カラーレーザープリンター 徹底比較 2026年版|軽さと給紙の多さで見るカラーレーザー4機種
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今回比較するのはこちらの4機種
CANONSatera 2025年モデル(LBP646C)
ブラザーJUSTIO 2026年モデル(HL-L8430CDW)
リコーP 2024年モデル(C375)
京セラECOSYS 2024年モデル(PA2600CWX)
項目ごとの比較
印刷速度(カラー)
カラーで印刷するときに、決まった時間内に何枚刷れるかを示す値です。値が大きいほど、枚数の多い資料を待たずに受け取れます。
ブラザー HL-L8430CDWは31枚で、CANON LBP646Cより6枚、京セラ PA2600CWXより5枚多く刷れます。数十ページの資料を何部も刷る職場では、この差が待ち時間の差として積み重なるでしょう。一方で、1回に数枚しか刷らない使い方なら、この差を実感する場面はあまりありません。
カラーの配布資料をまとめて刷る機会が多いなら、ブラザー HL-L8430CDWが合います。CANON LBP646Cと京セラ PA2600CWXは1枚しか違わないので、この2台は速度以外の項目で比べてみてください。
印刷速度(モノクロ)
白黒で印刷するときに、決まった時間内に何枚刷れるかを示す値です。
表の3機種は、どれもモノクロの値がカラーと同じです。そのため、白黒の書類が中心でもカラーが中心でも、機種どうしの速さの関係は変わりません。ブラザー HL-L8430CDWが最も速いことも、カラーのときと同じです。
白黒の書類を大量に刷る使い方でも、結論はカラーと同じで、速さを重視するならブラザー HL-L8430CDWといえます。カラーとモノクロで速度が変わらないので、どちらの印刷が多いかを気にせずに比べてみてください。
印刷解像度
1インチの幅にどれだけ細かく点を打てるかを示す値です。値が大きいほど細い線や小さな文字を細かく描けますが、仕上がりはトナーや画像処理にも左右されます。
リコー C375と京セラ PA2600CWXは同じ9600x600 dpiで、CANON LBP646Cは9600 dpi、ブラザー HL-L8430CDWは600x2400 dpiです。文字中心の書類では、この値の違いが読みやすさの差として表れる場面は多くないでしょう。細かな図版や小さな文字を多く刷る人ほど、この項目を気にかける意味があります。
この項目は4機種の選び分けを大きく左右するものではありません。速度や給紙枚数、質量など、使い方に直結する項目を優先して選ぶのが現実的ではないでしょうか。
給紙枚数
用紙トレイに一度に入れておける紙の枚数です。多いほど、紙を補充する回数が減ります。
リコー C375は330枚で、CANON LBP646Cより79枚、ブラザー HL-L8430CDWより30枚多く入ります。印刷量の多い職場では、補充のたびに作業が止まる回数を減らせるはずです。ただしリコー C375は質量が4機種で最も重く、給紙枚数の多さと引き換えに本体が大きく重くなっています。
印刷量が多く、紙の補充の手間を減らしたいならリコー C375が合います。CANON LBP646Cは251枚と最も少ないため、補充の回数は増えますが、そのぶん軽さで選ぶ機種といえるでしょう。
消費電力
動作中にどれだけの電力を使うかを示す値です。同じコンセントやブレーカーにつないだ他の機器との兼ね合いに関わります。
ブラザー HL-L8430CDWは880 Wで、CANON LBP646Cより100 W、京セラ PA2600CWXより118 W低い値です。ブラザー HL-L8430CDWは印刷速度も最も速いので、速さを取っても電力の値が大きくなるわけではありません。CANON LBP646Cと京セラ PA2600CWXの差は18 Wで、ほとんど同じ水準といえます。
電気ポットや暖房機器と同じ回路で使う事務所なら、値の最も低いブラザー HL-L8430CDWが扱いやすいでしょう。CANON LBP646Cと京セラ PA2600CWXは、この項目では差が付きません。
本体の大きさ
CANON LBP646Cは3つの寸法のうち真ん中の値が265 mmで、リコー C375の360 mmより95 mm小さく、4機種で最もコンパクトです。棚やデスクの脇に収めたい人には、この小ささが大きな利点になるでしょう。一方で、本体の小さいCANON LBP646Cは給紙枚数も最も少なく、大きいリコー C375は給紙枚数が最も多いという関係になっています。
置き場所が限られているならCANON LBP646Cが第一候補です。ブラザー HL-L8430CDW、リコー C375、京セラ PA2600CWXは大きさが近いので、この3台の中では速度や給紙枚数で比べてみてください。
質量
CANON LBP646Cは12.5 kgで、最も重いリコー C375の26.2 kgより13.7 kg軽くなっています。設置や配置換えを一人でこなしたい場合や、机の上に置きたい場合には、この軽さが効いてくるはずです。ブラザー HL-L8430CDWと京セラ PA2600CWXは0.2 kgしか違わず、重さの点ではほぼ同じ扱いになります。
一人で持ち上げて設置したい人や、置き場所を移すことがある人にはCANON LBP646Cが合いますね。リコー C375は最も重いので、一度設置したら動かさない前提で、給紙枚数の多さを重視する人向けです。
重さは12.5 kgから26.2 kgまで大きく開いています
4機種の質量を見ると、LBP646Cの12.5 kgだけが軽く、HL-L8430CDWの20.8 kgとPA2600CWXの21 kgがほぼ並び、C375の26.2 kgが最も重くなっています。HL-L8430CDWとPA2600CWXの差は0.2kgしかないため、この2機種は重さで選び分ける意味はほとんどないといえます。
