徹底比較で選ぶ理由が、しっかりわかる

エアコン

10畳用のエアコン 徹底比較 2026年版|暖房の余力と電気代で選ぶ10畳用6機種

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今回比較するのはこちらの6機種

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)

シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)

シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)

ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)

ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)

三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)

三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)

日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)

日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)

東芝RAS-2816TM

東芝RAS-2816TM

項目ごとの比較

畳数の目安

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)適用畳数: 10畳
畳数の目安: 8~12畳(13~19平方メートル)
畳数の目安: 9~11畳(15~18平方メートル)
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)畳数: 8~10畳(13~16m²)
畳数: 8~12畳(13~19m²)
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)畳数目安: おもに10畳用
冷房対応畳数(目安): 冷房12畳まで (8~12畳)
暖房対応畳数(目安): 暖房10畳まで (8~10畳)
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)畳数目安: おもに10畳用
冷房対応畳数(目安): 冷房12畳まで (8~12畳)
暖房対応畳数(目安): 暖房10畳まで (8~10畳)
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)畳数目安: おもに10畳用
冷房対応畳数(目安): 冷房12畳まで (8~12畳)
暖房対応畳数(目安): 暖房10畳まで (8~10畳)
東芝RAS-2816TMおもに10畳用

畳数の目安は、その機種が冷暖房できるとされる部屋の広さを示す数値です。設置する部屋の広さがこの範囲に収まっているかどうかの参考になります。

示されている畳数の範囲が広いほど、部屋の広さに多少の余裕があっても対応しやすくなります。

6機種はいずれも主に10畳向けの製品です。設置する部屋が10畳前後であれば、この項目の違いを大きく気にする必要はありません。

暖房能力

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)4.0(0.8~7.3)kW
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)3.6(0.4~5.4)
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)3.6kW
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)3.6kW
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)3.6kW
東芝RAS-2816TM3.6kW

暖房能力は、標準的な条件でどれだけの熱量を室内に送り込めるかを表す数値です。数値が大きいほど、同じ広さの部屋をより力強く暖められます。

暖房能力が高いほど、真冬の寒い日や部屋の断熱条件が厳しい場合でも暖まりやすくなります。一方で能力が抑えめの機種でも、標準的な使用条件では十分な場合が多く、必ずしも余力の大きさが必要とは限りません。

パナソニックは暖房能力が4.0kWともっとも高く、他の5機種はいずれも3.6kWです。差は0.4kWで、寒さが厳しい地域や断熱に不安がある部屋では、パナソニックの方が余力を持って暖められるでしょう。

冷房時の消費電力

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)620(130~1000)W
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)580(110~980)
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)750W
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)580W
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)580W
東芝RAS-2816TM720W

冷房時の消費電力は、冷房運転をしているときに機器が使う電力の目安です。カッコ内の数値は、運転の強さに応じて変化する範囲を示しています。

消費電力が高い機種は、その分強い出力を出せる余地がありますが、運転時に使う電気の量も増えやすくなります。消費電力が低い機種は電気の使用量を抑えやすい一方、出力の余力は控えめになる場合があります。

冷房時の消費電力はダイキンが750Wともっとも高く、シャープ・三菱電機・日立が580Wともっとも低くなっています。電気の使用量を抑えたい人は、消費電力が低めの機種を見てみましょう。

暖房時の消費電力

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)980(135~2940)W
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)780(90~1480)
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)865W
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)710W
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)760W
東芝RAS-2816TM865W

暖房時の消費電力は、暖房運転をしているときに機器が使う電力の目安です。カッコ内の数値は、運転の強さに応じて変化する範囲を示しています。

消費電力が高いほど、暖房の立ち上がりや厳しい寒さの中でパワーを出しやすくなりますが、電気の使用量も増える傾向があります。低い機種は電力を抑えやすい分、パワーの余力は控えめになります。

暖房時の消費電力はパナソニックが980Wともっとも高く、三菱電機が710Wともっとも低くなっています。差は270Wで、パワーを重視するならパナソニック、電力を抑えたいなら三菱電機が候補になるはずです。

通年エネルギー消費効率(APF)

