12Lクラスの衣類乾燥除湿機 徹底比較 2026年版|除湿力・乾燥時間・排水タンクで選ぶ5機種
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今回比較するのはこちらの5機種
シャープHYBRID365 2026年モデル(CV-UH160)
オールシーズン・ハイブリッド方式を採用し、気温に左右されずに1年を通して除湿運転を行える製品です。フルパワーで運転しているときも音を抑えた設計になっています。
部屋干しした衣類のにおいのもとをすばやく消臭し、付着した菌やウイルスにも作用するのです。取り出しや排水がしやすい感動タンクなど、使いやすさに配慮した工夫も備えています。
独自の機能
- オールシーズン・ハイブリッド方式気温に左右されず、1年中除湿運転ができる方式です。
- 感動タンク取り出しも排水もスムーズに行える排水タンクです。
- プラズマクラスター部屋干し衣類のにおいや、付着した菌・ウイルスに作用します。
- エコ自動運転効率よく運転して電気代を抑える自動運転です。
パナソニック除湿機 2024年モデル(F-YEX120B)
F-YEX120Bは、2つの冷却機構で除湿するエコ・ハイブリッド方式を採用した衣類乾燥除湿機です。ヒーターの代わりに内部に2つの除湿のしくみを持ち、季節に合わせて風量を調整することで一年を通して除湿運転ができるとされています。
異なるスピードでスイングする2つのルーバーが洗濯物と洗濯物の間まで風を送り、吹き出し口から高さ50cmの位置で約165cmのワイド送風幅を実現しているのが特徴です。あわせて「ナノイーX 48兆」を搭載しており、部屋干しした衣類の除菌に対応しています。
独自の機能
- エコ・ハイブリッド方式消費電力の大きいヒーターの代わりに2つの除湿のしくみを内部に備え、季節に合わせて風量を調整しながら一年中除湿運転ができます。
- ツインルーバーによるワイド送風異なるスピードでスイングする2つのルーバーが洗濯物の間に風を送り、吹き出し口から高さ50cmの位置で約165cmの送風幅を届けます。
- エコナビ/カラッとセンサー洗濯物の量に応じて乾き具合を予測し、必要な分だけ運転して自動で停止します(最長約15時間で停止)。
- ナノイーX 48兆部屋干しした衣類を除菌する機能で、衣類乾燥除湿機として初めて日本アトピー協会推薦品に認定されています。
コロナ除湿機 2026年モデル(CD-WH1226)
三菱電機除湿機 2026年モデル(MJ-M120ZX)
アイリスオーヤマIJC-M120
項目ごとの比較
除湿方式
除湿のしくみの違いを示す項目です。表ではコンプレッサー式や、複数の方式を組み合わせたハイブリッド方式などの名称で示されています。
一般にコンプレッサー式は気温が高い時期の除湿力を発揮しやすく、方式を組み合わせたタイプは季節や湿度に応じて運転を切り替えられるとされています。
方式を基準に選びたい場合は、コンプレッサー式の三菱電機・アイリスオーヤマと、ハイブリッド方式のパナソニックが比較の対象になりますね。
定格除湿能力
60Hz:12.5L/日[消費電力225W]
1日あたりの除湿能力: 11 L
1日あたりの除湿能力: 12 L
1日あたりに取り除ける水分量の目安で、50Hzと60Hzで数値が分かれているのは東日本と西日本で電源周波数が違うためです。
数値が大きいほど短時間で多くの湿気を取り除けますが、同じ機種でも周波数によって数値が変わるため、自宅の地域に対応する数値で比べておきましょう。三菱電機とアイリスオーヤマは畳数表記も併記されており、部屋の広さと結びつけてイメージしやすくなっています。
1日あたりの除湿能力は、シャープの60Hzが15L/日、パナソニックの50Hzが10.5L/日で、表の中では幅のある数値になっています。
本体の大きさ
本体の幅・奥行き・高さの数値で、置く場所に収まるかどうかの判断に使います。
幅や奥行きが小さいほど設置スペースが限られた場所にも置きやすくなりますが、その分タンク容量など他の仕様との兼ね合いで大きさが決まっている場合もあるようです。
