日立の新型HEF-AL300Hは買い?|軽さと消費電力で選ぶ扇風機5機種
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今回比較するのはこちらの5機種
日立扇風機 2026年モデル(HEF-AL300H)
日立扇風機 2025年モデル(HEF-AL300G)
シロカ扇風機 2026年モデル(SF-DB151)
YAMAZEN扇風機 2026年モデル(RLXP-S023)
コイズミ扇風機 2026年モデル(KLF-30265/W)
項目ごとの比較
羽根径
羽根の直径を示す数値で、風が届く範囲の目安になります。
日立2機種とコイズミは30cmで同じ大きさですが、YAMAZENは23cmと一回り小さく作られています。羽根が大きいほど広い範囲に風を送りやすくなる一方で、羽根が小さいモデルは本体全体もコンパクトにまとまりやすいという違いがあるのです。
広い範囲に風を送りたい人は30cmの3機種が候補になり、コンパクトさを優先する人はYAMAZENが選択肢になるでしょう。
羽根の枚数
羽根の枚数を示す数値で、メーカーごとに設計の考え方が分かれる部分です。
日立2機種は8枚、YAMAZENとコイズミは7枚、シロカは5枚です。枚数が多いモデルほど一枚あたりの羽根は小さくなり、枚数が少ないモデルほど一枚あたりの面積は大きくなります。
枚数の違いは各社の設計の特徴として見ておき、実際の風の強さは消費電力や風量段階の数値とあわせて確かめてみてください。
モーター
扇風機を回すモーターの種類で、ACモーターとDCモーターでは制御の仕組みが異なります。
日立2機種とコイズミはACモーター、シロカとYAMAZENはDCモーターです。風量段階を見るとDCモーターのシロカは8段階、YAMAZENは9段階と細かく分かれているのに対し、ACモーターの日立2機種は4段階、コイズミは3段階とシンプルな構成になっています。
風量を細かく調整したい人はDCモーターのシロカかYAMAZENが、操作のわかりやすさを重視する人はACモーターの日立かコイズミが向いているといえます。
消費電力
運転時にどれくらいの電力を使うかを示す数値で、電気代の目安になります。
日立2機種は39Wで表内では最も高く、コイズミは27W、シロカは25W、YAMAZENは18Wと続きます。日立とYAMAZENの差は21Wで、長時間運転する家庭ほどこの差は積み重なっていくのではないでしょうか。
消費電力を抑えたい人はYAMAZENかシロカが、風量や機能を優先したい人は日立2機種が候補になります。
風量の段階
風の強さを何段階で切り替えられるかを示す項目で、段階が細かいほど好みに合わせた調整がしやすくなります。
シロカは8段階、YAMAZENは9段階と細かく分かれているのに対し、日立2機種は4段階、コイズミは3段階とシンプルです。シロカにはみまもり機能、YAMAZENには衣類乾燥モードが風量段階とあわせて備わっており、日立2機種にはリズム運転とおやすみ運転が用意されています。
細かい風量調整を重視する人はシロカかYAMAZENを、操作のわかりやすさを重視する人は日立2機種かコイズミを選ぶとよいでしょう。
タイマー
入タイマーは運転を開始する時刻まで、切タイマーは運転を止めるまでの時間を設定できる機能です。
日立2機種は入・切とも1・2・4・6時間から選べ、YAMAZENは入タイマーが2・4・6・8時間、切タイマーが1・2・4・6時間です。シロカはオン・オフとも2・4・6時間で、コイズミは切タイマーが最大約180分までの設定になっています。
長めの時間で入タイマーを使いたい人はYAMAZENの8時間が目安になり、切タイマーだけをシンプルに使いたい人はコイズミが候補になるでしょう。
そのほかの機能
メモリー機能: ○
メモリー機能: ○
温度センサー: ○
メモリー機能: ○
各機種の比較表に載っている追加機能で、日々の使い勝手に関わる部分です。
日立2機種にはチャイルドロックとメモリー機能が、シロカにはチャイルドロックと温度センサーが、YAMAZENにはメモリー機能に加えて衣類乾燥機能が備わっています。小さな子どもがいる家庭ではチャイルドロックがついていると安心感につながり、部屋干しをすることが多い家庭では衣類乾燥機能が使い道を広げてくれるはずです。
安全機能を重視するなら日立2機種かシロカ、衣類乾燥にも使いたいならYAMAZENが候補になります。
本体の高さ
