REGZA テレビ 新モデルと前モデルの違い|65Z970Rと65Z970N【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
REGZAREGZA 2025年モデル(65Z970R)
REGZAのフラッグシップ機種として、色彩表現と立体音響の両面で臨場感を高めたモデルといえます。新開発の高輝度ファインMini LED液晶と新世代AIエンジンにより、鮮やかで純度の高い映像を目指しています。
音の面では重低音立体音響システムZISとレグザイマーシブサウンド360 PROを搭載し、空間を包み込むようなサウンドを再生します。話しかけて見たい番組に出会えるレグザAIボイスナビゲーターも備えています。
独自の機能
- レグザAIボイスナビゲーター話しかけて見たい番組を探せる機能で、対話形式への対応は2025年夏にソフトウェアアップデートで追加される予定です。
- 重低音立体音響システムZIS・レグザイマーシブサウンド360 PROライブ会場のような立体的な音の広がりを再現します。
- ざんまいスマートアクセス好きなタレントが出演する番組をまとめて見つけられます。
- タイムシフトマシン録画予約をしなくても、放送された番組を後からさかのぼって視聴できます(利用には別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスクが必要です)。
前モデル(65Z970N・2024年発売)からの変更点
本体の質量はスタンド含みで33.0kgとなり、前モデル65Z970Nの39.0kgより軽くなりました。設置や向きを変えるときの取り扱いに関わる違いです。
ただし消費電力は357Wで、65Z970Nの322Wより増えており、音声の実用最大出力も合計150W(同時駆動)と65Z970Nの122W(同時駆動)より高くなっています。
REGZAREGZA 2024年モデル(65Z970N)
REGザAIエンジン「ZRα」を搭載し、深層学習を使った画像処理で映像を作り込むテレビです。新開発のMini LED液晶パネルと重低音立体音響システムZISにより、映像と音を組み合わせた視聴体験を目指しています。
別売のUSBハードディスクを追加すると、タイムシフトマシン機能で放送中の番組をあとから見返すことができるでしょう。ネット動画の視聴やゲーム機との接続にも対応した機種です。
独自の機能
- タイムシフトマシン別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスクを追加すると、録画予約なしであとから番組を見返せます。
- AIナチュラルフォーカステクノロジーPROミリ波レーダーで視聴者の位置を検出し、映像とサウンドの出方を調整します。
- レグザイマーシブサウンド360PRO重低音立体音響システムZISと組み合わせて、空間を包み込むような音の広がりを作ります。
- ネット動画バンディングスムーサーPROネット動画のほか地デジ放送やHDMI入力の映像でも、色の境目のノイズを抑えます。
前モデル(65Z970M・2023年発売)からの変更点
サウンド面では、前モデル65Z970Mの重低音立体音響システムZHDから、65Z970Nでは重低音立体音響システムZISとレグザイマーシブサウンド360PROに変わり、音声実用最大出力もJEITA基準で112Wから122Wに上がっています。HDMI入力については、4K映像の対応が120pから144pに広がりました。
一方でAV周辺機器用USB端子の定格出力は、65Z970Mの5V1.5AMAXから65Z970Nでは5V900mAMAXに下がっているので、周辺機器を使う人は確かめておきましょう。
項目ごとの比較
年間消費電力量10kWh差
定められた条件のもとで1年間テレビを使ったときに使用する電力量の目安を示した値です。
年間の消費電力量は65Z970Rが172kWh、65Z970Nが162kWhで、10kWhの差があります。1年間使い続けたときの電力量なので、日々の使用が積み重なるほど65Z970Nのほうが電力の使用量は少なく済むはずです。
電力の使用量を少しでも抑えたい人には65Z970Nをおすすめします。
省エネ基準達成率5%差
国が定めた省エネルギー基準に対して、どれだけ電力を効率的に使えているかを示した達成率です。数値が高いほど、基準に対して効率よく電力を使えていることになります。
