7Lクラスの衣類乾燥除湿機 徹底比較 2026年版|除湿力・乾燥時間・排水タンクで選ぶ5機種
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今回比較するのはこちらの5機種
シャープ除湿機 2026年モデル(CV-U71)
CV-U71はコンプレッサー方式を採用し、消費電力を抑えながら除湿を行う製品です。設置面積はほぼA4サイズに収まるため、洗濯物を干すスペースが限られた部屋でも置きやすくなっています。
温度・湿度センサーで室内の状態を見ながら運転する自動運転を備えており、本体にホースをつなげば水を捨てずに24時間連続で排水しながら使い続けられるでしょう。部屋干しした衣類の臭いは、プラズマクラスターの働きで抑えられます。
独自の機能
- プラズマクラスター部屋干しした衣類のイヤな臭いを抑制する機能で、適用床面積の目安は約8畳です。
- 自動運転温度・湿度センサーで室内の状態を見ながら、効率よく乾燥・除湿するように運転を切り替える機能です。
- 連続排水内径15mmの市販ホースを本体につなぐことで、排水タンクを空にする手間をかけずに24時間排水し続けられる機能です。
- チャイルドロック子どもが誤って操作パネルに触れても運転が変わらないようにする機能です。
コロナCD-P6326
アイリスオーヤマIJC-P70
YAMAZENEDC-H601
シロカE5(SDC-10D181)
項目ごとの比較
定格除湿能力
1日あたりの除湿能力: 5.9 L
1日あたりの除湿能力: 5 L
1日あたりの除湿能力: 8.5 L
除湿能力は、決められた条件のもとで1日に取り除ける水分の量を表した数値です。数値が周波数ごとに分かれているのは、地域によって電源周波数(50Hz/60Hz)が異なるためです。
数値が大きい機種ほど、同じ時間でより多くの湿気を取り除くことができます。一方で洗濯物の量が少なかったり部屋が狭かったりする場合は、数値が小さい機種でも十分に対応できることがあるかもしれません。
1日あたりの除湿能力は、シロカが8.5Lともっとも大きく、シャープが50Hz6.3L・60Hz7.1L、コロナが50Hz5.6L・60Hz6.3L、アイリスオーヤマが5.9L、YAMAZENが5Lです。洗濯物の量が多い家庭や湿気がこもりやすい部屋で使うなら、この数値が大きい機種ほど余裕を持って使えるはずです。
除湿可能面積の目安
60Hz: 9~18畳(15~30㎡)
プレハブおもに11畳(18m2)
木造7~鉄筋14畳(12~23m2)
60Hz:
プレハブおもに12畳(20m2)
木造8~鉄筋16畳(13~26m2)
除湿可能面積の目安は、木造や鉄筋といった建物の構造ごとに、どの程度の広さの部屋を想定した数値かを示したものです。
面積の目安が広い機種は、リビングなど広い部屋でも湿度を下げやすくなります。ただし実際の効き方は部屋の気密性や湿気の量によっても変わるため、目安の数値だけで体感の差がすべて決まるわけではありません。
シャープは50Hzで8~16畳(13~26㎡)、60Hzで9~18畳(15~30㎡)です。コロナはプレハブ住宅でおもに11畳(50Hz)・12畳(60Hz)、木造~鉄筋では7~14畳(50Hz)・8~16畳(60Hz)という目安が示されています。部屋の畳数がこの範囲に近いほど、うたわれている除湿効果を発揮しやすくなるでしょう。
本体の大きさ
本体の大きさは、設置スペースを検討するときの目安になる幅・奥行き・高さの数値です。
幅や奥行きが小さい機種は、洗面所や部屋の隅など限られたスペースにも置きやすくなります。高さがある機種は置き場所によっては圧迫感が出ることもありますが、その分だけ本体を横に広げずに設置できるのです。
シャープは幅303mm・奥行203mm・高さ524mmで、コロナは幅220mm・奥行330mm・高さ515mmです。設置スペースが横長か縦長かによって、どちらの幅と奥行きのバランスが収まりやすいか比べてみてください。
