4.5Lタンクの除湿機 徹底比較 2026年版|除湿力・乾燥時間・重さで選ぶ4機種
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今回比較するのはこちらの4機種
シャープ除湿機 2024年モデル(CV-S180)
アイリスオーヤマIJH-L160
コロナ除湿機 2024年モデル(CD-H1024)
YAMAZENEDC-H601
項目ごとの比較
除湿方式
除湿方式は、空気中の水分をどう取り除くかという仕組みの違いです。方式によって、得意な季節や運転音、消費電力の傾向が変わってきます。
コンプレッサー式は、空気を冷やして水分を結露させる仕組みで、消費電力を抑えやすい一方、気温が低い時期には除湿力が落ちやすい傾向があります。ハイブリッド式は、この仕組みに別の方式を組み合わせることで、季節を問わず除湿力を保ちやすくなりますが、消費電力は増えやすくなります。4機種のうちシャープ CV-S180、コロナ CD-H1024、YAMAZEN EDC-H601の3台がコンプレッサー式で、アイリスオーヤマ IJH-L160だけがハイブリッド式です。
主に暖かい季節を中心に使うならコンプレッサー式の3機種が候補になり、一年を通して安定した除湿力を重視するならハイブリッド式のIJH-L160が候補になるでしょう。
定格除湿能力
1日あたりの除湿能力: 16 L
1日あたりの除湿能力: 11 L
1日あたりの除湿能力: 9 L
1日あたりの除湿能力: 5 L
除湿能力は、部屋の広さの目安(畳数)と、1日にどれだけの水分を取り除けるか(L)を示した値です。数字が大きいほど、広い部屋や湿気の多い環境でも除湿しやすくなります。
1日あたりの除湿能力は、CV-S180が16L、IJH-L160が11L、CD-H1024が9L、EDC-H601が5Lです。数値が大きいCV-S180は、湿気がこもりやすい広めの部屋や湿度の高い時期の連続運転に余裕を持って対応しやすく、数値が小さいEDC-H601は、対応できる範囲が限られる分、コンパクトな空間向けの使い方になるといえます。
リビングなど広めの空間や鉄筋住宅で使うならCV-S180、洗面所や個室など限られた空間で使うならEDC-H601が候補になるでしょう。
衣類乾燥時間
衣類乾燥運転で、洗濯物が乾くまでにかかる時間の目安です。
IJH-L160は55分、CV-S180は約80分、CD-H1024は約87分です。IJH-L160はCV-S180より25分、CD-H1024より32分短く仕上がり、部屋干しの時間をできるだけ短くしたい家庭ほど、この差は体感しやすくなるはずです。
洗濯から乾燥までの時間をとにかく短くしたいなら、IJH-L160の55分が目を引く数字ではないでしょうか。
運転音
運転音の大きさをdB(デシベル)で表した数値で、数字が小さいほど静かになります。
CV-S180は除湿・衣類乾燥とも風量の強弱によって36〜52dBまで幅があり、弱運転や除湿時であれば夜間でも使いやすい値になります。CD-H1024は除湿時36〜39dB、衣類乾燥時41dBとまとまっており、強弱による変化がそれほど大きくありません。IJH-L160は低騒音モード時で38dBという値が示されており、静かさを重視した使い方を選べます。
就寝中や隣室に音を響かせたくない場面では、CV-S180の弱運転、CD-H1024の除湿時、IJH-L160の低騒音モードと、それぞれの静かな値を目安にすると選びやすくなりますね。
ルーバー・送風
ルーバーは風の吹き出し口の角度を変える部分で、除湿された風をどこまで届けられるかに関わります。
CV-S180は左右に横幅約165cm、上下に縦幅約190cmまでスイングし、部屋全体に風を行き渡らせやすい構造です。CD-H1024は上下・後方・ワイド・スポットと風向きのパターンを選べるため、設置場所や狙いたい範囲に合わせて向きを調整しやすくなります。IJH-L160とEDC-H601は上下90度前後の可動域で、風向きの調整はシンプルです。
部屋の広い範囲に風を届けたいならCV-S180、置き場所に合わせて風向きを細かく選びたいならCD-H1024が候補になるでしょう。
