23畳用のエアコン 徹底比較 2026年版|期間消費電力量と本体の重さで見比べる23畳用6機種
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今回比較するのはこちらの6機種
パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-716DEX2)
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-XK7127D)
東芝大清快 2025年モデル(RAS-V712DR)
三菱電機霧ヶ峰 2025年モデル(MSZ-R7126S)
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U71RL2)
ダイキンエアコン 2026年モデル(S716ATCP)
項目ごとの比較
畳数の目安
冷房対応畳数(目安): 冷房30畳まで (20~30畳)
暖房対応畳数(目安): 暖房23畳まで (19~23畳)
冷房対応畳数(目安): 冷房30畳まで (20~30畳)
暖房対応畳数(目安): 暖房23畳まで (19~23畳)
冷房対応畳数(目安): 冷房30畳まで (20~30畳)
暖房対応畳数(目安): 暖房23畳まで (19~23畳)
冷房対応畳数(目安): 冷房30畳まで (20~30畳)
暖房対応畳数(目安): 暖房23畳まで (19~23畳)
畳数: 20~30畳(32~49m²)
冷房対応畳数(目安): 冷房30畳まで (20~30畳)
暖房対応畳数(目安): 暖房23畳まで (19~23畳)
冷房と暖房で対応できる広さが別々に示されていて、6機種とも冷房は20~30畳、暖房は19~23畳です。暖房の方が上限が小さいため、23畳という目安は冬の暖房に合わせた数字として受け取ると分かりやすくなります。
表記が違うだけで、6機種の値は同じです。部屋の広さでは差が付かないので、ほかの項目で比べてみましょう。
冷房時の消費電力
暖房時の消費電力
通年エネルギー消費効率(APF)
1年を通して冷房と暖房に使ったとき、使った電気に対してどれだけ冷やしたり暖めたりできたかを示す値です。数値が大きいほど、同じ快適さを少ない電気で得られます。
APFが高い機種は、毎日エアコンを使う家庭ほど電気の使用量を抑えられるはずです。6機種は5.9の3機種と、4.7・4.5の3機種にはっきり分かれていて、その差は最大1.4です。APFが低い側の機種にも空気清浄やセンサーなどの機能は示されているため、省エネを最優先にするか、ほかの機能を優先するかで選ぶ機種が変わってきます。
日立 RAS-XK7127D、東芝 RAS-V712DR、シャープ AY-U71RL2の3機種が5.9で並んでいます。冷暖房を長時間使う家庭では、この3機種から選ぶと効率の面で損をしないでしょう。
期間消費電力量
決められた条件で1年間冷房と暖房を使ったときに、どれだけの電力量を使うかを示す値です。電気代の差を考えるときに、最も直接の手がかりになる項目です。
日立 RAS-XK7127D、東芝 RAS-V712DR、シャープ AY-U71RL2の2276kWhに対し、パナソニック CS-716DEX2とダイキン S716ATCPは2984kWhで、1年あたり708kWhの差があります。三菱電機 MSZ-R7126Sの2857kWhとの間でも581kWhの差があります。この差は使う年数が長くなるほど積み重なるので、何年も同じ部屋で使い続ける家庭ほど重く見るべき項目ですね。
期間消費電力量が小さいのは日立 RAS-XK7127D、東芝 RAS-V712DR、シャープ AY-U71RL2の3機種です。リビングで毎日長く使うなら、この3機種が有力な候補になるでしょう。
省エネ基準達成率
国が定めた省エネの目標値に対して、その機種がどこまで達しているかを割合で示した値です。100%を超えていれば目標を上回っていて、下回っていれば目標に届いていないことを意味します。
日立 RAS-XK7127Dは107%で、6機種の中で唯一目標を上回っています。東芝 RAS-V712DRとシャープ AY-U71RL2は100%でちょうど目標に達しており、三菱電機 MSZ-R7126Sは79%、パナソニック CS-716DEX2とダイキン S716ATCPは76%です。目標に届いていない機種を選ぶと、省エネの点では譲ることになるわけです。
省エネ性能を重く見るなら日立 RAS-XK7127Dがいちばん上にあり、東芝 RAS-V712DRとシャープ AY-U71RL2がそれに続きます。期間消費電力量の結果とも並びが合っているので、省エネ重視ならこの3機種で考えるとよいでしょう。
