450Lクラスの冷蔵庫 2026年モデル徹底比較|野菜室と冷凍室の広さで選ぶ6機種
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今回比較するのはこちらの6機種
パナソニック冷蔵庫 2026年モデル(NR-F45HY3)
- 定格内容積450L
パナソニックの冷蔵庫で、冷凍室を真ん中に配置したハイグレードモデルです。幅65cm・奥行65cmとコンパクトな設置スペースでありながら、冷凍室の食品収納スペースは101L〈64L〉を確保しているのです。
上段ケースカバー内では90日間にわたって霜つきを抑える機能を備えており、AIエコナビによる自動運転や全室ナノイーXによる脱臭・除菌機能も搭載しています。
独自の機能
- 霜つき抑制冷凍上段ケースカバー内で90日間、下段では14日間、霜つきを抑えながら食品を保存できます。
- クーリングアシストルーム「冷ます」「急冷」「急凍」の3つの冷却モードを選んで使えます。
- AIエコナビドアの開閉頻度や収納量を見極めて、自動で節電運転します。
- 全室ナノイーXクリーンパトロール機能で庫内のにおいや菌を抑えます。
前モデル(NR-F45HY2・2025年発売)からの変更点
前モデルNR-F45HY2に比べて、質量は95kgから93kgへと2kg軽くなりました。冷凍室の仕様は、前モデルの上段ケースカバーのみから、霜つき抑制冷凍(上段ケースカバー、運転制御)へと変わっているのです。
冷蔵室のパーシャル/チルド切替室についても、前モデルのLED照明・アルミトレイつきという表記から、LED照明という表記に変わりました。
東芝VEGETA 2026年モデル(GR-A450GT)
- 定格内容積452L
GR-A450GTは、幅600mmという設置スペースに収まりながら、定格内容積452Lを確保した冷蔵庫です。冷凍室の中身が重なりにくいよう、引き出しが3段のケースに分かれています。
野菜室には野菜の水分を保ちやすくする技術が使われており、急速に冷やしてから安定した温度で保存する冷凍機能も備えています。カラーはフロストグレージュとフロストホワイトの2色から選べます。
独自の機能
- 3段冷凍ケース冷凍室が3段の引き出しに分かれているため、食品を重ねずに並べて収納でき、下のほうに入れた小さな食品も埋もれにくくなります。
- 野菜の鮮度保持特許技術により、約10日間野菜のシャキッとした状態を保てるとされています(運転状況や食品の種類・量によって効果は変わります)。
- おいしさ密封急冷凍食材を急速に冷凍したあと安定した温度で保存することで、冷凍室での品質の持続を図る機能です。
- おいしさ持続上質冷凍お肉やお魚などの生鮮食品を薄い氷の膜で包むようにして、冷凍中の鮮度キープをねらった機能です。
シャープFit63 2026年モデル(SJ-MF46R)
- 定格内容積457L
SJ-MF46Rは幅650mmのスリムタイプの冷蔵庫で、キッチンの限られた幅にも設置しやすい作りです。センターピラーのないピラーレスフレンチドアを採用しており、ドアの開閉がスムーズで、ドアポケットも広く使えます。
野菜室が本体の真ん中に配置されているため、立ったままの姿勢で大きな野菜を出し入れできるんです。あわせて、標準・大・特大の3種類の氷を作れるトリプルメガアイスや、冷蔵室内を清潔に保つプラズマクラスターも搭載しています。
独自の機能
- トリプルメガアイス標準氷・大氷・特大氷の3種類の氷を作ることができます。
- 雪下シャキット野菜室野菜を10日間シャキットとした状態で保存できます。
- ピラーレスフレンチドアセンターピラーがない構造で、ドアの開閉がスムーズになり、ドアポケットも広く使えます。
- つないでもっと節電通常運転より最大約35%の節電になります。
日立冷蔵庫 2026年モデル(R-HWS47Y)
- 発売2026年8月
- 定格内容積470 L
R-HWS47Yは、本体幅60cmのスリムなボディに470Lの定格内容積を備えた「まんなか冷凍」タイプの冷蔵庫です。まるごとチルドという機能により、冷蔵室のほぼ全体を凍らせない約-1℃の温度帯に保つことができ、食品の乾燥を抑えながら保存できます。