本体の高さは日立2機種が900mm、シロカが890mmとほぼ同等ですが、コイズミは840mm、YAMAZENは745mmとより低い高さに収まっています。高さのある機種は風を送る位置を高くしやすく、低い機種は棚の下や家具の隙間など高さに制約のある場所にも置きやすくなるわけです。
高い位置から風を送りたい人は日立2機種、設置場所の高さに制約がある人はYAMAZENを目安に選んでみてください。
質量
質量は日立2機種が3.9kg、シロカが3.8kg、コイズミが3.4kgとおおむね近い一方、YAMAZENは1.9kgと大きく軽くなっています。持ち運んで部屋を移動させる機会が多い家庭では、この軽さが扱いやすさに直結するのではないでしょうか。
頻繁に持ち運ぶならYAMAZENが扱いやすく、置きっぱなしで使うなら質量の差はそれほど気にならないでしょう。
新型HEF-AL300Hと前モデルHEF-AL300Gは数値がそろっています
日立の新型HEF-AL300Hと前モデルのHEF-AL300Gは、羽根径30cm・羽根8枚・ACモーター・消費電力39Wまで、与えられている数値がすべて一致しています。風量は微(うちわ風)・弱・中・強の4段階で切り替えられ、入タイマー・切タイマーともに1・2・4・6時間から選べる点も共通です。
チャイルドロックとメモリー機能を備えている点、本体の高さ900mm、質量3.9kgという点まで、比較できるすべての項目で新型と前モデルの間に差がありません。
このため、風量の細かさや消費電力の低さを新型に期待している場合、数値の上ではその期待に応えていないのです。すでにHEF-AL300Gを使っている家庭が買い替えを検討する場合、性能面での上乗せは見当たらないため、故障や買い増しなど別の理由がない限り急いで乗り換える必要は薄いといえます。
逆にこれから日立のACモーター機を初めて選ぶ人にとっては、新型と前モデルのどちらを選んでも同じ使い勝手が得られるはずです。
モーターの種類によって消費電力と風量段階数が変わります
5機種のうちHEF-AL300H、HEF-AL300G、KLF-30265/Wの3機種はACモーターを採用し、消費電力はそれぞれ39W、39W、27Wです。一方SF-DB151とRLXP-S023はDCモーターで、消費電力は25Wと18Wにとどまります。
同じ時間つけっぱなしにする場合、消費電力が低い機種ほど電力の使用量は少なく済むわけです。
風量の段階数にも同じ傾向が表れていて、DCモーターのSF-DB151は8段階、RLXP-S023は9段階まで細かく調整できるのに対し、ACモーターのHEF-AL300HとHEF-AL300Gは4段階、KLF-30265/Wは3段階です。毎日の気温や体感に合わせてこまめに風量を変えたい人はDCモーターの2機種のほうが選択の幅が広く、逆にシンプルな段階で十分な人はACモーターの機種でも不便を感じにくいでしょう。
タイマーの設定時間は機種によって幅が異なります
タイマーの設定時間にも機種ごとの幅があります。HEF-AL300HとHEF-AL300Gは入タイマー・切タイマーともに1・2・4・6時間の4通りから選べ、SF-DB151はオンタイマー・オフタイマーとも2・4・6時間の3通りです。
RLXP-S023は入タイマーが2・4・6・8時間、切タイマーが1・2・4・6時間と、入りと切りで選べる時間の組み合わせが異なります。
KLF-30265/Wは切タイマーが最大約180分まで設定できます。想定している使用時間に合わせやすくなるはずです。
本体の高さと質量、羽根径に軽量なモデルの特徴が表れています
本体の高さはHEF-AL300HとHEF-AL300Gが900mm、SF-DB151が890mm、KLF-30265/Wが840mmとおおむね840〜900mmに収まっているのに対し、RLXP-S023は745mmと大きく低くなっています。質量も同様の傾向で、日立2機種が3.9kg、SF-DB151が3.8kg、KLF-30265/Wが3.4kgとなる中、RLXP-S023だけが1.9kgと際立って軽くなっています。
羽根径はHEF-AL300HとHEF-AL300G、KLF-30265/Wが30cmなのに対し、RLXP-S023は23cmとひとまわり小さくなっています。本体が低く軽いぶん、床に置いたときの圧迫感を抑えたい人や、部屋の間で持ち運んで使いたい人にはRLXP-S023が扱いやすい大きさといえるでしょう。
一方で羽根径が小さい分、広い部屋全体に風を届かせたい使い方には、羽根径30cmの機種のほうが向いています。