質量
質量は、EDC-H601が10.8kg、CD-H1024が12kg、CV-S180が16.5kg、IJH-L160が19kgです。軽い機種ほど部屋から部屋へ持ち運びながら使う際の負担は小さくなりますが、この中で最も軽いEDC-H601は1日あたりの除湿能力も4機種で最も小さい5Lですから、軽さと除湿能力はあわせて見ておく必要があるでしょう。
洗面所やクローゼットなど置き場所を変えながら使いたいならEDC-H601やCD-H1024の軽さが扱いやすく、据え置きで広い範囲をしっかり除湿したいならCV-S180やIJH-L160の重さは受け入れやすくなるはずです。
除湿能力でみる部屋の広さとの相性
4機種の1日あたりの除湿能力を並べると、シャープ CV-S180 が16L、アイリスオーヤマ IJH-L160 が11L、コロナ CD-H1024 が9L、YAMAZEN EDC-H601 が5Lという順になります。木造60Hzの対応畳数で見ると、CV-S180は23畳まで対応するのに対し、EDC-H601は7畳までとなっており、その差は16畳分にもなります。
部屋の広さや洗濯物の量が多い家庭ほど、この除湿能力の差は乾きやすさに直結するでしょう。
除湿方式については、IJH-L160だけがハイブリッド式を採用しており、CV-S180・CD-H1024・EDC-H601の3機種はコンプレッサー式です。最も除湿能力が高いCV-S180は木造23畳(60Hz)まで対応する一方、質量は16.5kgとなっています。
最も除湿能力が低いEDC-H601は木造7畳(60Hz)までの対応ですが、質量は10.8kgと4機種の中で最も軽くなっています。広い部屋でしっかり除湿したいのか、身軽に持ち運びたいのかによって、選ぶべき機種の候補は変わってくるのではないでしょうか。
衣類乾燥にかかる時間
衣類乾燥にかかる時間は、シャープ CV-S180 が約80分、アイリスオーヤマ IJH-L160 が55分、コロナ CD-H1024 が約87分となっています。最も短いIJH-L160と最も長いCD-H1024の差は32分あり、洗濯物を乾かしてから取り込むまでの待ち時間として考えると、この差は1回あたりでも小さくありません。
毎日部屋干しをする家庭では、この32分の差が積み重なっていくはずです。
IJH-L160はハイブリッド式を採用しており、55分という乾燥時間の短さが際立っています。一方でCV-S180は除湿能力の高さを備えながら乾燥時間は約80分となっており、除湿能力の高さと乾燥時間の短さが必ずしも一致しているわけではありません。
乾燥にかかる時間を最優先するか、除湿できる範囲の広さを優先するかで、選ぶ基準が変わってきますね。
運転音とルーバーの動き
除湿(強)運転時の音は、コロナ CD-H1024 が39/39dB(50Hz/60Hz)、シャープ CV-S180 が43/41dBとなっており、同じ強運転でもコロナのほうが低い数値です。CV-S180は衣類乾燥(弱)運転で39/37dBまで下がる一方、(強)運転では52/52dBまで上がるため、運転の強さによって音の大きさに幅が出ます。
アイリスオーヤマ IJH-L160 は低騒音モード時に38dBという数値が示されており、CV-S180の(弱)運転やCD-H1024の(弱)運転と近い水準です。
ルーバーの動きについては、CV-S180が左右に約165cm、上下に約190cmという広い範囲をカバーするのに対し、IJH-L160とYAMAZEN EDC-H601 は上下に90度動く仕様です。CD-H1024は上下・後方・ワイド・スポットと風向きの切り替え方が複数用意されています。
部屋の隅々まで風を届けたいのか、決まった方向にしっかり風を当てたいのかによって、使い勝手の感じ方は変わってくるでしょう。
本体の重さと持ち運びやすさ
本体の質量は、YAMAZEN EDC-H601 が10.8kg、コロナ CD-H1024 が12kg、シャープ CV-S180 が16.5kg、アイリスオーヤマ IJH-L160 が19kgの順に並びます。最も軽いEDC-H601と最も重いIJH-L160の差は8.2kgあり、持ち上げて移動させる場面を考えると、この差は日々の負担の大きさに直結するはずです。