野菜室には新鮮スリープ野菜室を採用しており、置くだけで野菜のみずみずしさを保ちやすくしているのがポイントです。さらに、冷蔵室専用の冷却器を含めて冷却器を2つ搭載する冷蔵室独立冷却システムにより、冷蔵室の温度を高めに設定できる分、エネルギー消費を抑える仕組みになっています。
独自の機能
- まるごとチルド冷蔵室のほぼ全体を、凍らせない約-1℃のチルド温度で保存できます。
- 特鮮氷温ルーム氷温帯で食品を保存できる専用のルームです。
- 新鮮スリープ野菜室野菜室の下段スペースに置くだけで、野菜のみずみずしさを保ちやすくします。
- 冷蔵室独立冷却システム冷却器を2つ搭載し、冷蔵室の温度を高めに保つことでエネルギー消費を抑えます。
前モデル(R-HWS47X・2025年発売)からの変更点
前モデルのR-HWS47Xでは冷凍室下段1段目にアルミトレイが搭載されていましたが、R-HWS47Yではこれが大型アルミトレイに変更されています。一方で、霜ブロックや3段ケース、急冷凍、自動製氷といった冷凍室・製氷室の基本機能は、前モデルから引き続き搭載されています。
三菱電機置けるスマート大容量 BDシリーズ 2026年モデル(MR-BD46N)
- 発売2026年2月
- 定格内容積455 L
AQUADELIE+ 2026年モデル(AQR-V46A)
- 発売2026年1月
- 定格内容積458L
AQUA DELIE+シリーズの一台で、キッチンとリビングになじむラウンドデザインを採用しています。冷凍室は上段・下段とも全室がフォースター仕様で、大容量冷凍室とおいシールド冷凍によって、まとめ買いした食材を長期保存しやすくしています。
冷蔵室の扉を開けると野菜室まで見える設計になっており、野菜の鮮度や在庫を確認しやすくなっているのです。天面にはワイドLEDを備え、庫内を見やすくしています。
独自の機能
- 見える野菜室冷蔵室の扉を開けると野菜室まで見えるので、野菜の鮮度や在庫を確認しやすくなっています。
- おいシールド冷凍冷凍室内の温度変化を抑え、ひき肉に霜がつきにくく、ドリップも抑える機能です。
- 洗える製氷ユニット製氷ユニットを取り外して洗えるので、清潔な氷を作れます。
- フルワイドチルド幅いっぱいに使えるチルドスペースで、小さな果物や容器も収納しやすくなっています。
項目ごとの比較
定格内容積
定格内容積は、JIS規格で定められた条件で測定した庫内の総容積で、冷蔵室・冷凍室・野菜室などをすべて合わせた収納力の目安になります。
数値が大きいほど一度に保存できる食材の総量に余裕が生まれますが、実際の使い勝手は冷蔵室・冷凍室・野菜室にどう振り分けられているかによっても変わってきます。まとめ買いや作り置きが多い家庭ほど、総容積の大きさが効いてくるはずです。
6機種の中では日立が470Lで最も大きく、パナソニックが450Lで最も小さくなっています。その差は20Lで、収納量を最優先するなら日立が候補の上位に来るでしょう。
冷蔵室の容積
冷蔵室の容積は、日常的に使う食品や飲料、作り置きのおかずなどを入れる主室の広さを示す数値です。
冷蔵室が広いほど日々の食材や作り置きをゆったり並べやすくなりますが、庫内全体の容積は限られているため、冷蔵室を広く取ると冷凍室や野菜室に回せる容積が相対的に小さくなる傾向があります。
数値が示されている中では、三菱が239L、AQUAが238L、東芝が233Lと近い数値で並び、パナソニックは200Lです。日々の食品をどれだけ主室に集約したいかで見る項目ですね。
本体の大きさ
本体の幅・高さ・奥行は、置き場所に確保しておくべきスペースを表しています。奥行が浅いモデルほど部屋の中への出っ張りが少なくなり、幅が狭いモデルほど扉の開閉スペースを含めた設置の自由度が上がります。
設置スペースを優先するなら、奥行650mmのパナソニック、奥行630mmのシャープ、奥行649mmの東芝、奥行715mmのAQUAのように、奥行の数値を置き場所と照らし合わせて確かめてみてください。幅60cmの日立も、置き場所の候補に幅を合わせやすいモデルです。
冷凍室の容積
冷凍室の容積は、冷凍食品や下ごしらえした食材をまとめて保存できる量を示す数値です。
冷凍室が広いほど冷凍食品のまとめ買いや作り置きの保存に余裕ができますが、その分だけ冷蔵室や野菜室に割ける容積が小さくなることもあります。