シャープは幅365mm・奥行245mm・高さ660mm、パナソニックは幅370mm・奥行225mm・高さ583mm、コロナは幅378mm・奥行235mm・高さ657mmです。
除湿可能面積の目安
60Hz: 19~38畳(31~63㎡)
50Hz:13畳(22㎡)
60Hz:16畳(26㎡)
プレハブ:
50Hz:20畳(33㎡)
60Hz:24畳(40㎡)
鉄筋:
50Hz:27畳(44㎡)
60Hz:32畳(52㎡)
プレハブおもに21畳(35m2)
木造14~鉄筋28畳(23~46m2)
60Hz:
プレハブおもに23畳(38m2)
木造15~鉄筋30畳(25~50m2)
その除湿機で対応する部屋の広さの目安で、木造・プレハブ・鉄筋といった建物の構造によって同じ機種でも数値が変わります。
面積の目安が広いほど部屋全体を意識した使い方に向きますが、狭い部屋で使うのであればこの数値の大小が使い勝手を左右するとは限りません。
面積の目安が示されているのはシャープ・パナソニック・コロナの3機種で、三菱電機とアイリスオーヤマはこの項目の記載がないのです。
衣類乾燥時間
音ひかえめ: 120分
決められた条件のもとで衣類を乾かすのにかかる時間の目安です。
時間が短いほど部屋干し特有のにおいを抑えやすくなりますが、パナソニックのように速乾90分・音ひかえめ120分とモードで時間が変わる機種では、速さと静かさのどちらを優先するか選ぶことになるでしょう。
シャープは約54分、三菱電機は約105分と明記されています。コロナとアイリスオーヤマはこの項目の記載がないため、比較の対象にはできません。
消費電力(衣類乾燥)
50Hz:205W
60Hz:225W
音ひかえめ:
50Hz:190W
60Hz:205W
衣類乾燥モードで運転しているときに使う電力の大きさです。
数値が大きいほど乾燥中に使う電力は増えますが、乾燥時間の長さとあわせて見る必要があり、消費電力が小さくても時間が長ければ結果として使う電力量は増えるのです。
消費電力が明記されているのはシャープ・パナソニック・コロナの3機種で、シャープは50Hzで680W、コロナは50Hzで595Wです。
消費電力(除湿)
50Hz:205W
60Hz:225W
自動:
50Hz:190W
60Hz:205W
弱:
50Hz:185W
60Hz:200W
除湿運転をしているときに使う電力の大きさです。
数値が小さいほど連続運転時に使う電力は抑えられますが、除湿の強さを上げると数値も上がる関係にあります。
シャープは50Hzで275W、コロナは50Hzで295Wです。パナソニックは運転の強さによって50Hzで185W〜205Wの幅があります。
運転音
速乾:43/43
夜干し:38/38
音控えめ:35/35
除湿:
強:41/41
音控えめ:35/35
衣類ケア:
強:43/43
弱:27/27
50Hz:49dB
60Hz:49dB
音ひかえめ:
50Hz:41dB
60Hz:42dB
弱:
50Hz:37dB
60Hz:37dB
衣類乾燥時: 標準 50Hz:45dB / 60Hz:45dB
運転しているときの音の大きさをdBで示した数値で、数値が小さいほど静かに感じやすくなります。
静かなモードを選べる機種は夜間や在宅ワーク中に使いやすくなりますが、静かなモードは除湿や乾燥のパワーを抑えていることが多く、静かさと乾燥の速さは引き換えになりやすい関係といえます。
シャープは衣類ケアの弱運転で27/27dBという静かな数値がある一方、速乾では43/43dBまで上がります。コロナは除湿の連続運転で38dB、パナソニックは弱運転で37dBです。
排水タンク容量
除湿した水を溜めるタンクの容量です。
タンクが大きいほど水を捨てに行く回数を減らせますが、満水時に持ち運ぶ水の重さも増えます。
コロナが約5.5Lで最も大きく、次いでシャープが約4.0L、アイリスオーヤマが4L、パナソニックが約3.2L、三菱電機が3Lです。水を捨てる頻度を減らしたい人にはコロナが向いているでしょう。
ルーバー・送風
スイング: ●上吹き・ワイド・スポット
送風の向きをどれだけ自動で調整できるかを示す項目です。
