REGZA テレビは新モデルが買い?逆転する消費電力の数値を比べる|65E350Sと65E350R【2026年9月】
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今回比較するのはこちらの2機種
REGZAREGZA 2026年モデル(65E350S)
- 発売2026年7月
- パネル方式4K液晶パネル
- 画面寸法幅 142.8cm,高さ 80.4cm,対角 163.9cm
65E350Sは、4K液晶パネルと全面直下型LEDパネルモジュールを組み合わせた65V型の4Kテレビです。映像処理エンジンはレグザエンジンZRで、メーカーはこのエンジンを、高画質とスムーズな操作の両方をねらったものとして紹介しています。
音は聞き取りやすさを重視したバランスのよい音づくりで、いろいろなネット動画サービスも見られるようになっていますね。映像のシーンに応じて自動で制御し、画質を落とさずに消費電力を抑える工夫も入っています。
独自の機能
- ネット動画ビューティネット動画を見るときに、ネット動画向けの高画質処理をかけます。
- 地デジビューティ地上デジタル放送の番組に、放送向けの高画質処理をかけます。
- おまかせオートピクチャー映像の状態に合わせて、画質を自動で調整します。
- HDRオプティマイザー/HDR復元/HDRリアライザーHDR映像向けの処理を3種類備えており、HDR10、HLG HDR、Dolby Vision、HDR10+の信号に対応します。
前モデル(65E350R・2025年発売)からの変更点
2025年発売の65E350Rと比べると、消費電力は202Wから193Wになり、9W下がりました。一方で、年間消費電力量は142kWh/年から145kWh/年へ3kWh増え、省エネ基準達成率も103%から101%へ2ポイント下がっています。
付属のレグザリモコンは、型番がCT-90508からCT-90512に変わったので、買い替え時は確かめてみてください。
REGZAREGZA 2025年モデル(65E350R)
- 発売2025年10月
- パネル方式4K液晶パネル
- 画面寸法幅 142.8cm,高さ 80.4cm,対角 163.9cm
REGZA 65E350Rは、映像処理エンジンに「レグザエンジンZR」を使い、全面直下型LEDパネルモジュールを採用した65V型の4K液晶テレビです。高画質の処理と操作の快適さを両立したエンジンとして案内されており、HDR10・HLG HDR・Dolby Vision・HDR10+の各HDR信号に対応しています。
ネット動画の視聴や、Apple AirPlay 2とスクリーンミラーリングを使ったスマートフォン・タブレットの映像の表示、ゲーム向けの高速レスポンスにも対応しています。また、映像のシーンに合わせて自動で制御し、画質を保ちながら消費電力を抑える仕組みも備えているのです。
独自の機能
- ざんまいスマートアクセス好きなタレントが出演する番組を探し出したり、見たいシーンだけを選んで見たりできます。
- おすすめ番組・おまかせ録画ドラマやアニメの担当者が選んだおすすめ番組を、配信で見たり、自動で録画して見たりできます。
- オーディオキャリブレーション部屋の環境に合った音の設定を自動で行います。
- おまかせオートピクチャー視聴環境や映像に合わせて、画質を自動で調整します。
項目ごとの比較
年間消費電力量3kWh差
年間消費電力量は、決められた視聴時間や条件で1年間使ったと想定したときの電力量の合計です。毎月の電気代に近いのは、消費電力よりもこちらの値なのです。
65E350Rは65E350Sより年間で3kWh少なく、消費電力の欄とは有利な機種が逆になっています。瞬間的な電力が小さい65E350Sが、ふだんの使い方で積み上げると少し多く電気を使う計算になるわけです。ただし1年で3kWhの差なので、どちらを選んでも家計への影響はわずかです。
毎日の視聴で使う電気の量を重視するなら、65E350Rがわずかに有利でしょう。差は小さいため、この項目だけで機種を決める必要はないのです。
省エネ基準達成率2%差
省エネ基準達成率は、国が定めた省エネの目標値をどれだけ上回っているかを示す値です。100%を超えていれば基準を満たしており、数字が大きいほど省エネ性能が高いことになるわけです。
どちらも2026年度基準で100%を超えているので、基準を満たしている点は同じです。65E350Rは65E350Sより2%高く、年間消費電力量の差と同じ向きの結果になっているのです。
省エネ性能を少しでも優先したい人には65E350Rが合うでしょう。ただ、2機種とも基準は満たしているので、ほかの項目を優先して選んでも省エネ面で困ることはありません。
消費電力9W差
消費電力は、テレビが映像を映しているときに使う電力の大きさを表す値です。家庭のブレーカーや、ほかの家電と同時に使うときの電力の余裕を考える目安になるわけです。
最も大きい値では、65E350Sが65E350Rより9W少なくなっています。電源『待機』時の0.3Wと機能動作時の12Wは2機種で同じなので、差があるのは映像を映しているときの値だけなのです。ただし、この数値は1年を通して使ったときの電気代とそのまま結びつくわけではありません。
瞬間的な電力の大きさで見ると、65E350Sのほうが控えめといえます。電気代を比べたい人は、次の年間消費電力量の欄を見て判断してください。
サウンドシステム/イコライザー
表記が「レグザパワーオーディオ」と「レグザパワーオーディオシステム」で違うだけで、2機種とも同じ名前の音響システムです。音の面で選び分ける項目にはならないでしょう。
レグザリモコン
付属するリモコンの型番を示す項目です。リモコンをなくしたり壊したりして買い直すときは、この型番で探してみてください。
どちらの機種にもレグザリモコンが付いていますが、型番は65E350SがCT-90512、65E350RがCT-90508と違います。交換用を買うときは、手元のテレビに合った型番を選ぶ必要があるのです。