衣類乾燥時間
衣類乾燥時間は、決められた条件で洗濯物を乾かすのにかかる時間の目安です。
時間が短いほど、洗濯から乾燥までを早く終えられ、部屋干し特有のにおいも抑えやすくなります。ただし乾燥時間は洗濯物の量や素材によって変わるため、目安の数値がそのまま毎回の実際の時間になるとは限りません。
アイリスオーヤマは157分、シャープは約167分です。差は10分で、少しでも早く乾かし切りたい人はアイリスオーヤマの数値を目安にしてみてください。
消費電力(衣類乾燥)
消費電力は、衣類乾燥運転中に機器が使う電力の大きさを示す数値です。
消費電力が小さいほど、同じ時間運転したときの電気代の負担は小さくなります。一方で消費電力の大小だけでは乾燥にかかる時間まではわからないため、電力と時間の両方を合わせて見る必要がありますね。
コロナは50Hzで160W、60Hzで180Wです。シャープは50Hzで205W、60Hzで210Wで、コロナより電力は大きくなっています。
消費電力(除湿)
消費電力は、除湿運転中に機器が使う電力の大きさを示す数値です。
消費電力が小さいほど、長時間つけっぱなしにしたときの電気代を抑えやすくなります。ただし除湿能力や部屋の広さとのバランスもあるため、電力の大小だけで効率の良し悪しが決まるわけではありません。
コロナは50Hzで160W、60Hzで180Wです。シャープは50Hzで205W、60Hzで210Wで、コロナより電力は大きくなっているのです。
運転音
強:40/40
弱:36/36
除湿:
強:38/38
弱:36/36
衣類消臭:
強:39/39
弱:27/27
衣類乾燥時: 50Hz:38dB / 60Hz:36dB
運転音は、機器がどれくらいの大きさの音を立てて動くかを示す数値(dB)です。
数値が小さいほど、就寝中や在宅ワーク中でも音が気になりにくくなります。強弱の切り替えができる機種は、パワフルに乾かしたい場面と静かに使いたい場面を使い分けられるという良さもあるでしょう。
シャープは衣類乾燥の弱運転で36dB、除湿の弱運転で36dB、衣類消臭の弱運転では27dBまで下がります。コロナは衣類乾燥時が50Hzで38dB・60Hzで36dB、シロカは除湿の弱運転で35dB以下、衣類乾燥のターボ運転で50dB以下という数値が示されています。静かさを重視するなら、弱運転時の数値が小さい機種ほど寝室などでも使いやすいはずです。
排水タンク容量
排水タンクは、除湿で集めた水を溜めておくパーツで、容量が大きいほど水を捨てに行く頻度を減らせます。
タンク容量が大きい機種は、満水になるまでの間隔が長くなるぶん、こまめに水を捨てる手間が減ります。ただしタンクが大きいと、水を溜めた状態で持ち運ぶときに重くなりやすいという面もあるのです。
YAMAZENが4.5Lともっとも大きく、コロナが約3.5L、シロカが2.8L、シャープとアイリスオーヤマがともに約2.5Lです。水を捨てる頻度を減らしたい人ほど、タンク容量の大きい機種が向いています。
ルーバー・送風
ルーバーは送風の向きを変える羽根のことで、上下や左右にどの程度動かせるかによって風の届く範囲が変わります。
可動範囲が広いルーバーは、洗濯物の位置に合わせて風向きを細かく調整しやすくなります。手動での調整は設定の手間がかかるものの、いったん決めた風向きを固定したまま安定して使えるという面もありますね。
アイリスオーヤマは上下に水平~90°、YAMAZENは上下に~90度動かせます。シャープとコロナは上下方向に手動で動かすタイプで、シロカは上下に動くルーバーが備わっています。
使用可能温度
使用可能温度は、機器を安全に運転できる周囲の気温の範囲を示しています。
範囲が広い機種は、寒い時期や暑い時期でも運転を続けやすくなります。範囲が狭い機種は、極端に寒い部屋や暑い場所では運転を控える必要が出てくることがあるでしょう。