達成率は65Z970Rが85%、65Z970Nが90%で、5ポイントの差があります。どちらも2026年度基準に対する値なので、同じ基準のもとで65Z970Nのほうが高い効率を示しているといえます。
省エネ性能を重視する人には65Z970Nが向いています。
質量 > スタンド含む6kg差
スタンドを含めた本体の重さは、65Z970Rが33.0kg、65Z970Nが39.0kgで、6.0kgの差があります。この差は設置や模様替えのときに一人で持ち上げられるかどうかに関わり、軽いほうが負担は小さくなります。
少しでも軽く、設置や移動の負担を減らしたい人には65Z970Rをおすすめします。
質量 > 本体のみ4.4kg差
壁掛け金具を使うときに耐荷重の目安となる、スタンドを外した本体だけの重さです。
本体だけの重さは65Z970Rが27.1kg、65Z970Nが31.5kgで、4.4kgの差があります。壁掛け設置を考えている場合、この重さに対応した金具や下地の強度が必要になるため、軽いほうが選べる金具の幅は広がるでしょう。
壁掛けを検討している人は、軽い65Z970Rのほうが金具選びの制約が少なくなります。
梱包時質量4.5kg差
配送や搬入のときに実際に運ぶことになる、梱包箱を含めた重さです。
梱包時の重さは65Z970Rが43.0kg、65Z970Nが47.5kgで、4.5kgの差があります。数字が大きいほど、搬入時にエレベーターや階段を使う場合の人手や手間が増えやすくなるのです。
搬入経路が狭い、あるいは自分で運び入れる予定がある人は、軽い65Z970Rのほうが負担は小さくなります。
消費電力35W差
テレビが映像を映しているときに使う電力の最大値と、電源を切って待機しているとき・特定の機能動作時に使う電力を示した値です。
映像を映しているときの消費電力は65Z970Rが357W、65Z970Nが322Wで、35Wの差があります。一方で、待機時は0.4W、機能動作時は24Wとどちらも同じ値です。この差はつけっぱなしの時間が長い家庭ほど積み重なっていきます。
視聴時間が長い家庭では、消費電力の低い65Z970Nのほうが電力の使用量を抑えやすいといえます。
パネル方式
- 4K液晶パネル(Mini LEDバックライト)
- 4K液晶パネル
- (Mini LEDバックライト)
4K液晶パネルにMini LEDバックライトを組み合わせた方式で、バックライトを細かく分割して光量を制御することで、明暗差のある映像でも黒つぶれや光もれを抑えやすくなります。
超解像技術
- AI超解像PRO/AIナチュラル フォーカス テクノロジーPRO
- (AI構図推定)
- AIナチュラル フォーカス テクノロジーPRO/超解像技術
- AI 構図推定
解像度の低い映像やノイズを含む映像を、AIなどの処理によって輪郭や質感をくっきりと見せる技術です。
65Z970Rは「AI超解像PRO」と「AIナチュラル フォーカス テクノロジーPRO」、65Z970Nは「AIナチュラル フォーカス テクノロジーPRO」と「超解像技術」という名称で機能が示されており、どちらもAI構図推定を備えています。
名称の違いだけでは技術の優劣を意味しない項目ですね。AI構図推定を備えている点はどちらも共通しています。
高コントラスト
- リアルブラックエリアコントロールPRO
- Mini LEDエリアコントロールPRO/
- Mini LED高コントラストテクノロジー
画面内の明るい部分と暗い部分の差をはっきりさせるための、バックライト制御技術です。
65Z970Rは「リアルブラックエリアコントロールPRO」、65Z970Nは「Mini LEDエリアコントロールPRO」と「Mini LED高コントラストテクノロジー」という名称でこの機能が示されています。
名称の違いはあるものの、どちらもMini LEDバックライトを生かしたコントラスト制御機能を備えている項目です。
音声実用最大出力(JEITA)
- 合計 150W(同時駆動)
- ・2wayメインスピーカー (15W+15W+15W+15W)
- ・2wayサイドスピーカー(10W+10W)
- ・トップスピーカー(10W+10W)
- ・センタースピーカー(15W+15W)
- 合計 122W(同時駆動)
- ・2wayメインスピーカー (15W+15W+10W+10W)
- ・サイドスピーカー(8W+8W)
- ・トップスピーカー(8W+8W)
- ・センタースピーカー(10W+10W)
JEITAの測定方法に基づいた、内蔵スピーカーが同時に出せる音の大きさの目安です。