電源
6機種とも200Vの電源を使う機種で、家庭用の一般的な100Vのコンセントにはそのままでは差し込めません。エルバー型は200Vのコンセントの形の名前で、設置する部屋に200Vのコンセントがあるかどうかが取り付けの前提になります。
表記が違うだけで、6機種とも200Vで値は同じです。電源の条件で選ぶ機種が変わることはないでしょう。
室内機の質量
室内機が軽いほど、取り付ける壁にかかる負担が小さくなり、取り付け作業も進めやすくなります。いちばん軽いパナソニック CS-716DEX2の11.5 kgと、いちばん重い東芝 RAS-V712DRの20 kgでは8.5 kgの差があります。ただし、重さそのものは冷暖房の力や省エネ性を示すものではなく、重い機種が劣っているという意味にはなりません。
室内機が軽いのはパナソニック CS-716DEX2とダイキン S716ATCPです。壁の強さに不安がある部屋では、この2機種が取り付けやすい候補になるはずです。
室外機の質量
室外機が軽いほど、ベランダに置く場合の床への負担や、壁や屋根に金具で取り付ける場合の負担が小さくなります。いちばん軽い三菱電機 MSZ-R7126Sの36 kgと、いちばん重い東芝 RAS-V712DRの49 kgでは13 kgの差があります。地面に直接置く設置であれば、この差が問題になる場面は多くないでしょう。
室外機が軽いのは三菱電機 MSZ-R7126Sで、パナソニック CS-716DEX2とダイキン S716ATCPの39 kgが続きます。室外機を壁掛けや屋根置きにする予定がある家では、この3機種を選ぶと設置の自由度が高くなります。
空気清浄・イオンの仕組み
脱臭: ○
イオン機能: ナノイーX
PM2.5対応: ○
イオン機能: プラズマイオン
除菌: ○
PM2.5対応: ○
脱臭: ○
除菌: ○
エアコンの風の通り道で空気中の汚れやにおいを減らしたり、イオンを放出したりする機能です。専用の空気清浄機ほどではなくても、部屋の空気を気にする家庭にとっては選ぶ材料になります。
パナソニック CS-716DEX2は除菌と脱臭にナノイーX、日立 RAS-XK7127Dは空気清浄とPM2.5対応にプラズマイオン、東芝 RAS-V712DRは空気清浄・除菌・PM2.5対応・脱臭、ダイキン S716ATCPは空気清浄と除菌が示されています。
PM2.5への対応を求めるなら日立 RAS-XK7127Dと東芝 RAS-V712DR、においを気にするならパナソニック CS-716DEX2と東芝 RAS-V712DRに、それぞれその機能が示されています。イオン機能を指名して選びたい人には、ナノイーXのパナソニック CS-716DEX2とプラズマイオンの日立 RAS-XK7127Dが候補になるでしょう。
除湿・再熱除湿
再熱除湿: ○
除湿は部屋の湿気を取る運転で、再熱除湿は湿気を取るために冷やした空気を温め直してから部屋に戻す方式です。再熱除湿は室温を下げにくいので、梅雨時の肌寒い日でも部屋を冷やしすぎずに湿気だけを取れます。
再熱除湿は冷えすぎを防げる反面、空気を温め直す分だけ電気を多く使う傾向があります。蒸し暑い日には通常の除湿でも十分な場面が多く、再熱除湿が役立つのは気温が低くて湿度だけが高い日でしょう。
日立 RAS-XK7127Dは再熱除湿が明記されています。梅雨時に室温を下げずに部屋干しの湿気を取りたい人は、日立 RAS-XK7127Dが選びやすい機種ですね。
センサー
人のいる場所や日差しの具合を読み取り、風向きや運転の強さを自動で調整するための装置です。人感センサーは人がいないときの無駄な運転を減らし、日射や明るさのセンサーは日の当たり方で変わる暑さ寒さに合わせる役目を持ちます。
パナソニック CS-716DEX2は人の在・不在を見るひと・ものセンサーと日射センサー、日立 RAS-XK7127Dは日射センサーと人感センサーをまとめたくらしセンサーを持っています。東芝 RAS-V712DRは日あたり(明るさ)センサー、三菱電機 MSZ-R7126Sはムーブアイが示されています。センサーの名前が同じ役割を指しているとは限らないため、何を読み取るかが書かれている機種の方が、働きを具体的に想像しやすいのではないでしょうか。
人の在・不在と日差しの両方を読み取ることが示されているのは、パナソニック CS-716DEX2と日立 RAS-XK7127Dです。人の出入りが多く日当たりの変わるリビングで自動運転に任せたい人には、この2機種が合うはずです。
内部の清潔・カビ対策