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)5.6
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)6.6
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)5.7(JIS C 9612:2013)
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)6.9(JIS C 9612:2013)
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)6.2(JIS C 9612:2013)
東芝RAS-2816TM5.7(JIS C 9612:2013)

APF(通年エネルギー消費効率)は、冷房と暖房を合わせて1年間使ったときの運転効率を示す指標です。数値が大きいほど、使った電力に対して多くの冷暖房の効果を得られることを表します。

APFが高い機種は、年間を通じた運転効率が良いとされますが、この数値だけでは1年間に実際どれくらいの電力を使うかまでは分かりません。効率の指標として参考にしつつ、次に示す期間消費電力量と合わせて見ると、より具体的な使用量のイメージがつかめるはずです。

APFの数値そのもので順位をつけるよりも、次の期間消費電力量の方が年間の電力使用量を考えるうえでの目安になります。

期間消費電力量

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)946kWh
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)802kWh
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)929kWh(JIS C 9612:2013)
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)768kWh(JIS C 9612:2013)省エネ
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)854kWh(JIS C 9612:2013)
東芝RAS-2816TM929kWh(JIS C 9612:2013)

期間消費電力量は、決められた条件で冷房と暖房を1年間使ったと仮定したときの電力量の目安です。数値が小さいほど、年間を通じた電気の使用量が少ないことを表します。

期間消費電力量が小さいほど、1年を通じた電気の使用量は少なくなり、電気代の負担も抑えやすくなります。一方で暖房能力が高い機種は消費電力量も大きくなる傾向があり、パナソニックは暖房能力が4.0kWと6機種の中で最も大きい分、期間消費電力量も946kWhと最も多くなっているわけです。

期間消費電力量がもっとも少ないのは三菱電機の768kWhで、もっとも多いパナソニックの946kWhとの差は178kWhです。年間の電気使用量を抑えたい人は三菱電機、暖房のパワーを優先したい人はパナソニックが候補になるでしょう。

省エネ基準達成率

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)記載なし
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)100%
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)86%(2027年度)
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)104%(2027年度)
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)100%(2027年度)
東芝RAS-2816TM86%(2027年度)

省エネ基準達成率は、国が定めた省エネ基準に対して、その機種がどれだけ達成しているかを示す割合です。100%が基準ちょうどの達成で、100%を超えると基準を上回っていることになります。

達成率が高い機種ほど、定められた省エネ基準に対して余裕を持って作られていることになります。ただしこの割合だけで、実際に使ったときの電気代の差まで分かるわけではありません。

6機種の中では三菱電機が104%ともっとも高く、シャープと日立は100%、ダイキンと東芝は86%です。基準に対する余裕を重視するなら三菱電機が候補になるでしょう。

電源

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)電源: 単相200V
電源プラグ: 室外直結
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)単相 100V-15A
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)100V 平行型
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)100V アイエル型
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)100V アイエル型
東芝RAS-2816TM100V 平行型

電源は、エアコンを動かすために必要な電気の種類を示す項目です。設置する部屋のコンセントの種類によって、対応できる機種が変わります。

パナソニックは単相200Vで、室外機に直接配線する方式のため、200V対応の配線が必要になります。他の5機種は単相100Vなので、一般的な100Vコンセントがあればそのまま使える点で設置のハードルが低くなりますよね。

200V対応の配線を用意できる場合はパナソニックも選べますが、それ以外の5機種は100V対応なので、既存の100Vコンセントでそのまま使えます。

室内機の質量

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)13.5kg
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)記載なし
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)10.5 kg
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)16 kg
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)9 kg
東芝RAS-2816TM10 kg

室内機の質量が重いほど、取り付ける壁にかかる負荷や設置作業の手間が増えることがあります。軽い機種はその分設置の自由度が上がりやすくなります。

室内機がもっとも軽いのは日立の9kgで、もっとも重いのは三菱電機の16kgです。差は7kgあるので、設置する壁の条件が気になる場合は質量も確かめておいてください。

室外機の質量

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)36kg
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)記載なし
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)25 kg
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)33 kg
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)34 kg
東芝RAS-2816TM28.5 kg