数値が示されている中では東芝が114Lで最も大きく、パナソニックが101L、三菱が81Lです。東芝とパナソニックの差は13L、東芝と三菱の差は33Lで、冷凍ストックを多く持ちたい家庭ほど東芝の広さが効いてくるでしょう。
野菜室の容積
野菜室の容積は、野菜や果物をまとめて保存できるスペースの広さを示す数値です。
野菜室が広いほど野菜のまとめ買いや根菜・葉物の作り置きがしやすくなりますが、広く取るほど冷蔵室や冷凍室に回せる容積は小さくなる傾向があります。
数値が示されている中ではパナソニックが104Lで最も大きく、東芝が90L、三菱が87Lです。パナソニックと東芝の差は14L、パナソニックと三菱の差は17Lで、野菜をよく使う家庭ほどパナソニックの広さが効いてくるといえます。
ドア数・ドアの開き方
ドアタイプ:
ピラーレスフレンチドア(メタルドア)
オートクローズ(ドアが約30°以内になると自動で閉まる)
ドア数: 5 ドア
ドア数や開き方は、庫内へのアクセスのしやすさや、開閉時に必要なスペースに関わる項目です。
ドアの枚数が多いほど室ごとに分けて開閉できるため、使う場所だけを開けて他の室の冷気を逃しにくくできます。一方でドアの枚数が少ないタイプは開口部が大きく、シンプルな操作になるでしょう。
表では東芝が5枚、シャープが6ドア、三菱が5ドアで右開きという情報が示されています。キッチンでの開閉のしやすさを重視するなら、この項目を手がかりに比べてみてください。
設置に必要なすき間・スペース
・最小必要設置スペース(単位:mm)
緑部分は最小設置スペースで年間消費電力量の測定条件とは異なります。
設置条件により若干異なる場合がありますので、10mm程度余裕をとってください。
据付必要奥行寸法: 652mm
最小必要設置スペース: 幅660mm×奥行637mm×高さ1,888mm
設置に必要なすき間は、冷蔵庫の本体を置くときに壁や周囲との間に確保すべき隙間や奥行きを示す数値です。
この数値が小さいほど、キッチンの限られたスペースにも設置しやすくなります。ただし放熱のためにある程度の隙間は必要になるため、数値が小さいからといって隙間なく壁に密着させてよいわけではありません。
奥行方向の数値で比べると、シャープが637mm、パナソニックが650mm、東芝が652mmと近く、日立は701mm、AQUAは720mmとやや大きめになっています。設置スペースに余裕がないキッチンでは、数値の小さい機種の方が置きやすいはずです。
本体質量
本体が重いほど搬入時に人手や運び入れる経路の確認が必要になりますが、設置後の安定感につながる面もあります。軽いタイプは搬入がしやすい一方で、極端な違いではありません。
表ではシャープが92kg、パナソニックと日立が93kgと近く、東芝と三菱が104kgとやや重めです。搬入経路が狭い住宅では、軽い機種の方が運び入れやすいでしょう。
年間消費電力量
年間消費電力量は、JIS規格の条件で1年間使用したと仮定したときの電力消費量の目安で、小さいほど電気代を抑えやすい数値です。
この数値が小さいほど日々の電気代を抑えやすくなりますが、実際の消費量は設置環境やドアの開閉頻度によっても変わってきます。
表では三菱が250kWh/年で最も小さく、シャープが255kWh/年、パナソニックと東芝が261kWh/年、日立が269kWh/年、AQUAが274kWh/年です。三菱とAQUAの差は24kWh/年あり、毎日使う家電だけに、この差は年数を重ねるほど積み重なっていくのではないでしょうか。
定格消費電力
電熱装置171 / 171(W)省エネ
電熱装置 155/155
定格消費電力は、コンプレッサーなどの電動機部分と、霜取りなどに使う電熱装置部分が、それぞれ最大でどれくらいの電力を使うかを示す数値です。
電動機部分の数値が小さいほど、通常稼働時の消費電力を抑えやすくなります。電熱装置は霜取りなど短時間だけ動く部分のため、日常の電気代への影響は電動機部分の数値ほど大きくはありません。
数値が示されているのはシャープと日立で、電動機部分はシャープが90W、日立が95Wです。電熱装置部分はシャープが171W、日立が155Wで、電動機はシャープ、電熱装置は日立の数値がそれぞれ小さくなっていますね。
省エネ基準達成率
省エネ基準達成率は、国が定めた目標基準に対してどれだけ上回っているかを示す割合で、100%以上であれば基準を満たしていることになります。