チャイルドロックや温度センサーなど付加機能はそれぞれ異なります
付加機能にも機種ごとの特徴があります。HEF-AL300HとHEF-AL300Gはチャイルドロックとメモリー機能を備えていて、小さな子どもがいる家庭で誤操作を防ぎたい場合や、切る前の風量設定を次回も引き継ぎたい場合に使えます。
SF-DB151はチャイルドロックに加えて温度センサーを備えていて、室温に応じた使い方をしたい人に向いています。
RLXP-S023は衣類乾燥モードとメモリー機能を備えていて、部屋干しの洗濯物に風を当てたい人にとっては、扇風機としてだけでなく衣類乾燥の用途でも使いやすくなるはずです。使う場面を洗濯物の乾燥や子どもの安全対策など具体的に思い浮かべてみてください。
どの付加機能が必要かを選びやすくなります。
まとめ
部屋から部屋へ持ち運びやすい軽さを求めるなら、質量1.9kgのRLXP-S023が候補になります。次に軽い機種との差は1.5kgあり、日常的に持ち運ぶ回数が多い家庭ほど、この差を負担の違いとして感じやすいのではないでしょうか。
日立の新型HEF-AL300Hは、羽根径・消費電力・タイマー時間・質量など比較できる数値のすべてが前モデルHEF-AL300Gと同じなので、すでにHEF-AL300Gを使っている人が新型に買い替える決め手は、数値の上では見当たりません。
目的別に選ぶなら
部屋から部屋へ持ち運びやすい軽さがほしい
YAMAZEN 扇風機 2026年モデル(RLXP-S023)
| 質量 | 1.9 kg |
|---|
この目的にはRLXP-S023が向いています。質量は1.9kgで、次に軽い機種との差は1.5kgあります。
この差は、日常的に持ち上げて別の部屋へ移動させる回数が多い人ほど、負担の違いとして感じやすいはずです。
どれを選ぶべきか
日立扇風機 2026年モデル(HEF-AL300H)
日立の新型HEF-AL300Hは、羽根径30cm・8枚羽根にACモーターを組み合わせ、風量は微(うちわ風)・弱・中・強の4段階で切り替えます。入タイマー・切タイマーはいずれも1・2・4・6時間から選べ、チャイルドロックとメモリー機能も備えているので、家族で使う定番機を探している人に向いているといえます。
ただし消費電力は39Wで5機種の中では高めの部類に入り、質量も3.9kgとRLXP-S023の1.9kgより重いため、電力を抑えたい人や部屋を移動させながら使いたい人には不向きでしょう。
日立扇風機 2025年モデル(HEF-AL300G)
前モデルのHEF-AL300Gは、羽根径30cm・8枚羽根・ACモーター・消費電力39W・タイマー時間・質量3.9kgのいずれもHEF-AL300Hと同じ数値です。風量は微(うちわ風)から強までの4段階で、リズム運転とおやすみ運転を備えている点も新型と共通しています。
日立の操作感や機能構成をそのまま求める人であれば、新型と前モデルのどちらを選んでも数値の上では違いが出ないわけです。
シロカ扇風機 2026年モデル(SF-DB151)
シロカのSF-DB151はDCモーターを採用し、消費電力25Wで風量を8段階に細かく調整できるほか、リズム運転・おやすみ運転に加えてみまもり機能も備えています。チャイルドロックと温度センサーも搭載しているので、きめ細かい風量調整や見守り機能を重視する人に向いています。
質量は3.8kgで、RLXP-S023の1.9kgと比べると軽さでは見劣りするところです。
YAMAZEN扇風機 2026年モデル(RLXP-S023)
YAMAZENのRLXP-S023は質量1.9kg、本体の高さ745mmと5機種の中でもっともコンパクトで、DCモーターの消費電力も18Wともっとも少なく抑えられています。風量は9段階まで細かく設定でき、衣類乾燥モードも備えているので、部屋を移動させながら使いたい人や置き場所を選ばずに使いたい人に向いているのではないでしょうか。
一方で羽根径は23cmで、HEF-AL300HやHEF-AL300G、KLF-30265/Wの30cmより小さいため、広い範囲に風を送りたい用途には向きません。
コイズミ扇風機 2026年モデル(KLF-30265/W)
コイズミのKLF-30265/Wは風量が弱・中・強の3段階で、消費電力は27W、質量3.4kgです。切タイマーは最大約180分まで設定でき、操作をシンプルに保ちたい人に向いています。
ただし風量の段階数は3段階と5機種の中でもっとも少なく、細かく風量を調整したい人には物足りなく感じられるかもしれません。