室外機の質量が重いほど、設置する場所の強度や設置スペースの条件がシビアになることがあります。軽い機種はその分、設置場所の選択肢が広がりやすくなります。

室外機がもっとも軽いのはダイキンの25kgで、もっとも重いのはパナソニックの36kgです。差は11kgあるので、設置場所の条件が厳しい場合は質量が軽い機種の方が選択肢が広がるでしょう。

空気清浄・イオンの仕組み

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)ナノイーX(48兆)
空気清浄フィルター(PM2.5対応)
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)記載なし
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)空気清浄: ○
除菌: ○
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)除菌: ○
脱臭: ○
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)記載なし
東芝RAS-2816TM記載なし

空気清浄やイオンの機能は、運転中に室内の空気をきれいにしたり、においなどを抑えたりする各社の技術です。

パナソニックはナノイーXと空気清浄フィルターを備えており、においや汚れの対策をしながら運転できます。ダイキンは空気清浄と除菌の機能を、三菱電機は除菌と脱臭の機能を備えており、それぞれ狙う効果の方向性が少し異なるのがわかります。

空気清浄やイオン関連の機能を重視するなら、ナノイーXと空気清浄フィルターを備えるパナソニック、除菌と空気清浄の機能があるダイキン、除菌と脱臭の機能がある三菱電機が候補になります。

除湿・再熱除湿

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)2モード除湿
除湿/除湿弱
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)記載なし
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)○
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)除湿: ○
再熱除湿: ○
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)○
東芝RAS-2816TM○

除湿は室内の湿度を下げる機能です。再熱除湿は、除湿しながら室温が下がりすぎないように温め直す方式で、冷え過ぎが気になる季節に使いやすくなります。

再熱除湿に対応していると、除湿運転中の室温低下を抑えながら湿度だけを下げやすくなりますが、その分運転にかかる電力は増える傾向があります。除湿のみの機種は仕組みがシンプルな分、消費電力を抑えやすくなるわけです。

三菱電機は除湿に加えて再熱除湿にも対応しており、除湿中の室温低下を抑えたい人に向いています。パナソニックは除湿と除湿弱の2モードを備え、湿度の下げ方を調整したい人に使いやすい仕様です。

センサー

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)記載なし
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)記載なし
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)記載なし
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)ムーブアイmirA.I.+ エモコアイ
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)くらしセンサー(日射センサー)
東芝RAS-2816TM記載なし

センサーは、室内にいる人の位置や日射の状態などを感知して、風向きや運転の強さを自動で調整するための装置です。

感知する対象が具体的に示されていると、その情報をもとにした自動調整のイメージがつかみやすくなります。ただし感知する対象や仕組みは機種によって異なるため、名称だけで細かさの優劣を比べることはできません。

比較表で具体的なセンサー名が記載されているのは、三菱電機の「ムーブアイmirA.I.+ エモコアイ」と日立の「くらしセンサー(日射センサー)」です。それぞれ人の位置や日射を感知する機能として表に記載されています。

内部の清潔・カビ対策

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)ナノイーX(48兆)
空気清浄フィルター(PM2.5対応)
シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)記載なし
ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)内部乾燥: ○
三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)内部乾燥: ○
日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)自動熱交換器洗浄: ○
東芝RAS-2816TM内部乾燥: ○

内部乾燥や熱交換器洗浄は、運転を止めたあとにエアコン内部を乾かしたり洗浄したりして、内部でカビが発生しにくい状態を保つための機能です。

内部を乾燥・洗浄する仕組みがあると、フィルター掃除だけでは届きにくい内部の清潔さを保ちやすくなります。ただし対策の対象は機種によって異なり、内部を乾燥させるものと熱交換器そのものを洗浄するものとでは、アプローチが違うので比べてみてください。

ダイキン・三菱電機・東芝の3機種は「内部乾燥:○」、日立は「自動熱交換器洗浄:○」と、それぞれ内部の清潔さを保つための機能が表に記載されています。パナソニックは「ナノイーX(48兆)」と「空気清浄フィルター(PM2.5対応)」が記載されており、内部乾燥・洗浄とは別の切り口の機能として示されています。

暖房の余力で選ぶ

6機種の暖房能力を見ると、パナソニックCS-286DY2だけが4.0(0.8~7.3)kWで、ほかの5機種はそろって3.6kWです。同じ10畳用として選ばれているエアコンの中でも、CS-286DY2にはこの0.4kWの上乗せがあり、外気温が下がる真冬の朝など、部屋を素早く暖めたい場面での余力になります。