シャープは4~38℃、コロナは約5℃~40℃の範囲で使用できます。下限はシャープの方が1℃低く寒い環境でも動かしやすく、上限はコロナの方が2℃高く暑い時期でも運転を続けやすくなっています。
質量
質量が軽い機種は、部屋間の移動や持ち上げての水捨てがしやすくなります。重い機種は移動の負担が増える一方で、置いたときに安定しやすいという面もあるでしょう。
コロナが7.7kgともっとも軽く、アイリスオーヤマ8.3kg、シャープ約9.6kg、YAMAZEN10.8kg、シロカ13.4kgと続きます。部屋を移動させながら使いたい人ほど、軽い機種を選ぶと扱いやすくなりますよ。
1日あたりの除湿能力と使える広さの目安
1日あたりの除湿能力を比べると、SDC-10D181が8.5Lでいちばん大きく、次いでCV-U71が50Hzで6.3L、60Hzで7.1Lです。CD-P6326は50Hzで5.6L、60Hzで6.3L、IJC-P70は5.9L、EDC-H601は5Lで、同じ7Lクラスの中でも数値には幅があるのです。
洗濯物の量が多い家庭や、部屋干しの湿気をしっかり取りたい人は、この数値が大きい機種を選ぶと除湿にかかる時間を短くできるでしょう。
畳数の目安では、SDC-10D181が木造10/13畳、鉄筋20/25畳、CV-U71が50Hzで8~16畳、60Hzで9~18畳、CD-P6326が50Hzでプレハブ11畳・木造7~鉄筋14畳、IJC-P70が木造7/9畳・鉄筋15/18畳、EDC-H601が木造6/7畳・鉄筋13/14畳です。使う部屋の広さがこの目安に近いか離れているかで、除湿にかかる負担の感じ方が変わってきますよね。
乾燥時間・消費電力・運転音の違い
衣類乾燥にかかる時間はCV-U71が約167分、IJC-P70が157分です。差は10分ですが、毎日洗濯機を回す家庭にとっては、乾燥が終わるまで待つ時間として積み重なっていくのではないでしょうか。
消費電力はCV-U71が衣類乾燥時も除湿時も50Hzで205W・60Hzで210W、CD-P6326が50Hzで160W・60Hzで180Wです。50Hz同士で比べると45W、60Hz同士で比べると30Wの差があり、長時間運転する家庭ほど、この差は電気代の感じ方に表れてきます。
運転音は、CV-U71が衣類乾燥時に強で40/40dB・弱で36/36dB、除湿時に強で38/38dB・弱で36/36dB、CD-P6326が衣類乾燥時に50Hzで38dB・60Hzで36dB、SDC-10D181が除湿の弱運転で35dB以下、衣類乾燥のターボ運転で50dB以下です。就寝中や在宅ワーク中にも運転したい人は、弱運転や除湿運転の数値を目安にすると音の感じ方を確認しやすくなります。
本体の大きさと置き場所
本体の外形寸法は、幅がCD-P6326で220mm、CV-U71で303mm、奥行がCV-U71で203mm、CD-P6326で330mm、高さがCD-P6326で515mm、CV-U71で524mmです。幅はCD-P6326がCV-U71より83mm小さく、奥行はCV-U71がCD-P6326より127mm小さく、高さはCD-P6326がCV-U71より9mm小さい数値になります。
置き場所の候補が壁際の狭いスペースなら幅が小さいCD-P6326が収まりやすく、奥行きの浅い棚下や家具の隙間に置きたいならCV-U71の203mmという奥行きが収まりやすくなるでしょう。置きたい場所の形に合わせて、幅と奥行のどちらを優先するかを決めてみてください。
IJC-P70は8.3kg、EDC-H601は10.8kg、SDC-10D181は13.4kgです。数値が大きくなるほど、持ち上げたり動かしたりする場面での負担も大きくなるはずです。
まとめ