上下左右に自動で首振りできるタイプは部屋全体や干した衣類全体に風を当てやすくなりますが、手動での調整が必要なタイプは自分で向きを合わせる手間が生まれます。
シャープは上下左右とも自動、コロナは上下オート・左右手動、アイリスオーヤマは上下のみと明記されています。
使用可能温度
周囲の気温が何度から何度までの環境で使えるかを示す数値です。
使用可能な温度の幅が広いほど、真冬や梅雨時など季節を問わず使いやすくなりますね。
シャープは1~38℃(ヒーターON時)、コロナは約5°C~40°Cと明記されています。
質量
軽いほど部屋間の移動や持ち運びが楽になりますが、その軽さがタンク容量など他の仕様との兼ね合いで決まっている場合もあるので、一概にはいえません。
パナソニックが13.0kgで最も軽く、シャープが約16.2kgで最も重い数値です。
除湿能力と使える部屋の広さ
12Lクラスとひとくくりにされていても、定格の除湿能力には幅があります。CV-UH160は50Hzで12.5L/日、60Hzで15L/日といちばん高い数値です。
F-YEX120Bは50Hzで10.5L/日、60Hzで12.5L/日で、CV-UH160の50Hz時の数値と比べると2L/日の差があり、洗濯物の量が多い家庭や梅雨時にまとめて乾かしたい家庭ほど、乾き切るまでの時間の違いとして感じやすくなるでしょう。CD-WH1226は50Hzで11.0L/日、60Hzで12.0L/日、MJ-M120ZXは1日あたり11L、IJC-M120は1日あたり12Lで、いずれも12Lクラスの中では標準的な数値といえます。
畳数の目安を見ると、CV-UH160は50Hzで16~32畳、60Hzで19~38畳です。この範囲の広さは、リビングと隣接する部屋をまとめて除湿したいときの目安になりますね。
F-YEX120Bは木造なら50Hzで13畳、60Hzで16畳、プレハブなら50Hzで20畳、60Hzで24畳で、木造の住宅で使う場合はこの畳数を基準に置き場所を考えることになるはずです。MJ-M120ZXは木造14畳・15畳、鉄筋28畳・30畳、IJC-M120は木造15畳・鉄筋30畳という畳数が示されており、CD-WH1226はプレハブでおもに21畳、木造から鉄筋で14~28畳という範囲です。
衣類乾燥にかかる時間と運転音
部屋干しの乾き時間は、CV-UH160が梅雨時の条件で約54分、MJ-M120ZXが約105分です。同じ「乾かす」という目的でも、この差は51分あります。
忙しい朝に洗濯物を乾かしてから出かけたい家庭にとって、この差はそのまま身支度に使える時間の差になるのではないでしょうか。F-YEX120Bは速乾モードで90分、音を抑えたモードでは120分かかり、モードによって時間と音のどちらを優先するか選べる作りです。
運転音について、CD-WH1226は除湿の連続運転で38dBという静かな数値を示しており、就寝中に除湿だけを続けたい場合に気になりにくい水準といえます。CV-UH160は音控えめの設定なら乾燥・除湿とも35dBまで下がりますが、速乾設定では衣類乾燥時に43dBまで上がります。
F-YEX120Bも速乾では49dBですが、音ひかえめでは41~42dBに下がるので、状況に応じて切り替えてみてください。MJ-M120ZXは衣類乾燥標準で49dB、除湿の弱運転で39dBです。
本体の大きさと重さ、排水タンクの容量
設置面積に直結する本体のサイズにも差があります。幅はCV-UH160が365mmといちばん小さく、CD-WH1226は378mmです。
奥行と高さはF-YEX120Bがそれぞれ225mm、583mmといちばん小さく、洗面所や脱衣所のように奥行きに余裕がない場所に置く場合、この数値が効いてきます。
本体の重さは持ち運びのしやすさに直結するので、置き場所を変える機会が多い人ほど気にしておきたいところです。F-YEX120Bは13.0kgでいちばん軽く、CV-UH160は約16.2kgといちばん重い数値で、その差は約3.2kgです。
部屋ごとに移動させて使う人ほど、この差を持ち上げるたびに感じることになるでしょう。
排水タンクの容量は、水を捨てる手間の頻度を左右します。CD-WH1226は約5.5Lで自動停止する設計で、5機種の中でいちばん大きい数値です。