リモコンが付いている点は2機種とも同じです。型番は、買ったあとに交換品を探すときのために控えておいてください。
転倒防止バンド等
- スタンド1式(スタンド 2個、M5ネジ 4本)
- 電源コード(1.5m) 1本
- 取付金具用スペーサー 4個
- 取扱説明書 1部、スタンド取付説明書 1部
テレビに付いてくる付属品の内容をまとめた項目です。設置するときに別途用意するものがあるかどうかを考えるときに役立つわけです。
65E350Sの欄には、スタンド1式(スタンド2個、M5ネジ4本)、電源コード(1.5m)、取付金具用スペーサー4個、取扱説明書とスタンド取付説明書が書かれています。電源コードの長さが1.5mと分かるので、テレビを置く場所からコンセントまで届くかを事前に確かめられるのです。取付金具用スペーサーが含まれているため、壁掛けを考えている人にとっても参考になるでしょう。65E350Rの値は「なし」です。
65E350Sを選ぶ人は、電源コードの1.5mという長さを目安に、置き場所とコンセントの位置関係を考えておくと設置がスムーズでしょう。
2機種の違いは電力まわりとリモコンの型番に集まっています
65E350Sと65E350Rは、公式スペック表のうち126項目が完全に同じです。異なるのは6項目だけで、そのうち3項目が消費電力、年間消費電力量、省エネ基準達成率という電気の使い方に関わる数値なのです。
残りは、サウンドシステムの名称、付属するレグザリモコンの型番などです。つまり、画面の大きさや映像、受信まわりのスペックで2機種を分ける必要はなく、どちらを選んでも同じテレビとして使えると考えてよいでしょう。
そのため、この2機種の比較は、電力の数値をどう受け取るかでほぼ決まります。ここからは、その数値が暮らしの中で何を意味するのかを順に見ていきましょう。
消費電力の値は新しい65E350Sの方が低くなっています
消費電力の値は、65E350Sが193W、65E350Rが202Wです。新しい65E350Sの方が9W低いため、本体が動いているときに使う電力の大きさという点では、新モデルがひと回り控えめといえます。
一方で、電源の待機時は0.3W、機能動作時は12Wで、2機種とも同じ値です。テレビを見ていない時間帯の電力には違いがないので、差が出るのは画面を映している時間に限られます。
この9Wの差は、年間消費電力量の差とは向きが逆になっているのです。消費電力の値だけを見て新モデルの方が電気代を抑えられると考えるのではなく、次に説明する年間の数値と合わせて受け取ってみてください。
年間消費電力量と省エネ基準達成率は前モデルの65E350Rが有利です
年間消費電力量は、65E350Rが142kWh/年、65E350Sが145kWh/年で、前モデルの65E350Rの方が3kWh少なくなっています。消費電力の値では新モデルが低かったのに、1年を通した使用量では前モデルが少ないという逆転が起きているのです。
省エネ基準達成率も、65E350Rが103%、65E350Sが101%で、前モデルの方が2%高くなっています。新しいモデルに買い替えれば省エネ性能が上がると期待している人にとっては、ここが見落としやすい点かもしれません。
とはいえ、どちらも2026年度基準を上回っており、年間で3kWhという差は大きなものではありません。毎日長い時間テレビをつけている家庭ほど、この差がわずかずつ積み重なると考えておけば十分でしょう。
音の仕組みとリモコンは名前と型番の違いにとどまります
サウンドシステムの欄は、65E350Sが「レグザパワーオーディオ」、65E350Rが「レグザパワーオーディオシステム」となっています。どちらも同じレグザパワーオーディオの名前を冠しているため、音を理由にどちらかを選ぶ場面はほとんどないのです。
付属するレグザリモコンは、65E350SがCT-90512、65E350RがCT-90508で、型番が異なります。リモコンを紛失したときや、予備をもう1台用意したいときは、手元のテレビに合わせてこの型番を探してみてください。
家族で同じシリーズのテレビを複数台そろえる場合は、リモコンの型番がそろうかどうかも選ぶときの小さな手がかりになります。2台目も同じリモコンで管理したいなら、すでに持っている機種と同じ世代を選ぶと扱いが揃うでしょう。
まとめ
65E350Sと65E350Rは、公式スペック表の126項目が同じで、違いは6項目に限られます。消費電力の値は新しい65E350Sの方が9W低い一方で、年間消費電力量と省エネ基準達成率は前モデルの65E350Rの方が有利なのです。
画面や録画まわりで選ぶ理由はほとんどないため、電気の使い方をどちらの数値で見るかが決め手になるのではないでしょうか。
いちばん差が出る項目
年間消費電力量
65E350R のほうが 3kWh、省エネです。
| 65E350S | 145kWh/年 |
|---|---|
| 65E350R | 142kWh/年 |
省エネ基準達成率
65E350R のほうが 2%違います。
| 65E350S | 101% (2026年度基準) |
|---|---|
| 65E350R | 103% (2026年度基準) |
新型と旧型、どちらを買うか
REGZA65E350S が向く人
65E350Sは、新しい世代のモデルを選びたい人や、消費電力の値が低い方を選びたい人に向いているでしょう。消費電力は65E350Rより9W低く、待機時の電力は同じなので、本体が動いているときの電力を少しでも抑えたい人の考え方に合うはずです。
付属リモコンがCT-90512になる点も、この世代でそろえたい人には選ぶ理由になります。
REGZA65E350R が向く人
65E350Rは、1年を通した電気の使用量を重視する人に向いているでしょう。年間消費電力量は65E350Sより3kWh少なく、省エネ基準達成率も2%高いため、新モデルでなくても省エネの数値で損をしたくない人に合うはずです。
それ以外のスペックは126項目が同じなので、前モデルを選んでもテレビとしての使い勝手が変わる心配はありません。