この割合が高いほど省エネ基準に対して余裕を持っていることになりますが、基準値自体は容量によって異なるため、達成率の高さがそのまま年間消費電力量の低さに直結するとは限りません。
表ではシャープと三菱が105%で並び、パナソニックが102%、日立が101%です。三菱の数値は2021年度の基準に基づく数値であることが表に示されています。
製氷
・速氷機能
・まるごと洗える製氷皿
・給水経路 抗菌処理
自動製氷
トリプルメガアイス
おいそぎ製氷
製氷皿清掃
Ag⁺イオン加工製氷ユニット
貯氷数:
標準氷 約80個
大氷 約50個
特大氷 約24個
貯氷数: 約140
製氷おそうじ: ●
はずして洗える製氷皿: ー
急速製氷: ○
製氷は自動で氷を作る機能に関する項目で、給水や製氷皿の手入れのしやすさ、貯氷できる量などが含まれます。
貯氷数が多いほど来客時やまとめて氷を使いたいときに便利ですが、製氷皿を外して洗える構造かどうかや、氷の大きさを作り分けられるかどうかは機種によって異なるため、重視するポイントは使い方によって変わってきます。
日立は貯氷数約140個という数値が示されており、氷をまとまった量使う家庭の目安になるでしょう。シャープは標準・大・特大の氷を作り分けられる点と製氷皿の清掃機能、パナソニックは製氷皿を丸ごと洗える点が表に示されています。氷の使い方に合わせて、どの工夫が生活に合うか比べてみてください。
野菜室の機能
・シャキシャキ野菜室
(モイスチャーコントロールフィルター・下段)
深浅スライドケース
お手入れトレー
新鮮スリープ野菜室: ●
うるおい野菜室: ー
野菜室の機能は、野菜の鮮度を保つための保存方式や、収納ケースの使い勝手に関わる項目です。
鮮度保持の工夫が手厚いほど野菜を長く良い状態で保存しやすくなりますが、引き出しの構造やケースの分け方は機種ごとに異なるため、普段使うケースの大きさや取り出しやすさとの相性も選ぶ際のポイントになります。
パナソニックは奥まで見渡せるフルオープンレールと湿度を保つフィルター、シャープは深さの違うスライドケースとお手入れトレー、日立は新鮮スリープ野菜室、三菱は朝どれ野菜室という機能が表に示されています。普段どんな野菜をどのくらいの量保存したいかで、合う工夫を選んでみてください。
冷凍室の機能
・ 霜つき抑制冷凍(上段ケースカバー、運転制御)
快速冷凍(下段冷凍室2段目)
パラパラ冷凍(下段冷凍室2段目)
味しみ冷凍(下段冷凍室2段目)
4切り名人
急冷凍(冷凍室下段1段目)/霜ブロック(冷凍室下段1・2段目)/3段ケース(冷凍室下段)
自動製氷(製氷皿は取りはずせません)
デリシャス冷凍: ー
急冷凍: ●(下段1段目)
冷凍室の機能とは、引き出しの開き方や、食品を凍らせる際の温度制御の工夫を指します。開き方や凍結方式によって、庫内の見やすさや食品の仕上がりが変わってきます。
パナソニックはベアリング式のレールで引き出しを最後まで開けられる仕様で、奥に入れた食品も見つけやすくなります。シャープは食品の状態や仕上がりに応じて複数の凍結モードを使い分けられる作りで、日立は急冷凍や霜を抑える工夫、自動製氷を備えています。三菱電機は解凍モードを備えており、凍らせた食品を戻す場面での手間が減るはずです。それぞれ重視するポイントが異なるため、庫内の見やすさを取るか、凍結や解凍の細かな調整を取るかで選び方が分かれます。
奥まで見渡せる引き出しを重視するならパナソニック、凍結の仕上がりを細かく選びたいならシャープ、解凍のしやすさまで考えるなら三菱電機が候補になるでしょう。
チルド・冷蔵室の機能
・わけられるん棚(2段目)
・卵トレイ
・パーシャル/チルド切替室(LED照明)
・パーシャル : パーシャル半解凍つき、オート急冷
・天面照明
・コントロールパネル : ドア側面
・ドア開放アラーム大きめ
プラズマクラスター集中シャワーモード
うるおいチルド
低温作りおきルーム
折りたたみトレー
高さ調節トレー
側取りポケット
出し入れラクラクライン
ナノ低温脱臭触媒
ガラス棚
棚全段取りはずし
LED照明(天面)
まるごとチルド
クイック冷却
特鮮氷温ルーム
まるごとチルド: ●
クイック冷却: ●
スポット冷蔵(3・4段目): ー
特鮮氷温ルーム: ●
肉・魚の長期保存: 切れちゃう瞬冷凍 A.I. 氷点下ストッカーD A.I.