一方で、暖房時の消費電力もCS-286DY2は980(135~2940)Wと6機種の中でいちばん高くなっています。暖房の立ち上がりを重視した分だけ、電力も多く使う設計になっているとみることができるでしょう。

寒さの厳しい地域や部屋で使うのでなければ、ほかの5機種の3.6kWでも10畳の暖房には対応できます。

電気代で選ぶ

1年を通じた電気の使われ方を示す期間消費電力量は、三菱電機MSZ-ZW28F1が768kWhでもっとも少なく、次いでシャープAY-U28RLが802kWh、日立RAS-RK2827Sが854kWhと続きます。ダイキンS286ATCSと東芝RAS-2816TMはどちらも929kWhで並び、パナソニックCS-286DY2は946kWhとこの中ではもっとも多くなっています。

通年エネルギー消費効率(APF)もMSZ-ZW28F1の6.9を筆頭に、AY-U28RLの6.6、RAS-RK2827Sの6.2と続き、この順位は期間消費電力量の少なさとおおむね対応しているのがわかります。

省エネ基準達成率では、MSZ-ZW28F1が104%(2027年度)、AY-U28RLが100%、RAS-RK2827Sが100%(2027年度)と基準を満たすかそれ以上の数字を示しているのに対し、S286ATCSとRAS-2816TMはどちらも86%(2027年度)にとどまっています。年間の電気代を少しでも抑えたい家庭は、この上位3機種を中心に検討してみてください。

設置と電源で選ぶ

室外機の質量はダイキンS286ATCSの25kgがもっとも軽く、東芝RAS-2816TMの28.5kg、三菱電機MSZ-ZW28F1の33kg、日立RAS-RK2827Sの34kg、パナソニックCS-286DY2の36kgと続きます。室内機についても日立RAS-RK2827Sが9kgともっとも軽く、東芝RAS-2816TMの10kg、ダイキンS286ATCSの10.5kg、パナソニックCS-286DY2の13.5kg、三菱電機MSZ-ZW28F1の16kgという順になっています。

設置や壁掛けの作業を頼むときは、この質量の差も業者への相談材料になるはずです。

電源にも違いがあり、パナソニックCS-286DY2だけが単相200Vで室外直結という仕様です。シャープAY-U28RLは単相100V-15A、ダイキンS286ATCSと東芝RAS-2816TMは100V平行型、三菱電機MSZ-ZW28F1と日立RAS-RK2827Sは100Vアイエル型となっており、いま使っているコンセントの形や配線がどの仕様に対応しているか、購入前に確かめておきましょう。

空気の清潔さと除湿機能で選ぶ

パナソニックCS-286DY2はナノイーX(48兆)とPM2.5対応の空気清浄フィルターを備えており、この機能が内部の清潔さにも役立っています。ダイキンS286ATCSは空気清浄と除菌の機能を、三菱電機MSZ-ZW28F1は除菌と脱臭の機能をそれぞれ備えていて、どちらも内部乾燥に対応しています。

日立RAS-RK2827Sは自動熱交換器洗浄という形で内部のケアをする仕組みを持っています。

除湿では、パナソニックCS-286DY2が2モード除湿として除湿と除湿弱を使い分けられるのに対し、三菱電機MSZ-ZW28F1は除湿に加えて再熱除湿にも対応しています。センサーについては三菱電機MSZ-ZW28F1がムーブアイmirA.I.+ エモコアイを、日立RAS-RK2827Sがくらしセンサー(日射センサー)を備えており、部屋の状態に合わせて運転を細かく調整したい人には、この2機種が選択肢になるのではないでしょうか。

まとめ

寒い日の暖房に余力がほしいならパナソニックCS-286DY2、電気代を抑えたいなら三菱電機MSZ-ZW28F1が向いています。どちらも10畳用というくくりの中から選んでいますが、暖房の力を取るか、1年間の電気の使用量を取るかで、有利な機種が入れ替わります。

まず自分がどちらを優先したいかを決めてから、それぞれの機種の値を見比べてみてください。

目的別に選ぶなら

寒い日の暖房に余力がほしい

パナソニック エオリア 2026年モデル(CS-286DY2)