合計出力は65Z970Rが150W、65Z970Nが122Wで、28Wの差があります。65Z970Rはメインスピーカーに加えてサイド・トップ・センターの各スピーカーの出力も65Z970Nより高く設定されているため、音量や音の広がりを重視する人にとって差を感じやすい項目でしょう。
映画やスポーツ中継などで音の迫力を重視する人には、出力の高い65Z970Rをおすすめします。
スピーカー(個数)
- ・2wayサイドスピーカー (フルレンジ 2個、ツィーター 2個)
- 合計 13個
- ・サイドスピーカー 2個
- 合計 11個
テレビに内蔵されているスピーカーユニットの数です。
スピーカーの合計数は65Z970Rが13個、65Z970Nが11個で、2個の差があります。65Z970Rはサイドスピーカーにフルレンジとツィーターを分けて配置しており、音の方向感や音域の分離を出しやすい構成になっています。
音の広がりや定位感を重視する人には、スピーカー数の多い65Z970Rが向いています。
レグザボイス(リモコン)
リモコンや音声で操作できる、声によるテレビ操作機能です。
65Z970Rは「レグザAIボイスナビゲーター」という名称で音声操作機能が示されています。65Z970Nは●の表示があり、同じ音声操作の対応を示す欄になっているのです。
音声操作の対応自体はどちらも示されていますが、機能の名称が具体的に示されているのは65Z970Rです。
無線LAN内蔵
無線LANを内蔵しているかどうかと、対応する通信規格を示す項目です。テレビ本体だけでネット動画や配信サービスに接続できるかどうかに関わります。
65Z970RはWi-Fi6(IEEE802.11ax)に対応しており、対応ルーターと組み合わせた場合に通信が安定しやすくなります。65Z970Nはax非対応で、規格上はacまでの対応になりますので、同時に接続する機器が多い家庭では体感できる差になるかもしれません。
無線環境を重視するなら65Z970R、有線LANでの接続を基本にするなら差を気にしなくてよい項目です。
その他 快適・便利な機能
オンタイマーやオフタイマーなど、視聴のスケジュールに関わる補助機能をまとめた項目です。
65Z970Rの表にはオンタイマー・オフタイマーに加えてスリープタイマーの記載があります。決まった時間に電源を切りたい、あるいは眠るまでの時間だけつけておきたいといった使い方をする場合に選べる設定が増えるわけです。
65Z970Rの表にはスリープタイマーの項目が挙げられています。65Z970Nはオンタイマー・オフタイマーの記載にとどまっています。
ビデオ入力端子(映像入力/音声入力)
ビデオデッキやゲーム機などをコンポジット接続でつなぐための入力端子です。HDMI端子とは別の系統になります。
65Z970Nは映像1系統・音声1系統[L+R]のビデオ入力端子を備えていますので、HDMI非対応の古い機器もそのままつなげます。65Z970Rはこの端子が「ー」となっており、古い機器を接続する場合はHDMI変換などを別途用意する必要が出てくるでしょう。
レコーダーやゲーム機などHDMI非対応の古い機器を持っているなら65Z970Nが直接つながる分だけ扱いやすく、手持ちの機器がHDMI対応のものだけであれば65Z970Rでも困りません。
レグザリモコン
型番がCT-90506とCT-90504で異なるだけで、どちらのモデルにもレグザリモコンが付属します。
画質処理と音響性能は65Z970Rで強化されています
画質処理を担う超解像技術は、65Z970Rが「AI超解像PRO」「AIナチュラルフォーカステクノロジーPRO」「AI構図推定」という組み合わせです。65Z970Nは「AIナチュラルフォーカステクノロジーPRO」「超解像技術」「AI構図推定」という組み合わせになっており、65Z970Rには「AI超解像PRO」という処理が加わっています。
高コントラストの制御も65Z970Rは「リアルブラックエリアコントロールPRO」という名称に一本化されており、65Z970Nは「Mini LEDエリアコントロールPRO」と「Mini LED高コントラストテクノロジー」の2つの技術で構成されています。細部の画質処理をどこまで気にするかで、この違いの重みは変わってくるでしょう。
音声実用最大出力は65Z970Rが合計150W、65Z970Nが合計122Wで、差は28Wです。内訳を見ると、65Z970Rの2wayサイドスピーカーはフルレンジ2個とツィーター2個の構成で、メイン・サイド・トップ・センターの各出力も65Z970Nより数値が大きくなっています。