20.8 kg以上ある3機種は、一人で持ち上げて棚に載せたり部屋を移したりするのに苦労する重さです。オフィスの模様替えが多い職場や、使わないときは片付けておきたい家庭では、LBP646Cの軽さがそのまま扱いやすさにつながるのではないでしょうか。
反対に、専用の台に置いて動かさないのであれば、重さは選ぶ理由から外して考えてかまいません。
まとめて刷るなら印刷速度の差が効いてきます
印刷速度の値は、HL-L8430CDWが31 枚、PA2600CWXが26 枚、LBP646Cが25 枚です。HL-L8430CDWはPA2600CWXより5枚、LBP646Cより6枚大きく、カラーとモノクロのどちらでも同じ値になっています。
会議資料や配布物のように同じものを何十部も刷る使い方では、この差が待ち時間の差として積み重なります。一方でPA2600CWXとLBP646Cの差は1枚だけなので、この2機種は速さ以外の点で選んでも差し支えないでしょう。
給紙枚数は補充の回数に直結します
一度にセットできる用紙の枚数は、C375が330 枚、HL-L8430CDWが300 枚、LBP646Cが251 枚です。C375とLBP646Cの間には79枚の差があります。
枚数の多い資料を続けて刷る職場では、途中で用紙が切れると作業が止まり、誰かが補充しに行く手間が生まれますよね。給紙枚数が多い機種ほどその回数が減るため、印刷する量が多い人ほどC375やHL-L8430CDWの値が効いてくるはずです。
消費電力と外形寸法にも機種ごとの特徴があります
消費電力はHL-L8430CDWが880 Wで最も小さく、LBP646Cの980 Wより100W、PA2600CWXの998 Wより118W小さくなっています。同じ電源タップにほかの機器をつなぐ場合や、ブレーカーに余裕がない部屋に置く場合は、値の小さい機種のほうが扱いやすいでしょう。
外形寸法を見ると、LBP646Cは425x265x418 mmで、3辺のうち一番短い辺がほかの3機種より64mm以上小さくなっています。HL-L8430CDWは404x338x473 mmで最も長い辺が473 mmあるため、奥行きの浅い棚には収まりにくい場合があります。
置き場所の寸法を測ってから候補を絞ってみてください。
まとめ
置き場所を動かしやすい軽さを求めるならCANON LBP646C、用紙を補充する手間を減らしたいならリコー C375を選ぶのがおすすめです。LBP646Cは4機種の中でいちばん軽く、C375は給紙枚数がいちばん多くなっています。
印刷速度の値がいちばん大きいのはブラザー HL-L8430CDWで、カラーの資料をまとめて刷る場面が多い人にとっての候補になるでしょう。
目的別に選ぶなら
置き場所を動かしやすい軽さがほしい
CANON Satera 2025年モデル(LBP646C)
| 質量 | 12.5 kg |
|---|
LBP646Cの質量は12.5 kgで、次に軽いHL-L8430CDWの20.8 kgより8.3kg軽くなっています。レイアウト変更で机の配置を変えるときや、棚の上に載せ替えるときも、一人で抱えて運べる重さに収まりますね。
いちばん重いC375の26.2 kgとは13.7kgの差があり、置き場所を決め打ちにしなくて済むのがこの機種の強みです。
用紙の補充の手間を減らしたい
リコー P 2024年モデル(C375)
| 給紙枚数 | 330 枚 |
|---|
C375の給紙枚数は330 枚で、次に多いHL-L8430CDWの300 枚より30枚多く入ります。LBP646Cの251 枚と比べると79枚の差があり、枚数の多い資料をまとめて刷っても途中で用紙切れに気づいて手を止める回数が減るはずです。
一方で質量は26.2 kgと4機種でいちばん重いため、一度据え付けたら動かさない場所に置くことを前提に選んでみてください。
どれを選ぶべきか
CANONSatera 2025年モデル(LBP646C)
置き場所をときどき変えたい人や、重い機械を持ち上げたくない人に向いています。3辺のうち一番短い辺が265 mmで、ほかの3機種より低く抑えた形になっているのが特徴です。
ただし印刷速度は25 枚で4機種の中ではいちばん小さく、給紙枚数も251 枚といちばん少ないため、大量に刷る使い方では速さと補充の手間の両方で不利になるでしょう。
ブラザーJUSTIO 2026年モデル(HL-L8430CDW)
カラーの資料を短い時間でまとめて刷りたい人に向いています。印刷速度は31 枚で4機種の中でいちばん大きく、消費電力も880 Wといちばん小さいので、速さと電力の両方で頭ひとつ抜けているといえます。
弱いところは質量が20.8 kgあることと、外形寸法の奥行きにあたる辺が473 mmと4機種で最も長いことで、置き場所には余裕を見ておく必要があります。
リコーP 2024年モデル(C375)
一度に多くの用紙をセットしておき、補充の回数を減らしたい人に向いています。給紙枚数は330 枚で4機種の中でいちばん多くなっています。
その代わり質量は26.2 kgと最も重く、軽いLBP646Cより13.7kg重いため、据え付けたら動かさない使い方が前提になるはずです。
京セラECOSYS 2024年モデル(PA2600CWX)
印刷速度と大きさのバランスを取りたい人に向いています。印刷速度は26 枚でLBP646Cより1枚大きく、外形寸法は410x329x410 mmと、奥行きにあたる辺が4機種の中で短い部類に入ります。
ただし消費電力は998 Wで4機種の中でいちばん大きく、最も小さいHL-L8430CDWとは118Wの差がある点は弱いところといえるでしょう。