暖房能力4.0(0.8~7.3)kW

パナソニックCS-286DY2は暖房能力が4.0(0.8~7.3)kWで、ほかの5機種の3.6kWより0.4kW大きくなっています。この差は、外気温が下がる真冬の朝に部屋を素早く暖めたい場面や、日当たりの悪い部屋で使う場面での余力として効いてくるでしょう。

同じ10畳用の中でも暖房の立ち上がりに余裕を持たせたい人には、この機種が向いています。

電気代を抑えたい

三菱電機 霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)

期間消費電力量768kWh(JIS C 9612:2013)

三菱電機MSZ-ZW28F1は期間消費電力量が768kWhで、2番目に少ないシャープAY-U28RLの802kWhより34kWh少なくなっています。これは1年間まとめて使ったときの電気の量なので、この34kWhの差は毎年の電気代として積み重なっていきますよね。

年間を通じて使う時間が長い家庭ほど、この差が生きてくる一台です。

どれを選ぶべきか

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)

パナソニックCS-286DY2は暖房能力4.0(0.8~7.3)kWと、6機種の中でいちばん大きい暖房の余力を持っています。ただし暖房時の消費電力も980(135~2940)Wと高く、期間消費電力量も946kWhと6機種の中でもっとも多くなっているので、電気代よりも暖房のパワーを優先したい人向けといえます。

ナノイーX(48兆)とPM2.5対応の空気清浄フィルターを備え、2モード除湿として除湿と除湿弱を使い分けられる点も特徴です。

パナソニックエオリア 2026年モデル(CS-286DY2)

シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)

シャープAY-U28RLは通年エネルギー消費効率(APF)が6.6で、MSZ-ZW28F1の6.9に次ぐ高さです。期間消費電力量も802kWhとMSZ-ZW28F1に次いで少なく、省エネ基準達成率も100%に達しているので、電気代を抑えたい人の次点候補として検討しやすい機種でしょう。

シャープエアコン 2026年モデル(AY-U28RL)

ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)

ダイキンS286ATCSは室外機の質量が25kg、室内機が10.5kgと、どちらも6機種の中でいちばん軽くなっています。一方で期間消費電力量は929kWhとRAS-2816TMと並んで多いほうに入り、省エネ基準達成率も86%(2027年度)にとどまるため、電気代よりも軽さや設置のしやすさを優先したい人に向いています。

空気清浄と除菌、内部乾燥の機能を備えているので、部屋の空気やにおいのケアも合わせて期待できるかもしれません。

ダイキンエアコン 2026年モデル(S286ATCS)

三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)

三菱電機MSZ-ZW28F1は期間消費電力量768kWh、通年エネルギー消費効率(APF)6.9と、6機種の中でもっとも省エネに強い数字を持っています。ムーブアイmirA.I.+ エモコアイというセンサーを備え、除湿に加えて再熱除湿にも対応しています。

ただし室内機の質量は16kgと6機種の中でいちばん重いので、設置や壁掛け作業を依頼するときはこの点も伝えておくとよい機種です。

三菱電機霧ヶ峰 2026年モデル(MSZ-ZW28F1)

日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)

日立RAS-RK2827Sは期間消費電力量が854kWhで、MSZ-ZW28F1、AY-U28RLに次ぐ3番目の少なさです。室内機の質量も9kgと6機種の中でいちばん軽く、くらしセンサー(日射センサー)や自動熱交換器洗浄といった仕組みを備えています。

電気代の面では上位2機種にわずかに及びませんが、軽さと機能のバランスを重視する人には選びやすい一台ではないでしょうか。

日立ステンレス・クリーン メガ暖 白くまくん 2026年モデル(RAS-RK2827S)

東芝RAS-2816TM

東芝RAS-2816TMは期間消費電力量が929kWhで、S286ATCSと並んで6機種の中では多いほうに入ります。冷房時の消費電力も720W、暖房時の消費電力も865Wとどちらも高めの数字なので、電気代を優先するなら他機種のほうが有利です。

内部乾燥の機能を備えているので、使ったあとの内部の清潔さはしっかりケアしたい人におすすめします。

東芝RAS-2816TM

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