スピーカーの総数も65Z970Rが13個、65Z970Nが11個で2個多く、内蔵スピーカーのみで視聴する人ほどこの差を感じやすいはずです。
通信規格・リモコン・入力端子にも変更があります
無線LANは65Z970RがWi-Fi6のIEEE802.11a/b/g/n/ac/axに対応しています。65Z970NはIEEE802.11a/b/g/n/acまでの対応です。
配信サービスの4K視聴やゲームのダウンロードなど通信量が多い使い方をする家庭では、新しい規格に対応している65Z970Rの方が通信の余裕という点で有利といえます。
リモコンは65Z970Rが「レグザAIボイスナビゲーター」という音声操作機能を備え、型番もCT-90506になっています。65Z970NのリモコンはCT-90504です。
またタイマー機能は65Z970Rにオンタイマー・オフタイマーに加えて「スリープタイマー」が加わっており、就寝時の自動オフを設定しやすくなっているのです。
ビデオ入力端子は65Z970Nに映像1系統、音声L+Rが1系統備わっています。65Z970Rはこの端子を備えていません。
ゲーム機やビデオデッキなど、HDMIではなくコンポジット接続で使う従来型の機器を残している家庭では、この端子の有無が買い替え後の接続方法を左右するでしょう。
設置のしやすさと電気代に関わる数値にも違いがあります
本体の重さはスタンド込みで65Z970Rが33.0kg、65Z970Nが39.0kgで、差は6kgです。本体のみでは65Z970Rが27.1kg、65Z970Nが31.5kgで、差は4.4kgとなっています。
梱包時の質量も65Z970Rが43.0kg、65Z970Nが47.5kgで、差は4.5kgです。開梱や設置、模様替えで持ち上げる作業がある家庭では、この重さの差が作業の負担に関わってくるはずです。
消費電力は65Z970Rが357W、65Z970Nが322Wで、差は35Wです。一方、1年を通じた使用を踏まえた年間消費電力量では65Z970Rが172kWh/年、65Z970Nが162kWh/年で、差は10kWhです。
省エネ基準達成率も65Z970Rが85%、65Z970Nが90%で差は5%あり、この2つの数値は65Z970Nの方が良くなっています。日々の使用でかかる電気代の目安として年間消費電力量を見るなら、65Z970Nの数値の方が小さく収まるでしょう。
まとめ
65Z970Rは2025年発売、65Z970Nは2024年発売のREGZAの同シリーズです。スピーカー出力や無線LANの規格などで新しい65Z970Rに機能追加が見られる一方、年間消費電力量と省エネ基準達成率は65Z970Nの方が良い数値を示しています。
本体の重さや消費電力にも違いがあり、どちらを選ぶかは重視するポイントによって変わってきます。
いちばん差が出る項目
年間消費電力量
65Z970N のほうが 10kWh、省エネです。
| 65Z970R | 172kWh/年 |
|---|---|
| 65Z970N | 162kWh/年 |
省エネ基準達成率
65Z970N のほうが 5%違います。
| 65Z970R | 85% (2026年度基準) |
|---|---|
| 65Z970N | 90% (2026年度基準) |
新型と旧型、どちらを買うか
REGZA65Z970R が向く人
65Z970Rが向いているのは、内蔵スピーカーの音の厚みや通信規格の新しさ、そして設置のしやすさを重視する人ではないでしょうか。合計150W・13個のスピーカー構成、Wi-Fi6対応の無線LAN、スタンド込み33.0kgという軽さが65Z970Nに対する強みになっています。
ただし年間消費電力量と省エネ基準達成率は65Z970Nより数値が大きく、ビデオ入力端子も備えていない点は選ぶ前に確認しておきたいところです。
REGZA65Z970N が向く人
65Z970Nが向いているのは、年間消費電力量や省エネ基準達成率の数値を少しでも抑えたい人です。年間消費電力量は162kWh/年、省エネ基準達成率は90%と65Z970Rより数値が良く、日々の電気代を意識する家庭には安心材料になるでしょう。
ビデオ入力端子で従来型の映像機器を接続したい人や、音声出力・Wi-Fi6対応といった追加機能よりも省エネ性能を優先したい人にも65Z970Nは選択肢になります。