内部乾燥: ○
内部乾燥: ○
自動熱交換器洗浄は、冷たい空気や暖かい空気をつくる熱交換器についた汚れを自動で洗い流す機能です。内部乾燥は、冷房や除湿のあとに本体の中を乾かし、カビのもとになる湿気を残しにくくする機能です。
熱交換器の洗浄は、汚れがたまりにくくなるため、においが出にくくなり、冷暖房の効きも落ちにくくなります。内部乾燥は、運転を止めたあともしばらく本体が動き続けます。停止ボタンを押してもすぐには静かにならず、その間も電気を使うので覚えておきましょう。
この項目は6機種の優劣を決めるものではないので、どれを選ぶかの決め手にはしません。期間消費電力量や本体の重さなど、ほかの項目で比べてみてください。
期間消費電力量ではっきり二つのグループに分かれます
6機種を期間消費電力量で並べると、2276kWhの日立 RAS-XK7127D・東芝 RAS-V712DR・シャープ AY-U71RL2と、2857kWhの三菱電機 MSZ-R7126S、2984kWhのパナソニック CS-716DEX2・ダイキン S716ATCPに分かれます。上位グループと下位グループの間には、最大で708kWhの開きがあります。
広いリビングは冷やすのも暖めるのも時間がかかるので、この差は使う時間が長いほど電気代に大きく響くはずです。
APFで見ても、上位3機種は5.9、MSZ-R7126Sは4.7、CS-716DEX2とS716ATCPは4.5です。5.9と4.5の差は1.4あり、同じ広さの部屋を冷暖房するときに、どれだけ電力を効率よく使えるかに大きな違いが出ます。
電気代を気にするなら、まず上位3機種から候補を絞るのが合理的でしょう。
冬の暖房時の消費電力には大きな開きがあります
暖房時の消費電力は、RAS-XK7127Dが2140W、AY-U71RL2が2150、RAS-V712DRが2300W、S716ATCPが2500W、CS-716DEX2とMSZ-R7126Sが3200Wです。いちばん低いRAS-XK7127Dと3200Wの2機種では、1060Wの差があります。
寒い朝に部屋を一気に暖めるような使い方では、この差がそのまま電力の使い方の違いになるわけです。
冷房時の消費電力は、RAS-XK7127Dが2340Wで、2850WのCS-716DEX2やMSZ-R7126Sより510W低くなっています。冷房でも暖房でも、期間消費電力量の少ない機種が消費電力も低い傾向にあります。
夏も冬も長時間エアコンを使うリビングなら、どちらの季節でも上位の機種が有利になるはずです。
省エネ性能の高い機種ほど本体が重くなります
室内機の質量は、CS-716DEX2が11.5 kg、S716ATCPが12 kg、MSZ-R7126Sが15 kg、RAS-XK7127Dが17 kg、RAS-V712DRが20 kgです。室外機も、MSZ-R7126Sの36 kgからRAS-V712DRの49 kgまで13 kgの幅があります。
省エネ性能で上位に入る日立と東芝の2機種は、室内機も室外機も重い側に入っています。
つまり、省エネ性能と本体の軽さはトレードオフになりやすいということですね。室内機を取り付ける壁の強さや、室外機を置くベランダ・架台の条件に不安がある家では、重さも機種選びの判断材料に加えておくと、設置のときに慌てずに済みます。
6機種とも同じ広さの部屋と200V電源を前提にしています
6機種とも、冷房は20~30畳、暖房は23畳までを目安にした23畳用で、AY-U71RL2も暖房19~23畳、冷房20~30畳という同じ範囲に収まっています。そのため、どの機種を選んでも、想定している部屋の広さに差はありません。
違いが出るのは、その広さをどれだけ少ない電力で冷暖房できるかという点でしょう。
電源も6機種とも200Vで、AY-U71RL2は単相 200V-20Aとなっています。今のリビングにある電源が200Vに対応していれば、どの機種でも同じ条件で比べられます。
部屋の広さと電源の条件が同じなので、最終的には期間消費電力量と本体の重さのどちらを重く見るかで選ぶ機種が決まってきます。
まとめ
電気代を抑えたいなら、期間消費電力量が2276kWhで並ぶ日立 RAS-XK7127D、東芝 RAS-V712DR、シャープ AY-U71RL2の3機種から選ぶのが近道です。省エネ性能をいちばん重視するなら、省エネ基準達成率が107%(2027年度)で6機種の中で最も高い日立 RAS-XK7127Dが第一候補になります。
ただし、省エネ性能の高い機種ほど室内機と室外機が重くなる傾向があるので、取り付ける壁や設置場所の条件もあわせて考えておきましょう。