チルド室は、凍らせずに0℃前後で肉や魚など傷みやすい食品を保存するためのスペースです。棚の形状や仕切り方によって、庫内に入れられるものの大きさや取り出しやすさが変わります。
パナソニックは棚がガラス製で、2段目を分けて使える仕様や卵専用のトレーを備えており、食品ごとに置き場所を細かく分けられます。シャープは高さを変えられるトレーや折りたためるトレーを備えており、背の高い容器を入れたいときに調整しやすくなっています。日立はチルド室全体を使う「まるごとチルド」と、急いで冷やす「クイック冷却」を備えており、飲み物などを短時間で冷やしたい場面に対応できます。三菱電機は肉や魚を長期間保存する専用の機能を備え、AQUAはチルド室の容量が14L(うち野菜用のべジチルドが10L)と数値で示されています。
棚の使い方を細かく調整したいならパナソニックかシャープ、飲み物などを急いで冷やす場面が多いなら日立、肉や魚の保存を重視するなら三菱電機、容量を数値で確認したいならAQUAの14L(べジチルド10L)が目安になります。
清潔・脱臭
脱臭機能:
・全室ナノイーX(クリーンパトロール)
・Wクリーンフィルター
除菌: ○
脱臭は庫内のにおい移りを抑える働き、除菌は庫内の雑菌の増殖を抑える働きです。
パナソニックは庫内全体に作用するナノイーXを除菌と脱臭の両方に使い、フィルターも備えています。日立はトリプルパワー脱臭という名称で脱臭機能を備え、三菱電機は脱臭と除菌の両方を備えています。においが気になる食品をよく保存する家庭ほど、この項目を確認する価値があるのではないでしょうか。
庫内のにおい対策や除菌を重視するなら、パナソニック、日立、三菱電機がこの機能を備えています。
スマホ連携・アプリ
・専用アプリ対応
・デマンドレスポンス対応
COCORO HOMEアプリ対応
COCORO KITCHENレシピサービス対応
サイズミックス製氷
つないでもっと節電
ソーラー家電連携
おひさま除霜
生成AIアプリ「NIAH」(ニア)
スマホ連携機能は、専用アプリを使って庫内の状態を確認したり、家電をネットワーク経由で操作したりするための仕組みです。
パナソニックは無線LAN接続と専用アプリに対応し、電力需要に応じて動作を調整するデマンドレスポンスにも対応しています。シャープは無線LAN接続に加え、専用アプリやレシピサービス、生成AIを使ったアプリなど、複数のサービスと連携できる作りです。三菱電機もスマホ連携に対応しており、日立はこの項目が非搭載と示されています。
スマホからの操作やサービス連携を重視するなら、対応サービスの多いシャープや、専用アプリを備えるパナソニックが候補になります。日立はこの機能を備えていません。
定格内容積と冷蔵室・冷凍室・野菜室の配分
定格内容積はR-HWS47Yが470Lで、6機種の中で最も大きい数字です。この470Lという内容積は、家族の人数が多い家庭やまとめ買いが多い家庭にとって、庫内全体に入れられる食材や容器の量として効いてきます。
冷蔵室の容積は、日々の作り置きや飲み物のストックに直結します。MR-BD46Nは239L<187L/フレッシュゾーン20L>で、GR-A450GTの233L〈180L/チルドルーム12L〉、AQR-V46Aの238L<180L>と近い数字が並びます。
NR-F45HY3は200Lで、これらと比べると数字は小さく、その分を野菜室や冷凍室に振り分けている構成だと分かります。
野菜室と冷凍室では、NR-F45HY3とGR-A450GTがそれぞれ最も大きい数字を持っています。NR-F45HY3の野菜室104L<73L>は、GR-A450GTの90L〈56L〉やMR-BD46Nの87L<59L>より大きく、葉物や根菜をまとめて保存したい家庭に向いているでしょう。
GR-A450GTの冷凍室114L〈71L〉は、NR-F45HY3の101L<64L>やMR-BD46Nの81L<54L>より大きく、冷凍食品や作り置きのストックを増やしたい家庭に向いています。
本体サイズと質量が搬入・設置に効いてくる部分