IJC-M120は4L、CV-UH160は約4.0L、F-YEX120Bは約3.2L、MJ-M120ZXは3Lで、CD-WH1226との差はいちばん大きいところで2.5Lあります。まとまった洗濯物を乾燥させ続ける家庭では、この差がタンクを捨てに行く回数の差になるはずです。
まとめ
12Lクラスの衣類乾燥除湿機を5メーカーから1機種ずつ並べると、除湿能力や衣類乾燥にかかる時間、排水タンクの容量に機種ごとの違いがあります。排水の回数を減らしたい人にはCD-WH1226が向いており、部屋から部屋へ移動させて使いたい人にはF-YEX120Bの軽さが役立ちます。
どの数値を優先するかによって、選ぶべき機種は変わってくるのです。
目的別に選ぶなら
排水の回数を減らしたい
コロナ 除湿機 2026年モデル(CD-WH1226)
| 排水タンク容量 | 約5.5Lで自動停止 |
|---|
CD-WH1226は排水タンクの容量が約5.5Lで、いっぱいになると自動で運転が止まる設計です。5機種の中でいちばん大きく、次に大きいIJC-M120の4Lとの差は1.5Lあります。
洗濯物をまとめて乾燥させ続けたい家庭では、この差がタンクを捨てに行く回数の差になり、外出前や就寝前にタンクを気にする頻度を減らせるでしょう。
部屋から部屋へ移して使いやすい軽さがほしい
パナソニック 除湿機 2024年モデル(F-YEX120B)
| 質量 | 13.0kg |
|---|
F-YEX120Bは質量が13.0kgで、5機種の中でいちばん軽い数値です。次に軽いCD-WH1226・MJ-M120ZXの13.5kgとの差は0.5kgで、高さも583mm、奥行も225mmといちばん小さい部類に入ります。
洗濯物を干した部屋に合わせて本体を運びたい人にとって、この軽さと小ささは持ち上げるたびの負担を減らしてくれるはずです。
どれを選ぶべきか
シャープHYBRID365 2026年モデル(CV-UH160)
CV-UH160は定格除湿能力が50Hzで12.5L/日、60Hzで15L/日と5機種の中でいちばん高い数値です。衣類乾燥時間も梅雨時の条件で約54分と短く、早く乾かしたい人におすすめします。
ただし質量は約16.2kgと5機種の中でいちばん重く、部屋を移動させながら使うには持ち運びの負担が大きくなるでしょう。
パナソニック除湿機 2024年モデル(F-YEX120B)
F-YEX120Bは質量13.0kg、高さ583mm、奥行225mmとコンパクトで軽く、置き場所を選びにくい人に向いています。速乾モードなら衣類乾燥時間は90分で、消費電力を抑えた音ひかえめモードも選べますね。
ただし定格除湿能力は50Hzで10.5L/日、60Hzで12.5L/日と5機種の中では控えめな数値です。
コロナ除湿機 2026年モデル(CD-WH1226)
CD-WH1226は排水タンクが約5.5Lで自動停止する設計で、水を捨てる頻度を抑えたい人に向いているといえます。除湿を連続運転させたときの運転音は38dBと静かな数値で、就寝中に使いたい人にも合うはずです。
衣類乾燥時の消費電力は50Hzで595W、60Hzで645Wで、風向ルーバーは上下・左右ともに自動で動くので部屋の隅々まで風を届けやすい作りです。
三菱電機除湿機 2026年モデル(MJ-M120ZX)
MJ-M120ZXは木造14畳・15畳、鉄筋28畳・30畳という畳数で除湿の目安が示されており、部屋の広さをイメージしやすい表示になっています。ワイド送風は上下160°、左右100°まで角度を変えられるので、洗濯物を広い範囲に干す人にも向いているでしょう。
衣類乾燥時間は約105分で、CV-UH160の約54分と比べると51分長くかかります。
アイリスオーヤマIJC-M120
IJC-M120は木造15畳・鉄筋30畳、1日あたり12Lという除湿能力の目安が示されており、5機種の中でも標準的な数値です。排水タンクは4Lで、CD-WH1226の約5.5Lには届かないものの、こまめに空にする手間はある程度抑えられるのではないでしょうか。
ルーバーは上下方向に動く作りで、必要な機能を絞って選びたい人に向いています。



