。
RA-B200の2.1ch、SG10TYの3.1ch、300MK2の5chは、この高さ方向の数字が表記されておらず、フロントとサブウーファー中心の構成になっています。
実用最大出力の数値が示されているのはIHT-S301・RA-B200・A65K・SR-X90A・300MK2の5機種で、100Wから450Wまで幅があります。300MK2の450WとSR-X90Aの330Wは、残る3機種より頭一つ抜けた数値で、広いリビングや大きな音量で楽しみたい人に向いているといえるでしょう。
一方でIHT-S301の100WやRA-B200の120Wは、寝室や一人暮らしの部屋など、近い距離で聞く使い方に合ったパワーです。
対応フォーマットとコーデックの違い
対応音声フォーマットは、RA-B200・A65K・SG10TY・SR-X90A・300MK2の5機種でDolby DigitalとDTSの両方が表に挙げられています。IHT-S301はDolby Digitalが表に挙げられている機種です。
手持ちのソフトやディスクにDTS収録のタイトルが多い場合は、DTSが明記されている機種を選ぶと再生時の安心感があるでしょう。
Bluetoothコーデックは、RA-B200だけがSBCに加えてLC3に対応していて、対応イヤホンと組み合わせたときの接続の面で今どきの選択肢を持っています。SR-X90Aは受信がSBCとMPEG4 AAC、送信がSBCという構成で、テレビの音を別のワイヤレスイヤホンに飛ばすような使い方ができる点が他の5機種と違います。
IHT-S301・A65K・300MK2はSBCのみの対応で、基本的なワイヤレス再生に絞った構成といえます。
本体の重さと接続方法から見る設置の違い
本体の質量を見ると、A65Kはサウンドバーが1.15kg・サブウーファーが5.35kg、SR-X90Aはサウンドバーが11kg・サブウーファーが12.7kgと、どちらもバー本体とサブウーファーの質量が別々に示されています。特にSR-X90Aは2つを合わせるとかなりの重さになるので、設置場所を決めるときはバーとサブウーファーそれぞれの置き場所を先に考えておきましょう。
IHT-S301とRA-B200はどちらも3.5kg、300MK2は2.9kgとバー本体の質量が示されていて、壁掛けを検討する場合はこの数値が目安になるはずです。
ネットワーク接続については、SR-X90AがWi-FiとLANの両方、300MK2がWi-Fi接続に対応していることが表に示されています。ネットワーク経由での再生やアップデートを重視する場合は、この2機種が選択肢に挙がるのではないでしょうか。
まとめ
この6機種は、アイリスオーヤマ・TVS REGZA・TCL・LGエレクトロニクス・ヤマハ・JBLという6社からそれぞれ1機種ずつ選んだ、Dolby Atmos対応のサウンドバーです。音の迫力をまず重視するなら、実用最大出力450WのJBL 300MK2が次点の機種より120W上回っていて、選びやすい一台といえます。
そのほかの機種は、チャンネル構成や対応コーデックの違いで選び方が分かれます。
目的別に選ぶなら
音の迫力を重視したい
JBL BAR 2026年モデル(300MK2)
| 実用最大出力(合計) | 450 W |
|---|
実用最大出力(合計)は300MK2が450Wで、6機種の中で最も高い数値です。次に高いSR-X90Aの330Wとの差は120Wあり、大音量で映画やライブ映像を楽しみたい部屋ほど、この差ははっきり体感できるでしょう。
チャンネル数も5chとまとまった構成なので、迫力のある低音や広がりのある音場を求める人に向いています。
どれを選ぶべきか
アイリスオーヤマIHT-S301
IHT-S301は2.0.2chという構成で、フロントの2chに加えて高さ方向の2chを備えています。実用最大出力は100Wで、6機種の中では控えめな数値です。
テレビ台に置くコンパクトなサウンドバーで、まずDolby Atmosの立体感を手軽に確かめてみたい人に向いています。
TVS REGZAREGZAサウンドシステム 2026年モデル(RA-B200)
RA-B200は2.1chの構成で、実用最大出力は120Wです。BluetoothコーデックはSBCに加えてLC3にも対応していて、対応イヤホンやスピーカーと組み合わせたときの選択肢が広がります。
本体の質量は3.5kgで、IHT-S301と並んで軽い部類に入るといえます。
TCLサウンドバー 2026年モデル(A65K)
A65Kは3.1.2chという構成で、フロントの3ch・サブウーファー・高さ方向の2chをそろえています。実用最大出力は270Wで、IHT-S301やRA-B200より一段上のパワーです。
本体はサウンドバーが1.15kg、サブウーファーが5.35kgと分かれていて、低音を独立したユニットで鳴らす構成になっているのです。
LGエレクトロニクスLG SoundBar 2024年モデル(SG10TY)
SG10TYは3.1chの構成で、フロントの3chとサブウーファーのchを備えています。Dolby DigitalとDTSの両方に対応しているので、映画ソフトやストリーミング配信の音声を幅広く再生できるでしょう。
センターchがあることでセリフの聞き取りやすさを重視したい人に向いた構成です。
ヤマハサウンドバー 2025年モデル(SR-X90A)
SR-X90Aは実用最大出力が330Wで、300MK2に次ぐ数値です。Wi-FiとLANの両方に対応していて、ネットワーク経由での再生に対応している点が他の機種と違います。
一方で本体の質量はサウンドバーが11kg、サブウーファーが12.7kgと6機種の中で最も重く、設置や移動には力が要りそうです。
JBLBAR 2026年モデル(300MK2)
300MK2は実用最大出力450W、5chという構成で、6機種の中でもっともパワーのある一台です。本体の質量は2.9kgと軽く、壁掛けなど設置の自由度も確保しやすくなっています。
BluetoothコーデックはSBCのみなので、コーデックの新しさよりパワーを優先したい人におすすめします。