本体幅が最も小さいのはAQR-V46Aの595mmです。NR-F45HY3やSJ-MF46Rの650mmより55mm小さく、玄関や廊下の動線に余裕がない家庭では、この差が搬入のしやすさに直結するのではないでしょうか。
本体高さが最も低いのはNR-F45HY3の1720mmです。GR-A450GTやAQR-V46Aの1850mmと比べると130mm低く、天井までの高さに制約がある部屋や、圧迫感を抑えたい部屋には扱いやすい数字といえます。
本体奥行が最も浅いのはSJ-MF46Rの630mmで、AQR-V46Aの715mmと比べると数字は小さく、奥行に制約のあるキッチンでは扉の開閉や通路の確保がしやすくなりますね。
設置に必要なすき間についても数字が示されていて、SJ-MF46Rは幅660mm×奥行637mm×高さ1,888mm、R-HWS47Yは701mm、AQR-V46Aは720mmとなっています。本体質量はSJ-MF46Rの92kgが最も軽く、GR-A450GTとMR-BD46Nの104kgが最も重い数字で、その差は12kgです。
搬入経路に段差や階段がある場合には、この重さの違いが作業のしやすさに関わってくるはずです。
年間消費電力量と省エネ基準達成率の違い
年間消費電力量が最も少ないのはMR-BD46Nの250kWhです。最も多いAQR-V46Aの274kWhとの差は24kWhで、日常的に冷蔵庫を稼働させ続けることを考えると、毎日の使い方の積み重ねとして効いてくる数字ではないでしょうか。
SJ-MF46Rの255kWh/年やNR-F45HY3とGR-A450GTの261kWhは、MR-BD46Nに次いで低い数字が並び、R-HWS47Yは269kWh/年でこれらよりやや高い数字です。
省エネ基準達成率は、SJ-MF46Rが105%、MR-BD46Nが105%(2021年度)で並び、NR-F45HY3の102%、R-HWS47Yの101%が続きます。この数字は、各社が定めた目標基準に対してどれだけ効率よく電力を使えているかを示すもので、100%を超えているほど基準より効率的だと分かります。
定格消費電力は、SJ-MF46Rが電動機90W・電熱装置171W、R-HWS47Yが電動機95W・電熱装置155Wという数字で示されています。瞬間的な消費電力の目安として、稼働中の電力負荷を知りたいときの参考になるでしょう。
製氷・清潔機能とスマホ連携の幅
製氷まわりの機能を細かく挙げているのはNR-F45HY3、SJ-MF46R、R-HWS47Y、MR-BD46Nです。NR-F45HY3は自動製氷と速氷機能に加えて、まるごと洗える製氷皿や給水経路の抗菌処理を備えています。
SJ-MF46Rはトリプルメガアイスやおいそぎ製氷、Ag+イオン加工製氷ユニットを備え、貯氷数は標準氷約80個・大氷約50個・特大氷約24個という数字が示されています。
R-HWS47Yは自動製氷・急速製氷に加えて製氷おそうじの機能を備え、貯氷数は約140個という数字が示されています。この数字は他の機種の貯氷数と比べても多く、製氷の手間を減らしたい家庭や来客が多い家庭に向いているといえます。
MR-BD46Nは自動製氷と急速製氷を備えています。
清潔・脱臭まわりでは、NR-F45HY3が全室ナノイーXとWクリーンフィルターを備え、R-HWS47Yがトリプルパワー脱臭を、MR-BD46Nが脱臭と除菌の機能を備えています。SJ-MF46Rはプラズマクラスターや低温作りおきルーム、ナノ低温脱臭触媒など、庫内のにおいや鮮度を保つための機能を複数備えています。
スマホ連携では、NR-F45HY3が無線LAN接続と専用アプリ、デマンドレスポンスに対応し、SJ-MF46RはCOCORO HOMEアプリやCOCORO KITCHENレシピサービス、ソーラー家電連携、生成AIアプリ「NIAH」など連携できる範囲が広く、MR-BD46Nもスマホ連携に対応しています。
まとめ