質量が最も軽いEDC-H601は、1日あたりの除湿能力も5Lと4機種の中で最も低くなっています。反対に除湿能力が16Lと最も高いCV-S180は、質量16.5kgとなっています。
もっとも、質量が最も重いIJH-L160は19kgですが、除湿能力は11LとCV-S180より低く、重さと除湿能力が単純に比例しているわけではありません。部屋から部屋へ頻繁に動かして使いたいのか、一部屋に据え置いて使うのかを考えたうえで、重さと除湿能力のバランスを見て選んでみてください。
まとめ
4.5Lタンクの4機種は、除湿能力・乾燥時間・運転音・重さのどこを優先するかによって選ぶ機種が変わります。部屋から部屋へ持ち運んで使いたい場合は、質量10.8kgと最も軽いYAMAZEN EDC-H601が向いているといえます。
除湿能力の広さや乾燥の速さを重視する場合は、それぞれの数値を見比べたうえで、暮らし方に合う一台を選ぶことになります。
目的別に選ぶなら
部屋から部屋へ移して使いやすい軽さがほしい
YAMAZEN EDC-H601
| 質量 | 10.8 kg |
|---|
YAMAZEN EDC-H601 の質量は10.8kgで、4機種の中で最も軽く、次に軽いコロナ CD-H1024 の12kgより1.2kg軽くなっています。除湿機を一部屋に置きっぱなしにせず、洗濯物を干す部屋や使いたい部屋に合わせて動かす使い方をする場合、この軽さは持ち上げるたびの負担の差として積み重なっていくのではないでしょうか。
片手でも持ち運びやすい重さなので、複数の部屋で使い回したい人におすすめします。
どれを選ぶべきか
シャープ除湿機 2024年モデル(CV-S180)
シャープ CV-S180 はコンプレッサー式で、1日あたりの除湿能力は16Lと4機種の中で最も高く、木造20/23畳・鉄筋40/45畳(50/60Hz)まで対応します。ルーバーは左右に約165cm、上下に約190cmという広い範囲をカバーするので、部屋の広い範囲に風を届けたい場合に力を発揮するでしょう。
一方で質量は16.5kgあり、コロナ CD-H1024 やYAMAZEN EDC-H601 と比べると持ち運びの負担は大きくなります。
アイリスオーヤマIJH-L160
アイリスオーヤマ IJH-L160 はハイブリッド式を採用しており、衣類乾燥にかかる時間は55分で、シャープ CV-S180 の約80分やコロナ CD-H1024 の約87分より短くなっています。低騒音モード時の運転音は38dBという数値が示されており、夜間に乾燥運転を使いたい場面で参考になるはずです。
ただし質量は19kgと4機種の中で最も重く、1日あたりの除湿能力も11LとCV-S180の16Lより5L少ないため、部屋を移動させながら使うよりも置き場所を決めて使う人に向いています。
コロナ除湿機 2024年モデル(CD-H1024)
コロナ CD-H1024 はコンプレッサー式で、除湿(強)運転時の音は39/39dB(50Hz/60Hz)となっており、シャープ CV-S180 の(強)43/41dBより低い数値です。ルーバーは上下・後方・ワイド・スポットと切り替えられるため、風を当てたい場所を細かく変えたい人に向いているといえます。
一方で衣類乾燥にかかる時間は約87分で、IJH-L160の55分より32分長く、1日あたりの除湿能力も9LとCV-S180の16Lより7L低くなっています。
YAMAZENEDC-H601
YAMAZEN EDC-H601 はコンプレッサー式で、質量10.8kgと4機種の中で最も軽く、部屋を移動させながら使いたい人に向いています。ルーバーは上下に約90度動かせるので、置いた場所からある程度風向きを調整できるでしょう。
一方で1日あたりの除湿能力は5Lで、CV-S180の16Lより11L低く、木造6/7畳・鉄筋13/14畳(50/60Hz)までの対応となるため、広い部屋でまとめて除湿したい場合には不向きです。