目的別に選ぶなら
電気代を抑えたい
日立 ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-XK7127D)
東芝 大清快 2025年モデル(RAS-V712DR)
シャープ エアコン 2026年モデル(AY-U71RL2)
| 期間消費電力量 | 2276kWh(JIS C 9612:2013) |
|---|
RAS-XK7127D、RAS-V712DR、AY-U71RL2の3機種は、期間消費電力量がいずれも2276kWhです。次に少ないMSZ-R7126Sの2857kWhより581kWh少なく、CS-716DEX2やS716ATCPの2984kWhと比べると708kWhの差があります。
広いリビングで冷房も暖房も長い時間使う家庭ほど、この差は毎月の電気代にはっきり表れてくるでしょう。
省エネ性能の高いものがほしい
日立 ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-XK7127D)
| 省エネ基準達成率 | 107%(2027年度) |
|---|
RAS-XK7127Dの省エネ基準達成率は107%(2027年度)で、次に高いRAS-V712DRの100%(2027年度)を7%上回っています。暖房時の消費電力も2140Wと6機種の中でいちばん低く、冬の立ち上がりで電力を多く使う場面でも負担を抑えやすい機種です。
2027年度の基準を超える性能がほしい人にとっては、6機種の中で唯一の選択肢になるはずです。
どれを選ぶべきか
パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-716DEX2)
室内機の質量が11.5 kgと6機種の中でいちばん軽いので、室内機を取り付ける壁への負担をなるべく小さくしたい人に向いています。一方で、期間消費電力量は2984kWh、省エネ基準達成率は76%(2027年度)で、どちらも6機種の中で最も不利な水準です。
暖房時の消費電力も3200Wと大きいため、冬に長時間暖房を使う家庭では電気代が高くなりやすい点を覚悟しておいたほうがよいでしょう。
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-XK7127D)
省エネ基準達成率107%(2027年度)と、暖房時の消費電力2140Wはどちらも6機種の中で最も良い値です。電気代を抑えつつ、とにかく省エネ性能の高い1台を選びたい人に向いています。
ただし、室内機は17 kg、室外機は44 kgあり、CS-716DEX2と比べると室内機で5.5 kg重くなるので、取り付ける壁の強さは事前に確かめておきたいところです。
東芝大清快 2025年モデル(RAS-V712DR)
期間消費電力量2276kWh、APF5.9、省エネ基準達成率100%(2027年度)と、省エネの面では上位グループに入ります。電気代を抑えたいものの、日立 RAS-XK7127D以外の選択肢も比べたい人に向いているのではないでしょうか。
気をつけたいのは重さで、室内機20 kg、室外機49 kgはどちらも6機種の中で最も重く、設置場所に余裕が必要になります。
三菱電機霧ヶ峰 2025年モデル(MSZ-R7126S)
室外機の質量が36 kgと6機種の中でいちばん軽いので、ベランダなど室外機を置く場所の条件が厳しい家に向いています。期間消費電力量は2857kWhで、CS-716DEX2やS716ATCPより127kWh少なく済みます。
ただし、上位3機種と比べると581kWh多く、暖房時の消費電力も3200Wと大きいため、電気代を重視する人には物足りない機種といえます。
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U71RL2)
期間消費電力量2276kWh、APF5.9、省エネ基準達成率100%と、省エネの面では日立 RAS-XK7127Dや東芝 RAS-V712DRと同じ上位グループに入ります。暖房時の消費電力も2150で、冬場の電力も抑えやすい機種です。
ダイキンエアコン 2026年モデル(S716ATCP)
室内機が12 kgと軽く、暖房時の消費電力は2500Wで、同じ期間消費電力量のCS-716DEX2より700W低く抑えられています。軽い室内機を選びたい一方で、冬の暖房時の電力もある程度抑えたい人に向いているといえます。
ただし、期間消費電力量は2984kWh、省エネ基準達成率は76%(2027年度)で6機種の中で最も不利なので、電気代を最優先する人には向きません。