450Lクラスの冷蔵庫は、定格内容積だけでなく冷蔵室・冷凍室・野菜室それぞれの配分でも数字に違いがあります。野菜をたくさん入れたい家庭には野菜室が104L<73L>と最も大きいNR-F45HY3が向いていて、冷凍食品をたくさん入れたい家庭には冷凍室が114L<71L>と最も大きいGR-A450GTが向いているといえます。
それ以外の機種も、省エネ性能や本体サイズ、製氷まわりの機能でそれぞれ強みが分かれています。
目的別に選ぶなら
野菜をたくさん入れたい
パナソニック 冷蔵庫 2026年モデル(NR-F45HY3)
| 野菜室の容積 | 104L<73L> |
|---|
野菜室の容積はNR-F45HY3が104L<73L>で、6機種の中で最も大きい数字です。次に大きいGR-A450GTの90L〈56L〉との差は14Lで、奥まで見えるフルオープンのレールと合わせて、葉物や根菜をまとめ買いする家庭でも詰め込みやすいのではないでしょうか。
冷凍食品をたくさん入れたい
東芝 VEGETA 2026年モデル(GR-A450GT)
| 冷凍室の容積 | 114L〈71L〉 |
|---|
冷凍室の容積はGR-A450GTが114L〈71L〉で、6機種の中で最も大きい数字です。次に大きいNR-F45HY3の101L<64L>との差は13Lで、まとめ買いした肉や魚、冷凍食品のストックを増やしたい家庭に向いているといえます。
どれを選ぶべきか
パナソニック冷蔵庫 2026年モデル(NR-F45HY3)
野菜室の容積は104L<73L>で、6機種の中で最も大きい数字です。本体高さも1720mmと最も低く、設置場所の天井高に余裕がない部屋でも収まりやすくなっています。
一方で冷蔵室の容積は200Lで、GR-A450GTの233LやMR-BD46Nの239Lと比べると数字は小さく、日常の冷蔵スペースという点では他機種に譲る形になるでしょう。
東芝VEGETA 2026年モデル(GR-A450GT)
冷凍室の容積は114L〈71L〉で、6機種の中で最も大きい数字です。冷蔵室も233L〈180L/チルドルーム12L〉と大きめの数字が確保されていて、冷凍・冷蔵どちらもしっかり使いたい家庭に向いているのではないでしょうか。
一方で本体質量は104kgとSJ-MF46Rの92kgより12kg重く、搬入経路によってはこの重さを考慮しておく必要があります。
シャープFit63 2026年モデル(SJ-MF46R)
本体奥行は630mmで、6機種の中で最も浅い数字です。ドアは6枚のピラーレスフレンチドアで、オートクローズやトリプルメガアイス、COCORO HOMEアプリとの連携など、機能面の情報量が多い機種といえます。
一方で年間消費電力量は255kWh/年で、MR-BD46Nの250kWhと比べるとわずかに数字は大きくなっています。
日立冷蔵庫 2026年モデル(R-HWS47Y)
定格内容積は470Lで、6機種の中で最も大きい数字です。貯氷数は約140個という数字が示されていて、他の機種の貯氷数と比べても多く、製氷の手間を減らしたい家庭に向いています。
一方で年間消費電力量は269kWh/年で、MR-BD46Nの250kWhやSJ-MF46Rの255kWh/年と比べると数字は大きくなりますね。
三菱電機置けるスマート大容量 BDシリーズ 2026年モデル(MR-BD46N)
年間消費電力量は250kWhで、6機種の中で最も少ない数字です。冷蔵室も239L<187L/フレッシュゾーン20L>と大きめの数字が確保されていて、日々の食材ストックに余裕を持たせたい家庭に向いているはずです。
一方で冷凍室は81L<54L>で、GR-A450GTの114LやNR-F45HY3の101Lと比べると数字は小さくなっています。
AQUADELIE+ 2026年モデル(AQR-V46A)
本体幅は595mmで、6機種の中で最も小さい数字です。設置スペースに余裕がない玄関や通路がある家庭でも、搬入しやすい数字になっています。
一方で年間消費電力量は274/274kWh/年と6機種の中で最も大きい数字で、本体奥行も715mmと他機種の630〜650mm前後と比べると大きくなっています。