排水の回数を減らしたい人にはEDC-H601、部屋から部屋へ移して使いやすい軽さを求める人にはCD-P6326が向いています。1日あたりの除湿能力はSDC-10D181が8.5Lでいちばん大きく、衣類乾燥にかかる時間はIJC-P70が157分、CV-U71が約167分です。
5機種は除湿能力から質量まで数値の幅が大きいので、部屋の広さや置き場所に合わせて重視する数値を決めると選びやすくなります。
目的別に選ぶなら
排水の回数を減らしたい
YAMAZEN EDC-H601
| 排水タンク容量 | 4.5 L |
|---|
EDC-H601の排水タンク容量は4.5Lで、5機種の中でいちばん大きい容量です。次に大きいCD-P6326の約3.5Lと比べても1L多く入るため、満水になるまでの間隔を延ばせて、外出中や夜間に運転しても排水のタイミングを気にする回数を減らせます。
梅雨時や部屋干しで毎日運転を続ける家庭ほど、この差はタンクを空にする手間の少なさとして効いてくるのではないでしょうか。
部屋から部屋へ移して使いやすい軽さがほしい
コロナ CD-P6326
| 質量 | 7.7kg |
|---|
CD-P6326の質量は7.7kgで、5機種の中でいちばん軽い数値です。次に軽いIJC-P70の8.3kgとの差は0.6kgですが、洗濯物を干す部屋や物干しの近くまで持ち運ぶ動作を毎回繰り返すことを考えると、この軽さは運びやすさとして体感しやすい差になるでしょう。
部屋を移動させながら使うことが多い人ほど、日々の負担の少なさとして表れます。
どれを選ぶべきか
シャープ除湿機 2026年モデル(CV-U71)
CV-U71の1日あたりの除湿能力は50Hzで6.3L、60Hzで7.1Lです。この数値は7Lクラスの中でも高めなので、部屋干しの量が多い家庭でもしっかり乾かしたい人に向いているといえます。
一方で衣類乾燥にかかる時間は約167分と、IJC-P70の157分より10分長く、質量も約9.6kgとCD-P6326の7.7kgより重いため、毎日場所を移して使うより、置き場所を決めて使う人に合うのではないでしょうか。
コロナCD-P6326
CD-P6326は質量7.7kgと5機種の中でいちばん軽く、本体の幅もCV-U71の303mmより83mm小さい220mmです。部屋を移動させながら使いたい人や、収納スペースが限られている人に向いているといえるでしょう。
1日あたりの除湿能力は50Hzで5.6L、60Hzで6.3Lで、CV-U71の6.3L/7.1Lよりは少なめなので、除湿の力強さよりも取り回しのよさを優先したい人向けの一台です。
アイリスオーヤマIJC-P70
IJC-P70の衣類乾燥時間は157分で、CV-U71の約167分より10分短い数値です。洗濯から乾燥までを早く終わらせたい人に向いていますね。
1日あたりの除湿能力は5.9Lで、質量は8.3kgとCD-P6326の7.7kgより重くEDC-H601の10.8kgより軽い中間的な一台なので、乾燥の速さを優先しつつ持ち運びもある程度考えたい人に合うはずです。
YAMAZENEDC-H601
EDC-H601の排水タンク容量は4.5Lで、5機種の中でいちばん大きい数値です。毎日運転しても排水の頻度を抑えたい人に向いています。
ただし1日あたりの除湿能力は5Lと5機種の中でいちばん小さい数値で、質量も10.8kgとCD-P6326やIJC-P70より重いため、除湿の力強さや軽さよりも、タンクを空にする手間の少なさを優先したい人向けの一台といえるでしょう。
シロカE5(SDC-10D181)
SDC-10D181の1日あたりの除湿能力は8.5Lで、5機種の中でいちばん大きい数値です。畳数の目安は木造10/13畳、鉄筋20/25畳で、部屋全体をしっかり除湿したい人に向いています。
一方で質量は13.4kgと5機種の中でいちばん重く、排水タンクも2.8LとEDC-H601の4.5Lより少ないため、置いたまま動かさずに使う人向けの一台ですね。



